黒後家蜘蛛の会2

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評判

黒後家蜘蛛の会2の評価:

4.69/5点 レビュー 16件。 B ランク

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平均点4.69pt

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全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(5pt)

楽しめる短編集

「ミラノ・レストラン」に毎月集う7人の「ブラック・ウィドワーズ」
−弁護士、暗号専門家、化学者、画家、作家、数学教師、そして給仕のヘンリー。
毎月のゲストが語る「不思議な出来事」をみんなでつつきあう。
でも最後に解決するのはいつも給仕のヘンリー
このパターンは一緒ですが、全然飽きない。
アシモフの博学な知識と「ブラックウィドワーズ」のたのしいおしゃべりの雰囲気、
そしてヘンリーの慎ましやかな口調から出る鮮やかな解決。
これらを楽しく味わえる人にはおすすめ。
それに対して、
「なにこれ?こんなの全然事件じゃないじゃないの!」
という人にはおススメできません。

第2巻に収められた12編の中には、事件なのか微妙なネタもありますが、「電光石火」や「鉄の宝玉」はチェスタトンやクィーンの短編と遜色ないと思います。

そして第2巻の最後をかざる「終局的犯罪」は、モリアーティ教授(シャーロック・ホームズのライバル)が絡んだ問題をヘンリーが(珍しく)情熱を込めて推理をします。少なくともこの3つはおすすめです。あとの9編もまずまず楽しめると思いますよ。


黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)より
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No.3
(5pt)

〈ブラック・ウィドワーズ〉シリーズ第二弾

◆「電光石火」
  今回のゲストは、連邦政府の役人でトランブルの上司でもあるブンセン。
  ブンセンは、政府がマークしている組織の一員であるスミス(仮名)が、
  彼行きつけのレストランで、情報の受け渡しをやっていると見当をつけ、
  罠を仕掛けた話をする。
  その罠とは、金属光沢のある、さしわたし約一インチの平らな、
  とある品物をスミスが組織へ手渡すように仕向けるといったもの。
  レストランの調理場にまで人を配し、複数の人間によってスミスを
  常時監視していたのだが、まんまと品物の受け渡しを許してしまう。
  果たしてスミスは、どのようにして品物の受け渡しをしたのか?
  チェスタトンの代表的トリックのバリエーション。
  原典をうまくアレンジしていると思いますが、水も漏らさぬように
  監視していたにも関わらず、その「ポイント」だけ失念しているのは、
  ちょっと不自然な気がしました。
黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)より
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No.2
(4pt)

うんちくミステリ

 私自身はミステリが好きとは言いがたいです。ある種の推理小説は、読者が作者の作り出した探偵よりいかにはやく犯人を見つけ出すことができるか、たのしむ推理クイズのように思えるのです。クイズがやりたいんなら、何も物語の体裁なんか必要ないじゃないですか。問題と解答だけをよめばいいんだから。
 「黒後家蜘蛛の会」は連作短編、安楽椅子探偵ものということでヤッパリ推理クイズ型の小説なんじゃないかと思い、長い間手を出すのをためらっていました。でも、作者はアシモフ・・・思い切ってよんでみたら、これがまったくふしぎな小説だったのです。謎の真相を追究するのが一応のメイン。でも何よりそこに行き着くまでの幅広い教養、知識、博学に彩られた脱線が面白い!この本は読者がじぶんで謎の回答を見つけ出すのが本当に難解です。作者と同じだけの知識を持ち合わせていないと自力で解くことはほとんど不可能なんじゃないかと思われる回答、「できすぎてない?」とか「ほんとかよ」とか言いたくなる結末も多々ありますがそれでも読んで損したとはけして思わない本です。とくに2である本書はマニアック度があがっています。ぜひ、謎解き以外の部分が楽しめるミステリを読んでみてください。
黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)より
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No.1
(4pt)

ヘンリー

短編のミステリーなので、ちょっとした空き時間に読めて良い。食事会のメンバーは、いつも謎を解こうとがんばっているのに、結局、謎を解き明かすのは給仕のヘンリーなので痛快だ。毎回読むたびに、今度こそはヘンリーより先に謎を解こうと思うが、なかなか難しい。
黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)より
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