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幻夏
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幻夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全192件 81~100 5/10ページ
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ドキドキしながら読めます。 ただ終盤はちょっとスピード感にかけるような… | ||||
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読みごたえありました、そうきたかーって予想を裏切られたのもあるけど、現代社会の現実を知って愕然とした。あまりに壮絶な家族の悲しみ苦しみが胸を打ちました。映像化してほしい。 | ||||
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小説って、どれだけご都合主義にならないかというのは非常に重要な課題だと思うののですが、この小説はご都合主義がそこそこありながらも読ませます。 誰しもが持っているであろう小学生の頃の友達や親との、楽しかったり、ほろ苦かったり、シンプルに悲しかったりという思い出。 そんな事を思い出し、それぞれの子供の幸せを願いながら読んでしまいます。 現実として司法制度が変わらない限り冤罪はこれからもある可能性があります。 | ||||
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懐かしの推理小説のようだった。 | ||||
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前作『犯罪者』からの2作目。前作同様、伏線回収の畳み掛けがすごく、綺麗にまとまっている感じが心地良い。日本の司法制度の残念な部分が指摘されており、冤罪について考えさせられました。『自分にとっての善』は『他人にとっての悪』にもなり得ることを感じました。 | ||||
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「犯罪者」も面白かったのですが、その時のキャストが絡むサスペンス… 面白くも切ない考えさせられる作品です。 | ||||
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日本の警察が信じられなくなるような衝撃です | ||||
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素晴らしい本を読むと、内容に吸い込まれつつ作家への敬意があふれ出てきます。 太田愛さん、只者ではありません。 | ||||
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正直言って、文章はそんなに読みやすくはありませんでした。 ただ、非常に正確なスケッチがされている、ということは思いながら、読み進みました。 読み進むのも、なかなか一気呵成に、とはいかず、数日をかけて読み進みました。 そしたら、クライマックスの、犯人が最後の犯罪に手を染めようとするあたりから、ぐんぐんスピード感が出て、そこからは一気読みでした。 ひとりの視点から見た光景が、別の人の視点から見たときに、違って見える、というところがいくつかあります。 その多元的なシーンの重なりのはてに、真実が見えてくるわけで、興味深い作り方だと思いました。 あと、なんと言っても、少年たちの「あの夏の日」がしっかりと描かれ、そのノスタルジーに、つい涙ぐんでしまうのでした。 最後の最後にまで、「あの夏の日」を持ってきたことで、読み終わったあと、甘い感傷にひたることができました。 よかったです。 | ||||
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前作の犯罪者も読ませてもらいました。この作品が続きとは知らずに購入した。ただ太田 愛さんが書いた本だから!と言う理由で、そして次の天上の葦もその続きと知らず購入し、これからまたのめり込む予定です。 | ||||
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今回も面白く読ませていただきました。前作はドラマの放送を見ているようによめたのですが、今回は小説らしい感じでした。期待いっぱいにこれから次作 天上の葦を読みます。 | ||||
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ネタバレあり。面白く読みましたと言っていいのかどうか?読後感は、爽快というより、重い雲。読んでいて一つ疑問、拓は殺されなくても、良かったのでは? | ||||
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物語の展開、登場人物の書き込みなどとても素晴らしい | ||||
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懐かしい夏の子供たちの姿ややりとりが脳内でハッキリと映像として生き生きと動いていた。冒頭の子供たちの悲しい未来。涙が出る。 そして、途中で判明する真犯人の正体。 これは映像化不可能。 素晴らしい作品だった | ||||
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鮮烈な思い出が切ない。 | ||||
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シリーズの前をしらずとも、ストーリーは成り立ち、メインキャストの関係性も想像できた。 悲しい程の家族愛、小説ならではの奇特な人に育てられ教育をうけた尚がいつか世に戻りその頭脳を生かした生き方ができろば、、、と思った。 | ||||
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前作「犯罪者」では、巨大企業のモラル、産業廃棄物処理、企業と一蓮托生の政治家、マスメディアの在り方、未知の病に対する国民の恐怖感、ネット社会における信じやすく妬み深い人間の性質などなど、様々な今日的テーマを題材にエンタメミステリーとして存在感を示しましたが、本作では、「冤罪」に視点を絞って書きあげた、これまた力作となっています。 「10人の真犯人を逃すとも一人の無辜(むこ)を罰するなかれ」 これは、逮捕された被疑者や起訴された被告人でも、有罪判決が確定するまでは推定無罪とする考えで、冤罪防止のための刑事裁判の原則です。 しかしながら、現実の社会において世間は本当にそれを望んでいるのだろうか。一人の無辜を助けるために10人の殺人鬼を逃すような危険極まりない社会を人々は心底望んでいると、本当に言えるだろうか。 本書に登場する元検察官は上記のような問題提起をします。 確かに現代社会においては、逮捕された被疑者は新聞やテレビで実名報道され、警察発表しかない情報を信じた人々はネットで被疑者やその家族を攻撃する。 警察に対する信頼がよほど高いのか、警察が間違いを犯すはずがない、逮捕されたからには有罪に決まっていると思うのも、現在の報道の在り方からみると仕方がないことかもしれません。 そんなマスメディアの現状をみるに、推定無罪の考え方が浸透しているとはとうてい思えません。 また、日本の刑事裁判は99.9%の有罪率となっていますが、実は逮捕された被疑者のうち50%が起訴されておらず、検察官は有罪判決を得る絶対の自信を持つものしか起訴していないという事実をどれほどの人が知っているでしょうか。 検察官が逮捕された被疑者すべてを起訴すれば、有罪率は50%になるかもしれません。 いいかえれば、日本の司法においては、有罪か無罪を選定しているのは検察官であり、裁判官は有罪としか言えない事件について被告人の量刑を判断するために裁判をしているようなものだというのが現実なのです。 それほどの力を持つ検察官が、法廷で立証のために提出する証拠は検察官の裁量であり、なかには被告人の有罪を覆す資料が法廷に現れないまま、という事件もあるかもしれません。 さらに日本では自白に偏った捜査は相変わらずであり、それがゆえ、冤罪事件が再び起こりえる危険性がぬぐえないのです。 本書では、多少無理があるように感じないでもありませんが、上記のような問題的をエンタメミステリーとして昇華することに成功しています。 | ||||
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すべてにおいて良かったです。 | ||||
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太田ワールドに引き込まれる1冊。 兄弟の愛しくも切ない物語。 | ||||
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冤罪の恐ろしさ、罪深さを思い知らさせ、一般人の法や司法に対する盲目的な信頼に警鐘を鳴らす。 自分も「叩き割り」に遭遇したら、虚偽の自白をせずに済ませられるだろうか。 お前は、信頼していた者から見放されたと言われたら、自暴自棄にならないだろうか。 ストーリーも読者を惹きつけるよう上手く構成されていた。 読み終わった時、高校生くらいの時に(30年以上前)によく観てた、 ヒューマン刑事ドラマ「特捜最前線」のエンディングソングが、頭を掠めた。 事件は解決すのだが、なんか割り切れなさ、物悲しさの余韻が残るという。 検察官は私の夢であった。本当の意味の正義の味方になりたかった。 本書で、日本の裁判の有罪率99%、検察官は全ての捜査情報を公開する義務はないことを知った。 現役の検察官には、「正義」への強い思いを持って、職務を全うして欲しい。 | ||||
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