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雀蜂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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貴志さんの作品は「天使の囀り」「クリムゾンの迷宮」「黒い家」「悪の教典」を読んでいます。 割と酷評が多いようですが、私は楽しめました。 主人公が蜂に対抗するために出すアイデアが非常に滑稽で、映画「ホーム・アローン」をイメージしました。 対抗策が裏目に出たり、思わず「ふふっ」となってしまうシーンが多いのが印象的でしたね。 宣伝にもあるどんでん返しというのも、チープさはありますが今までの子供みたいというか滑稽な対抗策にも個人的には納得できたと思います。 ただ、貴志さんの作品で私がいつも感じていた「物語の真相に迫るにつれて背筋がゾクゾクするような緊張感」は全くありません。 ホラー文庫として出す作品ではないなというのもあったので星4つとさせていただきました。 | ||||
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人間が孤独を感じるときは、どのような状況であるか。 その一つに、身に降りかかる困難を乗り切るべく、一人で試行錯誤している状況であると思うのだが、そのような小説の内容となっている。 他の方の評価が異常に低いのだが、いままでの氏の傑作群に比べてみると、見劣りするということなのだろう。 絵本作家の妻や、昆虫学を研究する知人の存在が面白い。 蜂に関する詳細な説明も興味深い。 はらはらしながら、最後まで読み通すことができ、落ちもしっかりしている。 そういう当たり前のことがない文芸作品が世の中には多いのである。 | ||||
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私はこの方の作品は黒い家くらいしか読んだ事がなく(そちらも大変楽しませてもらいました)、雀蜂との隔絶環境での 壮絶な戦いという点に惹かれてこの作品を読み始めた口です。 結論から言えばタイトルの通り、ミステリーやホラーとしてではなく雀蜂から生き残るサバイバルものとして読むならとても楽しい娯楽作品 であったということです。ただし他の方にも散々言われていますが、ラストに一気に収束してくる、この作者ならではの「謎」の要素は抜きにし た方がより素直に楽しめます。 山荘に取り残された男が、犯人によって仕掛けられた雀蜂の攻撃と様々な罠を、雀蜂の生態に関する知識と優れた機知、あり合わせの道具と あるいは運によって切り抜けながらも、またすぐ危機に陥ったりしていく描写はなかなか緊張感があってよかったです。それに関しては他の作品 に見られるような作者の執筆内容に対する綿密な情報収集の成果が感じられるものでした。 そんなわけで主人公の男に対して終盤はそれなりに感情移入をするようになっていたのですが、それだけに無理やりホラー・ミステリー物にするために付け加えられたような謎の答えと結末(作品を読んで登場人物の行動を見ているとかなり無理というか反則感を感じる)に関しては 残念なものだったのです。 たぶん私がこの作品に失望よりも楽しみを読んだ後に維持できたのは、作者さんの執筆傾向にそもそも慣れ親しんでいなかったこともあると 思われます。その点前もって覚悟しておけば、誰もが一度は経験したことがある雀蜂との対峙という緊迫感は存分に味わえる作品だと思います。 | ||||
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黒さは薄目ですが、やっぱり貴志作品は好きだと再認識しました。 が、面白かったけど特筆すべき作品ではなかったと思います。ちょっと残念。 中身は、ISOLAを彷彿させる漢字へのこだわりを始めとして全体的にウンチク&こだわりバカ的な貴志節がいたるところに出てきます。 ラストについては、確かに想像の斜め上を行きましたが、裏表紙に「ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能」と書いてあるので、そういう意識で読んでいたせいか驚きも肩すかし感も味わえなかったです。 そういうのホントにやめてほしいです。角川さん。 | ||||
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他の方の評価が低くてびっくり。本屋の店頭で書店員のコメントが良かったので購入。 私は久しぶりにおもしろかった〜!と感じた本でした。 ゲームをしているような感覚の早い展開で一気に読みました。 実際、蜂に刺されて医者にかかったことがある私には他人ごとには思えない話でしたし。 映画の「ホームアローン」みたいに家の中で、悪者(蜂)に対してあの手この手を考えて対抗するところが単純に楽しめました。 気分転換の読書にはぴったりです。 同じ著者の本をもっと読みたいと「黒い家」を読んだら、暗くて暗くてげんなりしました。 この本は、楽しい気持ちで娯楽として読みたい方にはオススメです! | ||||
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面白い。 パニックホラーのモンスターを雀蜂にするという斬新な発想、それが成功している作品です。雀蜂との対峙、その恐怖と煽り。 エイリアンやゾンビみたいな化け物でなくとも、これだけ手に汗握る展開が作れるものなのかと。 ……と、普通にパニックホラーものとして、だったら星五つにしたのですが。 どうも、ラストと、それに持っていく過程が蛇足で。 作中にやたら小説の引用を持ってくるのは、まぁやっぱり異常性を示していたんだろうなぁとは思うわけですが。どんでん返しなのはいいけれど、「だからなんだ?」というどんでん返し。 普通に雀蜂との対決だけでよかったんじゃないのか? そういう意味で、星は四つにしました。 | ||||
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貴志祐介の新作であり、「あと一度さされたら俺は死ぬ」とのうたい文句に興味を持ち 本作品を購入しました。 Amazon内で貴志が語るように本作品はほとんどが雀蜂との戦いが占める内容になっており、 他の方のレビューにもあるように「雀蜂との戦いのどこが面白いの?」と疑問を 持たれて当然の内容にはなっています。 しかし、そこはさすが貴志作品 本作品は「鍵のかかった部屋・榎本シリーズ」には及ばないものの、それに近い 神がかりヒット作品には入る後半の一気に駆け抜ける大どんでん返しが待っています。 貴志祐介は人のよさそうで自分大好きな普通の禿げたおっさんだとほとんどの人が 思うでしょうが思い込みは厳禁で、小説内で本当は貴志祐介はサイコパスではないかと 決めつけていい本性が出てきます。 その本性から逆に見ていけば、貴志祐介作品は理系文章で構成がしっかりしており、 本作品では酷評の雀蜂との戦いはある種知的であり、土日のちょっとした暇つぶしには 超最適になると思います。 | ||||
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貴志祐介さんの作品である=クリムゾンの迷宮や新世界よりのように引きこまれる 物語である。という先入観を持たずに読めば普通に面白いと思います。 逃げるべき敵が蜂であるということについても、実際に「次に刺されれば死ぬ」という 状況では、かなり緊迫した状況と考えられるし、1軒の中の攻防としてみれば 面白い方ではないでしょうか。 ただ、貴志さんならもっと面白くできるような感じがするのは否めません。 | ||||
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久々の貴志作品。相変わらず読み手をハメていく手法には脱帽。今回も見事にハマり、あっと言う間に読了。 主人公目線で展開しつつ、後半から見え隠れするダブルの存在。。。最後は見事な結末でした。 | ||||
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これからは長編小説ではなく貴志祐介さんの綴る短編集を読 みたくなる一冊。 作者の遊び心が満載で、とても読みやすかったです。 リアル、軋轢、サイコキラー、緻密な取材、熟語攻め 彼の人の探偵シリーズ以外はすべてを作品読んで、その物語の 感想を箇条書きにすると、僕はこうなりました。 しかし、この作品はそのどれにも、そんなには当てはまらな い。自由に筆の赴くままに書き上げた一作ではないでしょうか。 まず物語の舞台は『シャイニング』思わせ、キーキャラクタ ーは『ミザリー』を感じさせられました。 短いながらも序盤のくだりをしっかりとラストで拾ってあり 、読了後の消化不良も無く、雀蜂との対決シーンは始終ありあ りと想い描けました。 レビューで賛否を唱えられていますが、やはり読んでみなけ れば分かりません。読者的なカタルシスが充分に感じられる作 品だと僕は思います。 これからの作品で、貴志祐介さんの引き出しから一体何が飛 び出してくることか。 昨今、長編小説に尻込みしていたり、小説自体を敬遠してい る諸々の方々をまとめて魅了するような短編集を是非とも綴っ て欲しいです。 | ||||
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ふつうに面白かったです。 『ダークゾーン』といい、最近の貴志作品はエンタメど直球のものがふえてうれしいかぎり。 無類に読みやすいですし、こんな状況をエンタメにしたてあげられる貴志さんの技量そのものにワクワクしてしまいます。 分量も少なくて一気に読めました。 トリックについては、ラストにいたるまでに違和感を覚えつつ読まねばならない部分が多くあったのが少しだけ不満です。 あとから説明されれば納得はいきますが、やはりエンタメなのであれば読んでいる間はすっきりたのしく、それがラストでひっくり返る、というオチであってほしかったです。 とはいえ、ふつうに予想外ではありましたけれど。 そんなわけで、もちろん『クリムゾンの迷宮』とか『新世界より』とか、重厚なものがそろそろ読みたいという気持ちもありますが、これはこれでライトでいいと思います。 過去作品とくらべて低い評価をするよりは、別物として歓迎すべき作品であると思いました。 | ||||
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登場人物が、極めて少ないので、感情移入する。内容もさほど複雑ではないので、一気読みして しまう。題材が身近、いつものドロドロとは少し違う、ネタバレするので、あまりコメントでき ないが、貴志祐介の真骨頂かもしれない。最後のどんでん返し?うん、面白い。とにかく、面白 いでいいんじゃないかなあ、エンターテイメント、貴志祐介に拍手。 | ||||
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角川ホラー文庫から出ているが、純正のホラーではないので怖さを求めてはいけない。広義ではホラーの範疇に入るのかもしれないという程度。 舞台は冬の山荘。ホラー作家である主人公が目覚めてみると、そこには居るはずのないスズメバチの羽音が。かつてスズメバチに刺されたことがある主人公にとって、もう一度刺されるということは死を意味する。何とかしてスズメバチからの攻撃を回避しなければと、孤独な戦いが繰り広げられるというお話。 今回はスズメバチに関する綿密な資料調査・情報収集を行ったようで、戦いの中でのうんちく披露は、いかにも貴志祐介らしい。これと百田尚樹の『風の中のマリア』を読んでおけば、スズメバチの生態に関してはかなりの知識を身に付けられると思う。 題材が題材なだけに、これで長編になるのか?と思ったが、文庫本200頁ほどということで、どちらかというと中編の類と言える。だから『クリムゾンの迷宮』のような作品を期待して読むと肩透かしを食らってしまう。これから読まれる方は『クリムゾンの迷宮』とは決して比較せずに、過度の期待を掛けないで読まれることをお奨めする。比較さえしなければ、気の利いたサバイバル小説として楽しめると思う。 まあ、期待せずにと言われても、貴志祐介作品なら期待してしまうのは仕方がないことだとは思うけど。 | ||||
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個人的に笑えました。さすが貴志さん、天使が丘ハイスクールの歌書いたいただけのセンスが冴えてる本作www たかが蜂?如きに死ぬもの狂いのサバイバルは今までの作品と一味違った面白さがあります | ||||
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雀蜂との闘いをテーマにここまで面白く描くのはさすが貴志さんです。 さまざまな道具を使い雀蜂と悪戦苦闘する様が必死なのにユーモラスで 応援して読んだので、どんでん返しというかオチは微妙でしたが 最後まで楽しませてもらいました。 再読するとまた面白そうです。 ただ、帯にある「クリムゾンの迷宮」「悪の経典」を超えるというのは 言い過ぎです。 貴志さんの作品の中だけで評価するなら★3.2くらいですが 同じくらいの長さの小説でここまで読ませるものも少ないので さすが貴志さんということで★4をつけました。 | ||||
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貴志裕介さんは、1959年生まれ、代表作は、黒い家、青の炎、悪の教典 など、ホラー作品中心ですが、最近は、SF、ミステリーへと範囲を広げています。 本作品は、角川ホラー文庫創刊20周年記念の作品で(よく続きましたね!!)、新作、しかも文庫描き下ろし作になっています。 本作のテーマは蜂、人間体昆虫、この対決を描いたものは、古くからありますが、黒い絨毯(蟻)、スウォーム(蜂)、スターシップ・トゥルーパーズ・・これは昆虫型異星人との戦いで少し違うか・・・ 本作では1人の人間が八の大軍と対決します。対決する羽目に陥ったのは、安斉智哉、だーくなミステリーやサスペンスを得意とする作家で、そこそこ売れています。 舞台は、八ヶ岳南麓にあるこの作家の山荘、安斉は過去、蜂に刺されたことがあり、アレルギー体質ということもあり、今度刺されると命にかかわると、医者から注意されていましたが、 妻、夢子とその愛人の共謀で、ワインに薬を盛られ、気が付いた時には、キイロスズメバチ、スズメバチが充満する山荘に、バスローブ姿で放置されていました。 当然、あらかじめ計画されていたことですから、周囲に身を守るようなものは、なにも見当たりません!! 智哉はいろんな工夫をして、これらの凶暴な蜂に立ち向かいます。当然、山荘内には夢子が仕掛けていったトラップもあります。 いかにありあわせのモノをを利用して、ハチと立ち向かうか、ここが読者によって見解が分かれると思いますが、これが結構面白い!! しかも、キャプションにも書かれていますが、最後に大どんでん返しが・・・・・ この本をホラー小説だと思って読む人には、きっとあまり面白くないと思います。 しかし、貴志さんは、単なるホラー専門の作家ではなく、ミステリー、サスペンスも書かれています。 本書を後者の面から読むと、これは中々面白い!! あまり書くと興ざめになりますが、本書の冒頭にかなりのヒントがあります。 | ||||
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貴志さん初(?)の中篇ホラー。 ホラーというより、ホラーミステリーと言った方が正確でしょうか。 貴志さんらしく、相変わらずの情報量と徹底した取材ぶりが伺えます。 今回の悪役はスズメバチ。正直そんなに怖くはありませんでした。 ハチと戦うシーンがありますが、個人的には少し笑ってしまいそうになりました。 最後までスズメバチとの死闘を描いただけなら60点くらいでしょうか。 最後の最後に驚きのオチが待っています。これで80点。 100点にならなかったのは、やはり貴志さんは長編が向いていると思ったので。 「狐火〜」や「鍵の〜」に比べれば面白いですが、「クリムゾン〜」や「天使の〜」には一歩及びません。 | ||||
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どんでん返しにやられました。伏線はあるようなんですが、ちょっと見破れないんじゃないか、と思います。若干、微妙な感じもしましたし。 サバイバルホラーと本の帯にありますが、私はホラーとは一切思いません。むしろ途中までは、雀蜂との死闘がユーモアミステリーかと思いました。 良く練られた構成で、騙された感を味わいたい方にはお勧めですが、黒い家のイメージで読む方には辛めの採点になるんじゃないかと思います。 | ||||
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クリムゾンの迷宮やダークゾーンのように、 置かれた環境で、戦略を練り、実行に移す過程は 今作でも魅力的で、その世界に一気に引き込ませてくれます。 ただ今回のオチは、確かにどんでん返しでは有りましたが、 今までの作品のような、良い意味での後味の悪さに欠けるような気がしました。 | ||||
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冬の八ヶ岳を舞台にしたスズメバチとの死闘を描いたホラーミステリー。 文庫書き下ろしで、帯にも『クリムゾンの迷宮』『悪の教典』を超える恐怖!という文句が踊り、大いに期待したのだが…ラスト25ページのどんでん返しが逆にマイナスだったように思った。 貴志祐介の角川ホラー文庫作品では、やはり『黒い家』が一番かな。 | ||||
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