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チーム
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チームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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始めは現実感のなさにうんざりしましたが、漫画として読めばそれなりに読めました。 箱根駅伝の本としては「冬の喝采」がお勧めです。 | ||||
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普通かなぁ。同じような繰り返しが多すぎるような気がする。学連選抜の立場が少し分かりました。 | ||||
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文章はやや硬質、登場人物はややステレオタイプで、紋切り型。 登場人物の心変わりも丁寧に描かれているわけではない(門脇や、9区の人)。 その意味では、まさにルポタージュを読んでいるかのよう。 読み進めている最中は、少し残念に思っていた。 しかし、読み終わった後しばらくたった今は、異なった感想を言うことができる。 だからこそ、読み終わり、内容を思い返すときにこそ、深い感動がよみがえるのだと思う。 | ||||
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毎年ドラマの生まれる箱根駅伝。 その中で異質の存在とも言える学連選抜。 学連選抜は本戦校以外から精鋭を集めた最高の選りすぐりチームなのか。 それとも本戦校が持つような連帯感のない寄せ集めチームなのか。 本戦校程の注目を集めるとは言えない学連選抜チームの苦悩や葛藤が よく描かれており、現実の箱根駅伝を見る楽しみが本作により1つ増えたと思う。 ストーリー展開はフィクションのため予想される範囲内ではあるが実際のコースも よく研究されており描かれている区間の特徴も実際の箱根を見る参考になる。 かなりツンデレ風に描かれている、しかもツンの方が圧倒的に多いチームのエースが レースの最中にようやく急激に生まれ変わるがあまりに急に感じられたためその部分は なぜそうなったかという描写をもう少し掘り下げてほしかった。 全体として読む価値のある面白い話だった。 | ||||
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箱根がテーマという事で読んでみました。 刑事ものイメージが強い作者ですが、スポーツも強いですよね。 学連選抜が主人公となり、寄せ集めチームの弱点を浮き彫りにして、 それに挑むという話ですが、やはりどうしても「風が強く吹いている」と比較してしまう・・・ 発表は本作が2年ほどの後発。 両方を読んでいて決定的に違うのが「チームの楽しさ」=読む楽しさ(面白さとは区別します)なのではないかと。 読後感は悪い感じではないし、結構一気読みできる内容ではありました。 【ネタばれ注意】 10区で主人公の浦が、故障を圧して無理して走るあたりは、風が強く吹いていると全く同じです。 それがだめというのではなく、「また?」って思って少し冷めてしまいました。 あと、山城の心の移り変わっていく様が、あまりに無理があるというか単純というか・・・ 自分はそのへん(9区~10区)でがっかりしました。 | ||||
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箱根駅伝に出場できなかった大学の中から好成績の者を選び出し「学連選抜」チームが作られた。 「学校のために、一緒に練習してきた仲間のために、襷をつなぐ。」そういう想いがなくても 走れるのか?選抜チームのメンバーの胸に去来するものは・・・。 チームスポーツといわれている箱根駅伝。はたして個人個人のタイムがいいというだけで、にわか チームの「学連選抜」が勝てるのか?メンバーそれぞれの想いが交錯し、時には激しくぶつかり 合う。チームとしての絆は短期間にできるものではない。お互いがお互いを知るまでには、長い 時間が必要なのだ。「何のために走ればいいんだ?」キャプテンに指名された浦の苦悩は続く。 チームに馴染もうとしない山城という問題選手も抱えている。それでも、彼らは少しずつそして 確実に前進する。箱根駅伝のレースの描写は圧巻だった。読んでいると、ひとりひとりの走りが 頭の中に鮮やかに浮かび上がった。傍目には華やかに見える駅伝も、走る側からすれば実に 繊細な部分を持った厳しい競技なのだ。ほんのささいなことがきっかけとなり、悲劇を生むことも ある。最後まで絶対に気が抜けない緊迫のレース展開。手に汗握る緊張の連続だ。だが、ラスト にはさわやかな感動が待っていた!駅伝の持つ魅力を存分に味わうことのできる作品だと思う。 | ||||
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寄せ集めの混成チームが「学連選抜」として箱根駅伝を走る。個人としては好タイムを出しながらもチームとしては出場を逃したメンバーで集まり戦う。矛盾しているようで非常に興味深い題材。 圧倒的な能力を持ちながらも周囲に溶け込まず、唯我独尊的なキャラクターである山城とチームのキャプテンである浦の対比、オリンピックランナーを育てながらも箱根駅伝には縁が無く、今回を最後に引退する監督の吉池、長年育てた自分のチームでの出場は最後まで叶わず、今回が最初で最後の箱根となった。 物語のプロローグである「第一部 敗れし者」、大会そのものを臨場感満載で描いた「第二部 敗れざる者」。学連選抜の内情、箱根駅伝の魅力が詰まった作品である。 山城がなぜ突然それまでの態度を変え、チームで走る事に喜びを見出したのか、ラストでの浦の走り、この点をもう少し掘り下げて描いてほしかった。星三つ。箱根を走るランナーはあんなに高速で走っているのに走りながらこんなにいろいろ考えて走っているのか。 | ||||
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理論的には、寄せ集めであろうが、苦楽をともにしてきた体育会陸上部であろうが、タイム順に並べてベストに近い走りが出来れば優勝できるはず。しかし、生身の選手たちが、その時々の身体的、精神的コンディションで、しかも天候の安定しない真冬に走るためにまったく想定できない出来事が次々と起こってしまう箱根駅伝の怖さ、奥深さを余すところなく書き込んでいる。 ちょっとした違和感は、いまどきの大学生なら、たとえ純粋な体育会学生であってもあんな考え方や言葉使いはしないだろうし、やけにオジサンくさい感じがしてしまう。キャラクターもちょっと立て過ぎて、「いかにも」感が漂っていて、なんとなく最後の感動が予想できたりも。また、なんと完全にひとりも女性が登場しないので、女子マネージャーの励ましとか、ほのかな恋心などもまったく排除されている。 躍動感や恍惚感はもとより、走ることにかけては選ばれし者であっても、その内側に抱える不安感をたいへん巧く描いており、おもに関係者のインタビューを中心にすえる「Number」系のスポーツ・ノンフィクションとは、また一味違った持ち味で楽しめた。 | ||||
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2006年9月に出版された、三浦しをん著「風が強く吹いている」と、基本的には同じ内容の 話だと思います。「風が・・・」は、ある大学での話で、本書は学生選抜チームでの話。 「チーム」が面白くなかった・・・というわけではないですが、「風が・・・」を読んだ後に読むと、 どうしても二番煎じの感は否めないように思います。 登場人物の描き方についても、私としては「風が・・・」の方に魅力を感じます。 | ||||
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