■スポンサードリンク
失われた世界
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
失われた世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.73pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作はシャーロック・ホームズものと並ぶ著者の代表シリーズと呼ばれるチャレンジャー教授ものの第一作。発表が1912年とドイルの作品としては遅い方で、そのせいか小説の書き方がずいぶんうまくなっている気がします。長編だですが、ホームズもののの長編と比べると読者を飽きさせない為の工夫がふんだんに織り込まれています。南米の秘境にある台地に恐竜や猿人などの太古の生物が生き残っており、チャレンジャー教授ら一行がイギリスからそこを探検に行くというストーリーです。書き手は助手役のエドワード・マローン。ホームズもののワトソンと同様、ドイルは助手役による記録という設定が好きなようです。ワトソンがホームズを褒めちぎるのに対して、マローンはチャレンジャーと出会ったばかりで、最初は反感を感じていたのが徐々に信頼感が芽生えるという書き方になっており、その辺を読み進めていくのも楽しいです。旅に同行するサマリー教授とロクストン卿の人物像も魅力的です。さすがに現在では南米に恐竜がいるという設定は通用しませんが、その辺の問題を解決した半リメイク作が『ジュラシック・パーク』ということなのかも知れません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
絶滅したと考えられていた古代生物が、実は存在している!その証拠をつかんで戻ってきたチャレンジャー教授。しかしその気性の激しさから孤立している彼は嘘つきだと罵られてしまう。そこで彼の提案によって信頼できるメンバーでもう一度その秘境への探検を行なうことに。敵対するサマリー教授。世界的な冒険家ジョン・ロクストン卿。そして恋人との失恋時の事情から偶然参加することになった新聞記者のグラディス。彼の口からこの物語は語られます。冒険のメンバーに選ばれた個性的な人たちがこのストーリーにさらに魅力を加えてくれます。果たして古代生物はいるのか?さすがはコナン・ドイル!「シャーロック・ホームズ」シリーズに負けずとも劣らない英国ウィットで最後を締めくくってくれます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!