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十一月に死んだ悪魔
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十一月に死んだ悪魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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確かに伏線は多いです。が、結末が全く予測できないとまで言うのは言い過ぎかと…。 確かに、数ある謎のうち、読みきれたものもあれば最後まで気付かなかったものもありますので、最後まで飽きずに読めましたが。 ただ、主人公とヒロイン?の特性に関する部分は、少しでも知識があればかなり序盤で予測がつきます。作品の中でかなり大きなウェイトを占める部分が序盤でネタバレするのは、敢えてそういう仕様なのか?もう少し、分かりにくくしても良いような…。 伏線の張り方も強引で露骨ですので、読んでいる段階で「あぁこれが伏線なのね」と気付かされる箇所がいくつもありました。 読んでいて、明らかに不自然な表現やほのめかしがたくさん見つかります。その不自然さの理由を考えると、何となく大筋が見えて来ますよね。 だから考える余地があって面白いと言えばそうなのですが、どちらかといえば、気付かなかった伏線に完膚なきまでに叩きのめされたい。完全に好みの問題でしょうが。 著者の他の中編なんかも読みましたが、相性と好みの問題でしょうね…。 伏線が露骨すぎることに加え、人物像が一貫しないのも何となく読みづらい理由の一つ。 今回は、それが仕方ない理由もあるのですが、それにしても、他の作品を読んでいても、何となく行動、思考が一貫していない登場人物が多い。 つまりは、ご都合主義というか、作品の流れを維持するために動かされている人形劇を見ている気分。 この方の作品、どれを読んでも、登場人物を透かして創造主の顔が見えるようで、落ち着かない気分にさせられます。 | ||||
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