りら荘事件

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りら荘事件の評価:

3.80/5点 レビュー 50件。 A ランク

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平均点3.80pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全49件 21〜40 2/3ページ
No.29
(5pt)

鮎川さんの作品を初めて読んだが感心するばかりだった

この本は1956年頃に出た作品で文庫本になる際に文章を推敲したのかわかりませんがとても読みやすかったです
登場人物が人格的に曲者揃いですが推理するのに必要なパーツは与えられ、本格推理物を好む人におすすめです
私は要所要所の仮説は合っていたものの肝心なところに目を向けなかったので推理が飛躍してしまいました
他の作品もこの水準であるか確かめるために鮎川さんの他の作品を読もうと思います
りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.28
(5pt)

鮎川さんの作品を初めて読んだが感心するばかりだった

この本は1956年頃に出た作品で文庫本になる際に文章を推敲したのかわかりませんがとても読みやすかったです
登場人物が人格的に曲者揃いですが推理するのに必要なパーツは与えられ、本格推理物を好む人におすすめです
私は要所要所の仮説は合っていたものの肝心なところに目を向けなかったので推理が飛躍してしまいました
他の作品もこの水準であるか確かめるために鮎川さんの他の作品を読もうと思います
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.27
(5pt)

本格ミステリの快楽を具現する名作

何度読んでも痺れる、まさに本格ミステリを読む快楽を具現した傑作。
事件に次ぐ事件、畳み掛ける展開の中に探偵小説のガジェットを全て詰め込んだ面白さは執筆から60年近くを経ても不変。(雑誌「探偵実話」に1956年から1957年連載。なお本書の複雑な書誌的変遷は巻末の芦辺拓氏の解説に詳しい)
地道なアリバイ崩し物の巨匠としてのパブリックイメージが濃厚な著者が実は終生理想としたエラリー・クイーンの黄金期の名作に、巧みな伏線と華麗な謎解きの妙は匹敵し、論理遊戯としてのミステリの到達点とすら思える。
人工的な状況設定やリラ荘に集う奇矯な学生たちのキャラクターが後年の新本格派の作品を思わせるのは興味深いが、その点は読者の好みにより賛否が分かれるかもしれない。
しかし、これほどの難事件を終盤颯爽と登場し、あっという間に解決する星影龍三こそ名探偵の中の名探偵ではないか(笑)
リラ荘殺人事件 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: リラ荘殺人事件 (角川文庫)より
4041031613
No.26
(5pt)

新本格直系の影響を与えた古典であり教科書であり傑作

鮎川氏の推理ものと言えば鬼貫警部もののアリバイ崩し物の方が有名であるが、氏が本格ものを書く時に採用した星影探偵ものの長編作品であり、コテコテのゲーム的推理もの路線の代表作である。
何せ1950年代に作品なので、今から読むと採用されているトリックなどは今の感覚からするとさほど斬新ではない。が、これは本作をお手本に後の新本格系作家がトリックやプロットを使い倒したためであり、そこらへんが古典を今から読む場合のハンデとなるのだが、やはりその後の新本格への直系の影響を与えた代表作だけあり、今読んでも若干の古さを感じさせるものの、充分面白さを保っている。古典がここまで通用するのはやはり凄いことである。やはりよく出来ていると言わざるとえない。
りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.25
(5pt)

新本格直系の影響を与えた古典であり教科書であり傑作

鮎川氏の推理ものと言えば鬼貫警部もののアリバイ崩し物の方が有名であるが、氏が本格ものを書く時に採用した星影探偵ものの長編作品であり、コテコテのゲーム的推理もの路線の代表作である。
何せ1950年代に作品なので、今から読むと採用されているトリックなどは今の感覚からするとさほど斬新ではない。が、これは本作をお手本に後の新本格系作家がトリックやプロットを使い倒したためであり、そこらへんが古典を今から読む場合のハンデとなるのだが、やはりその後の新本格への直系の影響を与えた代表作だけあり、今読んでも若干の古さを感じさせるものの、充分面白さを保っている。古典がここまで通用するのはやはり凄いことである。やはりよく出来ていると言わざるとえない。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.24
(5pt)

傑作です

黒いシリーズと共に、この作品はすばらしいできでした、一番の傑作のように感じました。
りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.23
(5pt)

傑作です

黒いシリーズと共に、この作品はすばらしいできでした、一番の傑作のように感じました。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.22
(5pt)

最後の最後まで結末が分かりませんでした

ミステリ百選に選ばれている作品というだけあって、最後まで結末が読めませんでした。
探偵星影龍二がもう少し早い段階で登場した方が面白いなと印象を受けましたが。
作者の見事なる行間のトリック。
プロットもトリックもシンプルだけど、飽きない表現力とスピード感。
再読する価値ありです。
りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.21
(5pt)

最後の最後まで結末が分かりませんでした

ミステリ百選に選ばれている作品というだけあって、最後まで結末が読めませんでした。
探偵星影龍二がもう少し早い段階で登場した方が面白いなと印象を受けましたが。
作者の見事なる行間のトリック。
プロットもトリックもシンプルだけど、飽きない表現力とスピード感。
再読する価値ありです。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.20
(4pt)

巨匠の長編お遊び本格

現在の新本格派の作家諸氏に多大な影響を与えたと言われている名作です。次々起こる殺人事件が、それぞれ違った殺し方と違ったトリックが使われていて、正にトリックのオンパレード状態です。

 よく言われている様に、登場人物の名前や状況設定がイマイチ不自然であるとかプロットの矛盾が指摘されているが、この作品は鮎川氏のお遊び本格なのではないでしょうか?星影龍三物は初登場作品「赤い密室」以降、いわゆる不可能犯罪を対象として書かれているのですが、「道化師の檻」「薔薇荘殺人事件」「悪魔はここに」等を見ても同じ様な傾向が分かると思います。鮎川氏にとって星影作品は、肩の力を抜いた言わばお遊び作品なのです。

 しかし、手抜きではありません。「道化師の檻」や「薔薇荘殺人事件」「白い密室」などは短編ながら秀逸なプロットとトリックが使われていますし、本格推理短編の見本の様な作品です。そしてこの「りら荘事件」はその傾向をそのまま長編で表現したものでしょう。

 そもそも本格推理と言うのは、作者と読者の知恵比べゲームなのです。作者は謎と手がかりを提示し、読者は頭を働かせ推理する訳ですが、その謎が大きければ大きいほど読者は期待を高ぶらせるのです。そして作者の種明かしをみて、やられたっ! となるのが楽しいのです。

 そういう観点からこの作品を見ると、数々の殺人の謎と手がかりが最後にキチンと解明され殆んど破綻もきたしていないのは、この作品が非常に考え抜かれて書かれている証明でしょう。

 1958年の発表ですので古臭い印象は拭えませんが、本格の巨匠、鮎川氏の傑作です。鬼貫物とは一味違った遊び心のある星影物の、数少ない長編の代表作と言えるでしょう。

りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.19
(4pt)

巨匠の長編お遊び本格

現在の新本格派の作家諸氏に多大な影響を与えたと言われている名作です。次々起こる殺人事件が、それぞれ違った殺し方と違ったトリックが使われていて、正にトリックのオンパレード状態です。

 よく言われている様に、登場人物の名前や状況設定がイマイチ不自然であるとかプロットの矛盾が指摘されているが、この作品は鮎川氏のお遊び本格なのではないでしょうか?星影龍三物は初登場作品「赤い密室」以降、いわゆる不可能犯罪を対象として書かれているのですが、「道化師の檻」「薔薇荘殺人事件」「悪魔はここに」等を見ても同じ様な傾向が分かると思います。鮎川氏にとって星影作品は、肩の力を抜いた言わばお遊び作品なのです。

 しかし、手抜きではありません。「道化師の檻」や「薔薇荘殺人事件」「白い密室」などは短編ながら秀逸なプロットとトリックが使われていますし、本格推理短編の見本の様な作品です。そしてこの「りら荘事件」はその傾向をそのまま長編で表現したものでしょう。

 そもそも本格推理と言うのは、作者と読者の知恵比べゲームなのです。作者は謎と手がかりを提示し、読者は頭を働かせ推理する訳ですが、その謎が大きければ大きいほど読者は期待を高ぶらせるのです。そして作者の種明かしをみて、やられたっ! となるのが楽しいのです。

 そういう観点からこの作品を見ると、数々の殺人の謎と手がかりが最後にキチンと解明され殆んど破綻もきたしていないのは、この作品が非常に考え抜かれて書かれている証明でしょう。

 1958年の発表ですので古臭い印象は拭えませんが、本格の巨匠、鮎川氏の傑作です。鬼貫物とは一味違った遊び心のある星影物の、数少ない長編の代表作と言えるでしょう。

りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.18
(5pt)

全く古臭さを感じさせない大傑作

登場人物がいけすかないキャラ設定なのは個人的に感情移入できないが、トリックの豊富さと質の高さで素直に楽しめる本格の名作。読んで損はしません。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.17
(5pt)

最高傑作

黒いトランクと並ぶ名作です。新本格への影響は計り知れないものがあります。自分の中で、国内ベストワンの作品です。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.16
(5pt)

全く古臭さを感じさせない大傑作

登場人物がいけすかないキャラ設定なのは個人的に感情移入できないが、トリックの豊富さと質の高さで素直に楽しめる本格の名作。読んで損はしません。
りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.15
(5pt)

最高傑作

黒いトランクと並ぶ名作です。新本格への影響は計り知れないものがあります。自分の中で、国内ベストワンの作品です。
りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.14
(5pt)

最高傑作

黒いトランクと並ぶ名作です。新本格への影響は計り知れないものがあります。自分の中で、国内ベストワンの作品です。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.13
(4pt)

りら荘での愉しき殺人遊戯をココアでも飲みながら満喫しよう

言うまでもなく国内ミステリ至上に残る一大傑作でしょう。ともかく続発する連続殺人事件の
数々で惜しげもなく使われる極上のトリックの数々には興奮します。その中でも、やはりあの
ココアの件....あのブチ破れた論理的帰結は....
他のレビュアーの方が書いてらっしゃるが、確かに後付けでこうゆう名作を読む場合、どうし
ても綾辻以降に飛び出してきた一点集中モノの衝撃に慣れてしまっていると文字通り不感症に
なってしまって素直に愉しめない人が出て来てしまったりするが、要は発想の伸び縮みの問題
であって、《過程》に主眼を置くとこれほど愉しめる読物はないと言っても過言じゃないです
よ。
それは、知恵熱がでるような完成されたパズルと云う意味もあるけど、舞台で踊る登場人物達
の倒錯しそうな愛憎劇をこれ以上ない豊富な文章力で描けてる部分が大きいんですよねえ。
つまる所、そこがそこら辺に粗製濫造されてる頭デッカチな木偶の坊ミステリとは違う鮎川氏
の魅力なんだよなあ。表面的に回旋を成立させる為だけに書かれているような味気ない文体の
作家が実に多いこと....むしろ何であんた《小説》って媒体を仕事に選んだんだろう??ってな
ね。。。。
話が逸れましたね、、さて何はさておき(!?)鮎川氏の妙極る技巧にドップリ浸かってみてく
ださい!
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.12
(5pt)

最高傑作

黒いトランクと並ぶ名作です。新本格への影響は計り知れないものがあります。自分の中で、国内ベストワンの作品です。
りら荘事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (創元推理文庫)より
448840314X
No.11
(5pt)

鮎川哲也の最高傑作?!

鮎川哲也の最高傑作ではないか?と思う。
(短編では、「達也がわらう」だろう。)
絶妙な伏線、スピーディーな展開。陰惨でも濃密な世界が構築され、
ビジュアル的には実に美しい。
目に見えるようだ。
火曜サスペンス劇場などでやらないかしらん??
なお、著者がしばしば手を入れたので、出版社が違うと、同じ文庫本に見えても、版が異なる(文章がところどころ違う)ことに注意。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373
No.10
(5pt)

「星影龍三」が「星影竜三」と表記されている

秩父山にある日本芸術大学が所有する別荘〈りら荘〉で、
夏休みを過ごそうとした学生七人が直面する連続殺人。
まず、地元の炭焼き・須田佐吉の転落死体が発見されるのだが、
死体の傍には、学生の持物である白いレインコートとトランプの札
(スペードのA)が落ちていた。
その翌日、何者かによって砒素が混入されたココアを飲んでしまった
松平紗絽女が倒れた際には、郵便受けにスペードの2の札があった。
さらに同じ日の午後には、紗絽女の婚約者である橘秋夫が、
川の上流で刺殺体となってスペードの3の札とともに発見された……。
毎回、異なった殺害方法が採られますが、必ずスペードの
札が残されることで事件の連続性・法則性が誇示されます。
トランプの札の数字によって、カウントアップされると同時に、
被害者の数が増え、それに伴い、容疑者が絞られるという
スリリングな展開を見せる本作ですが、メイントリックは、
事件の連続性を誇示することでミスディレクションを謀る、
一見地味なアリバイ工作です。
叙述トリックの一発ネタや派手な物理トリックでなく、
あくまで緻密なロジックの積み重ねを堪能できる
本作は、個人的に好みのド真ん中でした。
偶然や登場人物の身体的性質に依存した本作のトリックを安易だとか、
アンフェアであるなどと評する向きもあるのかもしれませんが、本作が、
限定状況におけるフーダニットの偉大なる到達点であることに変わりは
ありません。
りら荘事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: りら荘事件 (講談社文庫)より
4061851373