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キング・オブ・クール
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キング・オブ・クールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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周囲の勧めで書かれた前日談だが、そのまま前世代と西海岸ドラッグカルチャー史でもあるウィンズロウバースのお得な一冊。 | ||||
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主人公の3人組がまったく好きになれず(特にO)、その親たちもろくでなしばかりで、そうなってくると現在形の短いセンテンスで畳みかけるいつもの文体も鼻についてきました。大勢の登場人物をジグゾーパズルのようにぴたりとはめ込む手際は、さすがです。 | ||||
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この疾走感溢れるストーリー展開こそウインズロウ。 野蛮なやつらを読んでから本作が良いかも! | ||||
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この作品が前日譚に当たる前作(映画は正直ひどかった)よりも気に入った。 前日譚というのは逆ポーランド記法のようなもので,エレガントなつなぎが身上であるが, 接合はかなりいい味わいを感じさせる。 厨房さんたちにはわからない味わいだろう。 | ||||
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ドン・ウィンズロウの作品を読んだのは、今回初めてです。 既作品の”前日譚”とのことですが、この作品単独でも、麻薬組織の凌ぎあいや血脈が交わるスリリングな展開を楽しむことができると思います。 文体やキャラクタの設定に独特の雰囲気がありますので、過去作をチェックしておいた方が、より楽しめるようにも思いました。 映画化が既に計画されているようですね。 各章の展開がドラマのカット割のように小刻みに進んでいきますので、この作品の雰囲気そのままに映像化されるのでは、とも思います。 | ||||
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前作『野蛮なやつら』で初めてドン・ウィンズロウ作品でガッカリさせられたので、正直、期待してはいなかったのですが、意外に面白かった。 一気に読んでしまいました。 “フランク・マシアーノ”がチラッとしか出ていないのが自分的にはちょい残念。もっとバンバン出てほしかった。 今作『キング・オブ・クール』を最初に出して、2,3作出してから前作『野蛮なやつら』を出した方が良かったのでは…と思いました。 | ||||
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“ソーカル・オールスターズ”が揃い踏みしてますので、 南カリフォルニアを舞台にしたウィンズロウ作品が好きな人は、それなりに楽しめます。 単独作としては、まあ可もなく不可もなくな出来・・かな・・? | ||||
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やっぱり”ウインズロウ”並の作家ではなかったわ〜 前作が気に入らなくて、本作もさして期待せず読みだしたら、危惧通りのやっぱり訳の分からん登場人物(1976年頃)の 訳のわからん麻薬絡みの話が続くし、うっとしい<O>とバクも相変わらすロクでもない会話を繰り広げるし、ほとほと疲れて、 やっぱりこれもダメか、と思い始めた後半以降、その<訳の分からなかった>麻薬絡みの変な奴らが、突然 今(2005年頃) のベンとチョンに結びつき,そこから<あッ!>というどんでん返しを用意して見せられるとは...おまけにあのうっとしい <O>とバクの会話が巧みな伏線だったとは、というか能天気と信じ込んでいたバクに”まさか?”こんな過去があったとは... (それを言うなら、メキシコの女ボスにもちゃんと物語が用意されている。) ラスト100枚--文体に対する好き嫌いは人それぞれだが私にとっては[フランキーマシーンの冬]に匹敵する終わり、この夏一番の 一気読みの面白さだった。 訳者後書きにもあるが、この話と同時並行的に<犬の力>の物語が進行していたわけで、そう思うと本作はより感慨深い読み物と なった次第。 本作を読んで、主人公達(マブの王様たち)の後日談での終わりに思いを馳せると、<もう彼らの話はこれ以上読めないのか> と至極残念に思っている。 | ||||
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カリフォルニアを舞台とした麻薬戦争を描いた作品。主人公のベンとチョンに聞き覚えがあると思ったら、何と『野蛮なやつら』の前日譚であった。これには驚いたのだが… 個人的には『野蛮なやつら』は最近のウィンズロウの作品の中では失敗作だと思っているのだが、この前日譚で、さらに傷口を広げてしまったようだ。ボビーZにフランキー・マシーンを登場させ、何とかしようとあがいているかのよう… 『犬の力』『フランキー・マシーンの冬』『夜明けのパトロール』『紳士の黙約』『サトリ』と最近は傑作目白押しのウィンズロウだけに残念。 | ||||
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