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キャパの十字架



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【この小説が収録されている参考書籍】
キャパの十字架

キャパの十字架の評価: 4.36/5点 レビュー 74件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 1~20 1/4ページ
No.74:
(1pt)

学生の卒業論文じゃあるまいし

自分の調査?確認?の作業の過程をだらだら書いた文。書籍などと言う程の価値もない!
今時のアイドル連中のほうが、よっぽど読者に届く内容を書くわ。
初めから、世間の結論が分かってる事に、この方がたどり着くまでの過程を最初から最後まで永遠に付き合わされる。本代と時間を無意味に浪費する本です。
買う価値無し、読むと時間を大損する。
キャパの十字架Amazon書評・レビュー:キャパの十字架より
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No.73:
(5pt)

論理を誠実に追い詰めていく過程の丁寧な言語化

『キャパの十字架』をあらためて読もうと思ったのには訳がある。

というのは、SNSの氾濫(浸透ではなくまさに氾濫だ)によって真贋が見極めにくくなった様々な事象。何が真実のことなのか。ますますわかりにくくなった昨今。真贋を見極めるに当たって、丁寧に対象に向き合い、丁寧に言語化を重ねた沢木の手法にヒントを見い出そうと思ったからだ。

たとえば福島原発事故。アッチ系のミスリードに断固として異をとなえた林智宏の『正しさの商人』『やさしさの免罪符』によって、何が本当のことなのか、その確からしさを確認できたように。

そんな考え方に達するヒントを沢木に求めた。

本書では、本質にたどり着くためのアプローチに大切なことが至る箇所で見事に言語化されている。真贋を見極めるヒントは、マスゴミやSNSでダダ流しされている安易な言葉にあるのではなく、論理を誠実に追い詰めていく過程の丁寧な言語化と、それを大切にするマインドにある。
キャパの十字架Amazon書評・レビュー:キャパの十字架より
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No.72:
(5pt)

新品のよう

図書館で見つけて、購入しようとしましたが、絶版になっていました。中古品は心配でしたが、真新しい本がすぐに届き、感謝しています。
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No.71:
(5pt)

とても綺麗でしっかりしていました。新品同等です。

丁寧なレターもとても感じ良かったですね。
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No.70:
(4pt)

誤植が残念

内容は言うことなし!
ただ294ページ「クラカッチャ、クラカッチャ」は正しくは「クカラチャ」かと。コックローチのことですからねー。
重版では修正されてるのかなあ。スイマセン言葉が生業なもので…
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No.69:
(3pt)

違和感

メジャーデビュー3作目の「敗れざる者たち」との出会い以来、ほとんどの著作物に目を通してきた、
40年来の沢木ファンの私も、写真集を含めたキャパ関連の作品は、何となく敬遠してきていたのだが、
ひょんなことから、TV局とタイアップした企画の制作意図とその仕上りに、批判的な見方があることを知り、沢木のキャパ物で初めて本書を手に取る気になった。

沢木作品を読むこと自体が、随分久し振りだったのだが、沢木の手に掛かれば、やはり読み応えは充分で、実際の写真を紙面で紹介しながら、アンテナに引っ掛かったものから、自らの足と目で、ひとつひとつ丹念に検証して、徐々に核心に迫っていく手法も、良質のサスペンスを観るようで、一気に読み進めることができた。通し番号が振られた段落が明瞭で、それぞれが比較的短いことも、私には有難かったのだが、体裁としてのそのクールなスタイルとは裏腹な、偏執的とも言える執念を感じさせるアプローチには、むしろ出世作となった「一瞬の夏」に近いものを感じた。

ただ、地味な題材ながら、評価の高い「一瞬の夏」や「深夜特急」と同じく、ドラマティックな展開を見せる本書には、これまでの沢木作品では一度も自覚したことのない、プロの物書きとしてのある種の小聡明さにも似た違和感を、初めて覚えたことも付け加えておく。
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No.68:
(3pt)

ライカⅢa

先日、ライカⅢa、を売却いたしました、エルマーのれんずとズミクロンのレンズも一緒です、かなりきれいな状態のカメラとレンズでしたので、この本を先に読んでいれば、売却はしなかったと思います、残念です。
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No.67:
(3pt)

キャパには思い入れはないが丁寧な取材が興味深かった

40年振りくらいに読んだ沢木耕太郎氏の本。キャパには思い入れも興味もないが、沢木氏らしい丁寧な取材の過程が面白かった。深夜特急を読んで、氏と同じ27歳で仕事を辞めて海外に住んで、以来30年以上欧米で仕事をしています。
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No.66:
(5pt)

報道写真とは何かを考えさせられる

まるで謎解きミステリーを読むようにぐいぐい引き込まれる感じ。筆者の沢木さんと一緒に仮説を立てながら次々と証拠を集め確信に迫ってゆく過程にわくわくする。
また写真に興味がある者にとっては、更に様々な発見ができて楽しい。写真とは何か考えさせられる。
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No.65:
(4pt)

さまざまな視点からものを考えるようになりました。

言ってみれば一枚の写真。
読者を飽きさせることなくここまで語れるものかと思った。
この物語の軸になる写真「崩れ落ちる兵士」は、もっとも有名な報道写真の一つだろう。
誰が、どこで、いつ、なにを撮った。
発表されているとおり、鵜呑みにしたまま過ごしてきたよ。
ひょっとしたら、自分の父親は違う人かもしれないだとか・・・
読了後、ありふれた日常を別の視点で考えることを楽しんでいます。
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No.64:
(2pt)

偽物疑惑は沢木さんの発見ではなかった

最初、よく調べてあるなぁ…と感動していたら、何のことはない、欧米人の間では1970年代から真贋が疑われていたという。

本文では、p19〜22にさらっとしか書いてないが、英語版のWikipediaにですら、ある程度詳しく出ており、様々な考察や研究は英文で、沢木さんの前にすでにあった。

沢木さんは英語ができるし、キャパを20年以上追っていたというから、欧米で伝わってきた真贋論争の流れは当然知っていただろう。

けれども、彼はまるで大半を自分が発見したかのようにこの本に書いてあるので、がっかりしました。キャパの写真が偽物なら、沢木さんの取材も本物とはいい難い。

沢木さんは常日頃、男らしい世界(クライマーやボクシングなど)を取材しているけれども、ご本人の取材姿勢に硬派さが感じられなかった。
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No.63:
(5pt)

キャパの時代でも

疑惑。今さらだけど面白い。
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No.62:
(5pt)

写真の挿入の仕方が巧みで、推理小説の様に謎解きが進みます。

いかにもノンフイクションを書き慣れた著者らしい一冊です。かの有名なロバート・キャパの「崩れ落ちる兵士」の写真が、果たして本当に死の瞬間を撮ったものか、はたまた本当にキャパ本人が撮ったものなのかを、多くの写真の分析と、当地の探訪とを織り交ぜて読み易い文で巧みに展開していきます。このあたりは著者のノンフイクション作家としてのキャリアで、まるで、推理小説の謎解きをしている様に読者は引っ張られていくでしょう。さすがと言えます。又、資料としての写真類の配置と名称の付け方が上手い。例えば「崩れる落ちる兵士」と「横たわる兵士」と使い分けるなど、読者の取り扱いに慣れています。
 この作品ではゲルダ・タローの存在を読者に知らしめたことの功績と、あの高名な写真の意義を再認識させたことでしょう。たしかに「崩れ落ちた」のではなく、演習中に偶然に「滑った」ものなのかもしれず、又それを撮ったのがキャパでなく、ゲルダであったという推測がどうなのかは、最後は謎のままですが、例え「滑った瞬間」のものであれ、スペイン戦争に限らず、戦場に於ける死というものを象徴する一枚という「神話」を創り上げたことは確かでしょう。文学を味わう時と同様、我々は目くじらを立てずに写真からその余韻を味わえばよいのであって、改めてその思いに念を入れてくれた一冊でした。
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No.61:
(5pt)

良質のノンフィクションとは、仮説の練度

キャパへの追走もあわせ読みたいです。
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No.60:
(5pt)

行動力

キャパをご存知ないかたでも、おもしろいと思います。沢木氏の行動力に驚かされます。
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No.59:
(4pt)

お勧めです

推理の内容が良く整理されていて書き手の力量が迫力を持って伝わってきます。テーマも面白い^_^
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No.58:
(3pt)

キャパに興味が無いと読破が難しい

タイトル通りの評価です。ただしキャパの評価は抜きにしても一人の人物に対して執念深く取材しており、評価できます。
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No.57:
(5pt)

筆者らしい眼差し

私も含め、ひねくれものはロバートキャパのあの写真と聞くと、
「あの、ロバートキャパがやらせで撮った写真ね」と言うが、そういう人に是非読んでほしい。
と言いつつ、この本の最大の魅力は、かの写真の真贋などではなく、
筆者らしい、ロバートキャパそのものへの、優しい眼差しであろう。

若干23歳で世界的なフォトグラファーに祭り上げられた人間と、
あの写真を戦争のイコンとされてしまったかなしみは如何なるものだったのか。
それが彼の生涯にわたる沈黙と、子犬のような喚きだったのか。読んでて胸を突く。
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No.56:
(5pt)

キャパがインチキ写真家だと証明してくれた

以前からキャパやマグナムの写真に違和感を感じていたが、キャパがどれだけインチキをしていたのか証明してくれて気が晴れた。
ノルマンディー上陸作戦時の写真はフィルムのエマルジョンが溶けてしまいボケボケの写真として残されているが、LIFEの写真集で他の写真家のものを見るとドイツ軍のトーチカが破壊されてからの上陸だと分かる。
武器も兵隊としての訓練も受けていない写真家が第一陣として上陸する事など出来る訳が無いのだ。
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No.55:
(5pt)

素晴らしい内容です!

2013年2月3日に放送された"沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚"~"戦場"写真 最大の謎に挑む~
という番組もありました。 NHKオンデマンドで今でも見られるようですが、沢木耕太郎さんのキャパの十字架!の方がなお詳しく書いてますね。
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