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凍
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凍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 1~20 1/7ページ
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登山の本です、リアル、緊張感がある本です、実話は、凄すぎる、是非とも読んで欲しい本です、 | ||||
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人は時に山で死ぬ。どんなに体力や経験、技術があり、万全の準備をしたとしても。沢木耕太郎『凍』は世界的クライマー、山野井泰史と妙子夫妻の奇跡の生還を描く。 一番感動したのは、ギャチュンカンから生還したものの、二人とも手や足の大半の指を凍傷で失い、しかし、何年も地道なリハビリ登山をした結果、再び海外の難壁に登れるようになるという場面だった。 人がここまで強く、自由に生きられるとは。読了後、暫く放心状態。人間の計り知れない可能性を示している作品。 | ||||
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8000m級の山々を楽しむ山野井ご夫妻の物語 読んでるだけで足がすくんだ 壮絶な冒険を 読み物にして下さる沢木氏の筆力に感謝です | ||||
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珍しく、夢中になって読みました。私には冬山は無理だ。志を持って挑むチャレンジャーの皆様に心から敬意を表するのと、最後の締め方が沢木さんっぽくて好きです。 | ||||
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面白かったです。ありがとうございました。 | ||||
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まさにギリギリの生還記録は衝撃的。ジョー・シンプソンのTouching the voidに匹敵する極限の生還を夫人とともに果たす過程は手に汗を握る。そんなのぜったいあり得ないでしょうと言いたくなる。 生き残ったクライマーは途中でクライミングをやめた人だ、という話がある。 困難なクライミングを続けているといつかは…ということだ。山野井氏の著書によると、K2無酸素登頂者の半数は下山中に遭難死したという。 昔で言えば、この人は山で死なないと思っていた小西正継氏の遭難がある。山野井氏にはご無事を祈りたい。 | ||||
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クライミングに素人の作者が、このようなルポルタージュをものしたということに、一種の驚きを覚える。むしろ、素人だから、一般読者に伝えるために、(当事者へのインタビュー等による情報の蓄積等を踏まえ、)文章の構成やスキル等を編み出し得たのかもしれない。 | ||||
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もはやエクスプレスを書いた作家の筆ではないなあと思った。質の悪い週刊誌のリポートを読んだ気分。確かに、彼らの生い立ちや学歴や出会い等が詳細に記載されており、ミーハー的な知識は得られたが。 | ||||
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登山家のノンフィクションが気になり、手に取りました。凍傷の場面からのくだりが、リアルで辛くなる。 | ||||
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引き込まれてこんなにも一気に読んだ本は久しぶり。読んでいて心拍数があがるストーリー展開に圧巻の一言。読書中に即富士山行きのバスと山小屋を予約してしまった笑 山野井は登山を「真剣な遊び」と表現しているが、「好きなことになぜここまでできるのか??」が本書を通してずっと疑問というか理解できなかった。読み終えても理解できない。 しかも、功名心はなく、純粋な山を登りたい、という気持ちだけで動いている。 若い頃はバイトをして金を貯めて、まとまったお金で海外の山に登りにいく、ということを繰り返していたようだが、これも自分の感覚とは全く正反対の行動で理解ができない。理解ができないことだらけ。 あとがきにもあったが、山野井たちのこれが本当の意味での「自由」なのではないかと感じた。ただひたすらに好きなことに向き合って生きていくこと。 自分を含め、人間の大半は体面を気にし、お金の心配をし、現実と折り合いながら生きていくが、山野井にはそれが無い。 改めて「主体的に生きるとはどういうことか?」を考えさせられた傑作であると思う。 | ||||
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私には難しくて、途中ギブ。 もう少ししてから読み直そうかな | ||||
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面白いです。 読み応えあり! | ||||
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「天路の旅人」の次にこの本を選び、暫く枕元に置いていました。共通のチベットという地名にも惹かれました。暫く置いていたのは、インフルエンザ感染中で体力的に無理(この本に限って)と思ったからです。やっと回復の兆しが見えてきた昨日からいっきに読み進みました。 沢木耕太郎のまるで同行している様なあるがまま無駄のない描写に圧倒され、何度も私も雪崩に遭っているように息が詰まる感覚がありました。読書を中断することは、私も遭難してしまうような不安にも苛まれました。夜中、明け方気になって何度もページを捲り、私の登頂が終わりました。沢木耕太郎の最新作「天路の旅人」と共通するエネルギーが明らかに私の中に蓄積されたと感じています。 自分が生きて行く上で揺るがない真の自由というものを意識していこうと思いました。 | ||||
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作品の内容も読みながら感じとれる空気感も秀逸です。 | ||||
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大傑作。事実は面白すぎる。 | ||||
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『一瞬の夏』以来のファンですっ!氏による山岳モノを初めて読みましたが、リアルな臨場感で正に“一瞬”で読みきりました。 | ||||
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重度の凍傷を負い、幻覚を見て映像記録もなかった登山なのに、死にそうになりながらどこで誰が何を何口食べたり飲んだりした記憶の再現なんかできるものかな、と疑いながら読もうとしたけど、途中から迫真の描写力に引きずり込まれて、下山開始からベースキャンプにたどり着いくだりまでは肩が凝るくらい緊張した。こんな読書も珍しい。沢木耕太郎は憎いほどうまい。腐ったチーズを食べて喜ぶ犬や、妙子の指はいつ生えてくるのかと医者に尋ねる母親まで、脇役まできっちり生かしながら冗長さがまったくない。この作品を書くために、5500mのベースキャンプまで二泊三日で登っている。富士山より遙かに高いから、登山経験は全くないといいながら、日本国内の山しか登っていない誰よりも高いところに登った経験がある作家が書いているのだ。 | ||||
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私は女性で、若い頃ぼちぼち登山をしていて、今まで山が題材のノンフィクション、フィクション色々読んできて、この本も楽しみにして読みました。 高評価が多い中、申し訳ないのですが、私はものすごくがっかりしました。 内助の功に徹し、夫の決定に従い、夫の後に付き従う「古典的な日本人妻」のような妙子さんをもって美しい夫婦愛と描いているのは、ものすごく残念です。 妙子さんは自分が好きな山に自分で計画立てて登った豪傑かと勘違いしてました。 山野井さんと暮らし始めて以後は、妻は夫の山行について行っているだけ。 妻は高所順応できない体質なのに、行く先は夫が決定した、夫好みの高標高の山域。 妻は高山病で全く飲食できなくなることが確実で、原因不明のめまいもあるのに、最初から妻の我慢強さをあてにしている夫。 下山中、視力を失った妻を置いてきぼり。 ビバーク中、お湯を沸かすのは無理という妻に無理強いする夫。 今日中の下山は無理だからザックは必要という妻に荷を捨てさせた夫。 山行パートナーが妻じゃなくて世界的な男性登山家だったら、こんなことしないでしょうーが。 で、これらを受け入れて幸せな妻。 世界的登山家とこの夫婦で3人パーティーを組んだ時、妙子さんだけトップを任せてもらえなかったという一文にはショックを受けました。その理由として、「妻が指を失っていることと、女であるということ」と書いてあるけど、夫にひたすら従順な妻に見えたことも原因なのでは。 男性から見れば、自分の趣味に付き合ってくれて、物事の決定権は全て夫にあり、雑用は全部やってくれて、金や子供が欲しいとか面倒な文句は一切言わない嫁は最高だろうなと、悶々としながら読みました。 もちろん夫婦がそれで満足なら別にいいのですが、これを素晴らしい夫婦愛のように作品化されているのが残念。 | ||||
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面白いです | ||||
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過酷な登攀に驚きます。でももっと驚かされるのは、指の多くを失っても、山に登り続ける山野井泰史、妙子夫妻の生き方です!その記録を書いて教えてくれた沢木耕太郎に感謝 | ||||
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