(短編集)

飛田ホテル



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初公開日(参考)1961年01月
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飛田ホテル (ちくま文庫)

2018年02月07日 飛田ホテル (ちくま文庫)

社会の落伍者が集まるアパート「飛田ホテル」。刑期を終えたヤクザ者の有池が戻ると待っているはずの妻がいない。有池は妻の足取りを追うが、思いもよらなかった彼女の姿を知ることになる(表題作)。昭和の大阪、光の当たらない暗がりで悲しく交わる男女の情と性。自身も大阪のどん底を経験した直木賞作家が「人間の性」を抉り出す、傑作ミステリ短篇集。(「BOOK」データベースより)




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飛田ホテルの総合評価:8.60/10点レビュー 10件。Bランク


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No.10:
(4pt)

昭和の西成

たくましく生きている人々がいい。
飛田ホテル (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:飛田ホテル (ちくま文庫)より
4480434976
No.9:
(5pt)

哀愁

昭和の哀愁がよくわかる作品です。
飛田ホテル (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:飛田ホテル (ちくま文庫)より
4480434976
No.8:
(5pt)

良かった

また読みたい。
飛田ホテル (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:飛田ホテル (ちくま文庫)より
4480434976
No.7:
(4pt)

哀切な「大阪のどん底」の群像

黒岩重吾が初期に書き続けた、大阪の貧困地域が主舞台の「西成モノ」と総称される短編を集めたもの。

先日読んだこのシリーズの『西成山王ホテル』が面白かったので、復刊第1弾となった本書も購入。

帯には、《そのアパートに集まるのは大阪のどん底に飲み込まれた者たち――「男女の愛憎」を痛切に描く昭和の名作ミステリ短編集が復刊》なる惹句が躍る。

表題作「飛田(とびた)ホテル」は、かつて「飛田遊廓」があり、いまも「飛田新地」という歓楽街になっている大阪市西成区飛田を舞台にしている。

社会の落伍者が集まる汚い安アパート――通称「飛田ホテル」で、物語がくり広げられる。
刑期を終えたヤクザの主人公が「飛田ホテル」に戻ってみると、待っているはずの妻は失踪していた。行方を探すうち、妻の隠された実像を知ることになり……という話。

収録作6編のうち4編までは、殺人事件や失踪の謎を解くミステリになっている。

黒岩重吾は、初期には松本清張の流れを汲む社会派推理小説の書き手であった。直木賞を受賞した出世作『背徳のメス』も、大阪・西成の釜ヶ崎(現・あいりん地区)を舞台にした社会派推理小説だ。

ここに収められた6編も、『背徳のメス』と同じく昭和30年代に書かれたもの。

社会派推理といっても、清張作品のように精緻なトリックや緊密な構成はない。謎解きが主眼のミステリではないのだ。むしろ、事件にからむ人々の愛憎模様に主眼がある。

主人公はヤクザや娼婦、元娼婦など、社会の良識の枠からはみ出した、寄る辺ない人々ばかり。
いずれも無残な過去を背負っていたりして、世間並みの幸福をはなからあきらめている。

たとえば、「口なしの女たち」という一編は、聾唖の娼婦ばかりを集めた(!)売春組織(表向きは中華飯店)が主舞台となる。

そうした人々が織りなす物語はしみじみと哀切で、いまどきの小説にはない味わいがある。

「アルサロ」「マドロス」「ズベ公」「毛唐」などという古めかしい言葉が頻出する文章も、昭和レトロな感じでよい。
飛田ホテル (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:飛田ホテル (ちくま文庫)より
4480434976
No.6:
(5pt)

これがオイラのふるさと

古き良き日本の原風景が垣間見えます
飛田ホテル (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:飛田ホテル (ちくま文庫)より
4480434976



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