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凍
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凍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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もはやエクスプレスを書いた作家の筆ではないなあと思った。質の悪い週刊誌のリポートを読んだ気分。確かに、彼らの生い立ちや学歴や出会い等が詳細に記載されており、ミーハー的な知識は得られたが。 | ||||
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登山家のノンフィクションが気になり、手に取りました。凍傷の場面からのくだりが、リアルで辛くなる。 | ||||
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私には難しくて、途中ギブ。 もう少ししてから読み直そうかな | ||||
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私は女性で、若い頃ぼちぼち登山をしていて、今まで山が題材のノンフィクション、フィクション色々読んできて、この本も楽しみにして読みました。 高評価が多い中、申し訳ないのですが、私はものすごくがっかりしました。 内助の功に徹し、夫の決定に従い、夫の後に付き従う「古典的な日本人妻」のような妙子さんをもって美しい夫婦愛と描いているのは、ものすごく残念です。 妙子さんは自分が好きな山に自分で計画立てて登った豪傑かと勘違いしてました。 山野井さんと暮らし始めて以後は、妻は夫の山行について行っているだけ。 妻は高所順応できない体質なのに、行く先は夫が決定した、夫好みの高標高の山域。 妻は高山病で全く飲食できなくなることが確実で、原因不明のめまいもあるのに、最初から妻の我慢強さをあてにしている夫。 下山中、視力を失った妻を置いてきぼり。 ビバーク中、お湯を沸かすのは無理という妻に無理強いする夫。 今日中の下山は無理だからザックは必要という妻に荷を捨てさせた夫。 山行パートナーが妻じゃなくて世界的な男性登山家だったら、こんなことしないでしょうーが。 で、これらを受け入れて幸せな妻。 世界的登山家とこの夫婦で3人パーティーを組んだ時、妙子さんだけトップを任せてもらえなかったという一文にはショックを受けました。その理由として、「妻が指を失っていることと、女であるということ」と書いてあるけど、夫にひたすら従順な妻に見えたことも原因なのでは。 男性から見れば、自分の趣味に付き合ってくれて、物事の決定権は全て夫にあり、雑用は全部やってくれて、金や子供が欲しいとか面倒な文句は一切言わない嫁は最高だろうなと、悶々としながら読みました。 もちろん夫婦がそれで満足なら別にいいのですが、これを素晴らしい夫婦愛のように作品化されているのが残念。 | ||||
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私は登山のことはまるで知りませんが、登山を題材にした小説が好きで読みました。 これは小説でもドキュメンタリーでもなく、山野井夫妻のファンが二人を持ち上げるレポートでしかありませんでした。 彼らのスタイルが何より素晴らしく、孤高の二人を書き手も周囲も神のように崇めている。その実、妻の方は高地順応すらできずに飲まず食わずでそれでもチャレンジするのが素晴らしいとか、アホみたいですわ。高地で体が食べ物受付ないような人は既に向いてないんだから登らないでくださいな。 そんな人を、夫も著者もこんなに凄いんだぞって、読んでて寒いです。 小説なら、二人の愚かさ傲慢さも冷静に描くべきなのに、お二人ともが現役で悪い書けないのか、そうした描写が一切ない。主人公を崇めるばかりの小説って最悪です。途中で何度も投げ出したくなりました。 ファンなら読んでいて楽しいのもしれませんが、ド素人には何も響きません。山の厳しさすら伝わりません。こんなおかしな人が挑戦する変な世界なんだなあとしか受け取れないので、もう少し冷静な視線で「人間」を描いてくださいね。 | ||||
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ところどころで、公募隊登山を見下すくだりが気になりました。確かに、エベレストに登るに当たって道が整備されロープが張られ、シェルパに何もかも背負ってもらい、誰でも登れるような登山をどうかという見方はわかります。よくわかります。だけど、体力が無く高度な技術を持たない人だって、エベレストの景色を見たいと思います。山には人それぞれ楽しみ方があっていいと思います。自分たちのスタイルとは違う登山の形を、山野井さんは「登山を楽しむ形とは無縁」と言い切るような人なのでしょうか。その文章を見てからあまりにも傲慢で、読む気が失せた。それ以前にも自分たちとは違うスタイルの登山を馬鹿にしまくっているし、・・・作者が良くないのか、いずれにせよ不愉快。 | ||||
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「人の砂漠」や「敗れざる者たち」といった、沢木さんのルポルタージュに、魅せられて購入。 まぁ時間つぶし位にはなったかな? 「人の砂漠」を読んで感じた、人生の裏側を見たかのような衝撃。あるいはずっと後まで残る、消えない余韻。考えさせられるもの。 そういうものは、何もなかった。 ただ、本書の主人公・山野井夫妻は、純粋に凄いと思う。何処どこの山のルートを、単独で無酸素で登ったーとか、新聞で見てもその凄さは分からない。 それがどんだけヤバくて、死に直行しているのか? 手足の指を殆ど失くして、何故登山を辞めないのか? そういう理由が、多少なりとも理解できた気がした。 | ||||
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なぜ、多くの人が高い評価をしているのか不明です。題材はいいのですが、事実を淡々と述べているだけで迫力に欠けます。状況描写や山野井夫妻の壮絶な体験からくる心象風景をほとんど描いていないのが、その要因だと思われます。作者がギャチュンカンを自らの目で見ていないようにも思われました。題材がいいだけに、非常にもったいないというのが感想です。 | ||||
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商品のコンディションに「良い」とあり、コメントに「綺麗です」とあったので購入しました。しかし、カバーの角は擦れて印刷が剥げており、汚れも目立ちます。たしかに本文への書き込みはないようですが、とても「綺麗」といえる状態ではないと判断します。非常に残念です。 | ||||
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状況を描こうとしてるのはわかるけど登山道具とか登山用語が難しい。 わかるところもあるが大事なところで様子が描けませんでした、すごさがうすれてしまったかもしれません。 でも熱かったです。 | ||||
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これは本当に沢木耕太郎の書いたものなのであろうか? 読後に真っ先にこう感じた。ここまで衝撃的な題材を沢木が選ぶこと 自体が私には信じられない。 どれだけの文学賞を獲ろうが感心できないものは感心できない。駄作である。 | ||||
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趣味であり生きがいのクライミング、多大な迷惑もかけたであろう二人をヒロイスティックにナルシスト沢木が ちっとも珍しくもない、凍傷.切断 に関して 感慨深く(恥) 書き上げました本。 ベース、筆者、はたまた読者も 真面目すぎる | ||||
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この本の内容は、実際の登山を題材にしたフィクションである。新田次郎などの小説もそうだが、この種の読み物はどこまでが事実でどこからが作者の想像した部分かがわからない。したがって、すべてフィクションだと考えて読んだ方がよい。しかし、「現実にこのような登山」があったことが、この種の読み物に読者を引きつけるのであって、まったく根も葉もない作り話であれば読む気がしない。ところが、内容はフィクションであるという矛盾がある。山野井泰史の「垂直の記憶」の方がリアリティがあるのは、ある意味では当然である。 他方、登山をしない人にとって、読み物の内容が虚偽のリアリティだろうが、本当のリアリテイだろうが、どちらでもよい。虚偽のリアリティは、それ自体が矛盾しているが、それでもよい。小説は、いわば作者に欺されることがわかったうえで読む読み物であり、逆に、読者が欺されなければ読者にとって小説は面白くない。 | ||||
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数年前の事、新聞で遭難を知り、奇跡ともいえる生還のニュースに感動したことを覚えています。山野井夫妻の死と隣り合わせの登山をクールに描き、始めから終わりまで一気に読むことが出来ました。登山についての知識を持っていなくても技術や方法が分かるように書いてあります。ただ沢木流といえばそれまでですが、「書き過ぎ」と感じるところが何ヶ所かありました。それ自体が想像を絶するような冒険であるので、些細な事にドラマ性を持たせなくても良いのではないかと思いました。今のところ夫妻のギャチュンカン山行について書かれた最良のものかもしれませんが、別の作家や別の視点からの作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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