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ふたり



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【この小説が収録されている参考書籍】
ふたり
ふたり (新潮文庫)

ふたりの評価: 4.00/5点 レビュー 37件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(5pt)

引き込まれました

殆ど本など読まない私が、最後までドキドキして読めました。
内容はよくある話かも知れないけど、人には一人一人のドラマがあるんだなぁ。と思いました。
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No.26:
(5pt)

大変満足してます。

大林監督映画が好きなのですが、原作本を読んでなかったので、読むのが楽しみです。
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No.25:
(4pt)

姉妹愛

姉の事故死をきっかけに家族がそれぞれ心に傷を持ちながらもお互いをいたわり、気を使いながら変化していく様子、そして心に住み着いた姉の声と会話しながら成長していく妹 みじかな人の変化を見るようで一気に読みました
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No.24:
(5pt)

静かな感動

優しいタッチで、読み進める内にどんどん赤川世界に引き込まれていく。現実にはありえない世界なのになぜか我が身に置き換えて感動が押し寄せてくる。
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No.23:
(5pt)

鶴見俊輔の解説

鶴見俊輔の解説が読みたくてわざわざ購入しました。赤川次郎の小説を、「水を深くとらえない軽いオールさばき」と表現。主人公の経験はあまり軽いとも思えませんが、一所懸命漕ぎ進んでいることは確か。
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No.22:
(4pt)

面白かった

赤川作品の中でも、ベストヒットな一冊でした。
読んでない方には、オススメです。
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No.21:
(5pt)

中高生に勧めたい良作

赤川次郎のベスト5には確実に入る作品だと思います
赤川次郎といえばユーモアミステリーですが、おそらく今の人が読むと色々古臭く感じるんじゃないかな
特に巻末の解説などの赤川次郎評はおじいさんが書いているのか、20数年前に読み漁った自分にもびっくりするようなほめられ方だったと記憶しています
多作過ぎて評価はいまいち低い作者ですが (確かに量産期は雑な文章で面白くない)中には素晴らしい作品も沢山あるぞ、読んでみてと薦めたくなる作品も多く、「ふたり」もそのうちの一つです

本作品は文章がライトなのですいすい読めますがテーマは重いし環境は暗いです。
つとめて明るく生きる妹に次々事件や不幸が起こります。
そしてラストの姉の必死な声の場面では泣いてしまう
読みやすいから本を読むのに慣れている人なら二時間くらいで一気に読めるんじゃないかな
ぜひ、中高生に読んでもらいたい良い作品です

ちなみにマリオネットの罠、魔女たちのシリーズ二作、ひまつぶしの殺人、毒、女社長、三毛猫ホームズシリーズ最初の五作くらいは個人的に好きな作品です
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No.20:
(5pt)

素晴らしい

昔、映画があったみたいですが、時代風景を今と同じくらいにして、もう一度映画をつくったら面白そうです。
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No.19:
(5pt)

満足です

速やかな対応に、非常に満足しています。コストパフォーマンスも抜群です。
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No.18:
(4pt)

幸せであれ

酷くイライラした。どうして彼女にはこんなに不幸な事ばかり起こるのか。どうしてだよ、どうしてなんだよ、助けの手を伸ばして上げてよ、誰か彼女の孤独に寄り添ってあげてよ。もっと理解してあげてよ。
悔しくて泣きそうになった。
或いは、その役を姉が担っていたのかもしれない。
けれど、どんなに苦しくても痛くても明日は進んで行くし、進んで行かなくてはならない。少なくとも、彼女は理解している。
この後の彼女の道が幸運で溢れる事を願わずにはいられない話だった。
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No.17:
(5pt)

どんなに辛いことがあっても、人はそれを乗り越えて生きていかねばならない。

これは、ある家族の物語である。会社員の父・北尾雄一、専業主婦の母・治子、S女学院に通う千鶴子と実加の姉妹。母親は夫への依存心が強いようなところもあるが、父親は家族思い、優秀な姉と、そんな姉が自慢の妹。どこにでもあるような幸せな家族だった。

 物語は、北尾家の、あわただしいが、平凡な、朝の風景から始まる。しかし、日常とはなんと壊れやすいものなのだろう。平々凡々な生活を行えることのなんと幸せなことか。登校途中に、実加の目の前で、千鶴子が事故死してしまったのだ。心の弱い治子は、千鶴子の死を受け入れられず、すっかり落ち込んでしまった。

 ところが、実加が変質者にレイプされそうになったとき、千鶴子の声が聞こえてきて、そのおかげで難を免れる。それ以来、実加の心には、千鶴子が住み着いて、事あるごとに彼女を励ましていく。

 やっと千鶴子の死から立ち直ろうとしている北尾家だったが、こんどは、唐突に父親が北海道に異動させられしまう。実加の卒業式という大切な日に、接待ゴルフに行きたい部長から押し付けられた出張を断ったために、飛ばされてしまったのだ。更には、実加が、演劇部で主役級の役を振り当てられたことから、それを妬んだ上級生が、実加が事故にあったという嘘の電話を掛けてきたため、母親の心が壊れてしまう。人の世は、なんと悪意に満ちているのだろう。

 おまけに、北海道に単身赴任している父には、母以外に愛する人ができてしまう。この他にも、親友の父の急死や、倒産によるクラスメートの母親との心中といった事件も織り込まれ、平凡な幸せというものが、いかに不安定なものかということが、これでもかというくらいに示される。

 それでは、作者は、そんな人の世の不条理さを描きたかったのだろうか。いや、そうではないだろう。どんな辛いことがあっても、人はそれを乗り越えて生きていかなければならないのだ。さまざまな出来事を経て、結局、実加の心のなかの姉は消えてしまったが、彼女は物語を書こうと思う。それは姉との物語。タイトルは<ふたり>。姉は高2までしか生きられなかった。しかし実加は姉の思い出を抱きながら、これからはひとりで強く生きていくのだろう。

※本レビューは、拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものと同じです。
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No.16:
(4pt)

(d゚ω゚d)

ほんとうになんとなく、ラベル買いというのか、表紙買いしたのですが、とても良い作品だと思いました。
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No.15:
(5pt)

泣きました

ハードカバーも持ってますが、購入しました。 泣きました。何度読んでも泣きます。
素晴らしい作品と思います。
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No.14:
(5pt)

大好きな作品です。

兄弟愛が伝わってきました。
感動しました。
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No.13:
(5pt)

姉妹の絆と性格分裂

姉妹の絆とみるか、性格分裂と見るかで、話の妙味が違うかもしれない。
どのようにも読み込めるところに赤川次郎らしさがあるのだろう。

人として生きて行くことの大切さを間接的に伝えようとしているのかもしれない。
諦めないで、がんばると、いつか何かがつたわるのではないだろうか。

楽しい話ではないが、悲しさだけで終わらせない読み方をしたい。

人が亡くなったとき,その人の気持ちを自分の中に住まわせることができたら,倍強くなる。
逆に,亡くなった人に支えられていた分を失った喪失感だけだと,倍弱くなる。
都合,4倍の差が開くのが,前向きか,後ろ向きかの違いだと分かる。

赤川次郎は前向きの生き方を,本書で教えてくれている。
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No.12:
(5pt)

反抗期が終わったときの気持ち

1991年に大林宣彦監督が映画化した作品を先に見ました。
映画では少女の成長が主題になっていると感じました。
男の僕としては、ふーん、女の子ってこういう風に精神的な成長するんかなぁ。と思いました。

一方、小説を読んでの感想は、一寸違いました。共感できる内容です。
どのような共感かと言うと、「反抗期が終わる時の気持ち」です。
誰でも一度は経験する、反抗期と、自己嫌悪の時期。
それが終わって親を一人の人間として見始める時期ってありますよね。
「そんな時が僕にもあったよなぁ。」
と、主人公は女の子なんだけど、自分の少年時代の心の成長期を思い出した一冊でした。
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No.11:
(5pt)

愛するものとの別れ。

大林監督の映画をみた後で、原作を読みました。原作を読んで改めて映画はファンタジックに作ってあることがよくわかりました。原作は、無論ファンタジーには違いないのですが、「愛するものとの永久の別れをしなければならなくなった人たちの心の行方」がしみじみと描かれているように思えました。この物語では、姉妹の姉が突然いなくなってしまい、妹の中に現れるのですが、姉妹ではなくとも愛する人を失った時、しばしば人の心に生き続ける場合があるように思います。生きている側は、忘れることが悪いと感じていますが、亡くなった側は少しづつ忘れて欲しいと願っているのかもしれません。そしてある時、その人は姿を現さなくなる瞬間がやってきます。そうやって我々は日々この世を生きているのかもしれないな、という感想を抱きました。とても読みやすく親しみやすい文章です。
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No.10:
(4pt)

素晴らしい。しかし..

全体的にいい作品です。しかしながら前半がかなりいいのに、後半が急ぎ足だったり、パンチが足りない部分が多いですね。

ムズムズする感じですね。もう少しパンチが欲しかった。

ラストがあまりにも淡白。おっちょこちょいな妹が姉の死を乗り越えて成長するのが見どころなのにあの終わり方は消化不良。ミカがこれだけ成長しましたみたいなステータスが曖昧なまま終わるのが残念。

自分としては先生は本当にこれが書きたかったのかな?と思います。
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No.9:
(5pt)

ほろ苦い青春ファンタジー☆

小学生の頃の愛読書です。今でもたまに読みます。

兄ばかりの末っ子として育った私には素敵なお姉ちゃんがいる実加が羨ましくて仕方なかったです。

最初の姉・千津子との幸せな生活から一転して、姉の死、家庭崩壊、親友の自殺未遂などあらゆる困難を姉の力を借りて実加が強く成長していく過程が不思議な感じで惹きこまれます。

恋愛なども描かれており、ほろ苦い青春ファンタジー。

そして流石、赤川次郎と脱帽させられる素敵な結末です。

16歳の健気に頑張る実加の姿に勇気をもらえる一冊です☆
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No.8:
(4pt)

映画版を見て

映画版を見た後にこの本を手に取りました。

不幸にして死んでしまった姉、そして妹。二人の間の姉妹愛を

とてもうらやましく思う反面、切ない思いでいっぱいになった作品です。

最後に、妹が成長したことを見届け姿を消していく姉の姿…

印象に残るエンディングですね
ふたり (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ふたり (新潮文庫)より
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