Yの悲劇

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Yの悲劇の評価:

4.09/5点 レビュー 119件。 S ランク

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平均点4.09pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 101〜120 6/7ページ
No.27
(3pt)

この犯人って意外ですか?

名作の誉れ高いけれど、この作品の犯人って全然意外じゃないような気が・・・。だって、今の時代なら充分あり得ると思うし・・・。内容的には手がかりをきちんと追っていけば、その人が犯人としかいいようがないように思うんですが・・・。
 Xの悲劇の方が作品としては上なんではないかと・・・。クイーンの醍醐味でもあるロジックも、なんかイマイチのような気が・・・。だって他の作品には手袋とか、ヨードチンキの瓶とか印象的な小道具があるのに、この作品なんてホコリの跡とかだし・・・。何より、この作品の最大の見せ場であるブラントインスタルメントは、はっきりいって日本人には意味わかんないでしょ。辞書でブラントインスタルメントを引いても、この部分の面白さは英語を日常語にしている人にしかわかりません。
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.26
(3pt)

この犯人って意外ですか?

名作の誉れ高いけれど、この作品の犯人って全然意外じゃないような気が・・・。手がかりをきちんと追っていけば、その人が犯人としかいいようがないように思うんですが・・・。Xの悲劇の方が作品としては上なんではないかと・・・。クイーンの醍醐味でもあるロジックも、なんかイマイチのような気が・・・。だって他の作品には手袋とか、ヨードチンキの瓶とか印象的な小道具があるのに、この作品なんてホコリの跡とかだし・・・。何より、この作品の最大の見せ場であるブラントインスタルメントは、はっきりいって日本人には意味わかんないでしょ。
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.25
(5pt)

悲しい結末?

ドルリーレーンの苦悩と優しさが伝わってきます。
ハムレット荘にての レーンと刑事 検事 三人の会話に こんな終わり方も
ありだな・・・と驚きながらも感心いたしました。

やっぱり すごい!!
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.24
(5pt)

悲しい結末?

ドルリーレーンの苦悩と優しさが伝わってきます。
ハムレット荘にての レーンと刑事 検事 三人の会話に こんな終わり方も
ありだな・・・と驚きながらも感心いたしました。
やっぱり すごい!!
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.23
(5pt)

世界本格ミステリの最高峰

世界本格ミステリの最高峰である。世界ミステリ・ベストテンといった企画があるとNo.1の常連である。レーンの"悲劇4部作"の2作目だが、作品の形式としてはヴァン・ダインの「グリーン家」に対抗する形で書かれている。このため、舞台となる一家の家族を、婿養子の当主(失踪中)を除いて全て精神異常の血が流れているという設定にし(この設定は少々卑怯な気がするが)、全篇を覆う不気味なムードと共に作品を成功に導いている。

老婦人が殺された時、同室にいた触覚と嗅覚だけが自由な女性に対する尋問場面の異様な程の緊迫感、犯人の"匂い"の謎、そして凶器に何故マンドリンを使ったのかという謎。途中で発見された失踪中の当主が書いたミステリのシノプシス。犯行はこれに沿って行なわれているが、当主は生きているのか ? 薬品棚のホコリの意味、一家の診療カルテを観て、深いため息をつくレーン...。

これらを、有機的に結合し、最後の結論を導き出す作者の構成力は素晴らしく、世界最高峰の本格ミステリの名に恥じない。雰囲気こそ異様だが、論理展開の鮮やかさはいつものクィーンである。この異様さの中で読者の気が逸れているうちに、真相へのデータを晒す手腕も鮮やかである。犯人設定も、昨今は現実が小説を追い越している感もあるが、意外感がある。私の中では、ここ40年程変わらないNo.1ミステリ。
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.22
(5pt)

世界本格ミステリの最高峰

世界本格ミステリの最高峰である。世界ミステリ・ベストテンといった企画があるとNo.1の常連である。レーンの"悲劇4部作"の2作目だが、作品の形式としてはヴァン・ダインの「グリーン家」に対抗する形で書かれている。このため、舞台となる一家の家族を、婿養子の当主(失踪中)を除いて全て精神異常の血が流れているという設定にし(この設定は少々卑怯な気がするが)、全篇を覆う不気味なムードと共に作品を成功に導いている。
老婦人が殺された時、同室にいた触覚と嗅覚だけが自由な女性に対する尋問場面の異様な程の緊迫感、犯人の"匂い"の謎、そして凶器に何故マンドリンを使ったのかという謎。途中で発見された失踪中の当主が書いたミステリのシノプシス。犯行はこれに沿って行なわれているが、当主は生きているのか ? 薬品棚のホコリの意味、一家の診療カルテを観て、深いため息をつくレーン...。
これらを、有機的に結合し、最後の結論を導き出す作者の構成力は素晴らしく、世界最高峰の本格ミステリの名に恥じない。雰囲気こそ異様だが、論理展開の鮮やかさはいつものクィーンである。この異様さの中で読者の気が逸れているうちに、真相へのデータを晒す手腕も鮮やかである。犯人設定も、昨今は現実が小説を追い越している感もあるが、意外感がある。私の中では、ここ40年程変わらないNo.1ミステリ。
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.21
(4pt)

最後の謎

いわずと知れた古典的名作の一つ。全体に漂う異様な雰囲気、犯人の意外性は他のクイーン物の中でも突出しているといえるでしょう。ただし、クイーン得意の論理的解決が必ずしも成功しているかはちょっと疑問があります(特にマンドリンの問題)。そもそも犯人が犯人だけに`論理的`に解けるものではないですけど。キーとなる状況証拠の提示も読者がよく見ないと見落としてしまいます。そして、この作品の最大の謎は最後のページにあります。サム警部の疑問に対してレーンは返答していません。文脈からすると…
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.20
(4pt)

最後の謎

いわずと知れた古典的名作の一つ。全体に漂う異様な雰囲気、犯人の意外性は他のクイーン物の中でも突出しているといえるでしょう。ただし、クイーン得意の論理的解決が必ずしも成功しているかはちょっと疑問があります(特にマンドリンの問題)。そもそも犯人が犯人だけに`論理的`に解けるものではないですけど。キーとなる状況証拠の提示も読者がよく見ないと見落としてしまいます。そして、この作品の最大の謎は最後のページにあります。サム警部の疑問に対してレーンは返答していません。文脈からすると…
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.19
(5pt)

一発勝負!

古今東西、ミステリのオールタイム・ベスト投票なんかをすると、いつ何時でも上位に入ってくる恐るべき作品。
巨匠エラリー・クイーンが、バーナビー・ロス名義で発表した「ドルリー・レーン4部作」中の1作です。
今では普通にエラリー・クイーン作、とクレジットされるでしょうけど。
はい。
日本では多分、エラリー・クイーンでは、純正本格物の古典、初期国名シリーズの人気が高いと思われます。
と共に、本格ミステリとしてのクオリティで並び立つのがドルリー・レーンものであり、その中でも白眉の傑作がこの作品、というわけで。
また、苦悩する名探偵というシチュエーションは、どことなく後期クイーンの匂いもほのかに(多分)。詩があります。
余談ですが、最初ガチガチの本格物である初期作品群に惹かれ、そして次第に後期クイーンの世界の方にハマって行く、というのがルートとしてあるようです。
で、『Yの悲劇』。
個人的に、メインプロットで印象的だったのは、意外性と力技!これって本格ミステリの肝でもあると思います。
古い作品はあんま読まないという方も居るかと思いますが、やはり押さえておきたい定跡中の定跡。トリックは古くないですよー。
色褪せない永遠の名作。是非。
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.18
(5pt)

一発勝負!

古今東西、ミステリのオールタイム・ベスト投票なんかをすると、いつ何時でも上位に入ってくる恐るべき作品。巨匠エラリー・クイーンが、バーナビー・ロス名義で発表した「ドルリー・レーン4部作」中の1作です。今では普通にエラリー・クイーン作、とクレジットされるでしょうけど。はい。日本では多分、エラリー・クイーンでは、純正本格物の古典、初期国名シリーズの人気が高いと思われます。と共に、本格ミステリとしてのクオリティで並び立つのがドルリー・レーンものであり、その中でも白眉の傑作がこの作品、というわけで。また、苦悩する名探偵というシチュエーションは、どことなく後期クイーンの匂いもほのかに(多分)。詩があります。余談ですが、最初ガチガチの本格物である初期作品群に惹かれ、そして次第に後期クイーンの世界の方にハマって行く、というのがルートとしてあるようです。で、『Yの悲劇』。個人的に、メインプロットで印象的だったのは、意外性と力技!これって本格ミステリの肝でもあると思います。古い作品はあんま読まないという方も居るかと思いますが、やはり押さえておきたい定跡中の定跡。トリックは古くないですよー。色褪せない永遠の名作。是非。
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.17
(5pt)

古典的な名作

ミステリー小説は好きでかなり読んでいるが、実はエラリークイーンを読んだことがなかった。
ただ、有栖川有栖の作品を数冊読んで、彼がエラリークイーンを
尊敬しており、地名シリーズや、読者に挑戦など、同じようなアプローチを行なっていることを知った。
私は有栖川の論理的な展開とその美しさが好きである。
また、本屋でたまたまミステリーの傑作選の雑誌があり、”Yの悲劇”のさわりを読んで、続きが読みたくなり、購入した。
慎重に読み、犯人を推理したが、まるで外れてしまった。
プロットに対して大小の伏線が網の目のように張られている。
それを丁寧に先入観なく、ほぐすと真相が必ず明らかになるように
なっている。
これほどのものが戦前に書かれていたとは、いままでなんで読まなかったのだろうと思った。
日本では評価の高い”Yの悲劇”だが、海外ではそれほどでもないらしい。他の作品の方が高いらしい。
おそらく、真相の根本の部分の暗さと、展開の大仰さが不自然さを感じるのだろう。
まるで舞台を見ているような展開だからであろう。
やはりスタンダードは現代でもひとつも色褪せなかった。
Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701423
No.16
(4pt)

ミステリ初心者にもお勧め

 レーン四部作はどれも傑作ぞろいですが、一番面白い作品はどれかと聞かれたら迷わずこの作品をあげます。というのも、作品の出来はもちろんですが、どうも雰囲気に欠けるクイーンのアメリカ式ミステリにしてはとても設定が英国風、登場人物は癖のある人物ばかりで、名探偵ドルリイ・レーンの魅力が惜しみなく出ている、つまりこの作品は最初から最後までとても劇的なのです。 しかし、本格ミステリとしてこれが一番かというと、そうとは断言できません。国名シリーズの傑作に比べれば推理の完成度は劣り、"推理小説”として読むのなら他にも良い作品がいくつもあると思います。 それでも、前述した通りほとんど完璧な推理小説を書くクイーンの初期の作品中、一番面白く読めるのは恐らく本書です。よく、「Y」を読む前に「X」を読むべきだ、と言われますが、私的にはどちらでも良い気もします。確かに「X」は素晴らしいミステリですが、これは「Y」だけを読んで「X」を読まないのはいけない、と言う意味だと思うので、推理小説を読んだことがない方は面白いこちらの方を先に読んだほうが良いかもしれません。極端な話、子どもなどはそのほうが良いかと。 犯人については、簡単にわかる方とそうでない方がいるよう。私は謎解きのちょっと前に考えてやっとわかりましたが、それでも意外で十分満足できるでしょう。
Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701423
No.15
(5pt)

グイグイ引きこまれる。

Xの悲劇の方が、面白いという人もいるが、私はYの悲劇の方が面白い。ドルリー・レーンという素人探偵も魅力的。正統派の推理小説だと思います。半分読んだところで、犯人はわかってしまうが、それでも面白かったです。読むべし。
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.14
(5pt)

グイグイ引きこまれる。

Xの悲劇の方が、面白いという人もいるが、私はYの悲劇の方が面白い。ドルリー・レーンという素人探偵も魅力的。正統派の推理小説だと思います。半分読んだところで、犯人はわかってしまうが、それでも面白かったです。読むべし。
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.13
(3pt)

古典的名作。

Yの悲劇は、日本では非常に評価が高いが、海外ではそうでもないらしいそうだ。元俳優の探偵ドルリイ・レーンが、ハッター家で起きる毒殺未遂事件と女主人殺害事件の謎解きに挑む、という内容。この小説の優れたプロットは、これまで何人もの作家が下敷きにしてきた。統一性のない手がかりに更に深まる謎、そして意外な真犯人というストーリーは、もちろん今でも十分に鑑賞に堪えるものである。反面、レーンの行動には無理が感じられるし、物語を覆う雰囲気も茶番劇の面が強すぎたのではないか、と思う部分もある。登場人物の設定や彼らの描写にも、さすがに時代を感じてしまう。良い面でも悪い面でも、すでに古典なのである。そして、もう一点、登場人物にあまり親しみをもてなかったのは、宇野氏の翻訳が余り良くなかったからではないかと思う。創元推理文庫の鮎川翻訳版よりは新しい翻訳で読みやすくはあるが、今となっては宇野氏の翻訳も古臭い。
Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701423
No.12
(4pt)

名作をひとつ

どなたでも耳にまたは目にしたことがあるのではないでしょうか。X.Y.Zの悲劇。名作はいつの時代でも楽しませてくれるもの。21世紀の現代に生きている私にとって想像を絶する富豪・名誉を持つ老紳士の「謎解き」は体験しなけらばもったいない名作ではないでしょうか。まずはXの悲劇より読まれることを推薦し、Yの悲劇を読まれることお薦めいたします。
「Yの悲劇」は、現在の推理小説のすべての基本が入っている名作。登場人物も奇怪な一族を取り揃え、本作の謎解きにあたって、最後は「あっ」と言わせていただける名作のひとつです。
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.11
(4pt)

名作をひとつ

どなたでも耳にまたは目にしたことがあるのではないでしょうか。X.Y.Zの悲劇。名作はいつの時代でも楽しませてくれるもの。21世紀の現代に生きている私にとって想像を絶する富豪・名誉を持つ老紳士の「謎解き」は体験しなけらばもったいない名作ではないでしょうか。まずはXの悲劇より読まれることを推薦し、Yの悲劇を読まれることお薦めいたします。「Yの悲劇」は、現在の推理小説のすべての基本が入っている名作。登場人物も奇怪な一族を取り揃え、本作の謎解きにあたって、最後は「あっ」と言わせていただける名作のひとつです。
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.10
(5pt)

ヴァン・ダインのグリーン家と重なる

豊作1932年の作にして、エラリー・クイーンの最高傑作と紹介される事が多い本作。僕にはヴァン・ダインの最高傑作の一つ『グリーン家殺人事件(1928年)』と随所で重なってしまう。ハムレットの引用で始まる『グリーン家』と同様に『Y』も随所にシェークスピアの引用文が用いられ、出てくる登場人物のほとんど異常なところまで舞台はホントにそっくりだ。しかしながらクイーン流のプロットはやはりヴァン・ダインのそれとは一線を画しており、論理が随所に染みていて、それでいて暖かみがある。異常なキャラクター達をいかに組み立てていくかと、様々なファクターを推理小説の世界に加味し、読者を驚かせようという『意気』を感じさせる。何しろこれを読まないではエラリー・クイーンはおろか、推理小説自体も語れないという重要作品です。
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)より
4042507166
No.9
(5pt)

ヴァン・ダインのグリーン家と重なる

豊作1932年の作にして、エラリー・クイーンの最高傑作と紹介される事が多い本作。僕にはヴァン・ダインの最高傑作の一つ『グリーン家殺人事件(1928年)』と随所で重なってしまう。ハムレットの引用で始まる『グリーン家』と同様に『Y』も随所にシェークスピアの引用文が用いられ、出てくる登場人物のほとんど異常なところまで舞台はホントにそっくりだ。しかしながらクイーン流のプロットはやはりヴァン・ダインのそれとは一線を画しており、論理が随所に染みていて、それでいて暖かみがある。異常なキャラクター達をいかに組み立てていくかと、様々なファクターを推理小説の世界に加味し、読者を驚かせようという『意気』を感じさせる。何しろこれを読まないではエラリー・クイーンはおろか、推理小説自体も語れないという重要作品です。
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)より
4488104029
No.8
(4pt)

やはり傑作

初めて翻訳で読んだのが20年くらい前。外国ミステリーにハマりはじめていた小学生の私には非常に衝撃のある作品でした。数限りなくミステリー作品を読んできましたが、内容を鮮明に覚えているという点ではこの作品がN01。高校生の頃クラスメイトが「あの作品は原文で読まないと面白さがわからない」と言っていた言葉を忘れずに十数年。この度ようやく原書で読んでみました。やはり傑作。クインファン、ミステリファンの方にはぜひ原書で読んでもらいたい、と思うのであります。
Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Yの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701423