密やかな結晶

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評判

密やかな結晶の評価:

3.94/5点 レビュー 77件。 A ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全156件 101〜120 6/8ページ
No.56
(5pt)

とてもきれいな状態で満足です。

小川洋子の大ファンです。この本は買いそびれていたので、今回購入できてとても満足しています。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.55
(5pt)

とてもきれいな状態で満足です。

小川洋子の大ファンです。この本は買いそびれていたので、今回購入できてとても満足しています。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.54
(5pt)

暴力シーンも戦闘シーンもなく、圧倒的暴力を描く

ひさびさに、小説を読んで、その楽しさに耽溺しました。

小川洋子は、同世代の作家だし、2004年本屋大賞の『博士の愛した数式』
は当時高校生だった娘といいよねぇ、盛り上がった作品でした。
寺尾聰と浅岡ルリ子が出ている映画も見に行って。

この『密やかな結晶』はかなり前に買って読めないでいました。

世界からいろいろなものが消滅していく物語に心がひるんでしまって。

でも、400pの小説を読み終わって、これは

世界に誇れる日本文学の傑作ではないだろうか、、、
と思います。

暴力シーンも、戦闘シーンもなく、圧倒的暴力とその暴力への
抵抗を描いていることが奇跡のように思えます。

小説家である20代と思われる女性が主人公、この”わたし”が
生きている世界では、少しずつ、ものが消滅していきます。

リボン、香水、鈴、オルゴール、エメラルド、ハーモニカ、鳥、、、、

物体としてのものがなくなるだけでなく、それらのものがあったという
記憶そのものが抹殺されていく世界です。

確かに、これらのものが無くても、人は、生きていける。けれど、
私達が生きる世界がいかに、これらの些細なものの甘美な記憶と
体験で生きているか、ということが痛いようにわかります。

些細なものの消滅の次には、地図、カレンダー、写真、小説、、、、と
消滅は続きます。

そんな世界に、消滅したものを記憶している一部の人がいます。
そういう人たちは、記憶狩りといって、秘密警察に連行され、消えていく。

主人公の私は、記憶を保持したままの自分の編集者を自分の
家の隠し部屋にかくまいます。

まるで、ナチスの時代のアンネ・フランクのように。

そう、この小説自体が、ナチスの、またスターリンの粛正時代、中国の
文革、いやいや、日本の治安維持法、そして、今年の原発事故までも
暗喩しているようです。

思想が目に見えないように、記憶というものも目に見えません。
記憶が消されるという人間そのものに対しての圧倒的暴力。

消滅は、ついに、人の体の部分にまで及んでいくのです。
左足、、、右腕、、まるでSFのような話の展開になっていきます。

主人公がかくまった”すべての記憶を保持している編集者”は
隠し部屋で生き抜きます。

この世界では、記憶を持ち続けることが”抵抗”であり、”生きる”ことなのです。

そして、この小説のなかのことは現実でもいえることだと気づくのです。

権力者は、庶民が考えること、被害を覚えていること、被害を語る
ことを嫌いますよね。

もう一つ、作品のなかに主人公が書く、小説が一篇 埋め込まれています。
これがまた秀逸。信頼していた恋人に、声を奪われ、次は会話の手段で
あるタイプライターを奪われ、紙もペンも奪われ、部屋に軟禁される
物語です。恋人の豹変、それなのに、思考することさえ奪われ、
逃げられないのです。この物語が、美しい静かな文章で描写される
恐ろしさに私は、凍り付きました。

それでいて、読後感は、私達の生きる世界が、たくさんの無駄に思える
行為によって、なりたっていることを痛切に感じさせるのです。

なにげないおしゃべり、紅茶を飲むこと、香水のにおいをかぐこと、
部屋に飾ってある写真、小説を読むこと、、、効率からはずれるこれらが
あるから私達は生きていけるんだ、、、と思うのです。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.53
(5pt)

暴力シーンも戦闘シーンもなく、圧倒的暴力を描く

ひさびさに、小説を読んで、その楽しさに耽溺しました。

小川洋子は、同世代の作家だし、2004年本屋大賞の『博士の愛した数式』
は当時高校生だった娘といいよねぇ、盛り上がった作品でした。
寺尾聰と浅岡ルリ子が出ている映画も見に行って。

この『密やかな結晶』はかなり前に買って読めないでいました。

世界からいろいろなものが消滅していく物語に心がひるんでしまって。

でも、400pの小説を読み終わって、これは

世界に誇れる日本文学の傑作ではないだろうか、、、
と思います。

暴力シーンも、戦闘シーンもなく、圧倒的暴力とその暴力への
抵抗を描いていることが奇跡のように思えます。

小説家である20代と思われる女性が主人公、この”わたし”が
生きている世界では、少しずつ、ものが消滅していきます。

リボン、香水、鈴、オルゴール、エメラルド、ハーモニカ、鳥、、、、

物体としてのものがなくなるだけでなく、それらのものがあったという
記憶そのものが抹殺されていく世界です。

確かに、これらのものが無くても、人は、生きていける。けれど、
私達が生きる世界がいかに、これらの些細なものの甘美な記憶と
体験で生きているか、ということが痛いようにわかります。

些細なものの消滅の次には、地図、カレンダー、写真、小説、、、、と
消滅は続きます。

そんな世界に、消滅したものを記憶している一部の人がいます。
そういう人たちは、記憶狩りといって、秘密警察に連行され、消えていく。

主人公の私は、記憶を保持したままの自分の編集者を自分の
家の隠し部屋にかくまいます。

まるで、ナチスの時代のアンネ・フランクのように。

そう、この小説自体が、ナチスの、またスターリンの粛正時代、中国の
文革、いやいや、日本の治安維持法、そして、今年の原発事故までも
暗喩しているようです。

思想が目に見えないように、記憶というものも目に見えません。
記憶が消されるという人間そのものに対しての圧倒的暴力。

消滅は、ついに、人の体の部分にまで及んでいくのです。
左足、、、右腕、、まるでSFのような話の展開になっていきます。

主人公がかくまった”すべての記憶を保持している編集者”は
隠し部屋で生き抜きます。

この世界では、記憶を持ち続けることが”抵抗”であり、”生きる”ことなのです。

そして、この小説のなかのことは現実でもいえることだと気づくのです。

権力者は、庶民が考えること、被害を覚えていること、被害を語る
ことを嫌いますよね。

もう一つ、作品のなかに主人公が書く、小説が一篇 埋め込まれています。
これがまた秀逸。信頼していた恋人に、声を奪われ、次は会話の手段で
あるタイプライターを奪われ、紙もペンも奪われ、部屋に軟禁される
物語です。恋人の豹変、それなのに、思考することさえ奪われ、
逃げられないのです。この物語が、美しい静かな文章で描写される
恐ろしさに私は、凍り付きました。

それでいて、読後感は、私達の生きる世界が、たくさんの無駄に思える
行為によって、なりたっていることを痛切に感じさせるのです。

なにげないおしゃべり、紅茶を飲むこと、香水のにおいをかぐこと、
部屋に飾ってある写真、小説を読むこと、、、効率からはずれるこれらが
あるから私達は生きていけるんだ、、、と思うのです。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.52
(2pt)

普遍的テーマの掘り下げ

小川ワールドの根底に流れる世界観はここにあった。

本作の主人公が書く小説で、男に少女が閉じ込められる話は薬指の標本そのものだ。

テーマを正面から扱った分、消化不良感や昇華されなかった感が否めない。ここで描かれたいくつかの作品がその後の作品で絶妙の切れ口を見せているともいえるけど。

この本を先に読んだ方が良かったのか、それともルーツをたどる的にこの作品に触れる形でよかったのか、今となってはわかりませんが。

うん。でも、やっぱりあと、もう一ひねり。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.51
(2pt)

普遍的テーマの掘り下げ

小川ワールドの根底に流れる世界観はここにあった。

本作の主人公が書く小説で、男に少女が閉じ込められる話は薬指の標本そのものだ。

テーマを正面から扱った分、消化不良感や昇華されなかった感が否めない。ここで描かれたいくつかの作品がその後の作品で絶妙の切れ口を見せているともいえるけど。

この本を先に読んだ方が良かったのか、それともルーツをたどる的にこの作品に触れる形でよかったのか、今となってはわかりませんが。

うん。でも、やっぱりあと、もう一ひねり。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.50
(5pt)

ん〜。

初めて小川洋子さんの本おもしろいと思った小説です。『余白の愛』を読んだときはまだ小川洋子さんの小説に慣れてなくて“なんだ、この本と”思ってしまいました・・・。
独特の世界観があり、はまれば病み付きかも・・・です。川上弘美さんと同じ位置にいます。私の感覚では。この本がおもしろいと思われた方は『薬指の標本』もご覧ください。とっても素敵ですよ!!フランスで映画化されたものです。さすがフランス!!
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.49
(5pt)

ん〜。

初めて小川洋子さんの本おもしろいと思った小説です。『余白の愛』を読んだときはまだ小川洋子さんの小説に慣れてなくて“なんだ、この本と”思ってしまいました・・・。
独特の世界観があり、はまれば病み付きかも・・・です。川上弘美さんと同じ位置にいます。私の感覚では。この本がおもしろいと思われた方は『薬指の標本』もご覧ください。とっても素敵ですよ!!フランスで映画化されたものです。さすがフランス!!
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.48
(5pt)

絶望的で悲しいけれど、

個人では抗えない大きな力による不幸に黙って耐える人たち、

しかもその不幸の記憶もだんだん薄れてしまう。

そんな状態に流されている主人公が、大きな流れに逆らうことをする。

その動機は本人にもはっきりしないが、自分にとってもかなり危険なことをやり通してしまう。

けれども、自分自身は大きな流れに乗って、消えていくことを受け入れてしまう。

ファンタジーですが、人ごととは思えない不安も感じてしまいます。

悲しくて辛いことが、たんたんと過ぎていく。

せめてもの救いは、本人はつらさをそれほど感じることができない、というところです。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.47
(5pt)

絶望的で悲しいけれど、

個人では抗えない大きな力による不幸に黙って耐える人たち、

しかもその不幸の記憶もだんだん薄れてしまう。

そんな状態に流されている主人公が、大きな流れに逆らうことをする。

その動機は本人にもはっきりしないが、自分にとってもかなり危険なことをやり通してしまう。

けれども、自分自身は大きな流れに乗って、消えていくことを受け入れてしまう。

ファンタジーですが、人ごととは思えない不安も感じてしまいます。

悲しくて辛いことが、たんたんと過ぎていく。

せめてもの救いは、本人はつらさをそれほど感じることができない、というところです。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.46
(3pt)

飽和する結晶

最近の著者の作風からすると、デビュー作の方により近い雰囲気。
ひんやりしていて、善意のものなのか悪意のものなのかわからない無機質な感じ。
しかし、無意識のうちにも善意の方へ傾こうとする読む者の心が、
最後の最後にはねつけられたような後味の悪さが残る。
意地悪な童話とでも呼べばいいのだろうか・・・

物語が進むにしたがって様々なものをなくしていく島の人々に反比例して、
なくなっていったものを積み上げて物語の情報に置き換えて読み進めていく私たち読者。
でも結局はその両方が、ふくらみすぎた風船がパン!とはじけるように、最後には空っぽに
なってしまった。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.45
(3pt)

飽和する結晶

最近の著者の作風からすると、デビュー作の方により近い雰囲気。
ひんやりしていて、善意のものなのか悪意のものなのかわからない無機質な感じ。
しかし、無意識のうちにも善意の方へ傾こうとする読む者の心が、
最後の最後にはねつけられたような後味の悪さが残る。
意地悪な童話とでも呼べばいいのだろうか・・・

物語が進むにしたがって様々なものをなくしていく島の人々に反比例して、
なくなっていったものを積み上げて物語の情報に置き換えて読み進めていく私たち読者。
でも結局はその両方が、ふくらみすぎた風船がパン!とはじけるように、最後には空っぽに
なってしまった。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.44
(3pt)

次々湧き上がる好奇心が裏切られる

着想は素晴らしいと思いました。でも、暗いのです。読後感が非常に悪かったです。読んでいて次々と湧き上がる好奇心やストーリーの先の展開への期待が裏切られたような気がします。最悪だったのは解説。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.43
(3pt)

次々湧き上がる好奇心が裏切られる

着想は素晴らしいと思いました。でも、暗いのです。読後感が非常に悪かったです。読んでいて次々と湧き上がる好奇心やストーリーの先の展開への期待が裏切られたような気がします。最悪だったのは解説。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.42
(5pt)

美しくて心地のよい文章

初めて小川洋子さんの作品を読みました。

最初から主人公の置かれてる「消滅」のある世界という設定に驚きましたが

次に、その文章や選ぶ言葉の一つ一つがすごく優しくて美しくて驚きました。

残酷な情景を描いているのに、美しい絵を想像してしまうような感じで。緊迫した状況での登場人物達の優しさや愛情表現が、激情的ではないけど、とても心地よく感じます。読み終えて、悲し〜い気分になりましたが、「何かすごい小説読んじゃった」っていう興奮が残りました。

映画「博士の愛した数式」を見て本を手にした、ミーハー派ですが他にも小川洋子を読みたくなりました。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.41
(5pt)

美しくて心地のよい文章

初めて小川洋子さんの作品を読みました。

最初から主人公の置かれてる「消滅」のある世界という設定に驚きましたが

次に、その文章や選ぶ言葉の一つ一つがすごく優しくて美しくて驚きました。

残酷な情景を描いているのに、美しい絵を想像してしまうような感じで。緊迫した状況での登場人物達の優しさや愛情表現が、激情的ではないけど、とても心地よく感じます。読み終えて、悲し〜い気分になりましたが、「何かすごい小説読んじゃった」っていう興奮が残りました。

映画「博士の愛した数式」を見て本を手にした、ミーハー派ですが他にも小川洋子を読みたくなりました。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.40
(4pt)

消滅

淡々と進む物語なので、1回入ってしまえば読みやすい。

忘れることの空しさと、覚えていることの儚さが見事に融合した淡白な作品だ。

所詮、人間は物体なのだということを思い知らされる。

何故か物凄く悲しくなる本だ。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.39
(4pt)

消滅

淡々と進む物語なので、1回入ってしまえば読みやすい。

忘れることの空しさと、覚えていることの儚さが見事に融合した淡白な作品だ。

所詮、人間は物体なのだということを思い知らされる。

何故か物凄く悲しくなる本だ。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.38
(5pt)

忘れてしまうということ

ものすごく、淡々と物語は進んでいって、

なのにすごく感情移入して読んでしまうんです。なぜか。

まぶたより、あたたかい作品。おじいさんがだいすきでした。

消滅は悲しいはずなのに、

消滅してしまうと、それが悲しいことだということも忘れてしまって、

どんな消滅も受け入れて、生きていくけれど、

島は、そして自分の心は、スカスカで、空虚ばかり。

だけど、それを辛いとも感じることはないんです。

消滅とは、そういうこと。

消滅を受け入れて、全て忘れてしまう人と、

覚えている「異端」な人。

覚えている人は、忘れてしまう人を、かわいそうだと思います。

でも、忘れてしまう人にとっては、それは普通なことで、

消滅を辛いと思う、覚えている人がかわいそうだと思います。

「忘れてしまうこと」と、「覚えていること」

いったいどっちが幸せで、どっちが辛いんでしょう。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.37
(5pt)

忘れてしまうということ

ものすごく、淡々と物語は進んでいって、

なのにすごく感情移入して読んでしまうんです。なぜか。

まぶたより、あたたかい作品。おじいさんがだいすきでした。

消滅は悲しいはずなのに、

消滅してしまうと、それが悲しいことだということも忘れてしまって、

どんな消滅も受け入れて、生きていくけれど、

島は、そして自分の心は、スカスカで、空虚ばかり。

だけど、それを辛いとも感じることはないんです。

消滅とは、そういうこと。

消滅を受け入れて、全て忘れてしまう人と、

覚えている「異端」な人。

覚えている人は、忘れてしまう人を、かわいそうだと思います。

でも、忘れてしまう人にとっては、それは普通なことで、

消滅を辛いと思う、覚えている人がかわいそうだと思います。

「忘れてしまうこと」と、「覚えていること」

いったいどっちが幸せで、どっちが辛いんでしょう。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696