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夜は短し歩けよ乙女
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夜は短し歩けよ乙女の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 81~100 5/7ページ
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| 「大学生世代の若者に大人気」ということで、ちゃんと買って読んでみたのですが、文章が変に擬古的で、私には合いませんでした。「XXしたまえ」とか、「文学っぽい」のはわかりますが、あくまでも「〜ぽい」といった印象で、テーマや文体や感性に「21世紀を生きている中、文芸(お話、小説)を書いている」と感じさせる個性が無かったような気がしました。いい意味で先入観があったのに(「現代の読者が惹き付けられる、いい作品なんだ」)、あまり評価できず、残念です。 京都出身など、著者と共通点があればもっと楽しめるのかなあとも思います。私はそうではないので、いまいちでした。 | ||||
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| 多数のレビューにある様に馴染めるか馴染めないかなのだと思います。 私は圧倒的に後者で、友人から強い勧めがあり読みはじめたが、このサイズの文庫本に三ヶ月の時間を要してしまった。 ただ三ヶ月もかかって読了したということは途中で投げ出させない『なにか』があった事は確かだろう。 私はその『なにか』の正体はストーリーではなく、叙述の面白さだと思っている。 ストーリーは始めから終わりまで一貫してつまらない、ただつまらない。しかし読んでいると酔っぱらったときにふと思い浮かべる様な奇想天外なイメージが頭に鮮明に浮かび上がる。この感覚がすっと掴める方にとっては非常に面白いのではないか。 そういった意味では本書は、小説として文書を読むというより、8ミリフィルムの映画を見ている様な感覚で「見た」作品である。 とはいってもつまらないものはつまらないので星二つ。 | ||||
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| 友人に薦められて読んだが、正直最後まで読むのに苦労した。 山本周五郎賞、本屋大賞2位という価値は分からないが、 少なくとも山本周五郎の名を冠した賞を 獲得する価値がある本かと言われると、疑問が残る。 独特の言い回しは面白いと思うが、 作品を通してその言葉遊びに終始しているように感じた。 ただ、読書に対して求めるものによって、作品の評価は分かれると思う。 本の楽しみに”ある種の世界観への没頭”を強く求めるような人は、 ただ文体を辿っているだけで、心地よさを味わうのだろう。 しかし、私にはあわなかった。 | ||||
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| 本書で使われているような手法を、「マジックリアリズム」とか、「幻想的リアリズム」というのだそうだ。「非現実と現実との融合」といえば聞こえはいいのだが、私から見れば、本書は、基本は完全に現実に置かれており、それに、少しばかりの非現実のエッセンスを効かせているだけとしか思えなかった。 煎じ詰めれば、単に、第1章は梯子酒の果ての大酒飲み合戦、第2章は古本を賭けた我慢大会、第4章は集団風邪の蔓延というだけの物語ではないのか。そんな物語に神様やそれに類する人を登場させられても全く必然性が感じられず、普通のドタバタ小説を無理矢理ファンタジー色に仕立て上げているだけという、わざとらしい作意を感じてしまう。そんな中にあって、第3章の学園祭のドタバタだけは、無理矢理のファンタジー色もなく、凝った作りの恋愛小説として、それなりに面白く読めた。 第3章以外は、リアリズム小説あるいは恋愛小説として読もうとしても、バカバカしいような幻想的描写にしらけてしまうし、かといって、幻想小説としては、あまりにもベースが現実的過ぎる。さりとて、ユーモア小説として読もうとしても、笑えるほどのユーモアセンスも感じないというのが私の率直な感想であり、この程度の中身なら、非現実なら非現実、現実なら現実と、どちらかにはっきりと徹して読ませてほしいと、楽しめるどころか、かえって、フラストレーションさえ感じてしまう作品だった。 本書が本屋大賞の第2位にランクインしているということは、こうした作品を好む読者も多いということなのだろうが、私には、こうした類いの作品の面白さは、全く理解できなかった。森見登美彦の作風が他の作品でも基本的に変わっていないのなら、私は、もうノーサンキューだ。 | ||||
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| 友達に薦められて読みましたが、挫折しました。 物語が奇想天外すぎて感情移入できなしい、だからと言ってファンタジー的な面白さもないし。 好き嫌いが分かれるというレビューが多くありますが、どこがいいのか私にはさっぱりわかりません。 | ||||
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| 文章が稚拙。 最近の作家さんは、文章力が無い方が多いように感じます。 | ||||
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| 文体が少し古風な上、登場人物が現代の感覚から少し離れた独特の雰囲気を持つ人が多く全体的な雰囲気はとてもいいのですが、話の展開のはあまり魅了されませんでした。 理由はファンタジーの要素が原因か?自分でもよくわかりません。 余談ですが、私は関西人なので先斗町や木屋町など、、、自分にとって土地勘のある馴染みに場所が小説の舞台になっているのは単純に嬉しかったです。 | ||||
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| たまたま、この作品のレビュー見て驚いたー。 人気あるんですね。 ボクは本屋で『なんとか賞』とか『なんとか大賞』だってことも知らず (ここのレビューで知った。)文庫初版時に購入して読みました。 こんな退屈な小説があるのかと驚いたのは覚えているが、今となっては 何ひとつストーリーを思い出すことはできず。 まあストーリーはともかくとしても、そのおかしみの部分が何であるかすら 理解できませんでした。 文体がいい?支離滅裂とか読みづらく難解とか他に無いものならいいんですか? なんか言葉に酔っているだけで、ストーリーなどは行き当たりばったりで 一気に書き上げたのではないかとボクには感じました。 他の方のレビューに『オタク』というワードがあるのを見てハッと思いましたが この作品はオタク文化におけるオタク的文学っていう解釈でいいんでしょうか? オタク文化を理解している方には面白いと。 まあ、それならそれでいいんです。別にボクは、こういう作品が世の中にある ことを否定しようとしているわけではないので。 それならそれで、もうちょっと装丁とかなんかでそれだと分かりやすくして ほしいもんです。 こういう作品を、欲している人と欲していない人をある程度誘導してくれる 要素があってほしいというか。 結論、ボクには得るものは何も無く、時間とお金を無駄にしたという感想です。 それとも、これがジェネレーションギャップというものなのか、あるいはボクの 想像力が欠如しているのかな? やれやれ。 | ||||
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| どこまでもすっとぼけの不思議ちゃんが お酒が好きだからって理由で水のように飲み干し、ほいほい人についていく感じから?だった。 万城目さんの書評で、森見氏には及ばない、みたいな表現をどこかで 読み、この方の作品も読んでみていますが 何度も頭はかくかく、睡魔との格闘以前に寝てしまう始末。。 前者の作者さんの世界観はあるかも、とすごく身近に感じるので好みでしょうが 私は前者の作者の読み易い書き方も含めて好きでした。 好き嫌いがはっきり分かれているみたいで もちろん好きな人が断然多いですが、 本を投げつけたくなった方もいたそうで…納得出来てしまう部分がある。 残念ですがヒロインに全く共感出来ないので挫折しそう。 ファンタジーなのは分かっているけど、 とりあえずこんな女の子…いないでしょうに。 知りあったばかりのオッサンに 良い話を聞いたからって胸揉まれて黙っている子なんていたら変すぎる。 | ||||
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| 作者の文体がちょっと古風な感じ。そして独特です。 私は明治〜大正の作家が割と好きなので、最初は読んでいてすごく良かったのですが・・・ 話の展開などにあまりついて行けず、読みすすめるのが辛くなりました(笑) この文体ならもっと世界観とかストーリーも統一して 「バリバリの純粋文学です!」 みたいな作品にした方が面白いと思いました。 なんかたとえていうなら 「顔はメチャクチャ大人っぽくて美人なのに、首から下は幼児体系」 って感じの作品でした。 | ||||
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| 本屋大賞2位という帯がついていたのでわくわくして読み始めました。どこまで読みすすめば面白くなるのかと期待したら、最後まで面白くなくて、がっかりしました。ユニークな表現だとは思いますが、私にはこの本の面白さは理解できませんでした。 | ||||
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| ペンギンハイウェイを読んで面白かったので、本作も購入しました。 しかし、文章が私にとっては物凄く読みづらく、ページをめくる手が遅々として進みません。 2つめのお話まで、一ヶ月を費やして読み、読むのを辞めてしまいました。 私は、一度読んだ本は絶対最後まで読み切ると決めて読んでいます。 しかし、このままでは、終わるのに半年以上かかるような気がして、断念しました。 もう早く売りたいです。 本屋大賞2位になったとはとてもじゃないけど信じられません。 まぁあの賞は話題性が物を言う感じがしてあまり好きではないですが。 | ||||
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| 先にレビューを読んで評価が分かれていたので、 私はどっちだろうと思いながら読み始めましたが?? 頭に入らず前になかなか進みませんでした。。。 100ページぐらいで挫折し、駅のごみ箱へ捨ててしまいました。。。 私には合わなかったようです。 本当に好き嫌いがはっきり分かれそうですね。。。 | ||||
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| 他のレビューにもあるとおり、好き嫌いが分かれる作品だと思います。私は万城目学にハマったのがきっかけでこの作品のことを知り、「森見ワールド」にも期待して今回読んでみました。結果は…文体は好きでしたが、奇想天外のストーリーについていけなくなり、途中から飛ばし読みしてしまいました。万城目ワールドも奇想天外ながら「私が知らないだけで、もしかすると存在するかも」と思わせてくれたのですが、こちらはひたすら空想世界が続いて、私の想像力の限界をあっという間に超えてしまい「いつ現実に戻ってくれるの?」と途方にくれてしまいました。ジブリあたりで(ハウルと千尋と耳をすませばの感じで)映像化してくれると、私も入り込めるかも。合う人はすごくハマると思いますので、まずは本屋さんで少し読んでみることをオススメします。 | ||||
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| 最初から躓いてしまいました。 京都が好きなので、狐の話も読みましたが、今回のは恋愛小説なのかハチャメチャな コメディなのか、京都にすむ魔物を描いたのかさっぱり分かりません。 何とか面白い展開になっていくのかと思いつつ、無理をして読み進んでいましたが、 どうも私の感性では理解しがたく、途中で読むのが苦痛になりあきらめました。 同じ作家の本をもう1冊買ってしまったのですが、本をにらみながら読むのに躊躇しているとこです。 この本の本質が全く理解できない...時間の無駄をしてしまったような後味の悪さを覚えます。 | ||||
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| 読書好きな高校生です。 森見さんが好きっていう訳じゃなく、新聞の広告でデカデカと取り上げてあったため購入しました。 表紙の絵も可愛くて、「よっしゃー!読むぞー!」と楽しくページを開きました。 ・・・開いて固まりました。 か、漢字が読めない・・・!あれ?この字ってこうやって読むんだ・・・あれ?こんな読み方習ったっけ? はい、挫折。 広辞苑を片手に、「この語彙はこういう意味なんだ・・・」と最初のうちは調べながら読みましたが・・・広辞苑の言葉もよく分からず。 意味を調べるはずが、段々と漢字の勉強にorz 読書じゃなくなりました。 また、語り方も独特。 表紙の女の子はふわふわしていて、可愛らしいんです。可愛らしいのですが、口調がネックになりました。 「〜なのであります」っていう語尾でケ○ロ軍曹を思い浮かべた私。・・・緑のかえるちゃんこんにちは〜! もちろん、楽しいところもありました。 最後の主人公とヒロインの場面は微笑ましいし、「頑張れ!」と応援しながら読めました。 が、やっぱり真ん中の部分は未だにはてなマークが浮かぶ言葉が沢山・・・。 私の読解力不足&漢字が読めないっていうのもあるかと思いますが、ちょっと難しかった・・・。 | ||||
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| 友人から面白いと聞いたので図書館で借りて読みました。 この作者の作品を読んだのは本作が初めてです。 女子大学生とその娘に恋する男子大学生、その他大勢の人々から成る話なのですが、 登場人物の言動は理解できないし、出来事すべてが非日常的。 ファンタジーの様なワクワク感や夢のあるものではなく、 何が起きてるのか、どういった意味があるのか全く分からない。 ひたすらハチャメチャで、所々破廉恥な内容もあり、 しかし山場も何もないまま、いきなり主役二人の仲が変化して 終わり、でした。 滅茶苦茶な内容に苦痛を感じながらもなんとか読み切りましたが、 どこがどう面白いのか全く理解できなかったです。 僕に残ったのは、理解できない内容に対する不快感だけで、 プラスになるものは何もありませんでした。 でも友人は”この作品を読む通勤時間”が楽しみになる程面白かったらしく、 この作者の他の作品も面白いと話していますので、 合う人には面白いみたいです。 | ||||
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| タイトル通りである。オシャレっぽい文体、すれ違いの恋愛要素、SF「げ」な超常現象。 この作品の概略を簡単に記すならば、「四季折々の大学周辺を舞台に男女が集団で入り乱れながら恋愛問題を主軸に東奔西走→なんだかんだで最後は大団円。」と言った所か。 自分で好きな様に過ごせる時間が増え、バイトにサークル、ゼミや合コンなど、「今自分は誰よりも楽しんでいるんだぞ!」と必死に背伸びしながらアピールをしている大学生がいかにも手にとって満足しそうな作品である。 本屋大賞第2位という事で大いに期待して読んでみたが、読了後床に叩き付けた本はこれが初めてかもしれない。 「読み終わった後に何の感慨も起こらない。」「ご都合主義がすぎる。」という批評も聞くが、この作品を「つまらない。」と感じる読者は、特にこの作品独自の「オシャレっぽい文体」に弾かれる人が多くを占めるようだ。 ただ私は、この奇を衒うような文体にはさほど嫌悪感は感じなかった。青春謳歌ノベルもたまに読む。 モノの完成度は別として、自分なりの文体を作成する事は決して悪いことではないし、むしろ挑戦的とも言えるであろう。独自の手法や方法論を用いて傑作を作り上げた作家も少なくない。 しかし私が読んでいて決定的に怒りの域に達したのが、前述したSF「げ」な超常現象である。 この作品の中では様々な現実離れした超常現象が起こるのだが(鯉が竜巻に飛ばされたり、天狗が空を飛んだり、古本市の神様が現れたり等)、それらの現象に対する論理的な説明が何一つとして描写されていないのである。 故になぜこの現象が起こって、なぜこの結果になって、なぜそこからこの展開になって、なぜそれが解決方法になったのか、というのがもうさっぱり解らない。 SFと言ってしまえばそれまでだが、SFならSFなりに拙くとも現実の論理で説明の描写を多少なりとも入れるのが筋というものだろう。 説明描写を切り取ったSF要素ではただの妄想であり、端的に言ってしまえば作者の「嘘」としか言いようがない。 作品内の諸要素が「嘘」であるなら、根幹の恋愛要素も「嘘」って事ですよね? それが青春だとは言わせませんよ。 | ||||
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| 好きになれませんでした。なんとか最後まで読みましたが、 思わず本を放り投げてしまいました。 自分にはただの萌えキャラ総出演の、二次元大好き作品にしか 思えませんでした。そういう作品なんだといわれてしまえばそれまでですが、 評判などからもう少し中身があるかと期待してしまいました……。 特にヒロインが男がつくりあげた理想という感じですごく気持ち悪かった。 女性でこのヒロインに嫌悪感を持つ人は多いんじゃないかな……。 | ||||
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| 奇をてらった表現というのは文章にあくまでスパイスとして入れるものであって、そのスパイスをメインに味付けをされると非常に食傷する、ということが良く分かった本でした。 読めばすぐに分かりますが、終始「オレはこんなに語彙が高いんだぞぅ!」と見せつけんばかりの文体で書かれています。作者は豊かな日本語を創造しているつもりなのかもしれませんが、私からすれば文章全体の流れや言葉の使い所が分かっていないことを露呈しているだけの幼稚な文章にしか思えません・・・言葉をおぼえたての幼児じゃあるまいし。 しかも、その飽きるほど入れられたスパイスを除いてみれば、あとに残るのは実に貧相な味付けだけだったり。 もちろん起承転結なんて古臭い定石を守る必要はありませんが、この主人公の半径3mくらいで完結してる「起承承承」の作品は、物語としてあまりに痩せ細ってはいないかと。 AがBした。CがDと言った。・・・え、それで終わり?みたいな。 森見さん。あなたがそれなりに本を読んでいることはよく分かりましたから、今度は借り物の言葉いじりだけではなく、あなた自身の『物語』を紡いでくださいね。 | ||||
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