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ツァラトゥストラへの階段
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ツァラトゥストラへの階段の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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ニーチェは発狂して死にましたよね。彼ももしかしたら 感染していたかもしれません。 人が何かにとりつかれたかのように物事に没頭し、 常人には考え付かないほどの何かをこの世にもたらすことが 確かにあるとおもいます。 良い意味でも、悪い意味でも。 それは時に自分では制御のできないもののように感じます。 自分とは別のなにかにそそのかされている、あるいは操られている… そのあたりの人としての在り方をうまく表現していると思います。 「ツァラトゥストラへの階段」ほど深淵で普遍的なテーマを ライトノベルとして面白く表現できている作品はありません。 まちがいなくライトノベル史上最高傑作の一つでしょう。 …ですが本作は三巻で止まっています。 売れないからでしょうか。手塚は「ネオ・ファウスト」執筆を途中でやめました。 それはこの世を去ってしまったため書くことができなかったからです。 土橋さんは生きていますよね。なにがあっても最後まで書くべきです。 僕はそう思います。 | ||||
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能力の負荷に苦しむ主人公、更に強まる負荷に苦しむ主人公、もう限界だけど頑張る主人公。 そんなジャンプ式の苦しさインフレが八割方を締める巻でした。(残り二割はオリビアへのキャラ萌えと特殊なゲームが解明されていく楽しさ) | ||||
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後半戦はデイトレということもあって、『株式市場』というクッションを介したやり取りになり、対戦相手との心理描写は大分薄めです。 それと、デイトレでの戦いというのを視覚化するためでしょうが、「飾りの武器を下げたビキニアーマーの女が向かい合っての数値バトル」というのは、私には陳腐さしか感じられませんでした。 全体としては十分楽しめましたが、ファンとしてはもっと濃密な心理戦を期待してしまいます。 | ||||
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駆け引き部分が減り、パルス能力による主人公への負荷と、能力者(女)同士の肉弾戦が主な内容の巻でした。 はっきり言ってバトル描写は余り面白くなく、特にキャラが動いてる感がないため緊迫感を全く感じませんでした。 ゲームの進行もいたって順当、駆け引きらしい駆け引きはペアの女の手綱握り程度でした。 | ||||
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「扉の外」シリーズはとても面白かったですが、これは駄作でしょう。 緊張感、瑞々しさ、ゲーム性、無骨ながらも味のある文、生々しい感情描写、微エロ要素、といったこの作家の魅力が、前作からすべて半減してる。 ルールのよくわからないゲームのプレイ動画を見てる感じ。または劣化版「カイジ」というところ。 | ||||
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ツラトゥストラ3作目は、東京の町を舞台にした現実RPGです。福原はオリビアを救うため、RPGに参戦します.エージェントの舞、戦士の飛鳥も加わり、謎を探りながら必死に戦う主人公に、のめり込んでしまいます.パルスの頂点である聖剣との最後の戦いは、まさに手に汗握る感覚でした.オリビアは解放されますが、主人公の姉や飛鳥の復習などまだまだネタはありそうなので続けてほしかったです.もう少し読みたいというところで、連載をおえるのが、土橋流の潔さなのかもしれません。(それとも美人担当氏のさしがね??) | ||||
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ツラスゥストラの2巻はチェス、オセロをもした戦略ゲームです。男性プレーヤーがナビ、女性が戦士というのも現代らしいシチュエーションだと想います。探索、交渉、戦略、トレードなどに加えて、パルス能力という設定が重要な要素を占めるようになりSFタッチの作品になっています。相変わらず緊張感と疾走感に満ちており、一気に読んでしまいました。ラノベファンに広くお勧めできる良作です。 | ||||
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異常環境での心理描写と舞台作りのうまさ、それが土橋作品だと想います。微妙に前作のキャラクタとリンクしているのもファンにはうれしいところです。今回は、前半が監禁ゲームでライアーゲームのような感じかと思いきや、すんなり解放されてアングラゲームのプレイヤーとして参加してゆくという内容。後半はデイトレーディングゲームでそれに人間の運命をかぶせて、主人公の心の動きを描写してゆきます。論理的判断力と決断力で成り上がってゆくストーリーはとても魅力的で続編が続編が楽しみな内容でした。 | ||||
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ぐいぐいと引き込まれた。すらすら読めた。そして凄く面白い。 相変わらず主人公は良いなぁ。中途半端に優しいから騙されるみたいな。 一巻は説明的な要素が多くて少しスリリングとかゲームとかの要素が少ないから★★★★にしとく。 | ||||
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スピード感が素晴らしい。今回のは格ゲーみたいな速さを感じる。 特殊能力があるくせに人間の心の汚い部分をしっかり書くってのがまた素晴らしい。 主人公の消耗しきった心の描写、終章の屋上のシーンの美しさに感動。 | ||||
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おもしろい。あるとき物語の展開がいきなり変わって主人公がその状況に対応する描写が鮮やかでおもしろい。またオリビアも助かってハッピーエンドだったのも良かった。白身魚さんのイラストもていねいでよいと思う。 | ||||
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第3巻を読んで、まず思ったのは、作者が飽き始めているのでは? ということでした。 物語の設定では、主人公のランクのこともありますし、探す人にまだ会っていない、ということもあり、長いシリーズを予定しているように見えます。 しかし、この巻では、ゲームというものを考えるのに、早くも作者が飽きてきているような印象を受けるのです。 そのかわりに、データ世界のイメージにはすばらしいものがあり、それはそれで楽しいのですが・・・ この第3巻のあと、作者は別のシリーズをスタートさせましたので、本シリーズはこれでおわりかな、と思ったりしました。 | ||||
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欠点の多い作品です。それをおぎなって余りあるおもしろさです。いっきに読んでしまいました。 欠点としては、文が硬いこと。とくにセリフが硬い。ぎこちないです。 また、登場人物の心理にリアリティがなくなるときがあります。(うそのボロが出る。)年頃の少女が、彼氏でもない男の目の前で、平気で着替えをする、というのは、どう考えても不自然です。そんな不自然さが、あちらこちらにちらばっています。 にもかかわらず、すばらしくおもしろい小説です。 疾走感がたまりません。 かけひきと、暴力。 女がつかみ合い、取っ組み合いのけんかをするシーンは、逆に妙にリアリティがあります。 たぶん、作者が現実に見聞きしているじゃないかな、なんて思ったりします。 おもしろい小説に飢えている人におすすめします。 | ||||
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このラノでけっこう上位にあり、カイジ的な要素があると聞き購入しました。 ごもっともです。そして半端じゃなく面白いです。 作風がラノベでも珍しいタイプで、土橋先生の書き方がこのジャンルに向いた書き方なのでおもしろくないはずがない。 人間の醜さを抽出する能力はピカイチでした。 さて、扉の外も読みましょうか… これから入ったので… | ||||
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扉の外に比べ、能力があったりする所が当初賛否両論でしたが、2巻辺りからこなれてきて、3巻では能力設定を生かした話となっております。 自分としては今最も続きが楽しみなシリーズの一つです。 | ||||
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ザ・過酷ライトノベル第三弾、もしくは第六弾。 内容のほうはいつもの囚人ゲームですが、今回はRPGということで他プレイヤーとの駆け引き・思考の読みあいは今までより控えめ。 土橋さんの作品において、この駆け引きこそが一番の魅力だと思っていますので、これは少し残念でした。 しかし、代わりにこの巻ではオリビアの健気さが増量されています。 むしろオリビアが最大の魅力と言ってもいいくらい。 この巻のヒロインと言っても過言ではない彼女と主人公・福原によるラストシーンは特に素晴らしく、土橋さんの著作のなかでは最高の読後感でした。 (扉の外シリーズがその点においてアレすぎたというのもありますが) シリーズのファンのかたはもちろん、中でもオリビアのその後が気になって仕方がなかったというかたに特にオススメです。 | ||||
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福原駿介が目を覚ました時、そこは日常と懸け離れた空間だった。自身をいれて11人の男女が薄暗い部屋の中に。それぞれ左手首には床に繋がれた鎖付きの手錠。頭上には首吊り死体と思しきもの。どうしてこうなったのか思い出そうとしても、いつもどおりの日々の中、学校の屋上にいたのを最後に福原の記憶は途切れていた。状況を把握しようと動くうちに判明したことが。一人あたり1千万円の現金、そして一丁の銃などが支給されていた。どうもこれはゲームらしい――。そして心理戦が始まる。だがそれはまだ序章にしか過ぎなかったことを福原は後に知る。 『扉の外』未読だからか、設定を勘繰ることなくこの物語を楽しめました。ですが話が非常に投げやりなように思えます。最初の方はクローズドサークルを髣髴させるようなゲーム、しかし途中からは別のゲーム(株の売買のような方式のもの)になります。最初のゲームが論理的な回答があるだけに、あとのゲームの展開が作者の匙加減一つでいくらでも変化できる御都合的なものに思えました。 また登場人物や設定も触れるだけ触れておいて特にありません。これからの伏線の為においているのかもしれませんが、非常に後味が悪い……。この巻はあくまでプロローグだと割り切った方がよいかと。 不思議な世界に足を踏み入れた主人公。彼の日々はこれからどう変化するのでしょうか。 | ||||
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パルスという能力を覚醒させるために行われる囚人ゲーム。 その中で主人公は自らも担保に入れながら、かつて失った者を追い求める。 新たな出会い、別れ、それでも主人公は自分の信じる道を進んでいく。 パルスや飛鳥が物語に深く関わる前に一巻が終わってしまった感がある。 そういう意味では物足りないが、それでも私には二巻を買いたくなるよう作りだった。 姉やあの子の行方も気になるし、物語としての今後の展開にどうしても期待してしまう。 この作品を読んで強く感じてしまったのは、 「扉の外はこの作品の為の前振りだったのだろうか?」という思い。 扉の外のラストがラストだっただけに、あの空間はこの作品でいうところのパルス覚醒の舞台だったのだろうか……。 考えさせられる作品は嫌いじゃないが、全く関係ない世界なのに下手に世界観を関係させたりすると、 自分のような勘違いする人間が少なくないんじゃないだろうか。 そこら辺は著者になんらかのフォローをあとがきにでも入れてもらいたいところだ。 | ||||
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作者の前作「扉の外」シリーズが好きならばオススメです。 1巻を読んだ感じだと今後どんな方向に物語が進むのかわからず、読んでいても楽しみ方がわからない感がありましたが、2巻を読むとそれもカッチリ決まってきたようで面白くなってきたなぁと感じました。 このシリーズを初めて読む方は小説内ゲームのルールが最初は少々とっつきにくく感じるかもしれませんが、読み進むうちに理解できますし気にせずとも楽しむことが出来ます。 | ||||
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危険なゲームに挑む主人公、他プレイヤーとの駆け引きによって展開されていく物語というパターンは今回も変わらず。 読み出したら止まらないところも変わりません。 この二巻では"パルス能力"が重要な意味を持つようになり、「扉の外」シリーズとの区別もついてきたように見えます。 それと今回からはちょっとアクションの要素も入っています。 小説におけるアクションは描写が複雑になりがちで敬遠しているのですが、今作の表現はわかりやすいほうでした。 ゲーム自体のオチがアレなことと誤植・誤用がやや目に付いた点は残念でしたが、(少なくとも自分にとっては)強烈な魅力を持つ作品であること、また唐突なラストでなくひとまずは納得できる展開で終わっていることから、一巻に続いて星4つとさせてもらいます。 | ||||
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