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震える牛



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【この小説が収録されている参考書籍】
震える牛
震える牛 (小学館文庫)

震える牛の評価: 3.89/5点 レビュー 116件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全80件 21~40 2/4ページ
No.60:
(4pt)

当時の世情(2010?)

当時は細切れで報道されていたような廃品処理業や獣医、など登場する業者間の関わりを描いていて感心しました。その後の3.11後のことも描いてくれたらと今後にも期待します。
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No.59:
(5pt)

サラリーマン滝沢

滝沢さんが一生懸命会社のためにあくせく働くので滝沢さん応援したくなります
滝沢さん社長就任おめでとう!
滝沢さんがボンボンに、「オックスマートの店舗が一億円稼ぎ出すのにどれだけの商品を売らなきゃいけないか知ってるのか?」って詰め寄るところで、滝沢さんの今までの苦労がうかがえて涙。

食品加工はきちんと表示されるなら問題ないかな、と個人的には思いました。偽装が問題なのであって。
私(貧乏人)が肉をほぼ食べれらない社会よりは、添加物満点でも肉を食べれる社会のが貧乏人に優しいのでは。
添加物入りの肉のファミレス肉だと舌がピリピリするんだよねーって高い肉を商店街で買う刑事は、どんだけ給料もらってるんだ。と、安い肉でもないと肉を食えない貧乏人は思いました
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No.58:
(5pt)

この作家に夢中

このテーマで、社会派サスペンス、面白くないはずがないと思ったが、やはり大当たり、メチャクチャ面白く、当然、一気よみ。
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No.57:
(5pt)

読むべき一冊

刑事もの、食の安全のりょうだて。
アクションは無いけど、ドキドキワクワク。
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No.56:
(5pt)

無知を痛感させられる本でした。

以前から加工食品の安全性についての疑問はありましたが,この本は正にそのことについての無知を痛感させられる本でした。

作者はフィクションとしていますが,比較的食に関して無頓着だと自認していた僕ですら,普段何の気もなしに口にする食肉加工品について,どのように作られ,どのような添加物が入っているのか注意しなければいけないというより,むしろもう食べないし,子供達にも食べさせないと決意せざるを得ないようなリアルさでした。

しかし,このデフレの下,特に地方においては全国展開のスーパーや全国チェーンの居酒屋に行かざるを得ないのも事実で,大人はまあ多少は仕方ないにしても,子供達には,老廃牛のくず肉に内蔵を混ぜ,脱脂大豆に亜硫酸ソーダ水溶液を混ぜ亜硫酸ガスを加え,さらに亜硫酸塩,塩化カルシウム,イオン交換樹脂の薬で濾し,甘味料,化学調味料,牛の香りを演出する合成香料を混ぜてできるハンバーグは食べさせたくありません。
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No.55:
(4pt)

緻密な取材に基づいた小説

元時事通信の記者である作家が(恐らく)緻密な取材に基づき、食品業界のヤミに迫る一冊。非常におもしろく一気に読んだ。これだけの小説が書ける作家であるのなら、ノンフィクションで読みたかった。内容的には迷わず星5つだが、小説にしてしまった点が残念。
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No.54:
(4pt)

平成版”砂の器”ではなかったけれど

期待もせず暇つぶしに読み始めたが、案外面白かった。ストーリー展開にも
無理は無いように思う。「ナルホドこういう事もあるかもネ」という感じ。
刑事の捜査とルポライターの取材と会社内部の動きが同時並行的に進行するが、
いずれこの3本の線が1本になるのだろうと先読み出来てしまうのは弱点と
云えば弱点。スーパー刑事が悪徳経営者をスカッとやっつけるという形で
終わらせなかったのは正解だと思う。プロローグとエピローグは構想としては
面白いがインパクトが弱い。必要なかったかもしれない。
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No.53:
(4pt)

ノンフィクション的なノンストップフィクション

この作品の上梓が2012年であるから、今の2016年に初読みというのは本読みニストとしていささか
情けなくもあるがそれでも中々エキサイティングに読み切ることができました。
この後、ガラパゴスへと続いていく相場版コロンボとでもいうべき田川刑事シリーズの一作目です。

昔気質の実直な捜査方法にこだわる風采の上がらない自称窓際の田川刑事。
仕事と飲み過ぎで健康を害して現場職から外され、継続捜査課という解決の目途の立たない迷宮入り前の
事件を引継ぎ単独で洗い直しするのが彼の役どころ。
仕事あがりに一杯飲みたいのはすごくよくわかるのに律儀にノンアル缶ビールとウーロン茶しか飲まず、
愛用の肥後の守で削った鉛筆で、元の厚さの3倍にも4倍にも膨らむぐらい手帳にメモを採り続けます。
結構奥さんとも仲が良いし、良い年頃の娘さんとも上手くやっていて、ちょっといい味を出しています。

本作では大規模ショッピングセンターと食肉偽装をメインテーマに、次作では派遣労働と自動車会社の数値改竄に
とまさにニュースな社会問題が捜査に絡めて浮上してくる、といったとてもためになり、しかも面白いという
事件解決のサスペンスを楽しみながら興味ある知識をモノにできる御得なシリーズになっています。

この作品が皮切りとなってからでしょうか、食の安全についての情報もずいぶんと世間の目が厳しくなり
ニュースの量も消費者の監視も増えてきたような気がします。
それでも中国や国内の格安加工食品、そして今後のTTPによる食のグローバル化の美名のもとに繰り広げられる
ナンデモアリ状態、安さ至上主義的にますますなるであろう経済の次の大転換を予想すると、
まだまだ自分の家族の食の安全は自分で守るしかないなあ、としみじみ思うのでした。
とりあえずハンバーグは家でお肉からつくろう!!お肉を両手包丁でトントンとミンチにするのは楽しいですよ。
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No.52:
(4pt)

後半のひねりのひねりに、そう来なくちゃ!

読了後、満足して単行本の奥付を見ると、2012年2月発行となっているので、念の為、「このミステリーがすごい!」を開くと、ベスト10にも20にも入ってなく、ランク外の30作品まで見ても入ってないので首を傾げる。読み巧者から見たら、どこが悪かったのか考えてみる。

深夜の居酒屋で強盗を装った犯人に、居合わせた二人の客が刃物で殺される。結果的にプロの犯行ではなかったので、即死に近い状況は不自然? 盗難車の盗難は偶然過ぎる? ―――
色々突っ込みどころは有るだろう。でも、読みやすいし、主人公の風采が上がらないのが逆に魅力的だし、どんどん読み進めていける。 

「震える牛」というタイトルは正直気に入らなかったが、読了したらまさにピッタリだし、後半の怒涛の追及シーンは迫力が有ったし、そこから予想外のひねりがあって、驚愕と同時に落胆させたと思ったら、最後に、もうひとひねりを持ってくる巧さ!
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No.51:
(5pt)

現代社会に一石。

相場英雄さんの本を初めて読みました。
最初は切り口がつかめず、文章表現にとっつきにくく、ページが進みませんでした。
ところが核心に迫るにつれて、色んな角度から現代社会の問題にアプローチしていることが分かってきます。
大型ショッピングセンターの拡販路線を背景に、ローコスト化による食の問題。
本当に確かなものが提供されているのか。
数年前の肉の事件が思い浮かんできます。
これに限らず、食に関する事件が紙面で表面化し社会を震撼させることが起こっています。
企業が紙面に広告を支出し口封じのマスコミ対策がなされる。
政治から圧力が加わって口封じされていく。
警察も口封じされていく。
それが現代社会の問題であると、口封じされるムラ社会構造に一石を投じています。
不具合があれば公明正大にリコール等を公表し法令順守する企業。
その反面、見えないように改ざんを重ねたりする隠ぺい体質な企業もあります。
国民は国民を守るために、確かな目で社会を見極めていくことが求められています。
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No.50:
(5pt)

衝撃をうけました!

小説とはいえとてもリアルです。
著者の取材の努力には敬服するばかりです。
ショッピングセンターのシステムや地方の店舗の現状などとても勉強になりました。
相場氏の作品は、これから注目していきたいと思います。
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No.49:
(4pt)

ドラマの様な話

ちょっとしたことから居酒屋での2人の死亡が殺人ではないか?という疑問から捜査されていくミステリーです。 何年か前にあった、物凄くひどいレベルで行われた牛肉偽装問題を小説として書いているのかと思って読んだのですが、そうではなくて、独立したミステリーでした。 普通に楽しめます。
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No.48:
(5pt)

一気に読んだ

いやぁ、面白かった。リアル!!メモ取る感じもワクワクするね。
これ書いた人狙われたりしないか心配だ。
この人の本もっと読みたい。
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No.47:
(4pt)

食料品汚染と地方疲弊をテーマにした社会派警察小説

食料品汚染をテーマにした作品と言えば江戸川乱歩賞受賞作の真保 裕一氏の連鎖など先行作があるが、本作は食肉問題と大手資本による地方産業の荒廃をモチーフにしてより今日的な興味が沸く題材となっている。
メインの社会的問題に無理やりミステリー要素を絡ませたような感じが江戸川乱歩賞作品などにありがちな体裁となり、テーマの深さが展開の2時間サスペンス調のため、ありがちに物語に落ち付いてしまっているような感じもあるが、あくまで社会問題を娯楽ミステリーとして提供する際の宿命みたいなものでまあ仕方ないだろう。
平成版の砂の器とあるが、被害者が旅の途中で何かに気づいて東京に向かうと殺害されていたというこのくだりだけのような気がするが。
扱っているテーマは興味深いので、最後まで引き付けられる作品ではある。
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No.46:
(5pt)

日本の食品安全を警察組織が闇に葬る

WOWOWテレビドラマで興味が湧き読んでみた。
昨今話題になったBSEの問題とこれを隠さなければならない牧場主、食肉加工業の犯罪が殺人事件に絡んだ意欲的な内容だった。
迷宮入りの殺人事件をきっかけに隠されたBSEへたどり着く刑事が最後にとった行動とは。
本文には記載されていないが十分推定できる。
BSE問題を闇夜に葬り去った上司の課長、大臣、首相周辺など現実に十分起こりうる内容だ。
一般文学通算906作品目の感想。2014/10/18 16:15
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No.45:
(5pt)

カッズ

捜査一課継続捜査班に所属する田川は、未解決の2年前の強盗殺人事件を担当することとなった。捜査を一から始めていく間に、行き過ぎた企業権力を削ぐための闘いへ!?そして国家権力に…

う~ん、相場英雄面白いねえ~( ̄▽ ̄)=3
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No.44:
(5pt)

気に入っています

知人に進められ購入しました。書店で探す手間がかからず助かりました。
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No.43:
(5pt)

これってミステリーか?

面白かった。そもそもミステリーなん?違うでしょ。分かったフリして酷評するなら読むの止めたらいいのでは?
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No.42:
(4pt)

食品偽装

こんな事、あっていいのか?
ただの小説世界か?
そうとは思えない迫力で迫ってくる。
ミステリーなのに、ドキュメンタリーのような内容。
明日から、牛肉に手がでなくなるかも。
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No.41:
(4pt)

読んで損はない

ドラマとしてはまあまあだと思いますが、問題提起力は高いです。それにしても、作品中、マジックブレンダ―とか言う機械を嫌々買わされても、レシピは自社の良心に沿ったものにする、とかできなかったんだろうか、と思ったのは私だけでしょうか。それとも私の読み込み不足か?
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4093863199

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