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神様のパラドックス
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神様のパラドックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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上下巻通しての感想です、ネタバレありです。 まず主人公がうじうじしててキャンパスライフも楽しそうでない様子の前半部分は読んでて苦痛でした。 登場人物もみんな日本人なのにやたら信心深い(謎) 後半では突然死をも覚悟の特攻を提案した男に誰も反対せずびっくりしました。ギャグ? キャラクターの方がコンピュータみたいだなと(笑) 分散コンピューティングを朝5時にしかも占いとかやってる怪しい会社が呼び掛けてるのにそんな協力者集まるか?僕なら躊躇します。 神様のパズルが好きだった方には合わないと思います。 機本さんの悪いところが出てしまった作品だと思います。 | ||||
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加速器で物理的に原初宇宙の再現を試みる「神様のパズル」に対し、量子コンピュータの演算力で仮想の宇宙創造を試みるのが本書。SFとしてのメカニズムは面白い、のだが…… 正直、読み進めるのが辛かった。気弱で取り柄のない主人公を中心に悩むばかりで先へ進まない展開。登場人物の突拍子もない思考回路から導かれる不思議な結論。機本の悪い癖である、対話型AIに頼り切りのコンピュータ描写。文体そのものは決して悪文でないだけに、内容の悪さが際立つ。 悩める(だけの)主人公像は好みの問題でもあるしテーマからして悩みを必要とするのかも知れない、ここはまあ目を瞑ろう。しかし神の問題は機本作品の中心命題である。なれば、もっと練り込んでから書くべきだったのではないだろうか。論理SFなのにあまりに論理をおざなりにしすぎで破綻してしまっている。 | ||||
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