戦渦の神宝
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それなりの事を書いているのだろうが、非常にわかりずらかった。 | ||||
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穂瑞沙羅華の課外活動シリーズが2017年に終わり、「LABS」が2018年7月に発表されてからほぼ1年ぶりの新作。 従来のSF色の濃い作品に比べ、本書はどちらかと言うと伝奇ロマン系と言えるかもしれない。物語は終戦間近の日本 が舞台。軍は敗色の濃い戦局を挽回しようと神宝「十種瑞宝」を探し出そうとする。 最初に感じたのは太平洋戦争での日本の敗戦は歴史上の事実であり、ならば神宝瑞宝の威力は発揮されなかったの か。いや、是非その霊力を見てみたい・・・という矛盾と葛藤を果たして著者はどの様に解決し、読者を納得させて くれるのだろうか。このモヤモヤした気持ちを抱きながら読んで行かなければならない。 ―ネタバレ有り、未読の方は絶対読まないでください— 「旧事本紀」の謎やキリスト教を連想させる人物の謎、仏教vs神道vs一神教の勢力争い、果たして夷子(いす)の 希求するものとは・・・。虚実入れ乱れる展開に理論・推論を重ね、出口のない迷路をさ迷い歩くストーリーが続く。 その圧倒的なボリュームに比べ神宝の発掘シーンや霊力の描写が淡白すぎる。勿論本作品の推論に高揚感を覚える 読者も多いと思うが、私個人としては欲求不満が残る。なぜか著者の作品にはSF的テーマ完遂の一歩手前で失敗した り、邪魔が入ったりで未遂に終わるものが多い。リアルさの追求なのかそれとも・・・。半村良氏の伝奇ものの様な 一つも二つも飛びぬけたストーリー展開を好みます。 | ||||
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