僕たちの終末



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    初公開日(参考)2005年04月
    分類

    長編小説

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    僕たちの終末 (ハルキ文庫)

    2008年05月15日 僕たちの終末 (ハルキ文庫)

    二〇五〇年、太陽活動の異常により人類に滅亡の危機が迫るなか、ネット上には“宇宙船をつくりませんか?”という怪しげなサイトが立ち上げられていた。詐欺とも思えるサイトの首謀者に接触するため、スタッフに応募した瀬河那由は、その人物が天文学者の神崎であることを知る。宇宙船を作るという無謀な計画に巻き込まれた那由は、父親と神崎とともに“ワールドエンド・スペーストラベル”を立ち上げるが…。待ち受ける難問の数々を乗り越え、宇宙船を作り上げることはできるのか?傑作長篇SF。 (「BOOK」データベースより)




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    僕たちの終末の総合評価:7.45/10点レビュー 11件。Cランク


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    No.11:
    (5pt)

    おもしろいんだけど

    太陽が永久に活性化するのではなく、一時的なものっていう設定なので
    離心率の大きい軌道に宇宙船(閉サイクル機能があれば宇宙船でなくっても可)を
    載せて、太陽が落ち着いた頃に戻ってくれば大丈夫なのではと思った。

    何しろ行った先に何があるか分からない恒星間飛行と違い、戻った先には
    環境が激変しているかもしれないが、慣れ親しんだ地球が確実にあるんだから

    まあ、それを言っちゃうと、人類としてのブレークスルー、新しい地平の切り開きの
    カタルシスがなくなっちゃうのでアレですが、ひと工夫分があればと思った。

    小説としては確実におもしろい、巻末まで飽きることなく一気読みできました。
    僕たちの終末Amazon書評・レビュー:僕たちの終末より
    475841050X
    No.10:
    (4pt)

    人類の夢

    いずれくるかもしれぬ地球危機における宇宙移住をテーマにした一冊
    ご都合主義的なものはあるものの政治的、経済的な問題を一つ一つ
    解決していくところはこの問題の難しさを表現していてそれなりに興味深い
    お約束ともいえる終盤のドンパチや人間論はご愛嬌
    搭乗権利の譲り合いはちょっとくさかったがまあ悪くなく全体的に楽しめる一冊だった
    僕たちの終末Amazon書評・レビュー:僕たちの終末より
    475841050X
    No.9:
    (4pt)

    人類の夢、恒星間飛行は可能か?ノアの方舟+クモの糸的作品。

    物理学に造形の深い作者が、考えた恒星間宇宙旅行(地球脱出)のひとつの形が示されています.そして、うまくエンタメとしてまとめあげる力量はさすが機本伸司と思わせる。大陽フレアにより、地球の終末が現実になったとき、地球を脱出する宇宙船を建造する。SFアニメではよくあるストーリですが、実際に一番近い恒星系まででも光速の15%までスピードで50−100年のスパンがかかる。核融合エンジン、酸素、食料、水、100年のときをいかにすごすか?まじめに考えるとコールドスリープさせて目的地まで、行く以外なさそうな気がしますが、本作では原始の文明を宇宙船に持ち込もうとするアイデアが面白い。また、ラストに向けてのドタバタ劇はいかにも人間のエゴむき出しで、やはりこうなるカナと思いました.小川一水の「第六大陸」に似ているところも多いですが、ラストの落としどころはかなりすきです.ただ、主人公の神崎正、言い出しっぺってだけで何もしないのに偉そうで艦長なのは解せない。また、宇宙を旅する上でのスタッフが全部機械任せってのもちょっとお粗末なので減点1でした.表紙のイラストって絵は嫌いじゃないんだけど機本作品の雰囲気、内容と全然合わないと思うんだけど?
    僕たちの終末Amazon書評・レビュー:僕たちの終末より
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    No.8:
    (3pt)

    アイデア勝負

    アイデアとしては面白い。
    過程も悪くない。
    ただキャラが皆生きていない。マニュアル的に活動しているに過ぎず、想いが伝わらない。
    クライマックスの「とりあえず盛り上げておきました」という雰囲気の手法にも疑問がある。
    そして何より創造力におまかせしますといった感じで、肝心の部分は描かれない。
    僕たちの終末Amazon書評・レビュー:僕たちの終末より
    475841050X
    No.7:
    (3pt)

    やはり発想は面白いと思うのだけれど…

    太陽の活動活発化に伴い、生命存続に危機的な状況が予測される地球。国家プロジェクトによるシェルター計画やコロニー計画がたてられるも、確実な安全性は期待できない。そんな状況の中、小さな会社の片隅で、民間主導による地球脱出計画が相談されていた…

     この作品の大きな主題として、恒星間航行船の開発に関わる政治的・技術的な困難をどのようにして解決するかということと、社会とのつながりを絶って人間は生きられるかということがある気がする。でも、これに対する著者なりの解が呈示されているかと言うと、正直疑問だ。
     技術的課題についてはある程度の解が与えられているが、政治的課題についてはどのように回避したかが全く語られない。語られない裏側で暗躍があったことがほのめかされて数年先に物語が飛んでしまっている。社会とのつながりに関しては、神崎正がなにやら自問自答して解決したことになっているけれど、彼の人格形成に大きな影響を与えたと思われる父との関係性が物語中でほとんど語られないため、説得力に欠ける。
     前作、前々作を読んでも思ったことだが、人類とは何かという根源的な問いを投げかけているにも拘らず、技術的なことについては言及しても、人間的なことについてはほとんど言及されないのがもったいないと思う。
    僕たちの終末Amazon書評・レビュー:僕たちの終末より
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