バイロケーション



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初公開日(参考)2010年10月
分類

長編小説

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バイロケーション (角川ホラー文庫)

2010年10月23日 バイロケーション (角川ホラー文庫)

画家を志す忍は、ある日スーパーで偽札の使用を疑われる。10分前に「自分」が同じ番号のお札を使い、買物をしたというのだ。混乱する忍は、現れた警察官・加納に連行されてしまう。だが、連れられた場所には「自分」と同じ容姿・同じ行動をとる奇怪な存在に苦悩する人々が集っていた。彼らはその存在を「バイロケーション」と呼んでいた…。ドッペルゲンガーとは異なる新たな二重存在を提示した、新感覚ホラーワールド。第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

バイロケーションの総合評価:7.13/10点レビュー 30件。Aランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

バイロケーションの感想


自身と同じ容姿、行動を取るもう一つの存在「バイロケーション」。 いつの間にか顕れ、そして消えていく自分のコピーを目の当たりにし恐怖に怯える主人公・忍。 突然訪れた日常の破綻に手を差し伸べてきたのは同じくバイロケーションに悩まされる人達で組織された「会、彼らはバイロケーションの存在の抹消を目指していた。

 自身とは別の二重存在をテーマにしたSF小説であるとともに、不気味な存在を示したホラー小説である。 そして「会」という謎の存在、彼らはバイロケーションに対して志同じはずなのだが・・・? SF、ホラー、ミステリどれをとっても面白い傑作。 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

バイロケーションの感想

あらすじを読んだ上で非現実的な内容を受け入れられる人にはお薦めです。

リライト絡み(法条さん)で本作を手にしたのですが、当たり前ですが全然違う内容でした。

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
No.2:
(8pt)

バイロケーションの感想

なかなか

はあひい
S8NNOKSV
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

バイロケーションの感想

ホラー小説としての受賞作品ですが、中身はSFミステリ。
自身のコピーが知らない所で発生し、日常を活動されるというのはホラーとしての恐怖は存在しますが、いったい何故?何が起きているのか?と言った真実を知りたい欲求が恐怖より強く思ったのでミステリと感じます。

ミステリには双子ものがありますが、容姿だけでなく思考回路まで完全にコピーされたドッペルゲンガーが扱われるという新感覚な物語。
人間のクローンを扱ったSFミステリとして、西澤保彦『複製症候群』を当初思い浮かべながら読みました。複製症候群の方はコピーされた方はその存在がそのまま残り続け、本体との差が生まれていくのですが、本作の『バイロケーション』は、出現したコピーが一定期間で消失し、また出現する時はその時の本体の容姿・記憶を新たにコピーされて出現するという設定が一品です。

また、設定だけでなく、手がかりや違和感の小出しがうまく、早く真相が知りたいという欲求が強い読書でした。
著者の本は以前『リライト』を読んだのですが、読者の気持ちを考えられているような作りが良いです。
伏線や設定も良く考えられていて、とても印象に残る作品でした。面白かったです。
好みの話なので☆8+1で。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.26:
(5pt)

面白い!

ホラーと言うよりサスペンス・ミステリーの感じだが、良く書けていると思う(上から目線の意見で申し訳ない)。年に何度も読む一冊です。
バイロケーション (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バイロケーション (角川ホラー文庫)より
4043943873
No.25:
(3pt)

結構良かった。

日本ホラー小説賞を受賞した作品だが、メフィスト賞受賞作ぽさもあると思う。このような手法の作品は、よく、映像化不可能などと言われるのだが、
内容がドッペルゲンガー(バイロケーション)だけに、水川あさみ主演で映画化するさいやりやすかっただろう。
結末はちょっとせつない感じである。謎解き、ストーリーの転がし方、結末のせつなさ、全てがデビュー作にしては、上出来ではないだろうか。
バイロケーション (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バイロケーション (角川ホラー文庫)より
4043943873
No.24:
(4pt)

個人的には納得の結末

オチに驚愕とかそういった類のものではないが、結末には感嘆させられた。疑問が残る部分も多少あるけど、人の真理をうまく捉えてるなーと。化け物の類より一番怖いのはやはり人間。そういう意味で秀逸なホラー作品だと思う。
バイロケーション (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バイロケーション (角川ホラー文庫)より
4043943873
No.23:
(1pt)

何故こんなに高評価なんだろう

序盤は真面目な小説風に始まったのに、すぐに力尽きてラノベっぽくなる。
最近最低限の小説の作法を守れていない作品が多いのが悲しいです。
バイロケーション (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バイロケーション (角川ホラー文庫)より
4043943873
No.22:
(5pt)

ホラーいや、小説の概念を超える素晴らしい作品。

この作品を読み終えてまず思うのは、これは単なるホラーではな断じて無い!という素晴らしい作品でした。

ホラー=恐怖、残虐、暴力、流血、殺戮。これが所謂、ホラーの定義となるのではないでしょうか。

特に最近はこの傾向が強い、と感じる。しかしながらこの作品にはこの定義は当てはまらない。

それが「ホラーだろ!!」といには、あまりにも陳腐で安っぽい。それを思い知らせてくれた作品でした。

ストーリーを語ると自分のつたない表現ではこの物語を台無しにしかねないので敢えて触れたく無い。

しかし、矢張り最後はその選択を選ぶのか・・・・・・・。読み終えて思わずそう口していた。

今、こうしてレビューを書いていると悲しく、切なくなる。少なくとも素直にそう思う。

今まで読んだホラー小説いや、今まで読んだ本の中にこんな気持ちにさせられる物語があったかな?

そう、そんな素晴らしい作品でした。是非、この作品を読んで欲しいと今、強く思う作品です。
バイロケーション (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バイロケーション (角川ホラー文庫)より
4043943873



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