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バイロケーション



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【この小説が収録されている参考書籍】
バイロケーション (角川ホラー文庫)

バイロケーションの評価: 7.60/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.60pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

バイロケーションの感想

ホラー小説でサイト内評価がA判定だったので、読んでみた。
正直なところ、全く怖さは感じられなかった。本書はホラー小説というより、SFミステリー小説であろう。
自分と同じ個体が出現するというドッペルゲンガー的現象(この小説ではバイロケーションと称す)は、所詮絵空事である。SF の世界でのお話しに過ぎないので、それを怖がること自体滑稽なことに思える。
ヒリヒリするような怖さという物は、自分にも現実に起こるかもしれないからこそ、そこに生ずる。それこそが真のホラー、すなわち怖さ・恐怖なのである。
当方が楽しみたいのは、そんなホラー。次回こそ、そういうホラー感たっぷりの小説を読んでみたいものだ。

さて、この本。そんなホラー感より、この現象をどう収束させるのか?
『もう一人の自分(バイロケーション)を何とかする会』とは何なのか?
会の責任者飯塚の目的は?
こういうミステリー的要素や最後の結末を楽しむ本であると思う。

結論である。
正直、当方あまり楽しめなかった。
ちょっと合わなかったと思う。
読みながら、少々リアリティーに欠けた都合のよい展開に、欠伸が出る始末である。
もう一度、丁寧に伏線を含めて読み返すと面白いのかもしれないが、それはしないと思う。
アマゾン評価の2点としたい。

マッチマッチ
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