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半島を出よ
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半島を出よの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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武器の用語や登場人物などが多く、ストーリーを理解するのが難しかった。あまりお勧めしない。 | ||||
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読んでいて中弛みを感じました。北鮮駐留軍の描写、もっと省いても良いような。 | ||||
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新品の雑誌なのに表紙が破れてセロテープで補修がしてあった。 | ||||
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また読みたい | ||||
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また読みたい | ||||
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本編前の登場人物紹介に、まずビックリ!多すぎるし、実際に読んでいて頭にはいりきらない。 着想は面白いが、人物描写、エピソード記述がダラダラとして、「さっさとストーリー進めてくれ!」 上巻のみ飛ばし読み、あとは、ネットであらすじ読んで終了。文学賞受賞を鵜呑みにしてはいけない。 | ||||
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北朝鮮の連中、どうせやるなら原爆とか水爆を日本の主要都市の各地に仕掛けて日本を脅す位(脅すだけでなく実際に、何発か起爆させて)の事をやって欲しかったです。 日本列島が核爆発で吹っ飛んで瓦礫の山になった地獄みたいな状況で、北朝鮮の連中と戦う極限の様子を描いて欲しかったです。 | ||||
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登場人物が多い上にどれも似たような名前だからおぼえられず挫折しました 残酷なグロテスク描写も気分が悪いです 精神衛生上よくないです。 | ||||
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リアリティーが無い。1.日本が経済的に失速して、アメリカにこけにされて世界から孤立したとしても北朝鮮が侵略して来る可能性は 低い。その場合、日本が国策として軍事力を低下させる政策を採る可能性は極めて低くむしろ逆であり、北朝鮮軍が侵略する動機を持つ可能性は低い。 また日本が孤立した場合、日本は危機意識を持ち国防に以前より力を注ぐので村上龍が指摘するような国民が「平和ボケ」という状態からむしろ脱却ないし「平和ボケが大幅に改善」されている可能性の方が高く、そのため更に北朝鮮が侵略する動機を持ちずらい状況になる。 2.北朝鮮の軍部(多くの若者)が日本に侵略できるほどのエネルギーとパワーを持っているならば日本を攻めるよりも自国の「将軍様」に向けて刃や銃口を向ける可能性の方が高い。 他の読者はどうか知らないが、最初からリアリティーの面で大きな違和感を感じていたので物語に入って行けなかった。 大前提がおかしく感じた。北朝鮮が「侵略」という選択肢を選ぶならば、北朝鮮が国家としてそれなりの国力を有していなければ、 成り立たない。ロシアがウクライナのクリミアを侵略したのは当地にロシア系住民が多い事と、ロシアにそれなりの国力(軍事力)があった事が要因である。福岡並びに九州に朝鮮系が過半数近く住んでいるわけでもないし、北朝鮮が日本以上の軍事力を兼ね備えているわけでもない。村上龍が描くようにホームレスが増大して、日本の経済力が大幅に落ちたとしても北朝鮮が日本を侵略するのは、北朝鮮側からするとかなりハードルの高い作戦であり、自殺行為である事に変わりない。「『北朝鮮が国力が増大して超大国になっている』と村上龍が物語の設定に書いている」ならばリアリティーを持てたが、依然として独裁国家で中国の後ろ盾がないと存在危機に陥るという状況のレベルが物語の設定であるならば、読者はこの物語にリアリティーを持てない。村上龍は「日本人の決断できなさ、後手後手に回るというメンタリティー」を描きたかったのかもしれないが、設定にもっと配慮すべきであったと思う。 大前提からしておかしく、村上龍は政治について無知を曝け出している。長々と色々と描写しているが時間の無駄という感じである。 読者を引き付けるリアリティを創出するのに最初から大失敗していて、作者の政治に関する無知と認識の浅薄さを露呈していて話にならない。 | ||||
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よく調べて書いた割には、色々雑さが目立つ。折り目正しい共和国人民と、村上龍らしいチャランポランな日本人の若者連中が戦うのだけど、いまいちキャラ立ちしてない。タイトルと「朝鮮」というモチーフから、シリアスを期待して読む人が多いだろうに、中途半端にエンタメに寄ろうとしている部分が正直いってスベってて寒い。展開タルい割にあまり面白くなかった。失敗してると思う。 共和国軍人がエロ本読んで「爆乳」という理解できない字面に困惑しているところだけは大声出して笑った。 | ||||
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安物の、リアリティなし、つじつまも合わない空想話。 バカバカしいの一言。 失望だね。 | ||||
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買ってみて、読んだ後に(読んでる最中も)無性に腹が立って二束三文でブックオフに叩き売った数少ない本のひとつ。 まぁ、この本が出た頃は北朝鮮が何か途徹もなく恐ろしい存在のような雰囲気が世間にあった。 実際は当時も今も日本が甘過ぎる平和ボケ国家だから付け込まれてるだけなんだが。という前提で。 数人の不良少年が日本の危機的状況の中で異能を駆使し、恐ろしい恐ろしい北朝鮮軍を撃退するって話。 全編通して日本をバカにし過ぎ。確かに日本は平和ボケした国だが、北朝鮮がこの本に書いてあるような作戦を実際に行ったとしても、こんな醜態は晒さない、というか逆に目が覚めるだろう。そしてあっという間に北朝鮮を撃退するはずだ。不良少年たちの出番なんか全くない。 これは私の希望的観測じゃない、必ずそうなる。だから北朝鮮はこんなことやるわけがない。日本を目覚めさせるだけだから。あいつら(北朝鮮)は今の中途半端な日本の体制のままのほうがいいから、口先で威嚇するが、絶対に実力行使なんかしない。そんなことをしたら墓穴を掘るだけと知っている。 北朝鮮の兵士を一騎当千の超人集団のように描いていたのと、連中が九州に作った日本人収容所での虐待の描写の胸糞の悪さ、あと日本政府や自衛隊を全くの無能集団のように描き、犯罪少年たちをまるでヒーローのように描いているのが自己都合展開過ぎてひたすらムカついたんで、読み終わってすぐブックオフに叩き売った。だから星1つ。 最後に断っておくが私は別に村上龍が嫌いなわけじゃない。「五分後の世界1、2」「愛と幻想のファシズム」「希望の国のエクソダス」は面白かった。がこの作品は最悪。 | ||||
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買ってみて、読んだ後に(読んでる最中も)無性に腹が立って二束三文でブックオフに叩き売った数少ない本のひとつ。 まぁ、この本が出た頃は北朝鮮が何か途徹もなく恐ろしい存在のような雰囲気が世間にあった。 実際は当時も今も日本が甘過ぎる平和ボケ国家だから付け込まれてるだけなんだが。という前提で。 数人の不良少年が日本の危機的状況の中で異能を駆使し、恐ろしい恐ろしい北朝鮮軍を撃退するって話。 全編通して日本をバカにし過ぎ。確かに日本は平和ボケした国だが、北朝鮮がこの本に書いてあるような作戦を実際に行ったとしても、こんな醜態は晒さない、というか逆に目が覚めるだろう。そしてあっという間に北朝鮮を撃退するはずだ。不良少年たちの出番なんか全くない。 これは私の希望的観測じゃない、必ずそうなる。だから北朝鮮はこんなことやるわけがない。日本を目覚めさせるだけだから。あいつら(北朝鮮)は今の中途半端な日本の体制のままのほうがいいから、口先で威嚇するが、絶対に実力行使なんかしない。そんなことをしたら墓穴を掘るだけと知っている。 北朝鮮の兵士を一騎当千の超人集団のように描いていたのと、連中が九州に作った日本人収容所での虐待の描写の胸糞の悪さ、あと日本政府や自衛隊を全くの無能集団のように描き、犯罪少年たちをまるでヒーローのように描いているのが自己都合展開過ぎてひたすらムカついたんで、読み終わってすぐブックオフに叩き売った。だから星1つ。 最後に断っておくが私は別に村上龍が嫌いなわけじゃない。「五分後の世界1、2」「愛と幻想のファシズム」「希望の国のエクソダス」は面白かった。がこの作品は最悪。 | ||||
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これはもう1人の村上にも見られることだが、「その時期に流行ったスキャンダルなニュースのつぎはぎ」です。 そういうのが上手い2人、それで売れてしまう日本、とも言える。 今回の場合「無能な政治家」「日本の不況」「少年(猟奇)犯罪」「勇気の欠如、社会への無関心」と言った問題に 「北朝鮮が福岡に攻めて来たら」が加わります。 「なんかニュースで見たことある」だけにリアリティはあります。 ただディティールはまるで戦争オタクが齧ったSFの残り物であって、心情の機微も無いですし、 結果ありきの小説だなあ、としか感想は持てません。 ただ「野球場を占拠し、数万人の観衆を人質にする」と言うのは良いアイデアだと思いました。 それもイスラム過激派がイギリスやアメリカで同様のことはしない(できない)ことを考えれば妄想の 類は出ないと言えますけれどね。 よくありがちなおっさんの若者批判、政治批判、日本人批判の結晶でした。 おつかれさまでした。 | ||||
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なぜか誰もツッこんでないけど「コードネーム」というのは単にかっこつけるためにつけるんじゃなくて「名前から作戦内容が類推されないようにする」ためにつけるのが原則なのに「半島を出よ」ってまさに作戦内容そのものじゃねえかよ!!!! まるで「捷一号作戦」を「フィリピンを何としてでも守るぞ作戦」とでもつけるようなもんじゃねえか。 まさに「馬鹿丸出し」としか言いようがないのになにが星5つだよ。 ご大層に参考文献を山ほど載せてるがこのタイトルだけでこいつの頭の「お里が知れる」もんですワ。 | ||||
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なぜか誰もツッこんでないけど「コードネーム」というのは単にかっこつけるためにつけるんじゃなくて「名前から作戦内容が類推されないようにする」ためにつけるのが原則なのに「半島を出よ」ってまさに作戦内容そのものじゃねえかよ!!!! まるで「捷一号作戦」を「フィリピンを何としてでも守るぞ作戦」とでもつけるようなもんじゃねえか。 まさに「馬鹿丸出し」としか言いようがないのになにが星5つだよ。 ご大層に参考文献を山ほど載せてるがこのタイトルだけでこいつの頭の「お里が知れる」もんですワ。 | ||||
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『昭和歌謡大全集』の続編。イシハラの変態がまるでこの国のヒーローのように思えてくる。綿密な取材を元に書かれたのだろう、読み進めるにつれ北朝鮮の「事情」が浮き彫りになってくる(リサーチされた情報の羅列は退屈で読みがたいのは事実だが、この小説の設定として必要不可欠なものだし、物語に深く入りこむためにはやはり書かれるべきだったのだろう。すっとばして読むこともできるがまあ一応勉強になるから読んで損はない)。日本はどうしようもない国、という設定はけっして笑いごとではなく、ここに書かれていることが現実になるということもなきにしもあらず。占領された福岡の北朝鮮基地内に爆弾をしかけるラストは壮大にして爽快。一番おもしろかったのは、イシハラたちのそれぞれが武装のショーをするところで、仲間の一人が死んだときのみんなの反応が人間離れしていて思わず「うそ!」と叫びたくなる。登場人物がやたら多いのは『昭和歌謡大全集』を読んだ人なら一目瞭然だが、とにかく集団のなかの個人の個性のなさ、一人の人間の意志のあやふやさを描き出すには、似たような人物をバンバン登場させて、彼らは誰一人として特別ではなく、ある傾向に従って行動しているにすぎない、ということを書き出したかったのだろう。とても極端だが、北朝鮮軍の人格の欠落、さらに日本社会から追放された、あらゆるものから阻害された人間の心理はとても興味深いし、そんなこと書く人村上龍以外にいないだろう。そして見落としてはならないのは、物語を通して実際の日本国内で勃発するテロないしクーデターに対し、それが国際的なものにしろ国内だけにおさまるものにしろ、日本政府の組織としての機能が脆弱すぎる、穴だらけ、ということをこの作品は指摘している。 | ||||
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<上巻>に醸し出された危機感は下巻では継続せず、荒唐無稽で安易な結末となっておりとても残念です。 | ||||
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デビューの時からのファンであるが、この本だけは、本当に中身が無いという感じを受けた。著者の本気度さえも疑うようなもので、残念である。 私は、著者の作品では、1987年に刊行された「愛と幻想のファシズム」が最も印象的であった。日本のものでは初めて、ある種のリアリティを持った、しかも面白く、感傷的でロマンティックな近未来政治経済小説を成立させたと思ったものである。現在と重なる部分も多く、現時点から眺めても、一種のパラレルワールドが進行しているとも思えるような傑作だと今でも思っている。 「コインロッカーベービーズ」「ニューヨークシティマラソン」「走れ!タカハシ」など、この前に出された様々な作品は、どれも魅力的で、その頂点に「愛と幻想のファシズム」があった。この本は、その18年後に「愛と幻想のファシズム」を明らかに意識して書かれたようである。 しかし、この本は酷い。書いてあることは、過去の作品の焼き直しや、継ぎはぎのようなものであり、とにかく、先が容易に読めてしまう。物語自体に魅力が無い。「愛と幻想のファシズム」に感じたある種のリアリティは、この本では薄っぺらなセンセーショナリズムと「最も厳しい世界の現実を日本人に教えてあげましょう」的な独善性に終始し、日本の現状の提示などとは無関係の本当の三文小説になっている。ホームレスが活躍するあたりでは、「20世紀少年」なんかを思い出してしまった。安直な感じ。 長年の彼のファンとしては、見たくなかった作品である。著者の研究家以外の方には、とても勧められない。 ただ、2005年のこの作品以降はしばらく彼の作品を見る気もしなかったが、最新作は久しぶりに良さそうなので、読んでみようとは思っている。 | ||||
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少数の北朝鮮軍が福岡ドームを占拠するという斬新な設定に惹かれて読んだけど、とにかく説明が細かすぎて、全部読んでると話がなかなか前に進まない。 例えば新たにある人物が登場したら、その生い立ちやら逸話やらやり出して話の腰折りまくり。 説明はもっと簡略化して欲しかった。 それから唐突にシーンが変わる。 舞台が変わってるのにその説明がないからしばらく分からない。 最後に根本的な批判だけど、このストーリーのヒーロー的な 存在のグループが、一般人を殺したがってる極悪人たちだってこと。 設定は面白いし、最後の北朝鮮軍を倒す作戦も 緻密で壮大だけど、ヒーローが善人じゃないから 素直に応援できない。 これが一番大きいかなぁ。 映画化するなら人物設定変えないと一般ウケしないだろうな。 | ||||
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