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母性
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母性の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 121~123 7/7ページ
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本の帯に「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説です」と記してある。 これをみればファンなら(いや、ファンでなくても)つい手にとってしまう。 こうして読み始めから最大の期待値を持って読まれる作品であった。 このためか、これまでの作品と同様にかなり面白かったのだが、その感激がいつもより小さかった気がする。 ただ、「母性」をテーマとしているため、物語の深層を男性でも理解できるか不安もあったが、一気に読ませる書き振りは健在。 湊かなえさんの作品は全く外しがないという思いが強まった。 | ||||
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読み始めたら止まらなくて、一気に読みました。 娘は母の無償の愛を求めて、褒めて貰うためだけに努力する。ルミ子さんも娘の清佳さんも。 ただ、優しく撫でて欲しい。頑張ったわね、と言って貰いたい。 美しい家での幸せな日々。 母も娘も旦那様も幸せだった日々。 一つだけ腑に落ちない事が、なぜ美しい家を失った後に、母と娘が暮らしていた家へ越さなかったのか。 貸家にしているので、戻れるはずです。 旦那様の実家へ行く事で、闇が濃くなるのだから、 愛する母と暮らしていた家を美しい家にしたのなら、家族が崩壊せず、ルミ子さんもお嬢様のままでいられたのではないでしょうか。 無償の愛。すべてを照らし、優しく包み込む、母の愛。 それを求めるのは母性の欠落ではなく、人として自然な事のように思います。 | ||||
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後味の悪さでは定評のある湊かなえ作品ですが、同時に読みやすさと言うか、一気読み出来ちゃう作風も僕は好きです。 本書も同様、後味悪くなりそうだなぁと期待(!?)しつつ、例の如く一気読み出来てしまいました。 結論から言うと、これまでの湊作品とは一線を画する作品に仕上がっていて、これはこれで楽しめるんじゃないか、と言うことです。 物足りなさもあるけれど、時間がたつごとに、染み渡ってくるような… もしかすると、子を持つ親とそうでない人が読むのとでも随分印象が変わってくるかもしれません。 | ||||
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