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母性
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母性の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全133件 81~100 5/7ページ
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| ネタバレ含みます…… 私は兄弟のいる『長女』ですが、湊かなえさんのご家族構成はわかりませんが、 とくに最後の章を読んで(ここは実際に読まれたほうがいいです、) 何かしら幼少期に想ったことがあるか、誰かからこういうお話を聞かないかぎりこういった話を書けないのではないか、とまず 思いました。 母親に愛情を一心に受けてそのまま「母親」となった女性と、その娘のお話です。 母性とは?愛とは?という問いかけが(別に本当に問いかけているわけではなくて)文章の端々から感じて 個人的にはいろいろと身につまされつつ読みました。 主人公の「母親」もその娘もこれでもかというくらいに苦労しまくっていて、 それにもかかわらず母親も娘もお互いに「愛している」を 「行動」によって与え続けるのですが、 よくよく読むと二人ともそういえば直接相手に声をかけているシーンはなかった気がします。 (もしかしたらあるのかもしれませんが、恐らくそれにしても数回です) ………ということの意味に始終しているお話だという気が、しました。 母親も娘の方も、「どうしてこんなに愛しているのに返してくれないのか」と実際に思っているシーンがあるのですが おいおいそれは「無償」とは言わないでしょうと思って少し笑ってしまいました、ただ、 自分の感情が「無償」ではない、と気づくことができる母親はなかなか少ないのではないか、とも思います。 もちろん愛情がないわけではなくそもそも「神様」でもない限りいくら血のつながった娘だろうと 「無償」なんて恐らく到底無理なことです。夫婦関係よりも親子関係のほうが難しいといわれる意味がだいぶよくわかりました(苦笑 恐らくその対比として神父に向けて語る、母親の手記的なものが挟まれるのだろうと思います。 ただこの主人公の母親(娘からすると祖母)は、本当の意味で「無償の愛」を娘にささげていたんだなとわかる描写でした。 おそらくその描写のため、主人公の娘が自分の手を握ってくれていた相手をぼんやりと思い出すシーンが挟まれるのですが ほとんどが「祖母」の手です。(最後は母親、かな??) この「娘」もまた祖母から本当の「無償の愛」を与えられて「しまった」ため母親とともに同じループを繰り返しています。 それと比べると、このタイトルの「母性」はとても皮肉っている(?)という気が (そもそも湊かなえさんの本なので、まぁそうでしょうけども)します。 それは母性ですか無償の愛ですか本当に?みたいな。 終わり方は他の方も仰っているようにだいぶあっさりとしていて、 ちょっと意外には思いました(個人的にはもっと壮絶な終わり方を予想しておりました) ただ、逆にこの終わり方が一番良かった気もします。。。いつもの湊かなえさんの雰囲気からは、 少し、とくに後半にかけて違う感じがしましのたので、 気になっている方は読んでみてもいいのではと。 とくに「長女」「一人っ子の娘」さんにはいろいろと共感できるところも多いのではないでしょうか。おそらく。 | ||||
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| 母性というタイトルに全てが詰まっていますね。 本当は何が起こったのかを、 読者は歪んだレンズ(母と娘の独白)を通してしか読めない。 何が真実で、何が思い込みなのか…? 母のレンズが、より歪んでいるように感じるのは、母が他者に開示できる部分しか書いてないからなんだろう。 神父宛てだから。 刑事裁判での被告人の証言みたいなもんですね。 それ自分の都合のいいことだけ話しちゃうという…。 読後感は爽やかにしてありましたが よくよく考えたら田所の祖父と父がクソじゃね という結論に個人的には達する。 ここの祖父から父の負の連鎖はなんとなくわかる。 でも聖母のような祖母とその子供である母の間で、なんで母が清いまま歪んでしまったのか? というのはなかなか私には理解し難い。 あ、自分の気持ちより他人の気持ちに寄り添うことに注力しすぎたから…? いろいろ考える余地があり謎もあり やっぱりこれはミステリー小説なんだと思う。 探偵役が不在で、読者が探偵役にならないといけないのと そもそもの謎がなんなのかも見つけないといけないのと リルケの詩の書体が気に入らないのが難点です。 でもすごく面白かった〜 | ||||
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| タイトルにインパクトがあり、読み始めてあっというまに読み終えました。 すごく考えさせられる内容です。親子関係がうまくいっている方には 共感できないかもしれません。私にとって感慨深い小説でした。 気付きのある本です。 | ||||
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| 話題になっていたので、気になっていたのですが、 中々読むことができず。。。やっと読むことができました。 あっという間に読んでしまいましたが、 話の展開と、湊先生の群像劇の表現はやはり、 各登場人物たちを際立たせておりました。 母性とはなにか。ふと自分の本性を疑ってしまう、 ちょっと怖い物語です。 | ||||
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| 母の感じ方と娘の感じ方が同じ出来事を通しても違うことを、うまく表現している。 読みながら、私なら、そんなばあさんのいる家は出ていくだろうな…とか、 娘にこう声をかけるだろうな、とか、 母にこう言うだろうな…など 自分に置き換えながら読み進めました。 母は自分の母が大好きで、依存しており、 娘に対する母性は発揮できていないように思う。 娘は愛されたかったのだと思う。 父(夫)が違えば、 この母、娘は違った意味で 昔から幸せになれたのかもしれない… そう思いました | ||||
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| この本を読んで湊かなえさんのファンになりました。 とてもよかったです。 | ||||
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| うさんくさいなぁ~と思いながら母の手記を読んでいました。どう見られるか、がいつも「私」の価値。娘である清佳の心がとても切なく苦しく感じました。 でも自分と幸せを勝ち取ったのは娘の清佳であり、いつまでも掴めないのは「私」である母なのだ。愛されていないので、愛する事が出来ないのだ。どうか清佳からの愛を受けとれますように。 親として子どもに愛を伝えられているか、正直自信は持てない。愛能うなんて…言えない。 だけど自分は子どもを大切に思ってる事は確信を持てる。 鬱陶しいと思われるくらいに。 | ||||
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| 中々も見ごたえがありましたね~~ かわいがることも 褒められることも イロイロと | ||||
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| 一読した直後は「こういう毒親いそう。娘がまともに育ってよかったね」という浅い感想をもち、大団円っぽい終わり方にも物足りなさを感じたのですが。 ですが私含め子育て中の母親は、「あぁ母もかつてこうしてくれたなぁ。同じことを娘にしてあげられるなんて幸せ」と感傷的な思いに浸ることもよくあると思います。けれど実際には、母との関係は全て甘く優しいものだったわけはなく、思い出は多分に美化されているはず。娘に同じことをしたつもりでもどう受け取られているかは娘にしかわからない。子供が他人の気持ちを考えた行動をとり、人に好かれる人物に育ってほしい、という感情もある程度は誰しも持っている。 ということに気付くと、狂気じみていると思っていた作中の母親の思考回路も程度が極端なだけで、自分の中にも芽はあるのかもしれない、上述の日常の「幸せ」はもしかしたら独りよがりなのかもしれないという不安に陥りました…。 この後からじわじわくる読後感の悪さ、半端ありません。大団円に見える終わり方も娘の視点に過ぎず、作者があえて一読しただけでは丸く収まったように見える書き方をしだだけかもしれないと考えるとぞっとします。 星一つ減らしたのは、冒頭の女子高生自殺未遂事件のひっかけがわざとらしいのと、その記事を読んでいる高校教師が作中の娘だという設定の必然性がピンとこなかった点です。読み取り方が足りないだけかもしれませんが。 | ||||
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| ショップさんに 問い合わせしたところ 丁寧な対応をしていただき 満足できる取引でした ありがとうございました | ||||
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| 親は子供がかわいいのよ とかいう人に読んでいただきたい 毒親ならあるある すごい書ききり方 落ちがあっけないとのレビューがあるけどこれがまた毒親あるあるだと思う 毒親葛藤をしてもうフラバもしないけど、その結果その苦しい時代が過去になってしまってる人が 「あれは私の言い分で親はまた別のことを思ってたのかしら」 と思った時に読み返すといい。 こどもの思い込みではない。毒親はやはり当時は毒だった。 そして年を取る。 | ||||
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| いきなり話にグイグイ吸い込まれていく行く感じで読んでしまいます。 人物設定も心理描写もよどみなく表現されていて、とても面白かったです。 | ||||
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| 母親の望む理想の子供に育て上げた祖母。 その子供が母親になってからも、祖母(母親)の描く理想の娘で有り続けようとして、 我が子にまでその生き方を押し付ける。 子供がどうしたいかよりも、どうあるべきかだけを押し付け続け、 自己を失い、母親がどう思いどう感じるかだけを考えて行動する人間になってしまった。 この小説の序盤を読んだ段階で、自分の子育てを反省し、我が子に自分の思いを伝えておこうと思った。 普段、私がやっている子育ては、ともすると条件付きの愛情のような気がした。 だから、『色々な事で叱る事はあるけれど、可愛いと思っているし、どんな事があっても必ず守る。』と伝えた。 この小説を読んで良かった。 | ||||
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| 話にグイグイ引きずり込まれて行く感じ、人物設定も心理描写も小気味よく流れて行く感じ。 面白かった。 | ||||
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| 一人称の視点となっていた母と娘、どちらにも感情移入できました。勿論すれ違いや価値観の相違についても全てです。 どうしてそういう選択をしたのかということも含めて違和感はなく、作者さんの筆力の高さを感じさせます。 肝心のストーリーは、序盤から一気に読者を引き込む魅力を持っており、早く続きを読みたいという衝動に駆られ、ページを捲る手が勝手に動かされてしまいます。 それぞれの登場人物達に、明確な意思が見え、読み進めながらも『こんな感じなんだろうなぁ』という想像ができてしまう。 汚い人間がたくさん出てきますが、それもまた仕方がないと思えるのは、きっと作者さんが『人間とはそういうものだ』という広い価値観で書いているからなのでしょう。 終わり方も含めて素晴らしかったです。 | ||||
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| まず、この本を読んで思ったこと。 マザコン。 通常だとマザコンの対象は男性が多いと思いますが、 作中に登場するのは、女性のマザコンです。 娘である「私」の、異常なまでの、母に寄り添う気持ち。 読んでいて少し気持ち悪くなりました。 そして時が経ち、母を慕う私も、結婚し出産することで 母になりーー これまで母性を受ける存在だった私が、 娘である「わたし」から慕われる存在に。 「娘の回想」ではわたしが、母への想いを書き綴っていますが、 「私の手記」で、私にはその想いが通じていないのが読み取れ、 何とも痛ましいです。 7つの章で物語は繰り広げられます。湊かなえさんの作品では、 珍しい終わり方をしています。救いのない終わり方ではないです。 読んでいて意外に思いました。 | ||||
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| 重い話し。 後半を一気に読んだ。 一度も時計を見なかった。 次から次に頁をめくった。 もう一度、読んでみようと思う。 母になって読んでみると。 また違うんだろうなと思う。 読み終わって思ったこと、重かった。 | ||||
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| この話の語り手は母と娘なのだが両者とも自分の観点からしか物事を見てない。その上歪んで狂気染みているし、出てくる登場人物のほとんどがエゴイストの塊で吐き気を催しそうな邪悪で満ちているから始末が悪い。 そのせいで読んでいる間はずっとモヤモヤ苛々してしまうのでけして気持ちのいい物語ではない。 それなのにグイグイと読ませる力のある作品だとも思った。 「自分は愛されているのだろうか?」とか「自分がここにいる理由は?」みたいに愛とか自己とか人生とかの答えのない問いに右往左往したことが皆一度くらいはあるものだろう。 だからこの物語を面白く感じるのかもしれない。 しかし、滑稽で愚かな登場人物達を他人事と笑い飛ばせるほど自分はいい人なのだろうか?そもそも「いい人」とはどんな人なのか色々と頭を悩ませることになるかもしれないがまたそれも一興だ。 そしてこれは余談だが私は自分の母親が大好きだ 自分を生んでくれた母親を好きにならないわけはないし、大事に思うのは当たり前だと思っている。 口にも出さないこの考えは他人に押し付けるつもりは毛頭ないが、果たして自分に娘ができ母になったときはどうなのだろうか?本著を読んだ後だとなんだか当たり前に考えてきたことが恐ろしいことのように感じてしまうのだから不思議だ。 貴方はどうだろう? 母を、娘を、家族を、周りの人々を、そして何より自分自身を振り返るきっかけになる一冊なのだと思う。 | ||||
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| 彼女の作品を読むのは悪い男との火遊びに似ているんじゃなかろうか。 強く惹き付けられ体の芯が痺れるほど滅茶苦茶な読書体験をした後 絶対に後悔する、という点で。(実際には火遊びなんて知りませんが) 私は、氏がデビューした頃に数作を読んで、あまりの読後感の悪さに尻尾を巻いて逃げ出したクチだ。 以来、興味をそそられる装丁で新刊が並んでも、かたくなに無視してきた。 でもこれは我慢できずに、手にとってしまった。なぜだろう? タイトルやカバーの白い姫系ネグリジェ(もしくはアンダードレス)から推測される世界観や テーマが、湊かなえの本領発揮を確信させてあまりあるものだったからだ。 こういう話ならきっと右に出るものは無いほどに、縦横無尽に濃密に描き尽くすのだろうと想像できた。 強い毒にあてられてみるのもたまには良いのではないかと気が迷い デビューから時が経ち、作風も幾分変わったのではないか、私はそれを確かめたいのだと 自分に言い聞かせつつレジへもっていく。 結果として、(驚くべきことに)期待は裏切られなかった。 この調子でエンディングを迎えたら最悪の気分になると、途中で危惧したこともあったが 最後まで読んでよかった。 ルービックキューブが最後にかちりと合った時のような開放感を味わえたから。 | ||||
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| 湊かなえは私にとって、テレビドラマの「夜の観覧車」の作者としての知識しかなく、作品を本で読むのは初めてであったが、夜の観覧車に通じる推理小説テイストを十分に感じさせ、幾つか仕掛けられた物語の流れによるトリックは見事である。 作品のテーマである母と娘の愛情以外に、夫婦や嫁姑間などの心のすれ違いなどが巧みに描かれ、男性が読んでも共感出来る部分が多いのではないだろうか? これから湊かなえにしばしはまりそうである。 | ||||
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