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母性
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母性の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全133件 61~80 4/7ページ
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| 元祖イヤミス作家・湊かなえ。 遺憾なく本領を発揮した小説でした。 前半までずうっと母親(ルミ子=映画では戸田恵梨香)の手記にイラついたしムカムカするし、 バッカじゃないこの母親と腹が立つ。 明治時代か?大正か??昭和初期か??? そう思うほど、ともかく頭が古い。 読めば分かりますけれど、農作業、家事、育児を負担して、 タダ働きの挙句、夫の少ない給料で大家族の家計をまかなう!??? なにそれ?もう信じられません!! 「離婚して家を出る」 そんなことルミ子は思いもしない。 ともかく身を粉にして働く。 (凄いことかもしれないけれど、私には無理) 「母親の手記」 これを真に受けではイケナイ。 (解説が素晴らしいので絶対読了後にお読みください) ルミ子は嘘ばっかり言ってます。 “娘を愛能う限り愛しました“ この言葉が曲者!! ルミ子は自分に「母親とはこう有るべき」と思っているだけ、 愛したつもりなのだ。 ルミ子は母親(映画では大地真央)から、全知全能で愛されて育った。 そして母親を神のように愛して崇めている。 その母親が台風の晩に箪笥の下敷きになって死んだ。 それも娘の清佳(さやか=映画では永野芽郁)をかばって身代わりで死にます。 この事件がずうっと物語に影を落とし続けます。 ルミ子の手記は前述の通り、真実を綺麗な言葉で誤魔化しています。 合間、合間に、「娘の回想」がはいる。 これを読むと、 “母は拳を何回も振り下ろした“ “殺したいほど憎い存在が私・・・“ などと不穏な言葉が並ぶ。 あまり語るとネタバレになりますので、やめますね。 古いと言えば古い。 バカと言えばバカ。 そんな母親を娘は必死でかばい、必死で愛すのです。 映画は来月(11月23日)公開です。 原作がどのように改変されるか興味津々ですが、 キャスティングされた方は天才ですね。 戸田恵梨香の演技力とひたむきさ。 大地真央の女神様みたいな役(彼女の持つ嘘臭さが、遺憾なく発揮されたでしょう) 鬼姑の高畑淳子(嫁いびりは迫力満点でしょう) そして娘役の永野芽郁。 啖呵を切る清佳の威勢よさ。 母親の愛を必死で求める清佳の健気さ。 その二面性を立派に表現してると思います。 小説を読むとこの小説のストーリーを牽引して進行するのは彼女なの役目なのです。 つまり、リーダー役。 大地真央の祖母は娘(ルミ子)の育て方を間違えましたね。 自立心を教えるべき・・・そう思うのは後付けだと思うけれど、 戸田恵梨香は清佳にとっては反面教師そのものです。 清佳は本当に辛かったけれど、能う限り頑張りましたね。 最後に題名の「母性」 恐ろしいことに「母性」を持たない母親がいます。 「虐待」するために産むような母親が居ますものね。 母性の欠如・・・自分しか眼中にない、もしくは着飾らせてツィッターに載せるため みたいな女性も見かけます。 ルミ子は母親を愛し過ぎる余りに、清佳を愛せなかった母親かもしれません。 ラストに救われました。 イヤミスだけでは終わらなかったです。 名作です。 | ||||
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| 自分の母親はこの本に出てくる母親と同じような人だった。 自分の母親の心の中までは分からないけれど、この母親が娘にしてきたことと自分が母親にされたことが重なって涙が出た。 母親だから自分の子供を愛するとは限らない。 愛されることを諦めよう、と思う。 | ||||
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| 商品の状態が思っていた通りの新品状態でした。 孫が欲しいと言っていた本でしたのでプレゼント用にいたしました。 また機会がありました利用いたします。 | ||||
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| 大変迅速丁寧な対応で受け取りした商品も満足しています | ||||
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| 母性とは永遠に不確かなもので正誤でもなく、白黒でもなく、何物でもない。愛もまた同様なのでしょうか。『母性』と言う言葉にに限らず文字は文字でしかないけれど、文字から紡ぎ出される様々な文字に魅了されるからこそ、本の世界に引き込まれてていく。湊かなえさんの作品は不気味な魅力の中に底知れぬ人間愛(仏心)が詰まっているような気がしてきます。深い読み応えのある作品だとかんじました。 | ||||
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| ※ネタバレ含みます 本作は、まず女子高生が転落したという新聞記事から始まります。 母が神父様に話す章、その娘目線の章、その記事をみた高校教師の章が織り交ぜられながら、話は進みます。(ただこう続けば、新聞記事のその該当者家族と思い込んで読み始めてしまうわけです。この手法は椰月美智子の「明日の食卓」でも同じ手法でまんまと術中にはまりました。) 湊さんの文章は小難しい言葉や格言、言い回しを使うことなく、するすると心に入ってきます。 田所家での章は橋田壽賀子ドラマか?と思うくらい嫁いびり。妻、母という立場の人たちは、家庭内でのつらさを耐え乗り越えていくために、心の拠り所や支えを手芸、宗教、占いなどに頼っていく姿の描き方は秀逸。モデルがいたのかな、ってくらいリアルでした。 読み終わって「ところで高校教師は何者だったの?」と混乱しネットで調べて分かった次第です。 実母を慕いすぎて、自分の娘を実母以上に愛せない。夫選びも出産も実母が応援してくれたから。 子どもを産んだ際の描写は、愛しい我が子というより気味の悪い妖怪。娘の愛にも気づけない。お互いの誤解も手伝って親子の関係が本当に良く描かれていて見事でした。実母が絶対で、夫や娘に執着しなかったからこそ、あの田所家に仕え夫の浮気にも寛大だったと(浮気せざる得なかった事情も明かされるのですけど)。 嫁や孫にきつくあたっていた田所のお姑さんが最後の最後は仕事してくれました。ちょっと格好良かったです。家族ひとりひとり、それぞれの事情が徐々に明かされていく過程に引き込まれ、とても読み応えがある作品でした。 しかし1つ分からなかったのは例の姓名判断の姉妹。彼女たちはインチキだったのか、それとも本物? その真相がいまだ不明なのです。 | ||||
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| 一人語り、か、告白文を読ませているのか、二人の女性による物とは考えられるものの、一体どう言う関係の人たち?二人に何が有ったの?とサンプルだけで、色々と想像を巡らしました。 本編を購入したいと思ったのが、その最初でした。女性が、何故?と聞かれて戸惑う部分から、もしやこの女性は。。。と 自分の推理を確かめたくて買って読みました。 著書は何冊か読んでおり、ドラマ、映画作品も拝見していますので、サンプルが有ったのがキッカケで、映画化と配役が決まったら本編を購入しようと決めていたのです。 | ||||
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| 母に会いたくなりました。 そして、女で産まれて良かったと思うと同時に女で産まれたことの覚悟と複雑さを感じました。 | ||||
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| 母と娘という題材はよくあるけれど、母子の関わりの中での心の内をここまで丁寧に描いている作品を私は知りません。様々な事象の中で、登場人物の一人ひとりの背景が明るみになり、「悪人」とか「善人」とか簡単に分けられるものではない事に気づいていきます。悪人のような善人も、善人のような悪人もいて、そのどちらも人間らしい心の浮き沈みの中でもがいていました。 人はどうしても自分だけの視点で物事を見て、判断し、決めつけてしまう。でも物事は白か黒ではないし、人は皆グラデーションで、常に流動的なのだと理解できます。また目の前にある現実を恐れて逃げ出してしまう、そんな弱さもきちんと表現されていました。 個人的に、亡くなった祖母個人のエピソードがもう少しあると良かったなというのと、やはり、母親自身の愛の歪みがどこから来たものなのか、もう少し知りたいところです(普通愛情深く育てられたらあそこまで歪む事などないと思ってしまうので)。まぁ、そこはもっと想像力を働かせろ…という事なのでしょうか。 | ||||
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| 中盤あたりからぐいぐい引き込まれました。 何回も読みたくなる本です。 | ||||
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| 最後まで何が真実なのかわからない、なんとも薄気味悪い話しでした。 視点が変わると捉え方も変わり、真実も変わっていく。 色々な解釈ができる話しだと思います。 自分にも高校生になる一人娘がおり、恐らく平均的な母娘よりも仲が良く、お互い依存しており、特に娘の方が私へのこだわりがもの凄いので、この祖母と母親(ルミ子)と娘(清佳)の関係に一部重なるものがあり、深く考えさせられました。 娘がこの本を読んだらどのように思い、誰かに共感するのだろうかとも思った。 そして、気取ってばかりで甲斐性なしの父親に腹が立つと同時に、この父親視点の話しも見てみたいと思った。 | ||||
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| 貸し出していたこの本が手元に戻ってきて、ふと読み出したら、やっぱり一気読みしてしまった。数年ぶりに読んだが、やはり、面白い。この数年の間に私は二児の母になり、初見当時は娘の立場で読んだこともあり、新鮮な読後感を得られた。湊かなえさんの小説は大好きでほぼ読んでいる。本当に人間の心理描写、展開の運び方、ともに秀逸そのもの。私はどんな母になりたいか?改めて考えさせられた。 | ||||
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| あまりにもダーク過ぎて、心がざわざわします。 人の心が読めれば、どんなに良い顔をしている人でも、 闇の部分はそれぞれにあるって気付いて、人間不信に陥ります。 この小説は、それを疑似体験させてくれる1冊だと思う。 自分も子供を持ち、と言っても父親ではあるので、主人公の彼女と ウチの奥さんを被らせて読んでいくと・・・ あぁ、この気持ちは文章にできません・・・ | ||||
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| 読んでいてずっとしんどかったけど最後まで読んでしまった… 母の手記はひたすら気持ち悪いし全く共感できないが、読んでいくうちに必ずしも母が子を愛するというわけでもないのかもしれないと思えた。 また、母の手記と娘の回想では、お互いの想いがすれ違っているし、それぞれの言い分が違う。湊かなえさんのほかの作品を読んでも思うが、すれ違いが起きてる2人は全く会話をしていない。よくある「言葉がなくても通じ合える」なんてことは無いのではないか…? そして、ラストがいい感じに収まっているように見えるが、今までの手記、回想からして信用できない上に、いきなりさっと終わった感じがしたので、意識不明の娘が望むエンディングが書いてあるだけなのではないかと思えた。 | ||||
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| 湊かなえさんの作品でハズレは一度もありません。どれも大好きです!誰しも持つダークな部分を描写させたら日本一だと思います! | ||||
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| 湊かなえさんの作品でもあるし「母性」という、意外と巷にある言葉に惹かれ購入 期待を裏切らない展開にもう「一気読み」でした。それにしても、どうしてこんな風に彼女の作品は「人間の関係性」について、魅力的に描けるのだろう、と いつも思います。「母」を使った言葉「母校」「母乳」「分母」「母港」、、、はたして「父」は、、、、、そんなところが、あとがきにも書いてありますがキーワード になりそうです。 | ||||
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| 花見疲れて今日は何もしないと決め、読み溜めていた湊かなえの「母性」を完読。「告白」を読んだ時のような本全体にある異様な空気感が薄れ、作者自身が何か悲しみや苦しみを昇華してしまったかのでは?と疑いたくなる温度感で話が進められていく。 ただ、1番印象に残ったのは、主人公に全く関係のない人物が居酒屋で話す次の会話… 「こどもを産んだ女が全員母親になれる訳ではありません。母性なんて誰にでも備わってるものじゃないし、備わってなくてもこどもは産めるんです。こどもが産まれてから、母性に目覚める人もいるし、逆に母性を持っているにも関わらず、ずっと誰かに庇護されたいと願って母性を封印してしまう人がいる。」 恐らく作者が1番言いたかったであろう本のテーマを第三者にサラッと語らせるところが秀逸。 この会話を読んで、かつての同僚が結婚を考えていた女性からフラレてしまった話を思い出した。 同僚の彼女は(本の娘と同じく)実の母親との仲が上手くいってなかったのだか、彼はその気持ちが良くわからないと言っていた。 一般的に「母性」というものは母親なら誰でも備わっていると思われているが、その思い込みが「母親」と「こども」の両方を苦しめる。母性のない母親に育てられた子どもは、「子どもを愛されない親なんていない」という偏見によって更に苦しめられてしまう。 「たまたま母性のない親に育てられたからといって悲観しないでガンバレ」このシンプルな言葉に作者の熱い想いが込められていると思う。 たまたま母性を持たない親のもとに産まれてしまった全ての人に、そして私の母と姉にぜひ読んで欲しい1冊です。 | ||||
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| 湊かなえ氏 素晴らしい。心理のプロもおもしろく読めます。何を読まなくてもお嬢さん、お母さん、ご一読あれ。 | ||||
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| 最初から引き込まれ一気に読みましたが、最後はちょっとあっさりしすぎているというか終わりでした。娘の心境の変化があまりわからないまま、なんとなくハッピーエンドっぽい、でもよく考えると、こうなるべくしてなったのかもしれないと思わされるような。。 私が一番疑問に思ったのは、母親に愛され誉めそやされて育てられてきた主人公(私)が、どうしてそこまで母親からの評価のみに固執する、実は自分のない大人になったのかということです。親の無償の愛を受け、なにがあろうと信じ、守ってくれる存在があることを知った子供は、自分の中に確固とした自負を培うものではないでしょうか。「こうしておけば母親に褒められたから世間でも通じるはず」という甘い認識ではなく。 そう考えると、祖母のしてきたことは、子供にとってよかれと思う「自分の願い通り」を実践できることを褒めているだけの、自我のない子供にしてしまっているのかもしれないと思えました。もちろん、心から愛してたのでしょうけれど。 相手の聞きたいと思う言葉を発し、願いを行動でかなえてあげることは、もちろん悪いことではありません。でも、親子の間では、それが思うように返ってこない相手(自分の子供・母)は許せないのか。。。 親が子供に本当に望み、願ってやるべきことはなんなのか。 子供への接し方を考えさせられた本でした。 | ||||
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| 作者の人間の観察眼の鋭さに感心しました。 主人公は大人になりきれずに母親となってしまった女性として描かれていますが、私は彼女に母親としては共感出来ないけれど、人間的には共感出来る部分があり、切なくなりました。 主人公の娘はさらに涙を誘います。 自分を愛してくれない母親を必死に守り、愛されたいと切望する、まさに被虐待児の典型だと思いました。 しかし、私は個人的には一番の謎は主人公の母親では…?と思いました。 これ以上はネタバレになるので書きません。 虐待、嫌な姑、不倫等々個々のテーマはありふれているけれど、それらをミステリーの要素で有機的に繋ぎ合わせている手法はなかなか見事だと思いました。 | ||||
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