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きよしこ
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きよしこの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全143件 41~60 3/8ページ
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作者の子供時代の物語 フィクションかもしれませんし、ノンフィクションかもしれません 大人だから読んで感じること、染み入ることがあります。 | ||||
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吃音の少年の物語。物が言えないって辛いですね。 子供の残酷さ、素直さ、読んでいて感じます。 個人的には「北風ピュー太」が良かったです。 | ||||
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読み進めていくと、懐かしさがこみ上げてきました。 こんな友達いたなとか、こんなことかんがえてなやんでいたなとか。 子供の頃の自分を重ね合わせて、読んでしまいました。 | ||||
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吃音の少年が、時代を追って成長していく短編集です。吃音のあるわが子を持つ親として、心が締め付けられる思いと、心温まる思いで読みました。 まえがきと、あとがきだけでも感動します。 | ||||
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吃音の苦しみとはこんなにも深いのかと自分の想像力のなさにあきれさせられた。 確かに想像すれば、いつもエンジンの調子の悪い舟で大海に漕ぎ出すようなもので、 その苦難は、本人にしかわからないのかもしれない。 それをいつも支える母親、父親の思いも想像をはるかに超えたところにあるのでしょう。 吃音の少年にとっては、毎日の日常生活が戦い。 そんな戦場の中にいるような中での親子の思いやなかなかできない友達との友情物語。 ささいな日常のできごとなのに、がんばる姿が目に浮かび、ついつい目頭熱くなってしまう。 | ||||
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遠方の孫に良い本を読ませたくて以前買ったのですが、当時は小学生だったので試読でまだ尚早と思い送らなかったが、 再度読み返してそろそろ理解できそうだと思い買い直して送りました。 | ||||
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物語はよく書かれています。少年の孤独は物語によく描かれている。 | ||||
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「きよしこ」を別にして、残りの6編の中で、私が一番好きなのは、最後におかれている「東京」である。これは、冒頭の「きよしこ」に対応する形で、吃音の主人公の自立への旅立ちを描く話である。だが、これは、別の角度から見れば、ワッチという女子大生の失恋ストーリーでもある。さらに言えば、ワッチの善意と世話焼きと恋心を踏み台にして上昇していく少年のストーリーである。つまり、「恋人が東京へ行ってしまう・・」という古く、懐かしいテーマを見事に調理した傑作である。 最後の5頁で、少年の裏切りを知ったワッチが出した結論と取った行動は・・・まさに、感動的である。 | ||||
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面白い作品でした。あっと言う間に読むことが出来ました。オススメです。 | ||||
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4才の次女の吃音が気になり様々な書籍を読んでいました。 その中の一つで、きよしこが紹介されていました。 読んで涙が出ました。 自分たち夫婦の在り方、本人への接し方が果たして正しかったのか? あの時の出来事が引き金ならば時を戻したい。 治って欲しい。 本当にそう思いました。 でも、もしそれを受け入るしかないのなら きっとそれは意味があることのなのだと思うのです。 この少年の様に。 | ||||
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小説ではきよしこが一番好き、という知人の紹介で購入しました。吃音に悩む男のこ、特別に解決する訳でもなく、でも、心のなかでは明るいm来が見えている。本当の物語は、こういうことなんだと思います。切ない話ですが、希望もある、そういう短編集は、孤独な夜に読むとじんときます。 | ||||
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重松氏の自伝と思われる作品です。 彼の人柄がにじみ出ています。 小さい頃自分の周りにも、きよし少年のような特徴を持った子供がいました。 先生に対する反応で、机をガタガタさせるシーンがありました。口べたな子がやっと出来た反抗なんでしょう。 子供を理解するのは本当に難しいと痛感します。 重松氏の細かい描写、体験した物の強さを感じました。 いつもの重松作品と同様に、周りの友だちがいい味を出しています。 1日で読める分量で、悩みを抱えた小学生から中学生にお勧めです。 | ||||
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こんな気持ち、自分にもあったっけな、、、 ということを思い出させてくれます。 作者はなんでこんなにリアルに生々しくこどもの気持ちを描写できるのでしょうか? 深く感じました。 | ||||
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問題無し問題無し問題無し問題無し問題無し問題無し問題無し問題無し問題無し問題無し | ||||
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重松さんの生い立ちがもとになっていて、現実世界の物語なのですが、きよしこが現れるシーンは銀河鉄道をほうふつさせる、ファンタジーの世界に迷い込みます。 ことばとこころがつながらないもどかしさ、吃音でなくても感じたことがあるのではないでしょうか。 | ||||
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子ども用に購入しましたが、自分が先に読んでしまいました。 青い鳥のほうを先に、以前読みました。 きよしこを読んでから、青い鳥を読みたかったと思いました。 重松清さんの心は、少年に届いたのだろうか?少年は、この本を読んで何を感じ取ったんだろうか。 と、思います。 | ||||
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知人からの紹介で手に取りました。重松清作品は初めてだったので試し読みのつもりでしたが即はまりました。「何度も読み返した。」というだけの作品です。吃音がテーマですが誰もが持っているコンプレックスと社会的正義のぶつかり合いで、吃音者でなくても何ら違和感なく感情移入が出来ました。施設から来た偉い先生が言った事や、ナルチョがゲルマに言った事は正義ではあるが正しくは無いと感じて無性に腹が立った。現社会においても言い訳したり怒鳴りたい場面があるが我慢する局面がある。人間が出来ている人もいるが昔のトラウマから生じることもある。私は後者の方が多いと感じている。しかし、ハッキリとは覚えておらず印象でありいい加減なものであるが共感出来ました。最後にもうひとつ、ものすごくハマッた理由のは年代が同じ位で情景を容易に想像出来たからです。756号や共通一次試験がそうです。重松作品他も読んでみます。期待度大です。 | ||||
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重松清さんの小説としては初めて読んだ本ですが、いい作品です。 奇をてらった文体や、現実にはありえないようなかっこつけのセリフもなく 自然体で、読み終わった後に心が温かくなります。 中学生、高校生ぐらいの人にも読んでいただきたいですね。 | ||||
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この本は、人を無理に感動させようだとか、そうした計算のようなものは存在せず、一人の少年が吃音とともに成長していく姿が描かれます。 自分は吃音で、心が折れてしまいそうになるときは、この本を読んで、少しだけ勇気づけて貰います。 とても大切で、星五つでは足りないくらいの、良い本だと思います。 | ||||
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本当に心が震える、至高の感動作です! 僕にとって、この本以上に深い感動を得た小説はありません。 読んだ当時は中学生でしたが、主人公のきよしに深く感情移入してしまい、目にいっぱい涙を溜めながら読みました。 大人になった今読み返しても、新鮮な感動を味わえます。 この作品は、「吃音という試練を与えられた少年が、親の都合で繰り返す引っ越しにより、そこでの色んな人達との出会いを通して、大人へと成長し、乗り越え、自立していく」という物語です。 実際、僕の母親が吃音を持っていて、小さい頃から間近で見てきてる分、きよし君の悲しみがよけいに分かります。 ただ、救いに思えたのは、きよし君には、心配してくれて、吃音が治らない事も分かった上で、それでもなんとかしようとしてくれる家族の存在があった事です。 親身な家族の存在のおかげで、作品自体の雰囲気も、暗さや悲しさが幾分抑えられて、温かみが増していると思います。 きよし君の成長をたどっていく短編集として読めるこの作品ですが、その一つ一つの短編全てが素晴らしいです。 とにかく、物語の吸引力がとても強く、ぐっとこの作品に引き込まれるんです。 続きが気になり、きよし君の歩む道をもっともっと見てみたい!と思い、あっという間に読み進めてしまいます。 その中でも特に、一番最後の「東京」編に、この本が伝えたい事、全てが凝縮されていると思います。 辛い思いをしながらも、色んな人と出会い、色んな経験をし、色んな事を学んでいった主人公のきよし君。 そんな彼が物語の最後、自分を信じて、自分の力で、大きな一歩を踏み出そうとするシーンが忘れられません。 少年の成長の過程をずっと見てきたから、ラストの感動は、計り知れないほど大きいです。 読後は爽やかで、深い余韻が残りました。 この作品は「吃音」をテーマにしていますが、吃音に関わらず、人間は誰しも、苦しみを背負って生きていると思います。(自分も含めて) この本は、その苦しみを理由に殻に閉じこもるのではなく、外の世界に一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。 僕にとって、いつまでも大切な一冊です。 | ||||
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