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箱庭図書館
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箱庭図書館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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乙一というけったいな名前は前からよく聞いていました。若者に凄い人気だと聞きましたが読んだことはありませんでした。図書館でたまたま短編集二冊を見かけたのでつまみ読みしてみました。「石の目」は正直なところ「?」でしたが、こちらの本の「王国の旗」は、なんともいえぬ不思議な雰囲気を持った面白い作品だなと思いました。ちょっと毛色が違いますが、あのカルト漫画家・諸星大二郎氏の「子供の王国」を一瞬思い出しました。感じた共通点は無邪気さと残酷さの表裏一体みたいなところだったかもしれません。 乙一氏の本領は背筋も凍る純ホラーにあるみたいなので、ちょっと調べて読んでみようと思います。 | ||||
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第3者のボツネタから乙一氏がストーリーを付け足してみた企画物の短編集。 それぞれが全く異なるアイデアと雰囲気だが、 登場人物はリンクさせるような作りにしてある。 また、タイトルに書いたとおりホワイトステップが特に面白かった。 パラレルワールドをテーマにしているが、繋げ方が独創的。 冬に読むとなお心温まると思われる。 | ||||
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乙一は勇気ある作家である。 作家として、致命傷になるかも知れないこの企画物 「素人の小説を下敷きにリメイクする」 を、やってのけたのだから。 冒頭の短編に本を読み出すと止まらない少女が登場するが 乙一は、書きだすといつまでも書いていたい作家なのだろう。 いじめた同級生を見返すために本名で小説家になった男。 あの変な名前の小説家はあいつだったのか、と、気づいて欲しい乙一。 | ||||
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「オツイチ小説再生工場」という企画からうまれた乙一と読者のコラボ企画モノ。 一般の方がボツにした小説原稿を投稿し、選ばれた6作を乙一がリメイク、連作小説として生まれ変わらせるというもの。 そう言われてみると確かに乙一のようで、乙一でないようなどこかスッキリまま読み終えたという感じです。 6つのうち、群を抜いていいなと思ったのが最後の「ホワイト・ステップ」。 これがいちばんいつもの乙一のテイストに近いこともあって、好きです。 やはり乙一自体も元原稿を読んで時点でそれは感じていたらしく、 最初はリメイクの意欲はわかなかったらしいけど、あえてのチャレンジ。 優しさにあふれてて、雪のぬくもりを感じられるようでした。 気持ちのいい余韻に浸れます。これを最後に持ってきて大正解. 6作品全体を通してみると、黒さも毒も少なかった。 企画ものもたまになら面白いけど、でもやっぱり私は純度100%の乙一の新作が読みたいな。 ちなみに元原稿でネット上で読むことができます。 | ||||
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公式HP:http://renzaburo.jp/8528/ これは乙一さんの純粋な創作ではなく、素人のアイデアを焼き直した作品です。 編集者なら優秀と言えるでしょうが、作家としての矜持が無いのかと・・・。 また帯等にその旨の明記が無く、乙一氏の名前だけの装丁なのは戦略にしても汚い。 ZOOまでの乙一さんは好きでしたが、ここ数年は落胆させられるばかりです。 | ||||
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