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#9(ナンバーナイン)
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#9(ナンバーナイン)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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チャイニーズな雰囲気を漂わせながら、スタイリッシュなほろ苦シンデレラストーリーで、楽しめました❗️ | ||||
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原田さんの作品は三作目です。 レビューがよいので期待しましたし、 実際読んでいる時は引き込まれますが 読み終わってみると「・・・」でした。 説得力がないんです、 なぜ、彼が真紅を選んだのか? そもそも、彼は真紅をどう思っていたのか? 美術系の描写はとてもうまいし 他の人物達も魅力的だし、舞台が上海なのも ドラマティックで凄くいいのに。 前後編にして、もっとじっくり書き込んでほしかったな~と思います。 余談ですが、何故真紅は彼を日本へ連れて行かないの? 私だったら、とにかく日本の医者に診てもらいます。 | ||||
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くすぶっていた日本人女性が、ある男性との出会いをきっかけに、上海を舞台に成長していく物語。男女問わずアートが好きな人には特にオススメです。 | ||||
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一生、手放せない絵 一生、忘れられない恋 あなたが傾ける情熱はどちらですか? 東京・表参道でインテリアアートの販売をする深澤真紅 仕事で挫折し、故郷に逃げ帰ろうと悩んでいたあの日 ふと立ち寄った宝石店で見知らぬ中国人紳士と運命的な出会いをする 初対面の彼女に渡されたのは高級店の紙袋 さっきまで羨望の眼差しを注いでいたウインドー越しにあったあのお店のもの… プレゼントされたリングケースに指輪はなかった そこにあったのは希望と言う名の、必然だった 『楽園のキャンバス』で一躍脚光を浴びた原田マハさん ですが私は『#9』の方が好きです 原田マハさんはキュレーターでもあり、作家でもある 異色の経歴を持つ作家です ニューヨーク近代美術館、通称MoMAでの勤務経験を始め キュレーターとして超一流の道を歩んできた方です その経験を踏まえた小説、特に美術描写と業界事情のリアルさは 読むだけでも、美術館に行った気分にさせてくれます 『#9』での舞台は中国・上海のモダンアートの世界 急成長する中国経済の象徴と歴史的文化が融合するまち上海の熱気と 原田さんの代名詞ともなりつつある美術業界の実状が織り込まれた美しい物語です 『ダヴィンチ・コード』や大人の切ない恋愛小説好きの方にお勧めの一冊 蓮の花の中を優雅に泳ぐ金魚の表紙も素敵です | ||||
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ロンドンへ持参して読みました。 上海のお話をロンドンで。 実に印象深いものでした。 | ||||
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素直に読めました。これで終わるわけでは、ない・・・シンデラストーリーを読んでるわけでは、ない・・・暗がりの廊下をつったて歩いて来る人が彼だとわかっていても読んでいて涙する、変わらぬ爽やかな声に、手の温もりに、優しさに、哀に、涙する。誰でも一度は、こんな人に回り逢いたいと、思っているのでは・・・時がたったら、また読んでみたい物語だと思います。愛する事に理屈は、いらない。#9は、教えてくれます愛は、無償のものだと。 | ||||
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小説なんで、こんなうまいことあるかいなって感じですが、でも女性はやっぱりロマンを求めるもの。真紅が愛だけを求めなかったのも、今の時代の女性に合っていて、よかったと思います。上海も行ってみたいなあ。そんな気にさせられました。 | ||||
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現代上海のアート界を舞台とした、成長譚/恋愛小説。 「ぱっとしない私には、実は〜な才能が隠れていて 素敵な男性にその才能が開花され・・・」という 少女マンガもびっくりなストーリー。 注目すべきは筆者の属するアート界の描写。 知る人だけが知っている業界の風景は 華やかな世界だけに興味深い。 | ||||
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ファンタジーである。 しかしそれは、 緻密なリアリズムに載せて語られる ファンタジーである。 国際的な美術業界の圧倒的なディテール。 某有名デベロッパーの生々しい裏側。 今の上海の空気感。 そして今の中国の人々が持つ「あの視線の感じ」。 世界を駆け巡る現役キュレーターであり、 かの有名美術館を立ち上げたプロであった作者ならではの、 専業小説家が少々がんばって取材した程度では 到底たどり着くことのできないリアリズム。 そこにまるで「大人のための少々辛口なディズニー」とでも言うべき ファンタジーが乗っかる心地よさ。 ディズニーファンには怒られるだろうが、 ディズニーランドが退屈なのは、 そこがただのファンタジーでしか過ぎないからだ。 土台としてまずは眼に浮かぶようなリアリティがある。 そこに絶妙なバランスでファンタジーの幕を広げる。 だから物語は濃く、深くなる。 そして原田マハファンにはおなじみの 「カフーを待ちわびて」と同じ、 後半から突然加速する快感も再び。 題材は一見少女マンガが好むテーマのようではあるものの、 相変わらず原田作品は脇役への目配りが優れ、 「王剣」「ディビッド」「南」、 そしてもう一人の主人公である「彼」など、 様々な男たちの存在と立ち位置が、 男性読者をシラケさせないどころか、 作中にぐいぐいと引き込んでいく。 改めて思えば、上海は1920年代から「魔都」であった。 ファンタジーに、ここほど相応しい都市はない。 | ||||
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#9は洋館の名前だけではなく 他にも真紅にとって大切な意味を持つ数字になるんだけど、 この#9と言う数字の使い方が上手いなぁ〜と。 上海の様子やそこに住む人の姿。 急成長著しい中国の姿もよく分かるし。 真紅の気持ちが王剣から別の男性に向かうその気持ちの揺れ。 周りの人間の気持ち。 心理描写もすごく自然で読んでいてす〜っと入り込めました。 これまで4作品出している原田さんですが、 それぞれの作品がまったく違う作品で どの作品も楽しめます。 次の作品がまた楽しみになりました。 | ||||
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