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幽霊人命救助隊
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幽霊人命救助隊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全155件 141~155 8/8ページ
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読後にこの本良かったなと思える本でした。この作者の過去の作品とは多少違うので、今までの作品が(話のジャンル的に)好きだった人には多少減点かもしれません。逆に今までの作品はイマイチだったけど感動物が好きな人にはお勧めしたい作品です。 | ||||
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感動しました!☆がもう一つあれば星6つと言いたいところです。 自殺志願者を100人救うノルマを神から命じられた幽霊4人組の活躍をユーモラスに描いている本作は、単なるユーモア小説でもSFでもなく、人間の優しさなど心の内面が滲み出てくるような感動作でした。 参考文献として数々の自殺関連本などが記されていましたが、自殺志願者や幽霊達の心模様が綿密に描かれ、うつ病患者などへの理解もすごく深いものがありました。 時に笑わされながらも、すがすがしい感動を覚えながら読了しました。 人間愛の観点から、一種の純愛小説と呼べるのかもしれません。 私自身、職場での悩みなどで苦しい想いをしてきましたが、この作品に救済される想いがしました。 うつ病を取り上げたそこいらの医学本より上を言っていること保証します。 辛い思いをしている方は、ぜひ読んでみてください。 | ||||
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アイデアはとても面白く、軽く読めてしまう。読めば読むほど次の展開が気になって止められなくなる。ただ、もう少し泣かせる描写がほしかったという気もしますが、最後の最後にじーんとさせられました。ぜひ映画にしてほしいと思いました。 | ||||
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自殺をした4人の男女。自殺した時期も、年齢も、理由もちがう4人が、自分たちが天国へ行くため、神様の命令で地上の100人の自殺志願者を助けることになる。と書いてしまうと、どこか胡散臭い作品のように思えるのだが、実際は全く異なる。救助対象者(自殺志願者)と、救助者の目を通し、現代社会に作者が感じている問題を提起し、救助活動を通して、作者なりの解決案を提示している。軽快な文体に包まれているが、実は骨太の作品である。作品自体も、先述の軽快な文体に加え、それぞれの救助活動が一話完結のようになっており、長編の形態は取っているものの、実は連作短編集のようになっており、とても読みやすくできあがっている。終盤からラストシーンもとてもきれいにできあがっている。乱歩賞受賞作「十三階段」の作者でもあり、ミステリーを期待して読む読者もいるだろうが、この作品は厳密にはミステリーではない。しかし、むしろ、そのような垣根を取り払い幅広い読者に手にとってもらいたい作品である。残念ながら、現時点であまり話題作にはなっていないかもしれないが、2004年に出版された作品のなかで、是非周りの人に勧めたくなる作品のひとつである。 | ||||
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この本は読み易いです。通勤の電車の中で読んだのですが、あっという間に読み終わった感じがします。この本は面白いです。社会問題もあり、心のありようが問われ、深刻な問題もありますがユーモアがあふれています。泣いてしまいました。最後の方だけ自宅で読んだのですが涙が止まらなくなりました。よかった、電車の中で読まなくて。 | ||||
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全体的にシリアスなのだが、その中に笑うべき所が含まれている。おもしろい。タイトルが気になり、ここでレビューを見てから買おうと決めました。タイトルが気になった、という方は是非読んでみて下さい。 | ||||
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13階段の作者が書いた本です。私は、タイトルが少し気に入らなかったのですが、手に取り読んでみました。タイトルから創造していた内容と全く違い大変おもしろかった。損はしないと思います。何が面白いかと言うと、当然SFです。現実にはありえない設定ですが(でも、良く練られてます)、今の社会がぶつかってる不合理な問題点をついています。ニュースに出てくる人の心情が少し教えられた気がしました。人間ってほんと複雑です...でも、信じて生きていける生き物だ。 | ||||
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神様のキャラクターも面白いし、話も「ありえない」のだけど引き込まれます。時間を忘れて読んでしまいます。そして、人に勧めたくなりました。涙がとまりませんでした。面白い、そして考えさせてくれる本でした。 死んだらだめだよ、強くならなきゃ。 | ||||
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仕事の合間などに読み続けて、ほぼ24時間の間に読了。 これが、あの「13階段」とか「グレイブディッガー」書いた人の作品なのか。おもしろかった。今年のおすすめ(といっても、そんなに読んでいないけど) 自殺して、天国までの中間地点にたむろしていた老若男女4名が神の思し召しで、自殺者を食い止める役割を仰せつかる。という話。7週間で100人救助することがノルマなんだけど...世の中の厳しさがわかる、と同時に、捨てたもんじゃないなぁ、とも思うし...とにかく、娯楽小説と言っていいと思う。 短時間で一気に読ませてしまうほど、おもしろかったのだ。 | ||||
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題名に惹かれて何気なしに購入した本でしたが、何度もジーンとなりながら一気に読み終えました。小説に出てくる登場人物の人生と自分自身の経験の一部が重なった時、小説を読み進めることで自分の傷も癒えていくような気がしました。特に今、自分がウツ状態なのかなぁと感じる人にはお勧めです。この本で泣いて笑って、また新しい一歩を踏み出す勇気となったらいいと思います。 | ||||
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「夕方までは死なないでください。僕たちが必ず助けてあげます」帯に書かれたこの台詞に惹かれて、何となく購入した本だったのですが、まさかここまで泣かされるとは思いませんでした。生きた年代も死んだ理由もバラバラな自殺者四人の幽霊が、神様に命令されて今にも自殺しそうな人間100人を救助するお話です。最後の最後まで飽きのこない展開と、現代に生きる全ての人に訴えるような文面。日常に疲れたときに読めば、間違いなく元気を分けて貰えます。世界の上に命があるのではなく、一つ一つの命こそが世界を支えるのだと、私はこの本に教えて頂きました。 | ||||
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現在、日本人の死因第六位にランクされる「自殺」。理由はどうであれ、自分の死後を考えれば自殺ほど愚かな行為は無いはず。死んで何が始まるのか?残された人々はどうなるのか?安易に自殺を考える人にお薦めしたい一冊です。二度目の東大受験し失敗した主人公が公園で首吊り自殺をし、天国(と思われる所)で知り合った年齢、経歴それぞれ異なる3人の自殺者らと共に、天国へ行く条件として、下界で自殺一歩手前の人間を49日で100人救うノルマを課せられる。自殺予備軍を救う過程で彼らを襲うどうしようもない後悔、怒り、寂寥感などにもめげず着実に仕事を片付け、タイムリミットまで残り半日、ノルマ一人になった時に発見された自殺予備軍は、主人公の父親だった…。自殺をする人こそが傲慢だ、と言った人がいますが、本書にはその意味が含まれていると思います。 | ||||
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面白そうなタイトルに惹かれ、軽い娯楽になればいいかなという気持ちで購入しました。 実際読んでみると、購入時の予想を遥かに超えた内容の良さで、久しぶりに「当たり」の本に出会ったという感じです。序盤から中盤にかけては、漫画のような展開に引き込まれ、後半は内容の深さにすっかりはまってしまいました。 タイトルとカバーだけみると、「なにこれ?」という感じですが、読み進めていくうちに、内容の深さに引き込まれること間違いなしです。何度となく泣いてしまいました。出版社や作者の回し者ではありませんが、絶対お勧めです。 | ||||
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映画のシナリオとしてもそのまま、使えてしまえそうな素敵な工夫がちりばめられた小説「幽霊人命救助隊」。物理的に人間世界にアクセスできない幽霊たちの人命救助の武器は「共感」と「励ましのメッセージ」のみです。極端な振幅で揺れ動く「自殺志願者」の心情を読み取り必死の工夫で心変りさせる幽霊たちの奮闘振りは実にスリリングで飽きさせず、それでいてついついハートウォーミングな涙を流してしまいます。一晩で一気に読んでしまう一冊です。 | ||||
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タイトルに惹かれて購入してみたのだが、思っていたより涙腺が刺激された。 自殺してしまったがために成仏できない四人。成仏するために、七週間で百人の自殺者志願者を救わなければならない。 気軽に読める文章と展開が大きい。なぜなら、自殺を少しでも考えている人でも重い雰囲気で読む必要がないからだ。 たとえばあなたが少しでも自殺を考えているとして、この小説を読めば救われるかもしれない、そんな可能性を秘めている。 物語も、純粋に楽しめる。読んで損はない。かなり涙腺を刺激される。 | ||||
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