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幽霊人命救助隊
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幽霊人命救助隊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全155件 1~20 1/8ページ
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みんなのレビュー見ました。 ちらほらと、くだらないだの幽霊のステマだの泣けないだの書いてる人がいて、この人たちはいったいどんなものを面白いと思うんだろう?って思いました。 万人に受けるとは思いませんが、そこまでけなすのは悲しい。 高評価なのはちっとも不思議ではありません。。 文句言ってる人の方が少数派です。ステマではありません。 面白かったし、泣けた。多くの人にとって、楽しめると思います。 | ||||
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自殺した4人が救助隊となって自殺予備軍を100人救う話だ。 八木剛造、68才ヤクザの親分、1974年短銃自殺。死後24年。 市川春男、43才会社経営者、1988年富士の樹海で服毒自殺。死後15年。 安西美晴、24才、1986年、飛び降り自殺。死後17年。 高岡裕一19才、2003年、大学受験失敗で首吊りしたばかり。 神様からのミッションは49日で100人の命を救うこと。与えられた道具は携帯、無線機、ヘッドセット、電卓、暗視ゴーグル(自殺予備軍が三段階の色で表示される)、メガホン。 死後何年も経ってるから古い言葉がポンポンでてくる。なんちゃって。アジャパー、そんなバナナ、ゲバゲバピーetc。ついつい笑ってしまうが自殺者のそれぞれの悩みに解決のヒントを気付かせる。ささやく、それでだめならメガホンで怒鳴る。すると自分の考えのように頭に浮かぶのだ。 自殺を考える理由は人それぞれだ。不治の病、借金、人間関係など。読みながら自分にもそんな悩みがあったと思い出す。でも思い詰めた人はまわりが見えなくなる。唯一の逃げ道だと思ってしまう。 最後は高岡くんの家族の話。号泣でした。読んで良かったです。 | ||||
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正直な感想は、多分、本当に自殺する人は、この本を読破するだけの忍耐力とこの本に対する知識への信頼が足りなくて手に取るだけの余裕は無いだろう事が残念に思える内容だった。知っていれば、自殺を回避出来る知恵が沢山盛り込まれていて、参考文書の多さに正直驚いた。そこに作者の他者に対する想いというものを感じた。 思うのは、やっぱり、側にいる人が大切な気がする。それは、本当に私も常々思って来た部分であるけれど、まず、その人の周りから変えて行くしかないのではないだろうか。遠くの悲劇より、近くの人の悩みというか。 一見、正論を言っている指摘者達は、本当の優しさや愛を持って言う様に意識していないのだろうなという事。正し、そういう人達の中にさえ、私は何かに追い立てられているその人自身を感じたりもする。まるで、自殺者の候補であり、相手にすがるように正論と思われる言葉を盾に「助けて」と言わんばかりだなと。 これは現代だからという話では無いと思った。自殺者が多い少ないの問題ではない時代だからではないか。それを聴いて、まず、自分自身が苦しんでいる事に気付き、人を攻撃したり、自殺を考えたりするのではなく、本を読んでみたり紙に気持ちを書き出してみたりして自分と向き合ってみたら良いのかもしれないと感じました。 私に取ってこの本は、自殺を考えたりするのではなく、最近の私の考えていた本来、人が持っている思いやりや愛の在り方を考える良い参考ではあったなと思います。 | ||||
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10年以上前に出会って何度でも読みかえしたくなる一冊 僕は裕一くんの2つ下ですが86年に自殺した若い女がコンビニを知らないことに驚きました | ||||
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よかった | ||||
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紙の封筒に直入れはヤバい。雨で湿っているし本が少し傷んでしまっていてガッカリ。。内容は、これから読みます。たのしみ。 | ||||
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特に前評判など知らずに購入し読了してから10年あまり。オススメの本は何か?という問いかけで自然と思い出した一冊です。 当初持っていた一冊は引っ越しのため手放してしまったので、改めて購入して読み返してみましたが、やはり没入する感じで読んでしまいました。 | ||||
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分厚いのですが、ぐいぐい引き込まれて、アッという間に読んでしまいました。最後は号泣でまた読み返そうと思っています。 | ||||
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著者はユニークな経歴を持つ高野和明氏(1964~)です。 高野氏は幼少期より映画監督を目指し、渡米して本場の技術も学びます。 その後、脚本家を経て小説家となり、社会問題を織り込んだミステリー作品を数多く執筆しています。 (以下、内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。) 本書のあらすじは「自殺者の霊が、神から命令で現世の自殺志願者たちを救う」というものです。 主人公は浪人生の高岡裕一、老ヤクザの八木、気弱な中年男の市川、若い女の美晴の4人で、全員が何らかの理由で自ら命を絶っています。 彼らは直接的に現世に関与できませんが、人々の心を読み、耳元で語りかけることでインスピレーションを与えることができます。 その能力を活かしながら、救助者100名というノルマを果たすべく奮闘していきます。 最初はどう救えばいいのかわからず戸惑いますが、試行錯誤を繰り返しながら次第に要領を掴んでいきます。 同時に人はなぜ自死に至るのかを理解していきます。 死を選ぶ動機は、「孤独」「心身の不調」「借金」でした。 逆に言えば、他者との結びつきがあり、心身が健康で、経済上の問題がなければ、生きる力が湧いてくることを学びました。 しかし、それだけではない人の複雑さにも遭遇しました。 救いようのない悪意で人と自分を傷つけようとする者。 環境に恵まれないのに、全てを自分のせいにして引き受けてしまう心やさしい人。 親の借金を返し、兄弟の学費を稼ぐために春をひさぐ若い女。 そして最終的に、かつて死を選んだ自分たちの問題へと回帰することになります。 それぞれが、自分と同じような境遇にある人々と出会うのです。 自分の影法師のような相手を救えたとき、彼らの中に大いなる救いと癒しが福音のように訪れました。 本書はこのように「死後の世界」を舞台にして社会問題に切り込んだ意欲作でした。 加えて成長や癒しなど様々なエッセンスも込められていて、多角的な解釈を許す奥行きのある内容となっていました。 特に「他人を救うことが自分自身を救うことにつながる」という部分は暗示的で、最終話のシーンは読んでいて胸がいっぱいになりました。 本書はフィクションですが、同様のテーマを扱うノンフィクション作品を読んだことがあります。 ヘミシングという体外離脱のテクニックを探求したブルースモーエン氏や、退行催眠で死後世界への知見を得たマイケル・ニュートン氏の著書などで、それらとの共通点は興味深いと思いました。 評者にとって初めての作家さんでしたが、情景が浮かんでくるような文章で一気に読了しました。 脚本家出身であるためか、セリフを中心とした作風で読みやすく、特有のリズムがあるようです。 所々でユーモアを効かせたコメディタッチの部分がありますが、社会問題への切り込みは鋭く、取材・調査を丁寧に重ねて執筆していることが伺えました。 この著者の本をもう少し読んでみたいと思っています。 | ||||
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何だか分からないけど、読んでると心がジーンとしてくる。…ちょっと泣いた。 | ||||
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楽しくは読めないし面白い作品とは違う。だからといってつまらない作品というわけではないです。 | ||||
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あたかも少年のような無垢な好奇心と、映画制作・脚本の世界で磨き上げた老練な構想力とが不思議な形で共存しているのが、高野和明氏の小説のユニークさであり、いつも変わらぬ魅力でもあると思っています。 (良い意味でB級映画っぽいところが大好き、とのレビューが『ジェノサイド』のところにありました、実に言い得て妙かと...) さて、この『幽霊人命救助隊』は、そんな高野氏のいくつかの長編小説中でも、屈指のまとまりの良さとカタルシスを備えた作品です。 「自殺大国日本」という大問題に、想像力のみを武器としてドン・キホーテさながらに真正面から取り組み、上質のエンターテインメントにまとめ上げた著者の力量には、ただ敬服あるのみ。 ふと思うのですが、日本の年間自殺者数がここ数年ようやく減少に転じ、三万人を割りこむようになった背景には、もしかしてこの小説も一役買っているのかもしれません。 高野さん、グッドジョブ! | ||||
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高評価の理由がわからない。ジェノサイドと13階段を読んだ後のせいか、厚さの割に展開がなかった。同じ作家の本かと思ったくらい。いろんなパターンはあるが結末が同じだとわかってしまうと、半分から後は飛ばし読みになった。4人の最後も予想通りだった。どんな本も買った以上は全部読む主義ですが、この本は難しかったです。 | ||||
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一言では表せませんが、色々考えさせられます。 そういう世界があってもいいなとも思います。 笑いありでいい作品です。 | ||||
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自殺した4人が神様によって、人名救助隊として活躍させられる話。 最初は設定が難しく、正直微妙かなと思ってたけど、途中からグイグイ引き寄せられて、結局最後まで読みきった。 ラストもこういう終わり方もアリだなと思わせられる形でした。個人的には満足の一冊です。 | ||||
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漠然とですが、自殺を考えていました。 この作品に出会っていなければ、今ごろ 私はこの世にいなかったかもしれません。 ヤクザの親分が、自殺しようとしている人は 勘違いをしている。と述べている場面では 号泣してしまいました。 救ってもらいました。 | ||||
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まずこの本に対して悪評を書く人はひねくれ者だと思います。 世の中こんなにうまくいかないと思うかもしれないけれど 心がけ次第じゃないでしょうか。 素直に他人の言葉に耳を傾けられる人には 心にしみる内容だと思います。 生きることにちょっと疲れた時に読むと癒される本です。 一読の価値あり。 | ||||
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感動です。 自死遺族の悲しみ、その後の生活に及ぼす影響 、 自死を考えるほど思い悩む人の思い、周りの人の温かい声かけや対応で、前向きになれるのがよくわかりました。 | ||||
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浪人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒涛の救助作戦。傑作エンタテインメント、遂に文庫化。 | ||||
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とにかく良かった。何度も泣かされました。色々ご意見が有ろうかとは思いますが、私はおすすめ出来る作品だと思います。 | ||||
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