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幽霊人命救助隊
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幽霊人命救助隊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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紙の封筒に直入れはヤバい。雨で湿っているし本が少し傷んでしまっていてガッカリ。。内容は、これから読みます。たのしみ。 | ||||
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深刻な話題を軽妙に語っています。 しかし、軽妙すぎだし、同様の内容が延々続くのはきつい。 また困窮者(自殺志願者)に対する対応も方法が安易すぎ。 こんなに長いページである必要があったのでしょうか。大変疑問。 | ||||
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一行目からがっちりハートを鷲掴みにされ、中盤まで一気に読みました。 通勤電車の行き帰りの、短い時間で読んでいたので、降りる駅に着いて 本を閉じるのがイヤでした。 でも、なぜか残り200ページを残したあたりから、一気に飽きてしまって、 そこから先は、とっとと読み終わらせたい一心で斜め読みしたような気がします。 末期のガンでチューブに繋がれて苦しがっているおばあさんを救助するシーンでの、 幽霊救助隊4人のうち3人の言い分がものすごく不愉快で、一気に冷めてしまいました。 ここから先は、しょせん、小説の中の話でしょ、と、冷たい目でしか読めなかったのです。 自殺とうつ病を扱った重たい話だけど、概ね楽しんで読めました。 救助があっさりうまくいきすぎかなー、とも思ったけど、 ここまでエンタメに徹している小説なら、ハッピー成分過多でイイんでしょうね。 人生、適度にテキトーで良いんだな、と思えて生きるのがちょっと楽になりました。 | ||||
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十三階段で知り、ジェノサイドで失望し、再度、この作品でこの作家の作品に挑戦。 若干長すぎるきらいはありますが、とても良くできた小説だと思います。 とくにラストの主人公と父親・家族の場面は心にグッきます。 ただ、難点は、作者がとてもステレオタイプに善悪を決め付けるところ。 ジェノサイドでもそうなのですが、ここでは、銀行はとにかく悪といったくだりが あります。 池井戸潤さんもそういったきらいがあるのですが、彼の作品は勧善懲悪ものとし て成立している部分があります。 しかし、高野さんの場合、なんか粘質的な嫌な感じが残ります。 本来的には星4つぐらいの良い小説。 上記の部分が(ジェノサイドを読んだために余計にそう感じてしまうことは 否定しませんが)ひっかかり、星1つマイナス。 繰り返しになりますが、読む価値は十分にある作品です。 | ||||
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結末が余りにもオーソドックスすぎて期待はずれだったかも。そもそも自殺した霊が自殺予備軍をすくわない限り成仏できない等のストーリーは結構多く扱われている気がします。その中で高野氏の個性をどこまで出せるかが本書を左右するエッセンスだったんだと思いますが残念ながら内容的にはありきたりの出来だと思います。 | ||||
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一生懸命崖を上り、やっとのことでたどり着き、引っ張り上げられた崖の上には摩訶不思議な世界が広がっていた。 そこには自分以外の3人の人間がいた。 そこでその3人に教えられたのは、衝撃的な事実だった。 自分は自ら命を絶ったのだと。 なんと自分も含めたその4人は、自殺をして命を落とした過去を持っていた。 そこへ神様が空からパラシュートで降りてきて指令を出す。 その指令とは、下界に戻って100日の間に自殺しそうな人を100人救うこと。 こうしてお揃いのつなぎを身にまとい、救助隊としての活動を始めることになる。 この作品の面白さのひとつは、救助隊の面々のキャラクターが良く作りこまれていること。 それぞれ生きていた時代が違う、やくざ、サラリーマン、ギャル、受験生。 それぞれの特徴がうまく生かされており、生きていた時代背景が異なるが故の話題の相違が、暗くなりがちなテーマに良い意味での「軽さ」を持たせている。 そして、下界で生きている人たちが抱えている悩みとは、実は彼らが過去に経験していた心の痛みでもあったりする。 この辺りが、彼らの救助活動に生かされていく。 死んでしまった救助隊だからこそ、もう取り返しがつかない立場にいる彼らだからこそ、理解できる苦しみがある。 そしてもう戻れない彼らだからこそ、生きている人には大切にして欲しい何かがある。 真面目に伝えようとすると、どうしても重くなりがちなテーマを、幽霊の救助隊という設定を使うことで、軽さと重さを対比してみせる巧さ。 読み物として完成度が高かった。 ちなみに、私がこの本を購入したのは、とある書店のPOPに惹かれたから。 とにかく絶賛されており、幽霊の救助隊という設定が気になり、「泣ける」という言葉にも反応した。 が、この小説ではまったく泣けなかった。 人生経験の少ない中高生であれば、泣くことはあるかもしれない、とだけ言っておく。 | ||||
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自殺をテーマとしていると重くなりがちだと思いますが、キャラクターの良さといい、時折見られるギャグといい、話の展開も読みやすかったと思います。 ただ自殺を考える気持ちというのはこんなにすぐになくなるのかなと疑問に思いました。本書のように孤独な人間に話し相手を与えたことで救助成功などというのは、一時的なもので救助というには少し軽いかなと思いました。救助対象者の救助後の展開も少し見られましたが、もう少しその後を描いて欲しかったです。 | ||||
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自殺しようとする人の何と多いことか!年々自殺者の数は増えているという。自らの命を絶つのには、それなりの悩みや苦しみがあると思うが、誰かがその悩みや苦しみを受け止めてくれるのなら、その最悪の選択を避けられる場合もある。幽霊人命救助隊の彼ら4人が助けられる命は、年間の自殺者数からみれば微々たるものかもしれない。しかし、確実に助かる命がそこにはある。100人目の自殺者を救う場面では、涙が出た。自ら命を絶つことを思いとどまる人が少なくなることを、願わずにはいられない。 | ||||
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アイデアはとても面白く、軽く読めてしまう。読めば読むほど次の展開が気になって止められなくなる。ただ、もう少し泣かせる描写がほしかったという気もしますが、最後の最後にじーんとさせられました。ぜひ映画にしてほしいと思いました。 | ||||
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