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インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実



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【この小説が収録されている参考書籍】
インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)

インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実の評価: 3.77/5点 レビュー 43件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

蛇足感が否めない

普段ミステリー小説でオチを予想出来ない自分でもオチが読めてしまった

読んでいて最も感じたのは登場人物に魅力がないということ。「殺人鬼フジコの衝動」はフジコという女の極めて愚かで刹那的な生きざまが魅力的に見えましたが、今作に登場する「フジコ枠」にあたる下田という男は小物感が半端ないです。

他の登場人物についても共感出来る部分が少なく、創作物とは言え「いや、これは流石に無理がある」と突っ込んでしまう展開があったりと、何度か興ざめしながら最後まで読みました。読む必要なかったなと思います
インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)より
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No.7:
(3pt)

非凡な凡作

前作の余韻のまま読み始めると、とても引き込まれる。しかし、半分くらいを一気に読んだあたりから、これはおそらくスッキリしないで終わるなという雰囲気が漂い、若干尻すぼみ気味に読了。

前作のラストで仄めかされる黒幕の闇を暴き、「フジコ」を読者に腹落ちさせるのかと思いきや、ほぼ別の話にすり替えられてしまっている感じがちょっと残念です。
北九州監禁殺人事件をモチーフに、女子高生コンクリート詰め殺人事件や埼玉愛犬家連続殺人事件、オウム事件といった要素を少しずつアイデアに取り入れている感じを受けました。

小説としての面白さ・読みやすさの本質はすばらしく、もっと丁寧な構成と描写で独立小説化しても良いのでは?と思ってしまいました。
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No.6:
(3pt)

犯人は?

いったい誰が主人公なのか良く分かりませんでした。次回に期待です。
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No.5:
(3pt)

思ったより

どぎついかと思いきや、書き方のせいか、あっさりとした読後感でした。
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No.4:
(3pt)

残念・・・

『殺人鬼フジコの衝動』の続編ということで読みましたが、前作ほどの感動?はありませんでした。
下田の息子(健太)の一連の犯行は、編集者とルポライターが情報を追ってゆくことによって
だんだん明らかになっていきますが、下田茂子のインタビューからではありません。
インタビューはなされなかったので、茂子がどういう人なのか? 息子やフジコが殺人鬼となって
いった原因でもある茂子がいったいどんな人なのか、茂子が入信している宗教がどういう関係が
あるのか、もっと深く描いてほしかったです。タイトルにあるような、フジコの真実、が新たに明らかに
なるということもありませんでしたし、編集者の里佳子の運命はあまりにも・・・・。そして、ライターの
サツキも、「いくらなんでも、そこまでするか?」という結末にたどり着いてしまいました。
すっきりしない終わり方です。
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No.3:
(3pt)

謎のままの方が良い事もある

緻密に計算されつくした設定と奥深く作りこまれた世界観で読むものを圧倒した「殺人鬼フジコの衝動」の続編ですが、まるで万華鏡のように目まぐるしく変化する世界と永遠に連鎖される悪夢、そしてジェットコースターのようなラストが圧巻だった前作と比べ、今作は非常に残念な出来です。

今作では、前作の衝撃的なラストとはっきりしなかった闇の部分が明らかになる訳ですが、正直なところそれ自体に意味が無いというかサスペンスドラマのラスト10分当たりで真犯人がベラベラと真相や動機をしゃべりまくるシーンが延々と続いているようで蛇足感満載でした。

明かされた謎も正直底が浅く、これだったら明かさない方が良かったのでは…と思います。下手に明るみにして結論づけてしまった事で、前作のラストが持つ人間が持つ闇の底しれない怖さとか、自分がこうだと思っていた世界が音を立てて崩れていく感じが完全に薄れてしまった感があります。50万部突破のベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』を超える衝撃と戦慄のラストシーン!と言われても正直なところ全然超えておりません。文字で世界を構築し読者の脳内にイメージさせるのが小説であるにも関わらず説明描写で済ましている手抜き感も残念です。

登場人物の行動も動機も不自然で、読んでいて非常に気持ちが悪い(グロ的な意味でなく小説として)ですし、北九州監禁殺人事件とか尼崎事件を参考にしたかのようなシチュエーションもそれを再現する事にのみ神経を使った感があり、設定として十分に活かしきれているとは言い難く、結局作者が何を描きたかったのか最後まで読んでも分かりませんでした。正直読んでも何も残りませんし、衝撃と戦慄のラストにも心は全く動かないので、全くお薦め出来ません。

前作「殺人鬼フジコの衝動」を読んだら、つい読みたくなってしまいますが読むと前作の素晴らしさが台無しになるのでグッと我慢する事をお薦めします。
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No.2:
(3pt)

素晴らしい整合性

前作「フジコ」の重要なシーンやセリフの意味が明らか、というより新しい解釈に生まれ変わります。
後付けでここまで書き上げたなら、凄いですね。全然破綻してません。
しかし、前作の全体像の輪郭をくっきりさせる為の外伝的な作品で、少しスケールダウンする感は否めないですね。
とはいえ、何度か前作・本作を読みなおしてこそ、フジコワールドを楽しみつくせるんではないでしょうか。
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4198936242
No.1:
(3pt)

うーん。

とにかく読後はふーん。って感じでした。
最初のやつだけで良かった気もする。
実際にあった事件丸ごと感もあり、ビックリとか裏切られたぜ、みたいな感じはありませんでした。
まぁこの方の本が好きな方は是非。
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