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舟を編む



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【この小説が収録されている参考書籍】
舟を編む

舟を編むの評価: 4.14/5点 レビュー 559件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全433件 221~240 12/22ページ
No.213:
(5pt)

装丁に注目すべき作品

知人に勧められて読んだ。語学センスに長け、だが調子外れの青年、馬締が辞書作りに奮闘する。さして難しい思想も考察もない。笑いと言葉遊びが豊富な、ライトノベル風の軽快な印象だ。
ただ、当初からの馬締のキャラ立ちは、徐々に単なる「チャラ男」だった西岡に食われた感がある。著者には動かし易いタイプなのだろう。西岡が人間味を増すと馬締は脇役に甘んじてしまう。個人的にはツートップを期待したが、やはり西岡は消えてしまった。
その後に現れる岸辺だが、異常なほど個性がない。「辞書は老若男女で手がけるのが望ましい」を反映してか、またファッション誌からの移動はCLASSYとの連係路線を狙ったのか。同誌の読者層へのアピールかもしれないが、果たして彼女は必要だったか疑問だ。どうせなら欠けた箇所「明るく天然な可愛いお色気」にニッチさせ、宣伝や資金調達などに活躍させたら申し分なかった。
最後は手堅く荒木と松本で締めてくれるが、これは当初からの予定だったろう。一貫して名脇役に徹する、佐々木の存在も良かった。
やや心残りなのは、香具矢の人格がブレた点だろうか。当初はあれほど笑顔全快だった娘が、十年後に営業笑いも出来ないとは、あからさまに妙だ。
また、地獄の神保町合宿にも不満が残る。ここでこそ馬締の才能を書くべきだ。文字で埋まった原稿に、さらに追記せねばならないほど辛い事はない。そのパズルを魔術師のように成してこそ、馬締の主役としての個性が光ったろう。たとえ辞書の部分創作が面倒であっても、書いて欲しかった。
その他、注目に値するのは装丁だ。作中で作成される辞書「大渡海」。その装丁の記述を、実に花布の色まで忠実に「舟を編む」の装丁にしてある。また、カバーを外すと漫画絵の表紙だ。これは挿絵としても見応えがある。著者が無類の漫画好きというエッセイをどこかで読んだが、正に「らしい」装丁だと思った。
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No.212:
(4pt)

面白かった!

面白かったです!
読みやすい感じで読書初心者の僕にぴったりでした!
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No.211:
(4pt)

これで終わってしまうのは惜しいので、ぜひ第二弾は、フレーズうんちく毎の短編集を期待!

ドバイ出張にお土産は何がいいか駐在員に聞いたら、お好み焼きセットに本、だそうな。さっそく本棚をがさごそやったら、あ、これ読みかけだった。ってことで先方に聞いてみたら欲しいそうで、慌てて読みました。うん、さすが『本屋大賞』受賞作、ステキなお話です。辞書を作る、という特殊なお仕事ですが、何しろ商品が「言葉」ですから、意外に身近に、気軽に使っているモノの奥深さに触れられます。でも、これで終わってしまうのは惜しいので、ぜひ第二弾は、フレーズうんちく毎の短編集を期待!
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No.210:
(5pt)

よかったです

ずーっと読みたいと思っていた本でした。
あっという間に読み終わってしまいました。
きれいな文体。思わず声を出して笑ったところもあって、自分でもびっくりしています。
最後、先生が死んでしまうのはちょっとなぁって気がしましたが、それでも辞書作りのことを知ることもできて、よかったです。
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No.209:
(5pt)

さすが本屋大賞

受章した時は大して興味がなかったのですが、神去シリーズを読んでいくうちに、三浦さんの本に魅かれ、いろいろ取り寄せて読んでいます。
辞書を作るってたいへんな作業なんですね、ことばの一文字一文字が生きていて、この物語のなかで編んでいくのは辞書だけではなく、大切な人間関係や人々とのつながりと成長なんだと感じました。
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No.208:
(4pt)

前向きに仕事していい人生にしよう!と思う本

好きな点
・話がポップな調子で進んでいく
・一つ一つの言葉に発見があり、
言葉に対する意識を変えられる
・西岡の嫉妬しつつも人と自分のために
全力で辞書編纂を進める姿に感動した

オススメする人
・周りの評価や目の前の状況に苦しんで
自分がどうすれば前向きになれるか
悩んでいる人
・就活生
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No.207:
(5pt)

感動の嵐

軽いけどね(前後半でいきなり13年話が飛ぶけど、もう少しじっくり長く書いても良かったかな)。

日頃小説読まない人にもお勧めできる逸品。
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No.206:
(5pt)

感動しました。

一気に読みました。話題の本を、安価で購入できるので助かっています。本当にお薦めです。
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No.205:
(5pt)

good condition and speedy delivery!

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No.204:
(5pt)

もっと早くに読めばよかった!!!

キンドル版で購入しましたが、新刊で購入するべきでした。何故映画化の前に読まなかったのだろう?主人公が映画のキャスティングにリンクしてしまうので、参りました(笑)。新刊は文庫本を待って購入するのが常だけど、映画化するようなベストセラーはやはり新刊で、それもキンドルでダウンロードするのではなくハードカバーで手元に置いておきたい。それくらい素晴らしい小説でした。日本語の使い方が美しいのに感動しました。
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No.203:
(5pt)

いつまでも大切にしたくなる一冊

この本、大好きです!Kindleでダウンロードして読後、本屋さんに行って本体を購入しました。本当に心に染み込む本だけを本棚に集めているのですが、この本も特別域にお仲間入りしました。いつまでも大切にしたい一冊です。
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No.202:
(4pt)

うーむ、!

最初に映画を見て、それから原作の文章の書き方に興味を持って購入しました。
初めての電子書籍でしたが、読む時の感情移入のバランスが映画より距離間を感じて戸惑いました。
作品は面白かったです。
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No.201:
(5pt)

大いなる海を渡る為に

辞書の編纂というイメージ的に地味ではあるが
作業としてはかなり労力を要する仕事スポットを
当てた作品。
辞書編纂というなかなかマイナーな仕事をするだけあって
そこで働く人間も自然と濃い人々が集まっている。
ただ、どの人も辞書というものを愛していて
愛するものの為に働くことってやはり素晴らしいなと
改めて考えさせられた。
本屋大賞を獲得するだけあって、全てが面白くて
素晴らしい作品だった。
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No.200:
(5pt)

地味な仕事を確実に面白く書けている

辞書編纂という地味ながらユニークな話に着目した作者の観察力がすごい。
一章で、いきなり恋愛話に突入したのが面食らった。
個人的には、辞書編纂の話を突き詰めてほしかった。
後半の話の方がひきこまれた。
最後に人が死ぬところなどは、正直安易とは思いつつも
心を動かされた。
言葉の豊かさを十二分に表現している。
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No.199:
(4pt)

言葉の味

DVDで見て、もう少し知りたいと思いました。辞書は、用のある時だけの物として見ていました。今殆どネットで済ましています。それだけに言葉の意味を考えないで、済ましている事に反省です。
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No.198:
(5pt)

非常に読後感が良い本です

非常に読後感の良い本だった。
時代背景は現代だが、主人公やそれを取り巻く人が、俗に言う古き良き日本を体現したような生活、考え方、言動で物語が進んでいく。その姿に、毎日を大切に慎ましく生きること、他人を気遣う心の大切さを感じる本。

主人公を初めとして、辞書、料理、紙作りに異常なるまでの情熱を注ぎ込んで仕事をしている姿に羨ましくもあり、感銘を受けました。

また、言葉の持つ力を感じ、いかに日頃言葉を何気なく使いすぎてしまっていることを顧みる良い機会になりました。
色々な気付きを得られた本です。
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No.197:
(5pt)

青春仕事物語

遅ればせながら2011年のベストセラーを読んだ。辞書編集部に配属された冴えない青年の奮闘を通して、言葉の世界の奥深さと辞書づくりの舞台裏を描いた青春仕事物語。こういう本を読むモノ好きは(ベストセラーになったのだから人数は多い)、きっと自分を不器用な主人公に重ね合わせ、一朝事あらばスーパーマンに変身するクラーク・ケントの気分に浸るのではないだろうか。美人の嫁さんもゲットするし。人は知らず、私は完璧に著者の術中にはまりました。書名は「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」という“辞書観”から。作中の辞書は「大渡海」。
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No.196:
(5pt)

現代のおとぎ話

基本的にでてくる人が善人ばかりなので安心して読める。しかし、善人ばかりでこれほど面白い話がつむげた、というのは奇跡的。高校生や中学生にもどうぞ。
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No.195:
(4pt)

本屋大賞の選考基準が少し解ったような・・・・・結果は平凡な尻切れトンボに終わっているような印象が惜しまれます。

なによりも「視点の移動」が巧みです。主人公を観察するのに、最初は上司にあたる荒木さんの眼で、次に先輩の西岡くんの観察を中心に、そして下宿の家主タケばあさんの眼が加わり、主人公の人となりとその行動を、恋愛相手の香具矢さんをからめて、中心のテーマとなる辞書編纂への物語を展開させます。脇役として松本教授と西岡くんの恋人麗美さんを加えているのも上手い人物配置です。様々な人物の視点を通して、変人である主人公馬締くんを描写していくので、私小説的な甘さと偏りを避けています。軽妙な文章が読者を刺激し、秀逸なユーモアが溢れ、嫌味な滑稽さに陥るのを避けています。

 なるほど、本屋さんの選び好むのはこういった要素を持った作品なのかと納得しました。要するに読者に「喜び、読みやすく、淡い幸福感」を与えるものなのでしょう。過去の選考作品も、こういった雰囲気のものが多いようです。文芸作品としての達成度は別なのでしょう。確かに「売れること」が選考する側の意識にあるのは確かで、それも賞の性格上やむを得ぬことです。

 後半も、今度は新規に配属された女性社員岸辺さんの眼を通して、各人物と編集の観察が始まります。巧みな記述と展開です。ところが、最後になって段々と「視点」が曖昧になってきます。誰の視点でものを見ているのか? 驚いたことに時として主人公の馬締くん自身のものなのかと思うこともあります。作者の眼と感想なのかと思わされることさえあります。特に松本先生が病気になってからは、視点のボケに加え、妙に単純になり、その病状の心配と生涯への賛歌のような記述が目立ち、この書物の生命線ともいえるユーモアな文章の味が消えてしまっています。

 そうなると結末は誠に単純な展開で、前半の「良い意味での押したり引いたりの寄り道」が消えてしまっているのが残念です。最後は教訓めいた月並みな終わり方になってしまいました。前半が刺激に富んだ展開だけに、後半の平板さが惜しいと思われるのです。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.194:
(4pt)

なっち

表紙、中ともにきれいでした。海外在住のため実家に送ったのですが、母がすでに読んでおり、面白かった。と言っていました。
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