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百年法
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百年法の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全175件 141~160 8/9ページ
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設定と現代批判が面白く、下巻の中盤まではかなりひきつけられたんですが、最後はちょっと無理やり終わらせた感があるなぁ。 そもそも、オチをつけずらい設定なのでしかたない。 でも、おもしろいので一晩で読み切ってしまいました。 | ||||
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「不老不死社会の実現」とそれに伴い、施行された「百年法」すなわち、法が国家が個人の死を強制する社会。SF仕立ての設定で『生きる』ことの意味を問う−のがメインテーマかと思いきや (作者の真意は分かりませんが)必ずしもそうとは思えない読後感だ。 むしろ「国家存亡の危機」、あるいは、「将来必然的に起こるであろう民族の消滅」を目の当たりにして、政治家がポピュリズムに拠らず、国を憂う決断ができるか?−を エンタメ仕立てに描いた社会派小説ではなかろうか。 という意味であれば、作者の意図は充分に伝わっていると考えられる(直近の安倍政権の評価は、未だ早いのだろうが、第1次安倍内閣以降のそして極めつけの鳩山・菅両首相の右往左往を鑑みれば、 充分小説をもってして問うべきテーマだと思います。→あまり政治的な意見表明は好みではないのですがスイマセン) しかしながら、冒頭述べた通り、“『生きる』ことの意味を問う”のが、メインテーマであったとしたら、やや食い足りない内容と言えよう。 (←一旦不老不死を実現させておきながら、SMOCという病気を持ち出して、結局死ぬことにしちゃってるんだもんね) むしろ、直近読んだ本でいえば、平野啓一郎の『空白を満たしなさい』が、死んだ人を蘇らせるというアプローチで、「生きること」の、そして「死ぬこと」の意味を真摯に突き詰めている好著であろう。 | ||||
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続きが気になって一気に読んでしまった。 背景になる設定が秀逸で物語に惹きこまれてしまう。 | ||||
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先が読めてしまう。 上下巻でページ数があるのに終盤はご都合主義による力技。 上巻が面白かっただけに残念。 | ||||
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ジャンルとしてはSFなのかな??? 不老不死が実現した社会、20代の若く美しい年頃に不老不死の体を手に入れる。 事故や病気にならない限り、若い体と容姿のままで永遠に生きることができるが、 人生経験を積むほどに心だけは老いていく・・・。 しかし、死ぬ人がいなければ当然、人口は増え続ける。 そこで出来た法律が「百年法」。 不老不死となってから100年が経過したら、人は必ず死ななければならないという法律・・・・。 うーん、考えさせられました。生きるとは?死ぬとは? 命って限りがあるからこそ、大切にするし、良い生き方をするために努力もする。 自分だったら百年法に賛成か反対か、ずっと問いながら読んでいたけど 読了した今は怖いながらもちゃんと答えが出ている気がします。 久々にスケールの大きい作品を読んだ! なんだかお腹いっぱい(笑) | ||||
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超高齢化社会のなかで、この小説はまるで現代を象徴するような部分を随所に感じます。人間にはしょせん寿命と言うものがあり、人間は必ず死ぬ運命にあるはずなのに、現代人は超高齢者に対しても高度医療をほどこし、あげくに医療費の天井知らずの高騰をきたしてしまっています。iPS細胞なども、すべてを否定するものではありませんが、神の領域を侵しかねない部分がありそうです。しかし、人間は決して神を超えることは出来ません。必ず死ぬ運命です。死に際とか、死に方についてもっと考えるべきと思います。 | ||||
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一気読み確実。ぜひ、下巻も続けて読んでください。先が気になって、気になって。オススメします。 | ||||
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決してつまらなくはないけれど、これが本屋大賞ノミネートと言われると、納得しがたい作品でした とりあえず、この内容で上下巻3600円はコストパフォーマンスが悪いと思います 読むとしても、今すぐに読む必要はありません。文庫化されるのを待つか、図書館で借りた方がいいと思います 3600円あれば、他に面白い本を何冊も買えます | ||||
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一気読みしました。厚さにびびらず、読んでほしいです。ストーリー展開が面白いので、一度知ってしまうと再読はちょっと先かな。ステキな登場人物たちですが、惚れちゃう人がいなかったのが、残念(好みの問題?)。映画にもできそうですが、お金と時間かかりそうですね。ぜひ、どうぞ(^^) | ||||
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山田宗樹氏の作品を初めて読みました。 近未来に施行される百年法という制度のもと、生と死の価値観が登場人物毎に緻密に描写されています。 しかし個人的には以前に近未来の法律を題材にした有川浩氏の『図書館戦争シリーズ』を読んでいたので斬新!とまでは感じませんでした。 上巻は登場人物の情熱が伝わりやすく一気に読破出来ますが、下巻にはストーリーを推し進める感が強くなってしまう為、良くも悪くも軽く読めてしまいます。 | ||||
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二十歳を過ぎれば誰でも不老になれる不老化処置を受けられる。 しかしその百年後安楽死を受けなければならない。 テーマはSFかもしれないが長寿国となった日本では強ちSFとは言い切れない。 人間は、現代人は自分が若ければ『いつか死ぬ』ことなんて考えない。死ぬ事を考えながら生きている人なんていない。 『いつか死ぬから今を良く生きられる。』 こういう死生観が全くもって無意味になっているがこれは物語の中だけではなく現代人にも言える。 | ||||
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物語後半の『死にゆく者に多大な社会資源と投ずるよるも、少しでも次の世代のために活用するのが現実的な選択と考えます』遊佐章仁の言葉は現代社会にも言える。 今の日本のでもただ生かされているだけの老人がたくさんいる。 人間らしく生きれない、自分の力で生きれないのに何故生きなければならないのか? 不老化処置という夢のような制度が現れるがSMOCという不治の病の登場で夢物語は終わる。 やっぱり人間いつか死ぬから生きていられるのだ。 | ||||
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一気に上巻を読み切った 人間が不死の身体を得るとどうなるのか? 100年で死ななければならない法律は守られるのか? 下巻を読むのが今から楽しみ | ||||
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人間が死なない、そうすると人はどうなるのか? 社会は 国は そして権力を得た人は? 急速に少子高齢化が進む日本 将来 死なない年寄りが大勢、 百年法ではないが、順番に若い世代へ渡していかないと大変なことになる。 人間の命 その限りあるものの尊さを考えさせられる作品だった。 | ||||
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400ページ以上ありましたが、一日で読み終えました。直ぐに下巻を買いに行きました。 内容は、生についていろんな考えがあるのを再度思い知らされました。 非常におすすめします。 | ||||
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上下巻読み終わりましたが、構想10年というのがよく分かりました(o_ _)o 現在を生きる私達に、とてつもないメッセージを伝えてくれています。一人の人間の命と、国家の存続ということを、どちらに偏ることなく考えさせてくれました。 詳しい内容については語りませんが、私自身の人としての『器』を広げたいと思わせてくれました 。 読み手としての様々な意見はあろうかと思いますが、批判ばかりして、批評になっていない方々に私は言いたい。 「じゃあ、自分で書いてみろ!」と。 間違いなく、素晴らしい作品でした。 | ||||
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これはSFであり、舞台は日本ではない(日本と酷似した日本共和国の話)。 (でもアメリカや中国・韓国は出てくるんだね) 究極のアンチエイジング”不老不死ウィルス”で永遠の若さを。 永遠の若さと引き換えに、百年で死んでくださいって法律”百年法”。 その是非を巡り、さまざまな人間模様がリアルに伝わってくる。 タイトルを見た瞬間に、気になって仕方なかった。 本を読むのが苦手なワタシも、上下巻を苦にすることなく読みきった。 日頃から、政治家って保身ばかりでお国のことなんか考えていない人が多いんだろうって思っているが、 そんな輩も当然描かれていて、小説ながら腹が立つ(笑) それに対してお国のために真剣に考えている人もいてくれるので、話は進む。 (実際にもいてもらいたいもんだ)。 政治家とは、国民に聞こえのよい事ばかり言っていては駄目なんだ。 お国の事を考え、厳しい決断をしなければならない時、 いかに国民を説得できるかにその手腕が掛かっている。 果たして、ここの国は立ち直ることができるのか? 将来に希望が持てるのか? 現実とかけ離れたSFながら、現実味のあるヒューマンSF。 映画化したら面白い。 | ||||
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奇しくも明日は衆議院選挙です。 山田宗樹「百年法」 なかなか面白かったです。 上下2巻の新刊 かなり分厚ですけど さくさく読めます。 わたしこの本がSFとは思わずに読んでいましたけど これ、確実にSFです。 だけど、かなり現実感たっぷりのSF 泣けるなんて思わなかったけれど ラスト近く 不覚にも涙一滴 ラストの数ページには作者の意図と思いが伝わって ウルってきます。 まあ、とにかく四の五の言わずに「百年法」と言う本を 興味のある方は読んでみてください。 そうすれば現代社会 特に民主主義国家と言われている国では 選挙で選ばれる政治家が行う 政治が私たちの生活、未来の生活を かなりの比重で決することになると分かります。 その政治を行う政府を選ぶことが出来るのが 明日の選挙。 その選挙で選ばれた政治家がなした政府が 国防、警察、経済を牛耳って 私たちの生活を左右する、のです。 このタイミングでこの本と出会えたのは 何かの縁かも… いやいや、これも 遊佐章仁の陰謀?!画策か!(^_-)-☆ 誰かが言っていましたが、映画に是非して欲しい本です。 だって、誰が遊佐章仁を演ずるのか見て観たい。 だけど、実は現実では 遊佐章仁には登場して欲しくないです。 どうか彼が必要なような世の中になりませんように… | ||||
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前評判につられて購入してみましたが、内容は初めから物足りなく残念でした。 | ||||
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上、下巻とも泣くほど想い入ることができる。 そういう作品です。 ヒトは、死ぬからこそ尊いのだと学びました。 理屈抜きにおもしろいです。 ただ、難点をあげさせていただくのならば。 この作中の日本に、ニートや引きこもりはなぜ居ないのでしょう? ところで笑いどころをひとつ。 うっしん、おちゃめさん。(すみません、大統領にむかってこんな暴言) | ||||
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