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百年法



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百年法の評価: 4.07/5点 レビュー 175件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全175件 1~20 1/9ページ
No.175:
(5pt)

何年法?

解説の北上次郎は、圧巻のラストと絶賛している。おそらく、多くの読者が、同じ感想を持つだろう。年齢に対する感覚が独特なので、年代によって感想や印象派大きく違いそうだ。ひょっとすると、人生の後半に差し掛かった人が読む方が、いろんなことを考えることになるかもしれないと感じた。たしかに、面白く読めました。
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101
No.174:
(5pt)

残酷

近未来、こんな世の中が来るのか⁈
データチップを体に埋め込み何処か分からぬところで完全支配は怖い。100年後安楽死は若い時代は受け入れる事ができるが後数年に迫ると気が狂うと思う。本文の様に次世代のために我が身を犠牲に出来るのか?生と死、本当に倫理感が問われる小説でした。50代の私には残酷なまでの小説でした。
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101
No.173:
(3pt)

おもしろい。

夢中になって読みました。
生きることについて考えさせられる。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.172:
(5pt)

ディストピア小説にハマるきっかけとなった本

タイトルと紹介文のインパクトを裏切らない、とても面白い話でした。この本に出会って、ディストピア小説って面白いな!と思え、読む本の幅が広がりました。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.171:
(5pt)

面白かった

ここ数年で一番面白かった!
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.170:
(3pt)

微妙

設定が色々微妙すぎる…。何でこんな中途半端な設定にしたんだ…?
それとやたら長いのに、続きが気になる部分に限って、次の章とかで数行で済まされているという事が多く、イマイチ盛り上がらなかった。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.169:
(2pt)

それはないでしょ…

もっと丁寧に描写していて欲しい場面がさらっと流されていたりすることが多く、読んでいて説明不足では?とモヤモヤしてしまうことが度々あった。その割に話が冗長で、特に上巻の前半は全然ストーリーが進まないので、読んでいて少し苦痛になった。上巻の後半から下巻の前半にかけてはストーリーに進展があり、これからどうなるのか期待させる展開で結構楽しく読めたが、後半に突如出てきた「HAVIを受けた者はあと16年で全滅してしまう」という設定で一気に冷めてしまった。いきなり大した説明もなくこんなオチをつけるのに都合の良い設定を出されると、読んでる側としてはもう何でもありじゃないかと思ってしまう。実は不老不死が不老不死じゃありませんでしたってなんじゃそりゃ…。それまでのHAVIを受けてから100年を過ぎた人の命を100年を過ぎたと言う理由だけで法によって奪ってしまってもいいのか?とかの話は何だったんだ…?。それと、登場人物の描写で誰々が大物だとか小物だみたいな話が多すぎて、それしか無いのかよと思ってしまった。
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101
No.168:
(5pt)

面白かった

面白かった
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.167:
(5pt)

面白かった

面白かった
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101
No.166:
(3pt)

世界観がポイントだな。

山田宗樹さんの本です。この人の本は初めてですね。
ぱっと見、「リアル鬼ごっこ」の山田悠介さんかと思っちゃってましたが、名前が微妙に違いますね。

未来の世界が舞台のSFです。不老の技術が確立し、生存制限法が施行されるか否かが議論となっていて、国民投票しようという話になっています。
不老なわけですから、人間が死なないのね。だから、100年経った人から、殺していこうぜ、という法律が、生存制限法、通称「百年法」なわけです。
日本は第二次世界大戦の敗戦で、共和制に移行していて、天皇は存在しません。
はたして、国民は「百年法」の施行を受け入れるのか、国民投票、というのが、前半部でした。

とりあえず、この世界観というのが、戦前の1932年にアメリカで不老化ウイルスが確立して、1940年代にアメリカで実用化という流れ。不老化の技術はHAVIといいます。
太平洋戦争勃発で、1945年に、六発の原爆で日本敗戦。共和制の日本へ、という流れです。(97㌻)
ですので、戦前からHAVIを受けている人間がいて、それが劇中に出てきたりするんですね。

国民投票で盛り上がるという展開は、なんか英国のEU離脱騒動を思い出させてくれます。
ネタバレしておきますと、100年法は執行停止になるのですが、数年後復活して執行されるように。
同時に、大統領の権限が強くなり、大統領が認めた人間は100年法は適用されないというわけで、大統領の牛島が権力を乱用しはじめる。
それをたしなめるのが首相の遊佐だが、大統領にキンタマにぎられている、という感じになります。

世界観が粗いわけで、一つの思考実験っぽいところがありますが、
とりあえず、ざっと読んでいって、飽きない展開ではあります。
ただ、とにかく世界観かなぁ。世界観が受け入れられない、設定が受け入れられないという人はいそうではあります。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.165:
(3pt)

群像劇。

大統領牛島vs首相遊佐の権力抗争といきたいところですが、牛島が圧勝、もう独裁なわけですよ。
ところが、現政府、というかHAVIを受けない人間や、100年法の適用を逃れたコミュニティがあって、それがテロとかおこしてくる。
そこに、クーデターが…。
という感じではあります。
ただ、不老不死だったけど、実は決定的な弱点が…というところが、
「まあ、そうなるだろうな」
という展開で、いささか先が見通せるんですよね。
上巻で、その「弱点」が描かれているのですが、僕なんかは読みながら「これが、HAVIを受けた人間に特有のものでしょ…」とか思っていましたからね。
でも、高齢化により社会が停滞する、という流れってのが、もう完全に現在から未来への日本の姿なわけで、
そういう意味では、HAVIの技術がなくても、そういう「老害」というのは日本の宿痾でもあるわけで、
そうした問題点をきわどく突いている小説ではあります。

ただ、群像劇っぽいところがあって、特定の登場人物に感情移入できないので、
いまいち、物語の世界観に没入しきれないんですね。
というか、世界観、設定が、現実離れしすぎていて、どうしても、というのもあるのかもしれません。

とはいえ、国民投票、独裁、高齢化、民主主義の限界、というあたりの現在の問題点は浮き彫りにされた本田といえます。

暇つぶしには良い本だと思います。
百年法 下Amazon書評・レビュー:百年法 下より
4041101913
No.164:
(2pt)

何も心に残りませんでした。

上巻は何とか我慢して読み終え、星3つとしました。そしてこの下巻は200頁を過ぎたあたりで読むのを止めました。どこまで読んでも世界観があいまいで上滑りしている感じがあり、心に訴えるものがありません。また上下巻に通じていえることですが、本来ていねいに描かなくてはならない部分をことごとく省いている点が気になりました。例えば、上巻の牛島大統領誕生の経緯をあっさりとした数行で済ませたり、下巻の紫山のテロの状況を単に事後報告で済ませたりといった具合です。読者を楽しませるという配慮が感じられず、読んでいて苦痛でした。
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101
No.163:
(3pt)

上巻は盛り上がりに欠けています。

下巻はまだ読んでいません。上巻のみの感想です。各登場人物の描き込みが足りないという印象を受けました。例えば、笹原の自決や仁科母子の別れはそれなりに悲壮感を伴う山場のはずですが、私には心に迫るものがありませんでした。その点で今のところ面白くありません。下巻に期待したいと思います。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.162:
(5pt)

夢中で読んだ

人の生に対する執着、死に対する恐れ、等々、人の内面がいろいろ描かれている。場面の展開もいい。
読み終えたら、次の展開が気になって『下』へすぐ突入。夢中で読だ。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.161:
(5pt)

一気読み

「上」を読み終えたら次の展開が気になって「下」へ。一気読みでした。
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101
No.160:
(5pt)

不老不死の社会を想像した物語

体や頭の老を感じると、不老というのは魅力的なテーマだが、それがもたらす様々なことを、深く深く追求した話。面白い。一気に下巻に突入した。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.159:
(5pt)

生と死を徹底的に考えた作品。

人間の生への執着、死への恐怖、永遠に続く生への倦怠と絶望、 世代交代の意味、死があることによる希望など、深い思考の末に展開されるテーマ。老いと死が尊く感じる。
しかし、不老化処置を受けた者が、一斉に死を迎えるウィルスの変化という設定が、前振りはあったものの、今一つできすぎな気がした。
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101
No.158:
(5pt)

脅威の近未来小説

不老化措置も生存制限法も現実にはあり得ないことであるが、もしあり得たら、と小説は始まる。
しかし超高齢化社会は現実であり、そんな時代どう生きるかの問いはいま生きる人間のハイデッガー的命題である。
SF世界でさ迷う人々を描いているが、あなたならどうすると真剣に問いかけてくる、そんなおもしろさ。
おわりに紫山のエピソードが出てくるが読んでいてぞっとした。
絞首刑台のようであり、アウシュビッツ収容所のようでもある。
じつに丁寧に書かれているだけに身に迫ってくる。著者のたぐいまれな筆力ゆえであろう。
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.157:
(1pt)

百年法 (上)

不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――西暦2048年。百年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時人々の選択は――!?
百年法 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (上) (角川文庫)より
4041027098
No.156:
(1pt)

かなり期待外れ

内容・文章がテーマに負けている。この本の提示する問題を考えることは面白いが、それは読むべき理由にはならない。
ストーリーには引き込まれないし登場人物にも特に魅力はない。百年法それ自体は考えられる問題であるが、それとは別に設定がかなり不自然で不愉快な気持ちになった。
買ったことを後悔した。
百年法 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:百年法 (下) (角川文庫)より
4041027101

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