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百年法
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百年法の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全175件 41~60 3/9ページ
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うーん、下巻になり話が劇的に進むのかと思いきや、盛り上がらなかったですね。 拒否者ムラの話の辺りは面白かったんですが、展開が強引で気持ちが入らなかったです。落ちも今一だし…。 結局、全くの架空の話でリアリティーが感じられなかったので、面白さもそこまで感じられなかったです。 | ||||
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設定は面白いと思い、気になっていたので遅まきながら読み始めました。まだ上巻のみですが、ここまでの感想を書きます。 他の方は死生観が揺さぶられるとか、考えさせられると書いていますが、上巻では正直そこまでのインパクトは感じなかったです。 出てくる人々も、ある意味漫画的なステレオタイプと言えなくもなく、ちょっと入ってこないというか…。 設定が奇抜なので、人物は逆にリアルに書いて欲しかったです。とはいえ、下巻になると展開がガラッと変わるのかもしれませんが。 リアリティーがないと、やっぱり命の重みとかがグッと来ないなぁ、と思いつつ下巻をこれから読みます。 | ||||
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面白い! けど、女性に対する思い込みが強いかな~。今の働いてる若い女性達はそんなにドロドロしていない。 もう少し色々な人達と交流したら良いと思う。 リアリティを損なっていて残念 | ||||
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永遠の命、不老化は、人類が長い間追い求めてきたものですが、僕が生きている間も到底実現することはないと思います。 この本の面白いところは、日本がHAVIを受け入れたのは未来ではなく、第二次世界大戦後ということです。HAVIにより不老化を手に入れた日本人は、百年法を制定しますが、施行後50年で病気により絶滅する方向へと進み、新たな道を模索していきます。結局人智は自然、宇宙には及ばないというように感じました。 イキガミ(小学館)や自殺島(白泉社)を彷彿とさせる内容で、現代社会の歪みや矛盾が相対的に炙り出され、現代人への警鐘という風に受け取りました。 「嫌われ松子の一生」以来でしたが、内容のギャップに驚きました。 | ||||
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永遠の命、不老化は、人類が長い間追い求めてきたものですが、僕が生きている間も到底実現することはないと思います。 この本の面白いところは、日本がHAVIを受け入れたのは未来ではなく、第二次世界大戦後ということです。HAVIにより不老化を手に入れた日本人は、百年法を制定しますが、施行後50年で病気により絶滅する方向へと進み、新たな道を模索していきます。結局人智は自然、宇宙には及ばないというように感じました。 イキガミ(小学館)や自殺島(白泉社)を彷彿とさせる内容で、現代社会の歪みや矛盾が相対的に炙り出され、現代人への警鐘という風に受け取りました。 「嫌われ松子の一生」以来でしたが、内容のギャップに驚きました。 | ||||
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上巻を読んで、続きが気になるので下巻も。 拒否者村での展開が、ややダレたけど、読みやすい文章だしキャラクターも分かりやすいので、問題なかったです。 上巻のような状況設定の説明は終わり、その世界で暮らす様々な人々の群像劇と言う展開では無くなってます。 テロリストの首謀者として祭り上げられたケンと、有能な首相である遊佐が中心になって話が進んでいきます。 なので、上巻のように主観キャラがコロコロ変わらないので、感情移入しやすくなってます。 その分、上巻のような展開が好きな人は、ちょっと違う印象を受けます。 SFなのだけど、出てくる機器や設定が有機的と言うかバイオっぽい?と言うより、アナログな感じです。 なので独特で不思議な世界観です。 耳に突っ込んで通信可能なアイズという機器が出てきますが、これがどうも便利すぎる。 最終的にはお話の展開に都合よく使われていて、そう言うところがSFとは違う感じになって居るんだろうと思います。 あとは、ある人物が、実は上巻で名前だけ登場した重要人物でしたって言うのも、ちょっと多くてもう少しその辺り におわせてほしかったかな。 最後の返しというか、結末はちょっと意外で、これは読んでみるまで分からない方がいいと思います。 百年を超える長い物語で登場人物もたくさん出てきますが、一気に読める内容です。 | ||||
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代体を読んでからこの著者が好きになり、かなりの長編にも関わらずチャレンジ。 しかし代体ほどのリーダビリティはなかったかな、という印象。 壮大なスケールや多くの人間にスポットを当てているが、ややまとめきれなかった感。 とはいうもののこの世界観や物語の発想自体はおもしろく、今後も読み続けていきたい著者です。 | ||||
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政治とか法律とか色々絡んでくるので、難しい言葉と内容かと思ったらとても読みやすかったです。 文章が分かりやすく書かれているのだと思います。 百年法とは、この架空の舞台、日本共和国で施行されている百年後に死ななければいけないという法律のことです。 戦後に開発された不死の命のせいで、国民のほとんどが永遠の命を手に入れ、それに規制を掛けるというか、そんな法律です。 前半はこれが施行されるまでの、国会のやり取りや国民個人のエピソードなど、マクロからミクロの視点で代わる代わる描かれています。 主人公はおらず、章ごとに登場人物が変わるので、キャラクターに感情移入したいタイプの人は読んでて辛いかもしれません。 が、登場人物が交代に出てきて色んな立場から死について考えるのは、この本の演出だと思うので、それがいいと思えた人は面白いと思います。 こういうのを群像劇と言うのでしょうか。 死と不老不死をテーマにしているので、暗い話になりがちですが、そこは文章が警戒と言うか、ユニークな登場人物も出てくるので、そこまでの陰鬱な雰囲気はありませんでした。 バーテンダーが作る不思議なカクテルの名前がおちゃらけてたり、自動で動くカプセルがポンコツだったりと、近未来なのにどこか洗練されてなくてそこが面白いです。 登場人物が政治家や庶民、刑事、元テロリスト?とか様々で、デフォルメされててるなという印象でした。 悪く言うと典型的なキャラクターたちなんだけど、そこが誇張されているので、読んでて分かりやすい理由なんだと思います。 起きる出来事も日本の戦後史というか、実際起きたことを百年法の是非を問う形で発生させている感じです。 多分、キャラも出来事も実際のものをモチーフにしているところがあるのでしょう。 物語の時間軸が長く、この上巻だけで50年近く経っています。 やっと、キャラが出そろって行動動機も整理されて、これからどういう動きをするのかと言った感じです。 次が気になる内容でした。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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私は上巻のみで終わりました。設定が奇抜でもう一つでした。好みの問題でしょうが。 | ||||
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話が進むにつれて目が離せなくなるストーリー。 全く無関係に描かれていたと思った人物達が物語が進むにつれて繋がって行く展開はとても読み応えがあります。 また不老不死と百年法という破壊力のあるキーワード。 永遠の命を持つことが果たして幸せなのか?すごく考えさせられた物語でした。 | ||||
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発想はいいんですがいかんせん内容が追いついていません。 出てくる政治家や官僚もステレオタイプというか類型的というか それ以外の人物のキャラもまったく面白くなく かといってハラハラするようなストーリーも無く あまりにもご都合主義的な内容にあきれてしまいました。 上下巻同様の感想です。 | ||||
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人が不老不死になるという設定はありがちだが、そこに百年法という縛りをもうけ、そこから派生する人間模様の描き方が素晴らしい。まれにみる傑作である。 | ||||
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百年法の下巻。 今作では拒否者ムラの内部、百年法の是非などが軸となっている。 前作では主に不老不死の是非を問うような「設定」重視だったが、今作は「物語」重視。 前作に比べると、話が少し難しくなっているが、読めないほどでは無い。 むしろストーリーに深みが出て、物語性は増している。 個人的には前作の衝撃を超えるほどでは無かったが…。 ぶっ飛んだ設定に飲まれることなくストーリーを全うしている点は非常に評価できる。 結末も綺麗に表現されていた。 下巻は正直読まなくても困らないけど、読めばさらに面白いと思えるような作品。 | ||||
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人が老化しなくなった世界で起こる人々の心情を描いた作品。 設定もさることながら、ストーリー、人間描写、内容すべてが面白く素晴らしい。 発想だけでは書ききれないない物語である。 人々が憧れている不老不死。それが現実となった世界。 自分が想像していた世界とは全く違う描写になっていたが、本当に現実になったら、こういう展開が待っているのではないかと思ってしまう。 最初から最後までじっくり一気読みしてしまった。 上巻と下巻に分かれているようだが、上巻の内容が非常に面白い。 下巻の盛り上がりが少し心配になってしまう。とにかく上巻は面白かった。 | ||||
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ほぼ夜を徹して読み切ってしまいました。 この本は、アラを探して指摘する気になれば、ネタはいくらでもありますが、それを上回るストーリーテリングの妙にすっかり飲み込まれてしまい、ページをめくる手を止められませんでした。 SFというのは、都合の良い舞台設定が自在に出来てしまう分、読者をしらけさせずに引っ張る大長編は、かなりの力量がなければ書けません。 加えて個人的には、天下国家を論じるような壮大なストーリーは苦手です。 けれども政治家・警察・庶民・逃亡者と様々な立場の群像劇をみごとにまとめ上げ、しかもカクテルの命名などのくすぐりも入れる余裕があるこの作品には、魅了されました。お見事! | ||||
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読み始めは余計な描写が多く上下巻もある長編がこのペースで大丈夫か?と思ったが、様々な人物主観で話がポンポン飛んでいく手法?でスピード感が半端ない。 むしろこれなら連載マンガの様にずーっと読んでいられるのではないかと思うくらい。 話の内容も現代の日本と微妙にリンクしてる様な、読んでるうちに今の自分と重ねて色々考えさせる様な良い意味で奇妙なもう一つの日本のお話。 個人的な感想を言えばめちゃくちゃ面白かったです。 特に下巻は一気読みでした。 | ||||
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医学的な処置により、人々が不老不死を手に入れたもうひとつの世界=パラレルワールドの物語。 死とは無縁となった世の中は決してバラ色ではない。人口増加にともない経済は破綻し、多くの人々は最下層の生活を余儀なくされている。希薄となる親子の関係性等、もし不老不死が現実となったら?という問いへの回答は説得力満点だ。 100年経てば強制的に死を与える「百年法」の初施行を前に、人々は混乱の極みとなる。 本作品はポリティカルサスペンスの要素をはらみながら進む。注目すべきは死が人の生に対してどのような意味を持つかというテーマだろう。「メメント・モリ」(死を忘れるな)。 本作品の人々が死に向き合う姿勢は様々だ。僕は、死があるからこそ、それに至るまでの人生が輝かしいものになる。終わりがあるから、充実した生を全うしようとする。そんなメッセージが込められているように思う。 | ||||
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人間が不老不死になることで起きる社会的な弊害や人間関係がリアルに描かれていました。行き過ぎた社会を是正するべく100年法の制定に向けた政治的な戦い、結果止む無く死を受け入れる本人や家族の考え、全てが丁寧に描かれていました。 テーマ自体は現実ではあり得ない?かもしれませんが、その辺はSFとして理解すれば申し分なしです。良い作品と出会えました。上下巻一気読み。 | ||||
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人間が不老不死になることで起きる社会的な弊害や人間関係がリアルに描かれていました。行き過ぎた社会を是正するべく100年法の制定に向けた政治的な戦い、結果止む無く死を受け入れる本人や家族の考え、全てが丁寧に描かれていました。 テーマ自体は現実ではあり得ない?かもしれませんが、その辺はSFとして理解すれば申し分なしです。良い作品と出会えました。上下巻一気読み。 | ||||
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