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影法師
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影法師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全394件 301~320 16/20ページ
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前半はとても面白く読みましたが、最後がね~。そんなことあるか? | ||||
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永遠のゼロの次に読みましたが、こちらも面白かったです。 想像しても現実では考えられない様な、深い考えで人それぞれ感じ方も違って来るのではないでしょうか? 本文でもそれぞれの感じ方が表現されていて、内容は深いものを感じました。 次回読んだときには、また別の考え方ができる様な作品だと思いました。 | ||||
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久しぶりに感動した良い本でした。 読み終えて 暫くは他の本を読む気になれませんでした。 | ||||
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「永遠の0」の百田さんなら間違いはなかろうと思って手にとりましたが、大正解でした。 武士にとって命よりも大切な名誉を捨て、日蔭者となってでも友を守り抜いた、彦四郎。 忠義の為命を散らすよりもずっと重いものを背負って生きた、彦四郎。 こういう生き方も又、武士道ではないでしょうか? ただ、「影法師」となって生きることを決意した彦四郎の心情も、手紙などの形で残してほしかったです。 | ||||
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この時代に生きる者の潔さと熱い友情の切なくも気持ちのいい物語… でも 彦四朗の行動の理由はそれだけ?と思っていたら 文庫の袋とじ「終章」を読んで納得しました。 ただ、彦四朗の回想は一切無いので 本当のところは? 読み終わってからもあれこれと 想像する楽しみがありました。 | ||||
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「あれが百姓の覚悟か」 「それに比べて、成田殿は腰抜けだな」 物語前半で起きた百姓一揆。「英雄」として処刑された百姓万作と、「臆病者」として軽蔑のなかで切腹した町奉行成田庫之助。形は違えど、どちらも侍の心を持っていた。二人の命をかけた生き様に、若き日の勘一と彦四郎は感銘をうける。そして自分も死ぬ時はこうありたいと思う。 時は流れ、二人に千載一遇のチャンスが巡ってくる。 中士、下士がのし上がるには、ただ上意討ちに成功するだけでは駄目だ。誉れ高き彦四郎がピエロ役を演じることによって、勘一の評価はテコの原理で跳ね上がる。勘一には夢がある。しかも夢に直結した役職にもついている。彦四郎は己が、かつての成田の役割、「卑怯者」の役割を引き受けることを決意する。 英雄になることは、勇気さえ出せば誰にでもできる。軽蔑と嘲笑の中でじっと耐え、己の覚悟を貫き通す彦四郎。彼以外の誰に、この役割が果たせたであろうか。 | ||||
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速な対応で安心しました。引き続き、これからも顧客に対し良い対応でお願いします | ||||
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非常に完成度の高い作品。 「出来すぎた話」という批判もあるが、 伏線を丁寧に回収しながら、 人物を非常に魅力的に描き出しており、 万人に受け入れられる作品になっていることを評価したい。 また、小説でありながら 漫画のようなビジュアル感を想起させる点も魅力。 読者を退屈させずに読ませ、本作の世界観に引き込んでいく。 時代小説という視点ではなく、 ドラマのような少し軽い感覚で読みたい人にマッチする。 なお「ゼロ」を読んでからこちらを読んだが、 完成度は断然こちらが上である。 特にキーマンの人物像の描き方に雲泥の差がある。 新しさを求めるなら物足りないかもしれないが、 何か良い本ある?と聞かれたなら、 この作品は安心してオススメできる。 | ||||
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「永遠の0」と「海賊とよばれた男」はとても楽しませてもらいました。 「影法師」は、粗が気になって仕方がなかったです。 「モンスター」を読んだ後なので余計なのかもしれません。 自らを犠牲にして親友と愛する女と民を救う男を 書きたいんだろうな〜とは予測出来たが、 どういう展開で終わるの?今回は面白く終わらしてくれるの? と思ったけど、ストーリが読めていただけに…正直、がっかり。 優秀な男同士の話なのだから、もっとひねりがあるのかと思った。 武士の掟などを絡めながら…と、そこは面白くは読めました。 百田さんは、良本と残念本の落差がありすぎですね。 | ||||
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百田さんが、本屋大賞を貰ったのも、当然とうなづけます。 筋の進め方も、とても上手で、自然とページが進みます・ 最後には、やはり涙が・・・。 どの作品を読んでも、外れ無でした。 | ||||
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マスコミで騒がれた作家の作品なので、はてさてどのようなものか?と興味を持って手にとってみました。 作品を批評するほどの者ではありませんが、ちょっと物足りないなと感じてしまいました。脚本のようなストーリー展開で、登場人物の心情について触れられた箇所が少ないことのが私にとって最大の理由でしょうか。時代小説というのは特にこうした心情の描写が作品を左右するもので、あの鬼平犯科帳の長谷川平蔵などはその代表であると少なくとも私はそのように思っています。例えば親友の為になぜ故に、そこまでしたのか?という単純な疑問に明確に答えるでもなく、またこういう理由があったのではないかと推察される表現もありません。そこについては読者がそれぞれ感じて下さいとするならば、違った描き方があるのではないだろうか?と思えました。行間を読むという表現がありますが、この作品に関しては小説と言う名の映画を見ているような感覚で、この小説の原作はどこにあるのだろうか???と思ってしまいました。 | ||||
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読んでてやっぱ引き込まれました!!!! 百田ワールド最高です!!!! | ||||
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百田尚樹さんの時代小説。 読み始める内はよくある時代小説の展開なのかと思っていたけど・・ 途中から夢中にページをめくっている自分がいました。 磯貝彦四郎の黒子になってでも勘一を助ける姿勢に思わず感動。 小説なのだから出来すぎなのは当然ではあるけれども・・・ それにしても江戸時代と言えども武士の中に更に細かい身分制があり 上士、下士と別れ、さらに嫡男以外は家をつけず部屋住みになりがちで あるのは平和の代償とは言えもったいないなと思えた。 NEET問題は江戸時代からあったと言える気もする。 時代背景なども踏まえてよく作りこまれていると思った。 | ||||
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著者はベストセラーになっている「永遠の0」の百田尚樹。 主人公で下級武士だった勘一と幼なじみの彦四郎との友情の物語。であるとともに実はラブストーリーでもある。 幼少時は彦四郎は文武とも(架空の)藩内で秀でていて、親友である勘一は彦四郎に全く及ばなかったが、彦四郎は勘一の潜在的実力を高く評価していた。 藩は貧しかったが、勘一は干潟を開墾して新田を開発すれば藩の財政が好転すると考えて彦四郎にその考えを打ち明ける。彦四郎は勘一の現状の身分では藩主へ直訴することは切腹ものであると思いとどまらせる。勘一は干潟の開墾をライフワークと考えるようになり、一方、彦四郎は若き日の勘一の藩主への直訴を止めたことに責任を感じて勘一を陰で支持することになり結局は自分の全人生を捧げて勘一を出世させる。 彦四郎は勘一の出世のために自らを犠牲にして、藩主からも愛想を尽かされ、最終的には人生を棒に振り藩を逐電して人知れず亡くなる。勘一は彦四郎の後援を何も知らずに順調に出世し干潟の開墾にも成功し、藩財政は好調になる。そして22年後、筆頭家老になった勘一は彦四郎の自分への過去の貢献を知って愕然とする。 この本では、彦四郎は親友であり潜在的能力を持っている勘一のの夢である事業を成功させるべく陰で貢献したことが主に描かれていて厚い「友情」の物語と思われるが、自分としては、彦四郎が勘一を支えた理由はもう一つあったのではないかと思う。 すなわち、勘一の嫁のみねへの「愛情」だ。みねは元々は彦四郎の家の下女であって彦四郎とは古くから一緒に住んでいて仲は良かった。彦四郎は長男ではなくて家督を継ぐことはできないが、みねと結婚する手段を考えていたような気がする。そこへ、勘一からみねへの愛情を告白されて潔く身を引くが、みねの幸せを生涯考えていてそのために夫である勘一を出世させようとも考えていたように思えてならない。みねを勘一に譲ったのも、彦四郎自身と結婚するよりも勘一の方がみねを幸せにできると判断したからではないか。 著者は「友情」を前面に描いているが、その陰には注意深く読むと、彦四郎のみねへの深い「愛情」の想いが読み取れる。「永遠の0」と同様に自分を犠牲にしてまでの凄まじいまでの愛情が物語の裏に潜んでいるようなのだ。 | ||||
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硬派な小説です。 男同士の思いありますが、下女のみねの思いもありました。 彦四郎の勘一に対する友情との感想もありますが、 彦四郎はそれよりも藩の行く末をもっと見つめて、自分にできる最大限のことを 考え実行していったんだと思います。 それは、今では考えられないような時代背景の中、次男以下は家を継ぐことができず 嫁も取れない厳しい環境の中で、成績優秀にもかかわらず先行きが限られている という足かせを、どうやったら藩のために力にできるかを思考し尽くしたんだと 理解でします。 それにしても、江戸時代、侍の背負った宿命は凄まじいと思いました。 刀を下げて歩いているということは、現代で言うなら、鉄砲持って散歩してるのと同じですから その責任たるや、重かったと思います。 堀内道場の先生の言葉も忘れられません。 敵の間合いに入らねば、敵を倒せぬ。敵の間合いに入るということは死の覚悟が必要。 つまり、リスクを取らない限りリターンは得られないという、まったく基本的なこと。 だけど、それが自分の命となると、、、現代ではあまり考えられないことですね。 日本人も昔は命を張って戦っていた時代があったのです。 この本はフィクションですが、実際、侍の生活はこんなだったろうと思います。 竹の虫かごも見てみたいな。 | ||||
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面白いです。 凄く面白いです。 将来を期待された少年と、将来が全く期待できない少年。 生まれ時点で「家格」「生まれた順番(長男、次男)」によって、 ほぼ将来が決まってしまう江戸時代。 将来が期待できない少年が切磋琢磨し、未來を自分の力で切り開き、 それをこっそり影で支えた少年。 徐々に影で支えた少年の剣の実力も、明らかになっていく・・・ 本当におもしろい作品です。 | ||||
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藤沢周平の「蝉しぐれ」と「永遠の0」をミックスして、ミステリーの要素を入れたような作品である。蝉しぐれは、初恋に重きを置いているのに対して、この作品は友情に重きを置いている。「友情」という言葉で片付けるのは良くないかもしれない、もっと重いのかもしれない。比較的短いので、1日で読破できる。百田尚樹は時代物も書けるのかと感心してしまった。最後の謎解きはミステリーのようだった。百田尚樹は数冊読んだが、この作品が一番読み易く、面白かった。 | ||||
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寝る前にちょこっとと思って読み始めたのが運の尽き。 仕事があるにも関わらず徹夜で読破。 この作品の登場人物は主人公から脇役に至るまで皆が「覚悟」を心に秘めて生きている。 民を守る為、開拓事業に命を賭けるもの、家族、愛する人、子供を守る為に命を賭ける者・・・ 学校で習った歴史ではつまらなく感じた江戸時代。この時代に生きていた人は、かくも 激しい熱情を持って生きていたのかと、今さらながら自分の無知さを恥じ入った。 翻って現代。物質的な豊かさが満ちあふれ(先進国では)、江戸時代より生活する上での 便利さは向上したように見えるが、精神の退廃があちこちで囁かれている。 作中での会話、 「相手が理不尽なことを申してきたら、どうする」 「それでも、相手が抜いてきたら、どうする。逃げるというわけにはいかんぞ」 昨今の我が国を侵略しようとする意思を持つ周辺国との現状に対し、作者は 「愛するものを、国を、命を賭けて守る覚悟はあるか」と 我々読者に問いかけている気がしてならない。 本書に魅了された私達はそれに答えていかなければならない。 日本人である限り。 | ||||
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ゼロ、海賊、、どれもいいですが、ヤッパリ彦四郎。 読み返してみましたが、究極の恋愛小説ですね!純愛です。 最高! | ||||
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文武に秀でた2人の武士の明暗を分けた人生が描かれている。と、思っていました。 様々な機会に大きな仕事の結果を残し、出世をしていく主人公の勘一。一方、勘一に勝るとも劣らない友の彦四郎はつまずきを繰り返し、最後は人妻にちょっかいを出し逐電し、不遇の死を迎えます。 彦四郎の行動には腑に落ちない部分が多く、その謎解きが話の伏線となっているので、この本のモヤっとした味付けとなっています。 この文庫の巻末には袋とじのページがあります。本当の巻末で読み逃す方がいるのではと心配します。 さて、そこには思いがけない出来事が書かれています。それを読んでもすっきりとはしません。しかし、世間にとっての評価は転落人生でも、彦四郎にとっては充実していたのか?ということです。 影法師の影とは「彦四郎」のことであり、同時にこのモヤっとした雰囲気だと感じました。 | ||||
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