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影法師
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影法師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全394件 161~180 9/20ページ
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今まで時代小説には全く興味が無く、むしろ苦手な部類でしたが、この作品は非常に読みやすいですね。 一気に読み進め、あっという間に読了してしまいました。 物語構成も、(最近高く評価されがちな)無闇矢鱈に複雑な物ではなく、実にシンプルで入り込みやすい。 それでいて綿密な調査の元で書かれているから、勉強にもなる。 一冊で百田尚樹氏のファンになりました。 | ||||
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永遠の0、黄金のバンハタム、プリズム、モンスター、海賊とよばれた男、を読み終わり、次はと思い手にした影法師。永遠の0は小説で初めて泣きました、黄金のバンタムは、「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読んだ後だったので、格闘技経験者の作者ならではの愛情まみれの文章が、格闘技好きの私にはとても心地良く手が止まりませんでした。 本作は、読み始めてスグに藤沢氏の「風の果て」に東京オリンピックの公式エンブレム盗用問題と同じ位、似ていたのでビックリしましたが、ドチラの作品にも作者らしい特徴があり、最後まで手を止める事無く読めました。ご予算に余裕があるようでしたら、「風の果て」とあわせて買って、読み比べると面白いと思います!最近、作者のTwitter発言等が問題になっていて、レビューにもアンチが目立ちますが、私は面白い本が読みたいだけなので作者の人格云々には興味がありません。これからも面白い作品を楽しみにしています。 | ||||
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とにかく人物描写が薄い。テレビの台本ならタレントがフォローするのでそれでいいのかもしれないが、小説としては全くの落第点。 人物の造形ができていないので肝となるはずの「なぜ」の部分が全く理解できない。なんでやねんの一言。時間と資源の無駄。 もう作家の看板は下ろして、自民党の刺客としてお得意の沖縄いじめにでも専念されてはいかがですか。 | ||||
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主人公二人が完璧超人すぎて感情移入できませんでした。 これで感動しろ、泣け!っていう押し付けが強すぎるかなと。 あと、ものすごく低俗な話ですが、好きな女性ができて夜眠れないからって剣の素振りするより、 罪悪感かかえながらその女オカズに自慰する方がよっぽど共感できると思います。 | ||||
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人気作家の一人でどのレビューも高かったのでとりあえず読んでみました。 読み終わって「んなアホな・・・」と脱力する内容でした。 わかりやすく泣かせようとしている作者の魂胆丸見えで、複線も複線といえるようなものではなかった。 | ||||
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出だしの数ページは、慣れない難しい漢字が多く出てきたので読みづらく感じました。でも、少し我慢して読み続けると、もう止まらなくなります。深夜の1時半に読み終えました。最後の10ページくらいは、ティッシュを準備して読むことをお勧めします。池井戸潤と同じように、読み始めたら止まらなくなるようです。 | ||||
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同じ武士でも上士、中士、下士と別れ、さらに家の中でも嫡男に生まれない限り、その実力にも拘らず「部屋住み」として養子に出るしか道がないという不条 理なまでの武士の掟が厳存した江戸時代の茅島藩が物語の舞台となる。勘一は、貧しい下士の長男嫡子、父は上士に辱めを受けることを潔しとせず、 その上士に刀を抜き斬殺される。残された勘一と母、そして妹は辛苦の生活を余儀なくされる。その勘一と同い年で中士の次男彦四朗。彼は、武術学術と もに秀でた男であったが、勘一の一途さと才能に惚れ、お前こそが将来藩にとってかけがえのない人物になると言い切る。この彦四朗の生き方や、行動が 謎に包まれて物語が進んで行くが、彼は「影法師」となって勘一を守り、彼の予告通り、勘一を藩の筆頭国家老にまで出世させる。その代償として、彦四朗 が失ったものはあまりにも大きい。彼の無償の自己犠牲の精神は、やがて勘一にもすべてがわかり、勘一は号泣を抑えることが出来ない。勘一にとって すべて自分より秀でていたはずの彦四朗が、逆に自分を守ってくれることで悲惨な生活を送ったことが悔しくてならないのだ。だが、藩にとってかけがえの ない人物になると見込んだ彦四朗の慧眼は見事であり、大事を取って小事を捨てた彦四朗の生き方は何とも言えない清々しさと潔さを読者に残してくれる。 | ||||
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最後が本当に感動しました。 もし彦四郎がいなかったら… 影法師という題名が、切ないなぁ。 | ||||
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所謂「刎頸の交わり」を時代小説として表現した作品だが独自性に乏しく凡庸の一言に尽きる。下級武士(下士)として産まれながら筆頭国家老にまで登りつめた主人公の造形・エピソードもありきたりなら、それを陰で支えた友(真の主人公と言える)の行動も読者にとっては明白で、求心力に欠ける。「影法師」として自らを殺して生きた友の行動に主人公が最後まで気付かないのも極めて不自然で説得力も乏しい。 むしろ、そこまで自己犠牲の精神に徹する事が出来た友(文武とも藩随一)の心情・行動原理に焦点を当てた方が数倍面白い作品になったと思う。作者の作品は、作者が持つ"熱さ"だけで何となく読める作品になってしまうものが多いが、本作はその典型なのではないか。幾ら何でも、もう少し工夫があって然るべきだったと思う。 | ||||
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百田さんの小説は、「海賊と呼ばれた男」以来ファンになりました。 面白かったですが、友達のために人生全てを捧げるなんてすごいなあと思いました。 私もそんな風に思ってくれる友達が欲しいです。 | ||||
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一気に読みました。読み終わった時に切なくなりました。最高です! | ||||
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今の時代では考えられないような人が昔はいたのだろうかと思われる作品でした。 百田尚樹の中では永遠の0の次に好きな作品です。 | ||||
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けれど色んなドラマが、百姓一揆のお互いが対峙する風景と覚悟、誰かを守る気概、友と友の気持ち 勘一の侍視点で見る全体世界は正直面白かった。 最後、彦四郎の全てが分かり、そこまでさきは見通せるなら他のやり方があるのでは、と 強引さにあきれる部分もあるけど、二日で読みきってしまった。 | ||||
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『永遠の0』『海賊とよばれた男』の著者の、何と時代物。 大丈夫かと思いながら読み始めましたが、すぐに夢中で入り込みました。 そして、、、すごいストーリー! …よく考え付きますねー。 確かに、この話、時代物じゃないと成り立ちません。 人間の美しさ、日本人の美しさ、武士道の美しさをものすごいカタチで見せてくれました。 友のためにここまでできるか! 愛のためにここまでできるか! 己を問われる以前に、素直に感動です。 | ||||
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退屈な作品。テレビの2時間サスペンスドラマのほうが面白い。 限りある人生、こんな本を読むくらいなら、寝たほうがよほど有意義です。 会った事さえない某人物のノンフィクション風妄想小説を、あたかも事実であるかのように書いて裁判を起こされている百田先生。 彼の作品を購入する事は、違法行為に加担するに等しいと、私は思います。 詳しくは「殉愛 さくら」で検索を。 | ||||
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戦乱から平和な世に移り変わった江戸時代、侍が侍であるために… 武士でも上・中・下という身分の壁があり、嫡男か次男かで大きく変わる処遇の中で、主人公とその生涯の友の生きざまが描かれています。 読み終えた後に、新渡戸稲造の「武士道」をもう一度読みたくなりました。以前読んだときには難しくてぼんやりしていた武士道というものが、この本を通じて心に染み込んできました。 | ||||
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袋とじはなくてよかったな。 女としては袋とじ部分は複雑です。 読んだ後、友人にもあげましたが時代物が苦手な彼女も面白かったといっていました。 | ||||
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百田さんの作品の中で一番お気に入りの作品です。もう、彦四郎に惚れました(笑)。そして凛としたみねにも。時代小説でここまで素晴らしいものが書ける百田さんは本当に凄すぎます。ずっと本棚に置いておきたい。とにかく素晴らしい作品です。 | ||||
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話は時代小説によくあるものです。近年で友情を描いた傑作と言えば藤沢周平「蝉しぐれ」ですが、軽妙な語り口と読みやすさで言えば『影法師』も負けていません。 何よりもすごいのは時代小説を読み慣れていなくてもすんなりと内容が頭の中に入ってくることでしょうか。勘一と彦四郎がなぜ仲違いしたのか、そこに伏線が張り巡らされていて、ミステリー的な要素もあるのが百田さんぽいです。時代小説の流れを受け継ぐ大傑作とまではいかなくても、読了感は素晴らしいものがあります。これぞエンターテイメント小説じゃないでしょうか。 | ||||
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百田尚樹大先生がご自身のツイッター(2014年12月26日)で、映画化が進行中だと明らかにされた作品。どんなもんだろうかと思い、手に取ってみました。 そもそも、まだ公式発表がされていないものを出しちゃっていいのか?と思いました。もしポシャったらどうするんでしょう?百田先生に問題はなくとも、ほかのスタッフや映画会社の都合でポシャることもあるでそうし。まさか、「殉愛」騒動とかで企画に暗雲が立ち込めてきたのを敏感に察知した百田先生が「とん挫させるなよ!」という意味を込めてツイートで暴露されたんだろうかってのはうがった見方すぎますかね。 さて、「影法師」ですが……いや〜時代劇ってのは、現代劇以上に書き手の技量が必要だと思うのですよ。 私は百田氏の文章力はかなり頼りないと思っているのですが、この本はそれに時代劇という難しさも加わり、いつも以上に読むのがかったるく、ページをめくる手が重くなり、読むのにたいそう時間がかかってしまいました。 本作のテーマの一つに、身分を越えた友情というのがあると思いますが、これがもう安易すぎて、話に感動したのではなく、こういう本が出版されてしまうことに涙を流してしまいました。最近の「軽めの時代劇」によくある話だとはいえ、いくらなんでもそれはないだろう、と。身分をこえる〜の部分が、本当にがんじがらめの身分制など知らない人が書いたんだろうなぁ、というのがありあり。当時の人の「感情」を知りたいのなら、イギリスの貴族階級と仕様人階級を描いた小説や、それを原作にしたよくできた映画をご覧になればいいと思います。私たちにとっては「身分制度なんてぶち壊せ!」「身分差なんてなんだ!」って軽く考えるのでしょうが、当時の人はそれにがんじがらめになっていたのですから、我々とは感覚が全く違うのです。 上意討ちのあたりの「真相」が騙られる部分ですが、文字通り、島貫という老人の口から明かされます。まるで、安っぽい二時間ドラマの滝の前で延々と犯人が独白するかのような安易な構成。 しかも島貫の推理にすぎないのですが、それが事実として話が進んでいく。あまりにもご都合主義です。 ストーリーじたいもどっかで読んだようなエピソードをひっぱってきた感がぬぐえません。目新しさが皆無なんですよね。挙句の果てに、2時間サスペンスも真っ青の安易な告白シーン&エンディング。 恥ずかしながら、当方は戦記物などはほとんど読んだことがなかったので、「永遠の0」にはそれなりに感心したのです。ただ、各エピソードのつなぎの部分のたどたどしさには閉口して、「小説以前の問題」だとは思いましたが、テーマや、あの時期での文庫版の出版はよいのではないかと思い、文庫版を買って、読んで、映画も、映画館に見に行きました。映画のほうが、まだちゃんとした作品になってましたね。あのつたない小説をもとに、いっぱしの映画にしていたのは監督の技量でしょう。 「永遠の0」は年またぎでロングランヒットになり、その年の興行収入1位は確実だと思ったら「アナと雪の女王」にやられちゃって、その時は本当に残念だと思いました。恥ずかしながら、私は百田先生の大ファンだったのです。 その時は、まさか百田大先生が「殉愛」騒動でこんなことになるとは思ってなかったです。 影法師は誰が監督するのかわかりませんけど、最後の告白シーンもどきをどうにかしないと、厳しいかもしれません。 映像にした場合、役者が延々と話すシーンになるわけですよ。多少、回想やインサートをはさむにしても、観客は退屈しますよ。そういった意味では映像向きではないのかもしれません。 さて、いつごろ公式発表があるのでしょうか?楽しみです。私は百田作品で映画館に足を運ぶことはしないと思います。 | ||||
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