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影法師
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影法師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全394件 121~140 7/20ページ
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百田さんのいつもどおりの精細な筆致は素晴らしいです。(時折その精細さがあまりに長く感じるときもあるが・・)当時の民衆の習わしや武士社会における慣習(次男は当時はとても大変な位置にあるという事など)など当時の時代背景の様子が詳しく書かれながら物語は進んでいく。 親友関係にある二人の一方は蟄居状態に陥り、一方はどんどん出世をしていく。出世した側はいつも心で親友のことを案じながら そして出世できなかった側はやはり友の事を案じていた。今でも大人になれば、ほとんど言葉を交わすことがなくなる友人というのは 誰にでもいるような気がするがその友人を心で想い続ける事などは皆無だろうしそれは責められることでもない。しかしこの本に出てくる二人は言葉を交わさずとも常に相手のことを案じそのことに命をも投げだす精神を持っていた。そのことに痛く感心するとともにそのような人を思いやる心というのは常に大切であるという事を考えさせてくれる本でした。しかしこの本には若干の設定に無理を感じる部分がありそこが残念でした。つまり一方がなぜ影として生きなければならないのか?二人ともお互いを思いながら二人とも幸せになっていくというのが 当然ながら理想であるから、片方は大出世を遂げ片方は悲惨な人生を送るというのはなんとも全体としてはおかしな話であるし そのうえで著者が二人の友情をより鮮明にするためこのような設定にしたのであればしょうがないともいえるのだろうか。 | ||||
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小説「ハリーポッター」の中でセベレス・スネープが悪役になり、その自己犠牲で世界が救われるのに似た、磯貝彦四郎による「自己犠牲と真の愛」に感動した‼️しかも、本格的なサムライの世界で❗️ ちなみに、お陰でと言うのも変だが、江戸時代の言葉使いや、今では余り使わない漢字や表現に親しむことができる。例えば、某(それがし)、儂(わし)、畏(かしこ)まり、仕(つかまつ)り、暮れ六つ、などなど❗️(^_^) | ||||
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彦四郎がカッコ良すぎ。 こんなにも影になり勘一を支えた男の生き様が、なぜ?と疑問に思うくらいすごい。 彦四郎にそうさせた勘一もまた素晴らしい。 彦史郎の不遇の死だけが切なく心残り。 | ||||
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百田さんの作品で「ボックス」や「モンスター」も面白かったが、この影法師が一番面白く感じました。下流武士の子供 勘一の物語です。勘一が寺小屋みたいな学校に行き中流武士の子供達に毎日いじめられて毎朝喧嘩するエピソードや剣術道場に通い努力してどんどん頭角を表してくるエピソードなど面白かったです。近くのお寺の和尚さんに必殺剣(刀を振った後につばめ返しみたいに下から上に切る剣)を教えてもらい一生懸命習得する。その必殺剣は、一回見せてしまったらもう通用しなくなるという和尚の教えを守り絢爛試合では、使用せずに果たし合いで使い見事勝利したエピソードも良かった。また勘一の仲間の彦四郎がまたかっこいい。彦四郎は、頭脳明晰、剣の腕の達人のすばらしい人物で勘一のピンチをその時々で助けてくれる。勘一が近所のお姉さんが借金の方に身売りされそうになった時に勘一がその高利貸しを闇討ちして刀を壊した時に新しい刀をくれたり彦四郎の家に勤めていた女中を本当は、彦四郎も好きなのに勘一がその女中が好きだったとわかると縁を取り持ってくれたり、果たし合いでわざと勘一に華を持たせたり、江戸に勘一が行く時に刺客から勘一を守ったり全て勘一の為に尽力を降りそ添いでいる姿が素晴らしい。勘一の念願だった塩害地を土地改良して田園にする計画で実際に完成した田園を夕暮れの中で眺めてる彦四郎の姿は感動的でした。 | ||||
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これ以上に良い小説はないと思う。主人公の誠実さや真っ直ぐさ、周囲の人の温かさなどが本当に素晴らしい。それぞれ色々な意味で目頭が熱くなる箇所が多々あり。続きが気になってどんどん読み進められます。切ない結末だったが、読んだ後の充実感がすごい。この小説を読んでから、読書に目覚めました。 他作品と類似しているというレビューがありましたが、感銘を受けただけにパクったのだったらがっかりだなあー、、 | ||||
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とにかく良かった。 著者を知らなかったので、弟の嫁と、読書が好きな甥のために、プレゼントするために買いました。 著者が好きになってくれるといいなと思いました。 | ||||
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今まで読んだ小説で最高ランク 超凄い。こんな本が書ける百田さんも超凄い。 更に、何であんなスケベ親父にこんな小説が書けるのかも超凄い。 | ||||
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時間がなくて飛び飛びに読みましたが、その都度早く続きが読みたいと思わせてくれる作品でした。最後の袋とじは私は有りだと思います。不倫みたいに汚い感じはしませんでした。恋愛結婚なんて少なかっただろうから様々な理由から諦めて結婚するのも当たり前だったと思うし、昔の「護ってやる」の約束を結果的に果たしたのは彦の男気がはっきり解って良かったです。そして何よりもみねは勘一と結婚して後悔している事は無いだろうし、好きだった人の為に涙を流すのは悪くないと思いました。 | ||||
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非常にアイテムと私が受け取った非常に寛大な顧客サービスに満足。 うまく動作します。良い品質と安く、正確にアドバタイズされます。高い賞賛を与える。良い、ハハ、今後も訪問し続ける 私はそれがWeb上の記述と画像とほぼ同じであることを発見しました。 また、品質はトップレベルです。 完璧なギフトのアイデア! 素晴らしい作品。 本当に好きです。 | ||||
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彦四郎は、その人生で何かを成したのか、何も成さなかったのか…。人がその人生の中で何かを成したか成さなかったかは、その人の中で完結しておればそれでいいのかもしれない。それでももう少し、覗いてみたい気もする。 | ||||
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ヘタしたら「永遠の0」よりすごいかも(^^; 内容は一寸でも書くとネタバレになりそうなので、 まだ見てない人のために書かないおく。 大雑把にいうと、主人公(下士)の出世物語。 これは是非映画にしてほしい。 ってか、そのオファーはあるんじゃないかなぁ。 「永遠の0」のときみたく、 脚本が気に入らなくて断っているのかなぁ? でも、これ、物凄く日本人に合ってるお話だと思うんだ。 いや海外でも「サムラ~イ」とか「ハ~ラキ~リ」とか 意味もわからず言って連中にも是非見せたいと思う。 それに江戸時代の事が色々勉強になる。 ただ、仕方がないんだけど、漢字が多い(^^; 「御徒組」をルビは最初にふってはくれているんだけど、 即効忘れて「おとぐみ?」となってしまってた。 「おかちぐみ」と読むのが正解なだけど。 あと人物の名前。 難しくて、その上、出世や養子縁組で名前がコロコロ変わるので、 戸惑う(^^; そういえば、下士の身でというなら、 坂本龍馬は下士でしかも脱藩までして、 世の中を動かした人だったなぁ。 | ||||
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話の作りは、「永遠の0」に似ていますが、時代背景的にはこっちの方が好きです。 | ||||
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葉室麟の「銀漢の賦」と似ていると噂があります。あまりにも良かったので、銀漢の賦も読んでみました。 甲乙つけがたし。似た作品であることは間違いないです。ただし、百田尚樹の方が圧倒的に読みやすいです。 永遠の0、海賊と呼ばれた男(上中下巻)、ボックス(上下巻)、いずれも500ページを超える作品ですが、どれも止まらなくなります。その中でもこの作品は特にオススメです。薄いので一気読みです。 冒頭で下士の少年が、自分のせいで父親を上士に殺されてしまいます。この少年の出世物語であり、これがいわゆる光もしくは表で作品のメインの話。しかし、彼には重要な影法師が存在し、重要な役割を果たしていた。 時代物は実は好きではありませんが、百田尚樹の手にかかればそんなことは関係ないように思います。 是非男性に読んでほしい作品です。 | ||||
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こんな友人が欲しいですね! その為には、自分も人を信じ切らなければならい!という事がしっかり伝わってきます! 世の中に、本当にこんな強い人が存在するのでしょうか??????「どこか夢物語」。 この主人公のように自分のチャンスをしっかり活かせたのはなぜであるかをしっかり見つめ、過去を振り返り、自分一人で生きてきたのではないことに 感謝する気持ちを自分も持ちたくなるような後味は最高でした。 | ||||
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涙が出るくらいのストーリーです。 その時代の武家のしきたりが理解でき、親子の情や、信頼された友情が大変良かった。 | ||||
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「刎頸の友」と言う聞きなれない言葉が出てきます。調べてみると、「その友のためならたとえ首を切られても悔いないくらいの親しい友人」と言う意味でした。そこまでの繋がりが強い友人は私にはいるのかな、と考えてしまいました。そんな間柄の2人が羨ましかったです。自身の事を犠牲にしてまで互いを思いやい行動していた事に凄く心揺さ揺さぶられ、涙が止まりませんでした。そこまでたくさんの本を読んできたわけではないですが、今までに読んできた本の中で断トツで良かったです。何回も読みたくなります。物語は時代は武士のいる時代が舞台ですが10代の普段は、ミステリーとファンタジーとかしか読まない私でもスラスラ読めました。百田尚樹の本ならまずは、影法師を読んでほしいです。 | ||||
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身分制度でガチガチに言動行動がしばられていた時代。 要望を訴えたり、アイデアをあげることすら命がけ。 長男以外は一生冷や飯食い。そんな中ではぐくんだ友情を 自分を犠牲にしてまで守りぬく男のロマンを描いたものです。 情緒纏綿とした描き方ではないからこそ、なお主人公たちの 純情が直線で伝わってきます。 すべてが種明かしされた後、最後の袋とじページで、彦四郎が本当に守りたかったことが 描かれていて、二度得した感じです。 一丁、一反、一坪という単位が米の生産によってつくられたこと。 他家を尋ねたときの刀の扱い、置き方によって相手との信頼関係とか なるほど情報もありました。 | ||||
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本当にかっこいい侍、武士達の話 必殺剣最高 おもしろかったです。 | ||||
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自由な発言が物議を呼んで騒がれてしまう作者なので、純粋に作品を評価してもらえないというのもわかるのですが。 個人的には一番好きな作品です。 一人の男の生き様が、すがすがしくも、切ない。 純粋に、この作品を楽しんでもらいたい。 | ||||
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百田作品のファンですが、「海賊とよばれた男」「永遠のゼロ」につづく傑作ではないかと思います。 男の友情はかくも尊く美しいものなか・・・。 | ||||
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