虎よ、虎よ!

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評判

虎よ、虎よ!の評価:

4.04/5点 レビュー 69件。 B ランク

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平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全195件 101〜120 6/10ページ
No.95
(4pt)

爽快さはないが示唆に富む結末

たまにはSFでも読んでみようということで、評判のよい本作品を手に
とった。傑作との呼び声高い本作品は、デュマの『モンテクリスト伯』
から着想を得た復讐譚である。

人類が宇宙に進出し、めざましい発展を遂げた25世紀が舞台となって
いる。そして、内惑星と外衛星の両連合による戦争のさなかで物語は
進んでいく。この戦争を引き起こしたのは、テレポーテーション能力
(通称ジョウント)の開発である。空間という制限から人類が部分的
に解放されたことで、従来の主従関係や権威システムは揺らいだ。そ
れまで従属的立場にあった外衛星群と内惑星群との経済的な軋轢が衝
突をまねき、戦争へと突入した。

主人公はガリヴァー・フォイル、宇宙船の乗りである。外衛星連合の
攻撃によって航行不能となった宇宙船の生き残りとして物語は始まる。
からくも生き残った彼は復讐を果たすべく行動を起こしていく。

世界設定や人物の描写には非常に魅力を感じた。特に会話のなかに鋭
い台詞がちりばめられており、読みながらハッとするような気持ちに
さえなった。
通常、復讐劇は前半の仕打ちに耐える展開で同情や共感を深め、後半
の復讐によって胸の支えがとれ、爽快感が得られるというシナリオだ
ろう。しかし、この復讐譚はそうしたタイプの物語ではない。それに
復讐の元となった出来事は悲劇的ですらある。爽快感を生む内容かと
言えば、そうではないと言っておこう。

では、何が本書を傑作とさせているのかというと、それは結末の力強
いメッセージ性であろう。主人公が復讐に執着する状況をのりこえて、
社会あるいは世界そのものの変革を目指そうとするからである。もし
かすると、悲劇を生んだ社会・世界に対する彼なりの仕返しと言える
かもしれない。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.94
(4pt)

爽快さはないが示唆に富む結末

たまにはSFでも読んでみようということで、評判のよい本作品を手に
とった。傑作との呼び声高い本作品は、デュマの『モンテクリスト伯』
から着想を得た復讐譚である。

人類が宇宙に進出し、めざましい発展を遂げた25世紀が舞台となって
いる。そして、内惑星と外衛星の両連合による戦争のさなかで物語は
進んでいく。この戦争を引き起こしたのは、テレポーテーション能力
(通称ジョウント)の開発である。空間という制限から人類が部分的
に解放されたことで、従来の主従関係や権威システムは揺らいだ。そ
れまで従属的立場にあった外衛星群と内惑星群との経済的な軋轢が衝
突をまねき、戦争へと突入した。

主人公はガリヴァー・フォイル、宇宙船の乗りである。外衛星連合の
攻撃によって航行不能となった宇宙船の生き残りとして物語は始まる。
からくも生き残った彼は復讐を果たすべく行動を起こしていく。

世界設定や人物の描写には非常に魅力を感じた。特に会話のなかに鋭
い台詞がちりばめられており、読みながらハッとするような気持ちに
さえなった。
通常、復讐劇は前半の仕打ちに耐える展開で同情や共感を深め、後半
の復讐によって胸の支えがとれ、爽快感が得られるというシナリオだ
ろう。しかし、この復讐譚はそうしたタイプの物語ではない。それに
復讐の元となった出来事は悲劇的ですらある。爽快感を生む内容かと
言えば、そうではないと言っておこう。

では、何が本書を傑作とさせているのかというと、それは結末の力強
いメッセージ性であろう。主人公が復讐に執着する状況をのりこえて、
社会あるいは世界そのものの変革を目指そうとするからである。もし
かすると、悲劇を生んだ社会・世界に対する彼なりの仕返しと言える
かもしれない。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.93
(4pt)

爽快さはないが示唆に富む結末

たまにはSFでも読んでみようということで、評判のよい本作品を手に
とった。傑作との呼び声高い本作品は、デュマの『モンテクリスト伯』
から着想を得た復讐譚である。

人類が宇宙に進出し、めざましい発展を遂げた25世紀が舞台となって
いる。そして、内惑星と外衛星の両連合による戦争のさなかで物語は
進んでいく。この戦争を引き起こしたのは、テレポーテーション能力
(通称ジョウント)の開発である。空間という制限から人類が部分的
に解放されたことで、従来の主従関係や権威システムは揺らいだ。そ
れまで従属的立場にあった外衛星群と内惑星群との経済的な軋轢が衝
突をまねき、戦争へと突入した。

主人公はガリヴァー・フォイル、宇宙船の乗りである。外衛星連合の
攻撃によって航行不能となった宇宙船の生き残りとして物語は始まる。
からくも生き残った彼は復讐を果たすべく行動を起こしていく。

世界設定や人物の描写には非常に魅力を感じた。特に会話のなかに鋭
い台詞がちりばめられており、読みながらハッとするような気持ちに
さえなった。
通常、復讐劇は前半の仕打ちに耐える展開で同情や共感を深め、後半
の復讐によって胸の支えがとれ、爽快感が得られるというシナリオだ
ろう。しかし、この復讐譚はそうしたタイプの物語ではない。それに
復讐の元となった出来事は悲劇的ですらある。爽快感を生む内容かと
言えば、そうではないと言っておこう。

では、何が本書を傑作とさせているのかというと、それは結末の力強
いメッセージ性であろう。主人公が復讐に執着する状況をのりこえて、
社会あるいは世界そのものの変革を目指そうとするからである。もし
かすると、悲劇を生んだ社会・世界に対する彼なりの仕返しと言える
かもしれない。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.92
(5pt)

時空を超えた、ハチャメチャな傑作

正直いって、生まれる前に出版されたSF。
しかし、評判は高かったが・・今日まで、なぜか手をつけてませんでした。
あらすじは、なんとなく知っていたような気もします。

しかし、やっと今頃読んで、ブッ飛ぶ。
こんな小説は稀有。

話は、ほとんどついていけませんでした。
原文がそうなのか、翻訳がそうなのかはわかりませんが、とにかく、
何を言っているのか、よくわからない。
しかも、SFガジェットがこれでもか、と登場する。その凄まじさは、
フィリップ・K・ディックの比ではない。

また、検証したわけではないけれども、プロットの破綻している可能性が大。
しかも、よく読まないと、登場人物の関係が複雑で、見失ってしまう。

しかし、なぜか、途中でやめないで最後までぐんぐん読み切ってしまいました。
この不思議な、破天荒な魅力はなんなんでしょう。
評判にたがわない、不思議でセンス・オブ・ワンダー満載の傑作でした。

さて、順番はさておき、次は『分解された男』を読むか・・。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.91
(5pt)

時空を超えた、ハチャメチャな傑作

正直いって、生まれる前に出版されたSF。
しかし、評判は高かったが・・今日まで、なぜか手をつけてませんでした。
あらすじは、なんとなく知っていたような気もします。

しかし、やっと今頃読んで、ブッ飛ぶ。
こんな小説は稀有。

話は、ほとんどついていけませんでした。
原文がそうなのか、翻訳がそうなのかはわかりませんが、とにかく、
何を言っているのか、よくわからない。
しかも、SFガジェットがこれでもか、と登場する。その凄まじさは、
フィリップ・K・ディックの比ではない。

また、検証したわけではないけれども、プロットの破綻している可能性が大。
しかも、よく読まないと、登場人物の関係が複雑で、見失ってしまう。

しかし、なぜか、途中でやめないで最後までぐんぐん読み切ってしまいました。
この不思議な、破天荒な魅力はなんなんでしょう。
評判にたがわない、不思議でセンス・オブ・ワンダー満載の傑作でした。

さて、順番はさておき、次は『分解された男』を読むか・・。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.90
(5pt)

時空を超えた、ハチャメチャな傑作

正直いって、生まれる前に出版されたSF。
しかし、評判は高かったが・・今日まで、なぜか手をつけてませんでした。
あらすじは、なんとなく知っていたような気もします。

しかし、やっと今頃読んで、ブッ飛ぶ。
こんな小説は稀有。

話は、ほとんどついていけませんでした。
原文がそうなのか、翻訳がそうなのかはわかりませんが、とにかく、
何を言っているのか、よくわからない。
しかも、SFガジェットがこれでもか、と登場する。その凄まじさは、
フィリップ・K・ディックの比ではない。

また、検証したわけではないけれども、プロットの破綻している可能性が大。
しかも、よく読まないと、登場人物の関係が複雑で、見失ってしまう。

しかし、なぜか、途中でやめないで最後までぐんぐん読み切ってしまいました。
この不思議な、破天荒な魅力はなんなんでしょう。
評判にたがわない、不思議でセンス・オブ・ワンダー満載の傑作でした。

さて、順番はさておき、次は『分解された男』を読むか・・。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.89
(4pt)

一気に読めます

物語そのものに深みがあるわけではないですが展開が早くて最後まで一気に読めます。読み終わった後に何か考えさせられるような事もないですが「面白かったなぁ」という感覚が残ってます。エンディングも良かったです。意外とさっぱりしたSFですよ。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.88
(4pt)

一気に読めます

物語そのものに深みがあるわけではないですが展開が早くて最後まで一気に読めます。読み終わった後に何か考えさせられるような事もないですが「面白かったなぁ」という感覚が残ってます。エンディングも良かったです。意外とさっぱりしたSFですよ。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.87
(4pt)

一気に読めます

物語そのものに深みがあるわけではないですが展開が早くて最後まで一気に読めます。読み終わった後に何か考えさせられるような事もないですが「面白かったなぁ」という感覚が残ってます。エンディングも良かったです。意外とさっぱりしたSFですよ。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.86
(3pt)

主人公に共感できないので楽しめない

確かに、時空を駆け巡るイマジネーションに溢れる作品かもしれない。でも、この復讐の一念に取り付かれる主人公に今一歩共感できない。従って自分には楽しめない作品である。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.85
(3pt)

主人公に共感できないので楽しめない

確かに、時空を駆け巡るイマジネーションに溢れる作品かもしれない。でも、この復讐の一念に取り付かれる主人公に今一歩共感できない。従って自分には楽しめない作品である。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.84
(3pt)

主人公に共感できないので楽しめない

確かに、時空を駆け巡るイマジネーションに溢れる作品かもしれない。でも、この復讐の一念に取り付かれる主人公に今一歩共感できない。従って自分には楽しめない作品である。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.83
(5pt)

トラ

10年に一度の傑作
この評につられて手を出した。
私は集中力のないほうで、小説などは日に2〜30分読むともうダメなたちなのだが
この作品は違った。
とにかく熱い。で、ノレる。
この手の感覚はニューロマンサーでも体験したが
それの比ではない。
ご都合主義的に捨てられた女達がくっついたとか
ガリー宇宙に出て死なへんの?とか
脳内会議どないしたん?とか
電車で屋敷に乗り付ける?冗談やろ?とか
突っ込みどころは多々あれど、それを感じさせない熱がこの作品にはある。
ゆえに、読後はただ「面白かった」という感じだけが残る。
帯を見たときにこの作品が50年も前に出版されたものだと知った。
私には信じられない。この作品の持つ熱は半世紀たった今でも燃え尽きていない。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.82
(5pt)

トラ

10年に一度の傑作
この評につられて手を出した。
私は集中力のないほうで、小説などは日に2〜30分読むともうダメなたちなのだが
この作品は違った。
とにかく熱い。で、ノレる。
この手の感覚はニューロマンサーでも体験したが
それの比ではない。
ご都合主義的に捨てられた女達がくっついたとか
ガリー宇宙に出て死なへんの?とか
脳内会議どないしたん?とか
電車で屋敷に乗り付ける?冗談やろ?とか
突っ込みどころは多々あれど、それを感じさせない熱がこの作品にはある。
ゆえに、読後はただ「面白かった」という感じだけが残る。
帯を見たときにこの作品が50年も前に出版されたものだと知った。
私には信じられない。この作品の持つ熱は半世紀たった今でも燃え尽きていない。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.81
(5pt)

トラ

10年に一度の傑作
この評につられて手を出した。
私は集中力のないほうで、小説などは日に2〜30分読むともうダメなたちなのだが
この作品は違った。
とにかく熱い。で、ノレる。
この手の感覚はニューロマンサーでも体験したが
それの比ではない。
ご都合主義的に捨てられた女達がくっついたとか
ガリー宇宙に出て死なへんの?とか
脳内会議どないしたん?とか
電車で屋敷に乗り付ける?冗談やろ?とか
突っ込みどころは多々あれど、それを感じさせない熱がこの作品にはある。
ゆえに、読後はただ「面白かった」という感じだけが残る。
帯を見たときにこの作品が50年も前に出版されたものだと知った。
私には信じられない。この作品の持つ熱は半世紀たった今でも燃え尽きていない。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.80
(5pt)

ジスイズSF!!

間違いなく古今のSFベスト3に入る傑作だと、
断言します!!

アイデアの奔流ぶりが凄い!!

「ボーガ」なる言葉に導かれ、
凡人だった男がスーパーマンとなり、
世界、いや宇宙を手玉に取ります!!

この本から盗用されたネタ、
多いすよねえ。

とにかくいたるところに、引っ掛けや
飛躍が仕掛けてあるのですから・・・。

ニーチェの超人思想をも超えた小説、
それが「虎よ虎よ!」だっ!!
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.79
(5pt)

ジスイズSF!!

間違いなく古今のSFベスト3に入る傑作だと、
断言します!!

アイデアの奔流ぶりが凄い!!

「ボーガ」なる言葉に導かれ、
凡人だった男がスーパーマンとなり、
世界、いや宇宙を手玉に取ります!!

この本から盗用されたネタ、
多いすよねえ。

とにかくいたるところに、引っ掛けや
飛躍が仕掛けてあるのですから・・・。

ニーチェの超人思想をも超えた小説、
それが「虎よ虎よ!」だっ!!
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.78
(5pt)

ジスイズSF!!

間違いなく古今のSFベスト3に入る傑作だと、
断言します!!

アイデアの奔流ぶりが凄い!!

「ボーガ」なる言葉に導かれ、
凡人だった男がスーパーマンとなり、
世界、いや宇宙を手玉に取ります!!

この本から盗用されたネタ、
多いすよねえ。

とにかくいたるところに、引っ掛けや
飛躍が仕掛けてあるのですから・・・。

ニーチェの超人思想をも超えた小説、
それが「虎よ虎よ!」だっ!!
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.77
(5pt)

原初的かつ、暴力的な傑作

ある意味、社会不適応者である主人公が、とあるきっかけで死に物狂いでのし上がる。
それ自体、ドラマチックな物語ですが、数え切れないくらいのSFガジェットの奔流、
スラング、暴走、暴力、ワイセツ、あらゆる悪徳が洪水のように流れる本作は、
ある意味確かに読む人を選ぶ嫌いはありますが、まさにジェットコースタームービーのように
凄まじい勢いで突っ走る主人公、それを追うストーリーは、多少のアラをも
物ともしないほどの迫力です。
いわゆる、「ワイドスクリーン・バロック」…数行ごとにとんでもないSFアイディアが
惜しげもなく並べ立てられるバトルアクションSF、くらいの意味ですが、まさにその見本。

皆さんネタバレを恐れて言及してない方が多いですが、最終章近くの、あの、小説という形態に
挑戦したかのようなアクロバティックな表現が、またもや強烈なSFアイディアと融合して、
読む者の目を眩ませるページは忘れられません。

バトルアクションな小説が好きな方には絶対のお勧め。

個人的に好きなシーンは、「ヴォーガ」と呟いて小惑星から離脱する主人公。見殺し…それもこの男の人間性。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.76
(5pt)

原初的かつ、暴力的な傑作

ある意味、社会不適応者である主人公が、とあるきっかけで死に物狂いでのし上がる。
それ自体、ドラマチックな物語ですが、数え切れないくらいのSFガジェットの奔流、
スラング、暴走、暴力、ワイセツ、あらゆる悪徳が洪水のように流れる本作は、
ある意味確かに読む人を選ぶ嫌いはありますが、まさにジェットコースタームービーのように
凄まじい勢いで突っ走る主人公、それを追うストーリーは、多少のアラをも
物ともしないほどの迫力です。
いわゆる、「ワイドスクリーン・バロック」…数行ごとにとんでもないSFアイディアが
惜しげもなく並べ立てられるバトルアクションSF、くらいの意味ですが、まさにその見本。

皆さんネタバレを恐れて言及してない方が多いですが、最終章近くの、あの、小説という形態に
挑戦したかのようなアクロバティックな表現が、またもや強烈なSFアイディアと融合して、
読む者の目を眩ませるページは忘れられません。

バトルアクションな小説が好きな方には絶対のお勧め。

個人的に好きなシーンは、「ヴォーガ」と呟いて小惑星から離脱する主人公。見殺し…それもこの男の人間性。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775