虎よ、虎よ!

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評判

虎よ、虎よ!の評価:

4.04/5点 レビュー 69件。 B ランク

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平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全195件 61〜80 4/10ページ
No.135
(1pt)

ストーリーが単純すぎる

高評価のアニメ巌窟王は元はこの本をアニメ化したかったのだが著作権などで折り合わず、やむなく元ネタのモンテクリスト伯を未来設定でアニメ化したと聞いて、この本に関心を持ちました。
評判が高いので読んでみましたが、一言でいうと全然面白くありませんでした。
主人公の復讐したいという動機に共感できないこと、ストーリー展開のなかの意外性の工夫が薄っぺらなこと、SF要素に(1950年代の作品としても)未来感がないこと、結末が全然もりあがらないこと、などです。
まったくお勧めできません。

70年代の作品ですが「星を継ぐ者」は面白かったので古典のSFに期待したのですが、これは期待はずれでした。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.134
(1pt)

ストーリーが単純すぎる

高評価のアニメ巌窟王は元はこの本をアニメ化したかったのだが著作権などで折り合わず、やむなく元ネタのモンテクリスト伯を未来設定でアニメ化したと聞いて、この本に関心を持ちました。
評判が高いので読んでみましたが、一言でいうと全然面白くありませんでした。
主人公の復讐したいという動機に共感できないこと、ストーリー展開のなかの意外性の工夫が薄っぺらなこと、SF要素に(1950年代の作品としても)未来感がないこと、結末が全然もりあがらないこと、などです。
まったくお勧めできません。

70年代の作品ですが「星を継ぐ者」は面白かったので古典のSFに期待したのですが、これは期待はずれでした。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.133
(4pt)

自らの復讐のために手段を選ばないフォイルの、劇的な変化。

古典的SFということで、読んでみた。

奇想天外で、しっちゃかめっちゃな展開だったが、

急展開する映像を観ているようで、ラストが気になりながら読み進んだ。

当初脇役かと感じたフォイルだが、最後まで全てを引っ掻き回す。

本書が世に出た1950年代は、国家間では冷戦による核開発競争、個人レベルでは技術革新により

物質的な生活水準が年々上がっていたころだろうか。

印象に残るセリフがあった。

『諸君はブタだ。ブタみたいに阿呆だ。諸君は自分の中に貴重なものを持っている。それなのに

ほんのわずかしか使わないのだ。諸君は天才を持ってるのに阿呆なことしか考えない。精神を

持ちながら空虚を感じている。』

『何か信じるものをもつことは必要ではない。どこかに何か信ずるに値するものがあることを

信じることが必要なのだ。』

享楽主義に向かおうとする当時の世相に警鐘を鳴らすと共に、自分の人生を生き切るようメッセージを

込めたのだろうか。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.132
(4pt)

自らの復讐のために手段を選ばないフォイルの、劇的な変化。

古典的SFということで、読んでみた。

奇想天外で、しっちゃかめっちゃな展開だったが、

急展開する映像を観ているようで、ラストが気になりながら読み進んだ。

当初脇役かと感じたフォイルだが、最後まで全てを引っ掻き回す。

本書が世に出た1950年代は、国家間では冷戦による核開発競争、個人レベルでは技術革新により

物質的な生活水準が年々上がっていたころだろうか。

印象に残るセリフがあった。

『諸君はブタだ。ブタみたいに阿呆だ。諸君は自分の中に貴重なものを持っている。それなのに

ほんのわずかしか使わないのだ。諸君は天才を持ってるのに阿呆なことしか考えない。精神を

持ちながら空虚を感じている。』

『何か信じるものをもつことは必要ではない。どこかに何か信ずるに値するものがあることを

信じることが必要なのだ。』

享楽主義に向かおうとする当時の世相に警鐘を鳴らすと共に、自分の人生を生き切るようメッセージを

込めたのだろうか。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.131
(4pt)

自らの復讐のために手段を選ばないフォイルの、劇的な変化。

古典的SFということで、読んでみた。

奇想天外で、しっちゃかめっちゃな展開だったが、

急展開する映像を観ているようで、ラストが気になりながら読み進んだ。

当初脇役かと感じたフォイルだが、最後まで全てを引っ掻き回す。

本書が世に出た1950年代は、国家間では冷戦による核開発競争、個人レベルでは技術革新により

物質的な生活水準が年々上がっていたころだろうか。

印象に残るセリフがあった。

『諸君はブタだ。ブタみたいに阿呆だ。諸君は自分の中に貴重なものを持っている。それなのに

ほんのわずかしか使わないのだ。諸君は天才を持ってるのに阿呆なことしか考えない。精神を

持ちながら空虚を感じている。』

『何か信じるものをもつことは必要ではない。どこかに何か信ずるに値するものがあることを

信じることが必要なのだ。』

享楽主義に向かおうとする当時の世相に警鐘を鳴らすと共に、自分の人生を生き切るようメッセージを

込めたのだろうか。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.130
(5pt)

これぞ娯楽SFだ!

どわーーー、面白いっっ!好みド真ん中だった。
誰もがテレポートできるようになった25世紀。下級エンジニアのガリバー・フォイルは、宇宙船の事故で漂流していた。
通りかかった豪華客船は、救助せず行ってしまった。フォイルは客船の関係者に復讐することを誓う。

暗い情熱の燃える復讐劇が幕を開ける。これだけでも十分に魅力的だが、敵側もフォイルの行方を追い求めている。
事件には裏があり、さらに裏がある。謎に包まれた真相が徐々に輪郭を表す興奮といったら、並みのサスペンス小説半ダース分に匹敵する。
ジェットコースター的プロットに負けず、大量のアイデアが投入されている。
病院の地下に院長の趣味で作られたフリーク動物園、科学を信奉する小惑星、五感を断ち切った生ける死人が暮らす宗教施設。
この世界では宗教はタブーなのだ。違法ポルノ売りは、「へへへ、神に祈りをささげる乙女の写真がありますぜ、旦那」と勧誘する。
なんて素敵な世界だ。

キャラクターが素晴らしい。主人公のタフガイぶりに熱狂した。敵役は放射能人間とか蛇男とか、変態ぞろいで嬉しい。
麗しいヒロインにも事欠かない。中でも電磁波を目視できるアルビノの娘が際立っている。
プロット良し、アクション良し、アイデア山盛り、キャラは立ちすぎ。小説としてもSFとしても最高である。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.129
(5pt)

これぞ娯楽SFだ!

どわーーー、面白いっっ!好みド真ん中だった。
誰もがテレポートできるようになった25世紀。下級エンジニアのガリバー・フォイルは、宇宙船の事故で漂流していた。
通りかかった豪華客船は、救助せず行ってしまった。フォイルは客船の関係者に復讐することを誓う。

暗い情熱の燃える復讐劇が幕を開ける。これだけでも十分に魅力的だが、敵側もフォイルの行方を追い求めている。
事件には裏があり、さらに裏がある。謎に包まれた真相が徐々に輪郭を表す興奮といったら、並みのサスペンス小説半ダース分に匹敵する。
ジェットコースター的プロットに負けず、大量のアイデアが投入されている。
病院の地下に院長の趣味で作られたフリーク動物園、科学を信奉する小惑星、五感を断ち切った生ける死人が暮らす宗教施設。
この世界では宗教はタブーなのだ。違法ポルノ売りは、「へへへ、神に祈りをささげる乙女の写真がありますぜ、旦那」と勧誘する。
なんて素敵な世界だ。

キャラクターが素晴らしい。主人公のタフガイぶりに熱狂した。敵役は放射能人間とか蛇男とか、変態ぞろいで嬉しい。
麗しいヒロインにも事欠かない。中でも電磁波を目視できるアルビノの娘が際立っている。
プロット良し、アクション良し、アイデア山盛り、キャラは立ちすぎ。小説としてもSFとしても最高である。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.128
(5pt)

これぞ娯楽SFだ!

どわーーー、面白いっっ!好みド真ん中だった。
誰もがテレポートできるようになった25世紀。下級エンジニアのガリバー・フォイルは、宇宙船の事故で漂流していた。
通りかかった豪華客船は、救助せず行ってしまった。フォイルは客船の関係者に復讐することを誓う。

暗い情熱の燃える復讐劇が幕を開ける。これだけでも十分に魅力的だが、敵側もフォイルの行方を追い求めている。
事件には裏があり、さらに裏がある。謎に包まれた真相が徐々に輪郭を表す興奮といったら、並みのサスペンス小説半ダース分に匹敵する。
ジェットコースター的プロットに負けず、大量のアイデアが投入されている。
病院の地下に院長の趣味で作られたフリーク動物園、科学を信奉する小惑星、五感を断ち切った生ける死人が暮らす宗教施設。
この世界では宗教はタブーなのだ。違法ポルノ売りは、「へへへ、神に祈りをささげる乙女の写真がありますぜ、旦那」と勧誘する。
なんて素敵な世界だ。

キャラクターが素晴らしい。主人公のタフガイぶりに熱狂した。敵役は放射能人間とか蛇男とか、変態ぞろいで嬉しい。
麗しいヒロインにも事欠かない。中でも電磁波を目視できるアルビノの娘が際立っている。
プロット良し、アクション良し、アイデア山盛り、キャラは立ちすぎ。小説としてもSFとしても最高である。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.127
(3pt)

何回か読めば楽しめるんじゃないかな...

60年前の作品ですが序盤は中々楽しめました。が、中盤から後半にかけては読むのが苦痛に感じてきました。
まず、翻訳が直訳みたいな文が多すぎて一部内容が理解できない。また、作者のSF作家としての腕が高くないためか、世界観や場面々の状況説明がすごく分かり辛い。設定的やキャラクター設定は凄く良いんですが...何分他の要素で読みづらくてしょうがないです。
何回か読み直せば慣れてくるかと思いますが、私はあまりもう一度読もうという気になりませんね...
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.126
(3pt)

何回か読めば楽しめるんじゃないかな...

60年前の作品ですが序盤は中々楽しめました。が、中盤から後半にかけては読むのが苦痛に感じてきました。
まず、翻訳が直訳みたいな文が多すぎて一部内容が理解できない。また、作者のSF作家としての腕が高くないためか、世界観や場面々の状況説明がすごく分かり辛い。設定的やキャラクター設定は凄く良いんですが...何分他の要素で読みづらくてしょうがないです。
何回か読み直せば慣れてくるかと思いますが、私はあまりもう一度読もうという気になりませんね...
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.125
(3pt)

何回か読めば楽しめるんじゃないかな...

60年前の作品ですが序盤は中々楽しめました。が、中盤から後半にかけては読むのが苦痛に感じてきました。
まず、翻訳が直訳みたいな文が多すぎて一部内容が理解できない。また、作者のSF作家としての腕が高くないためか、世界観や場面々の状況説明がすごく分かり辛い。設定的やキャラクター設定は凄く良いんですが...何分他の要素で読みづらくてしょうがないです。
何回か読み直せば慣れてくるかと思いますが、私はあまりもう一度読もうという気になりませんね...
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.124
(4pt)

懐かしくて

久しぶりに読み返しました。
面白いですが、さすがに最後の突飛な表現技法は
もう目新しくもなく、陳腐に感じられました。
でも、面白いです。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.123
(5pt)

虎よ、虎よ、ぬばたまの夜の森に燦爛と燃え

人類が宇宙に旅立つ時代。ジョウントという瞬間移動能力を誰もが使えるようになった時代。
ジョウントを使用した窃盗や殺人といった犯罪が世界中で頻発、やがては星間戦争に発展するまでに至った。
主人公ガリバー・フォイルはノーマッド号で1人救援を待っていたが偶然通りかかった輸送船ヴォーガはノーマッド号を無視してどこかへ向かってしまう。フォイルは自分を見捨てたヴォーガへ復讐の炎を燃やし、いつか必ず滅ぼしてやると誓う。
途中、小惑星地帯で奇妙な文明人に顔へタトゥーを施されて本当の虎のような紋様となったフォイル。
ヴォーガの船主プレスタインを殺そうとして失敗するも、復讐の怒りは消えず関わった女たちを道具のように利用しながら復讐達成のためにあらゆる手段を尽くす。
ジョウントをはじめ、激高すると顔に浮き上がる虎のタトゥー、テレパシー能力を持つ女性、場面場面で突如現れる燃える男、老人の顔をした少年科学者、歯に仕組まれた加速装置、世界を破滅にいたらす物質パイア、そして共感覚、と作者の持つすべてのアイデアをごった煮にして休む間もなく読者に驚きと興奮を与えてくる。
些細な矛盾点や破綻した部分など吹き飛ばすように情報とガジェットとイメージの洪水があふれかえり読者を最後まで離さない。
ただの野獣のような主人公の復讐嘆が、ここまで強烈なエネルギィに満ちた展開に昇華できたのは作者ベスタ―の非凡なSFストーリーテラーとしての手腕によるものだ。
古い作品だが古典SFとして今も読み継がれるのはそれだけSFの面白さが詰まっているからだろう。
フォイルの性格が合わず最後まで読めないという人もいるだろう。しかしSFファンにとってはこれほどまでに完成度の高い作品は他にない。
ガリバーフォイルは最後の最後まで復讐を果たすためだけにもがき続ける。顔に忌々しい虎の紋様を湧きあがらせながら。
虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAG4FG
No.122
(4pt)

懐かしくて

久しぶりに読み返しました。
面白いですが、さすがに最後の突飛な表現技法は
もう目新しくもなく、陳腐に感じられました。
でも、面白いです。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.121
(4pt)

懐かしくて

久しぶりに読み返しました。
面白いですが、さすがに最後の突飛な表現技法は
もう目新しくもなく、陳腐に感じられました。
でも、面白いです。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.120
(5pt)

虎よ、虎よ、ぬばたまの夜の森に燦爛と燃え

人類が宇宙に旅立つ時代。ジョウントという瞬間移動能力を誰もが使えるようになった時代。
ジョウントを使用した窃盗や殺人といった犯罪が世界中で頻発、やがては星間戦争に発展するまでに至った。
主人公ガリバー・フォイルはノーマッド号で1人救援を待っていたが偶然通りかかった輸送船ヴォーガはノーマッド号を無視してどこかへ向かってしまう。フォイルは自分を見捨てたヴォーガへ復讐の炎を燃やし、いつか必ず滅ぼしてやると誓う。
途中、小惑星地帯で奇妙な文明人に顔へタトゥーを施されて本当の虎のような紋様となったフォイル。
ヴォーガの船主プレスタインを殺そうとして失敗するも、復讐の怒りは消えず関わった女たちを道具のように利用しながら復讐達成のためにあらゆる手段を尽くす。
ジョウントをはじめ、激高すると顔に浮き上がる虎のタトゥー、テレパシー能力を持つ女性、場面場面で突如現れる燃える男、老人の顔をした少年科学者、歯に仕組まれた加速装置、世界を破滅にいたらす物質パイア、そして共感覚、と作者の持つすべてのアイデアをごった煮にして休む間もなく読者に驚きと興奮を与えてくる。
些細な矛盾点や破綻した部分など吹き飛ばすように情報とガジェットとイメージの洪水があふれかえり読者を最後まで離さない。
ただの野獣のような主人公の復讐嘆が、ここまで強烈なエネルギィに満ちた展開に昇華できたのは作者ベスタ―の非凡なSFストーリーテラーとしての手腕によるものだ。
古い作品だが古典SFとして今も読み継がれるのはそれだけSFの面白さが詰まっているからだろう。
フォイルの性格が合わず最後まで読めないという人もいるだろう。しかしSFファンにとってはこれほどまでに完成度の高い作品は他にない。
ガリバーフォイルは最後の最後まで復讐を果たすためだけにもがき続ける。顔に忌々しい虎の紋様を湧きあがらせながら。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.119
(5pt)

虎よ、虎よ、ぬばたまの夜の森に燦爛と燃え

人類が宇宙に旅立つ時代。ジョウントという瞬間移動能力を誰もが使えるようになった時代。
ジョウントを使用した窃盗や殺人といった犯罪が世界中で頻発、やがては星間戦争に発展するまでに至った。
主人公ガリバー・フォイルはノーマッド号で1人救援を待っていたが偶然通りかかった輸送船ヴォーガはノーマッド号を無視してどこかへ向かってしまう。フォイルは自分を見捨てたヴォーガへ復讐の炎を燃やし、いつか必ず滅ぼしてやると誓う。
途中、小惑星地帯で奇妙な文明人に顔へタトゥーを施されて本当の虎のような紋様となったフォイル。
ヴォーガの船主プレスタインを殺そうとして失敗するも、復讐の怒りは消えず関わった女たちを道具のように利用しながら復讐達成のためにあらゆる手段を尽くす。
ジョウントをはじめ、激高すると顔に浮き上がる虎のタトゥー、テレパシー能力を持つ女性、場面場面で突如現れる燃える男、老人の顔をした少年科学者、歯に仕組まれた加速装置、世界を破滅にいたらす物質パイア、そして共感覚、と作者の持つすべてのアイデアをごった煮にして休む間もなく読者に驚きと興奮を与えてくる。
些細な矛盾点や破綻した部分など吹き飛ばすように情報とガジェットとイメージの洪水があふれかえり読者を最後まで離さない。
ただの野獣のような主人公の復讐嘆が、ここまで強烈なエネルギィに満ちた展開に昇華できたのは作者ベスタ―の非凡なSFストーリーテラーとしての手腕によるものだ。
古い作品だが古典SFとして今も読み継がれるのはそれだけSFの面白さが詰まっているからだろう。
フォイルの性格が合わず最後まで読めないという人もいるだろう。しかしSFファンにとってはこれほどまでに完成度の高い作品は他にない。
ガリバーフォイルは最後の最後まで復讐を果たすためだけにもがき続ける。顔に忌々しい虎の紋様を湧きあがらせながら。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775
No.118
(4pt)

懐かしくて

久しぶりに読み返しました。 面白いですが、さすがに最後の突飛な表現技法は もう目新しくもなく、陳腐に感じられました。 でも、面白いです。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.117
(5pt)

虎よ、虎よ、ぬばたまの夜の森に燦爛と燃え

人類が宇宙に旅立つ時代。ジョウントという瞬間移動能力を誰もが使えるようになった時代。
ジョウントを使用した窃盗や殺人といった犯罪が世界中で頻発、やがては星間戦争に発展するまでに至った。
主人公ガリバー・フォイルはノーマッド号で1人救援を待っていたが偶然通りかかった輸送船ヴォーガはノーマッド号を無視してどこかへ向かってしまう。フォイルは自分を見捨てたヴォーガへ復讐の炎を燃やし、いつか必ず滅ぼしてやると誓う。
途中、小惑星地帯で奇妙な文明人に顔へタトゥーを施されて本当の虎のような紋様となったフォイル。
ヴォーガの船主プレスタインを殺そうとして失敗するも、復讐の怒りは消えず関わった女たちを道具のように利用しながら復讐達成のためにあらゆる手段を尽くす。
ジョウントをはじめ、激高すると顔に浮き上がる虎のタトゥー、テレパシー能力を持つ女性、場面場面で突如現れる燃える男、老人の顔をした少年科学者、歯に仕組まれた加速装置、世界を破滅にいたらす物質パイア、そして共感覚、と作者の持つすべてのアイデアをごった煮にして休む間もなく読者に驚きと興奮を与えてくる。
些細な矛盾点や破綻した部分など吹き飛ばすように情報とガジェットとイメージの洪水があふれかえり読者を最後まで離さない。
ただの野獣のような主人公の復讐嘆が、ここまで強烈なエネルギィに満ちた展開に昇華できたのは作者ベスタ―の非凡なSFストーリーテラーとしての手腕によるものだ。
古い作品だが古典SFとして今も読み継がれるのはそれだけSFの面白さが詰まっているからだろう。
フォイルの性格が合わず最後まで読めないという人もいるだろう。しかしSFファンにとってはこれほどまでに完成度の高い作品は他にない。
ガリバーフォイルは最後の最後まで復讐を果たすためだけにもがき続ける。顔に忌々しい虎の紋様を湧きあがらせながら。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)より
4150116342
No.116
(4pt)

懐かしくて

久しぶりに読み返しました。 面白いですが、さすがに最後の突飛な表現技法は もう目新しくもなく、陳腐に感じられました。 でも、面白いです。
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)より
4150102775