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竜の涙 ばんざい屋の夜



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【この小説が収録されている参考書籍】
竜の涙 ばんざい屋の夜
竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)

竜の涙 ばんざい屋の夜の評価: 3.67/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

いいね

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)より
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No.5:
(4pt)

柴田先生、楽しかった。

久々、柴田先生の優しい、そしてしっとりとした作品に出会えました。心にに凝る作品でした。
竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)より
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No.4:
(4pt)

働く女性の苦悩

さすが柴田よしきさんは女性の書き方がうまいですね!
連作短編ながら、広告代理店の女性社員数名がメインで全編を通じてでてきます。
そのため、女性が仕事をするうえでぶつかる苦悩もでてくるので
仕事をしている女性は共感するでしょう。
引き込んで読ませるので、夢中になって(また電車乗り過ごした)
あっという間に読んでしまいました。
ただ、他の方もおっしゃるようにあっさりしている感はありますね。
ミステリー部分も大きな謎ではなく
日常のちょっとした行き違いの部分がメインです。
竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)より
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No.3:
(4pt)

ばんざい屋、ふたたび開店〜!

大好きな「ふたたびの虹」の続編。

本当に本当にこのお店に行ってみたい。
出てくる料理がどれも美味しそうなのはのはもちろんなんだけど、
それよりも何よりも食べ物とお客さんに対する女将の愛情の深さにグッとくる・・・・。
その気持ちがきちんとお客さんに伝わって癒されていくお客さんたち・・・。
料理ってそれほどのパワーを持ったものなんですよね〜。
前作はミステリーっぽいかんじだったけど、今回はキャリアウーマンとしてがむしゃらに働く女性たちの人間模様を綴る形で、
前作よりもほっこりした雰囲気になっているし、ますますこのシリーズが好きになりました。

食べることと、誰かのために心をこめて料理することって、すごく大事なこと。
まだまだ続けてほしいシリーズです。
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No.2:
(3pt)

おばんざい料理は値段の割りにどれも手が込んでいて、とても美味しそうだった

「ふたたびの虹」で登場した、京料理のおばんざい料理を出す小料理屋を一人で開いている女将の吉永と常連客たちの心温まる話の続編。
前作は、おばんざい料理とお客たちのやりとりを交えながらも、女将の吉永の過去が中心に展開されていたが、今回はお客とのやりとりが中心に描かれており、あっさりと読めた。しかし、あっさりし過ぎていて、前作と比べると少し物足りなかった。
6つの短編集に登場するおばんざい料理は値段の割りにどれも手が込んでいて、とても美味しそうだった。常連客の話にむやみに口を挟むのではなく、静かに話を聞きながらも奥深い話をする女将の態度にも好感が持てた。実際に会社の近くにこんなお店があればぜひ行きたいと思ったので、さらなる続編に期待したい。
竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)より
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No.1:
(4pt)

胸に明かりを灯す“ばんざい屋”に行ってみませんか。

京都では、家庭で作るお総菜のことを“おばんざい”と言うのですね。その、おばんざいをメインに出している、東京・丸の内界隈の小料理屋の女将(おかみ)と、店を訪れる客との心の触れ合い、心の交流を描いた連作短篇集。
 シリーズの前作の読み心地がとてもよかったものですから、本書もそこそこ期待して読みはじめました。そしたらこれが、期待以上によかった! シリーズ二作目だし、前作からかなり間が空いているし、どうかなあと心配したのですが、目頭を熱くしてくれる温かな味わいは格別。

 北森 鴻の手になるビアバー“香菜里屋(かなりや)”もそうですけど、こんな店がほんとにあったらぜひ行って、美味しい料理を食し、心地よい店の雰囲気に浸ってみたいものだなあと思いましたね。
 ただし、“香菜里屋”では、不思議な謎を客がマスターに話して、それを店の客同士、推理し合いながら、最後はマスターの工藤が解くというスタイル(アシモフの『黒後家蜘蛛の会』を彷彿させる連作短篇ミステリ)でしたが、“ばんざい屋”では、悩み事を抱えた店の客が女将と話し、家庭的な味の料理を食すうちに、心の重荷がだいぶ軽くなっていると、そういう話の流れになっています。ミステリというよりは、時代小説の江戸・人情ものの雰囲気に通じる趣を感じます。藤沢周平の時代小説(『三屋清左衛門残日録』のような)に出てくる小料理屋のたたずまいに近いものがあるかなあと。
 また、“ばんざい屋”を訪れる客が人生の転機を迎え、それにどう向き合い、決断していくかも、本書の読みごたえのひとつ。

 心さびしい夜、ナイトキャップ代わりに、丹波出身の女将が営む“ばんざい屋”に足を運んでみてはいかがでしょう。前作『ふたたびの虹―推理小説』を読んでから、本作に向かうことをおすすめいたします。
竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)より
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