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竜の涙 ばんざい屋の夜



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【この小説が収録されている参考書籍】
竜の涙 ばんざい屋の夜
竜の涙 ばんざい屋の夜 (祥伝社文庫)

竜の涙 ばんざい屋の夜の評価: 8.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(9pt)

竜の涙 ばんざい屋の夜の感想

本当に凄い作家だと思う。

幅広のジャンル、中でもミステリー色が強く、他にもバイオレンスの表現が得意な作家で、時折 男性では書くことができないようなリアルな暴力なんどは、読んでいても痛いと感じるくらい。

が、この『ばんざい屋シリーズ』は、静かに淡々と流れているようでありながら、流されずしっかりとひとの心の機微を捉え心に染み入ってくる作品として仕上がっている。

シリーズになるのかと思ったが、これ以降新作は出ていない様である。



いつか続編が出ることを、気長にゆっくりと待つことにしましょうか。 了

とも
4ND5R58B
No.1:
(7pt)

働く女性のほっこり小話

京料理屋の女将が主人公の客とのふれあいミステリ-?で、「ふたたびの虹」の続編。
一作目は女将本人の生い立ちがミステリ-として根底にあったが、本作は純粋な人間ドラマ。
前作同様短編集なのだが、同じ会社内での人間模様が違う短編で違う主人公、視点で描かれていて繋がりがあり、つい読み進めたくなってしまうだろう。

本作は、働く女性が主人公で仕事、恋愛の価値観や、病気など、働いている人にとっては身近に感じる話でまた、女将との会話の妙が素晴らしく本作も温かいものがあった。


タカタソン
HU0OGV5Q

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