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(短編集)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を



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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの評価: 2.75/5点 レビュー 223件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全223件 181~200 10/12ページ
No.43:
(1pt)

読みにくい!

「レインツリーの国」や「ビブリア古書堂の事件手帖」を読んで、ライトノベルも悪くないなあと感じていたのですが、この本はハズレでした。
固すぎる表現やら柔らかすぎる表現やらが混在していて、とても読みにくかったです。
もう少し推敲を重ねてから出版されたほうがよかったのでは?
40万部も売れたのが不思議に思いました。
流行の京大生というだけでデビューさせちゃうのもなあ…
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.42:
(4pt)

謎解きは△、キャラ設定は◎

珈琲好きの私としてはこの小説はそれなりでした。

たしかに章ごとの謎解きには少し難がありましたが、一番最後は「なるほど!!」となりました。
なによりキャラがよく出来ていて面白かったです。

最初と最後が繋がっているので、最初の方で見切りを付けた人は残念というか可哀想です。

会話は少し難しい日本語を使っているので、「現実にこんな人いる訳ないじゃん!!」とか思う人がいるでしょうが、そこは小説なんだからご愛嬌です。 そもそも現実と比べることがおかしい。

デビュー作なので、岡崎さんのこれからを期待しての☆4にします。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.41:
(4pt)

上手く挽けました

起承転結に乗っ取った綺麗な構成でした。 バリスタは表示の絵より少し幼いイメージを受けました。ですが頭の回転には気持ちいいほどの切れがあり、物語の中盤では苦みがあり、繊細さがあり、そして少し冷めつつも、喉ごしすっきり、後に漂う甘い香りって感じです。腹八分目満足しながらも、続きが発売される事を期待してしまいました。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.40:
(3pt)

デビュー作って言葉が頭をよぎります。

序盤がきついですねぇ。
 デビュー作らしいと思うのは、序盤と、中盤から終盤にかけてでは文の印象がだいぶ異なることでしょうか。
 うーん、読んだ結論ですがビブリアと同様絵につられて買ったところはあるんだけど、素直に面白くなかったと言っちゃうと思います。

 プロローグは一体何なのか。これに注目して最後まで読んでも釈然としません。もしかして忘れちゃったのかなと思いました。
 数ページ後によく似たような話がありますが……まさかそれだけだったってことなのかと思うとがっかりすぎです。

 謎の問題もありますが、でもそれよりも問題なのは、本作品の主題に触り始める中盤から事件簿の話ではなくなる点ではないでしょうか。
 途中のネタばれの仕方もアイタタタでしたが、ああいう形での第三者視点が突然現れてしまっては推理系である、という最初の引っ張りさえ否定しているのではないかと思えるぐらいです。
 で、文章中で始終バリスタと呼んでいるところも、やっぱり違和感があります。
 あと、いろんなことを話し過ぎている気がする。最後の山場も、途中で話を公開しすぎていてなにをやってるのかまるわかりで面白くなかったといいますか。

 表現が変だなあと思うところも散見される。引っかかったのは、「容姿とステータス」なあ…ゲーム用語の方だよねこれ。
 「主義、主張の立場」と言う意味でギリギリ取れなくもないが、そう取ると話の内容が数十年古臭くなりそうですね。

 また、「自分」の側に立つ人間の知性の不安定さもものすごく感じる。ある程度は仕方ないとしてもさすがにと思った部分が多い。

 やりたいことはだいたいわかりますが、話の公開の順序を変えてもっと意外性のある形にできたのではないかと思わずにはいられません。
 いい豆を手に持っていたけど煎り方挽き方淹れ方が杜撰すぎたといいますか。

 でもプロットは楽しめたと思います。
 後半の文章が果たしていいかというと微妙ですが、序盤よりは読みやすかった…気がする。
 そういう意味で、頑張ってくださいとは思います。

 文章は下手だけどプロットはうまいと思う作家を他に知っているだけにw
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No.39:
(4pt)

ラノベリスナーにとっては良作だと思います!

まず、売れるとは思います。レビューの評価は良くないですが、ラノベ読者に受け付け安い作品だと思います。むしろピブリアの古書堂と同じラノベに近い電撃文庫で出すのが一番良かった思います。

確かに男がうざいのと女の子に対しての態度がとかヒロインに関してもこんなに明瞭で頭良いのに短大はないとかありますがラノベ読者は好きな設定だと思います。

この作品はラノベとして出したほうが良かった。多分作者も結構ラノベ読んでその感じで書いてると思います。

ラノベが好きな人は読んで損はないと思います。

ていうか、レビューの酷評は多分、一般文芸として出されてるのでその人達が評価してるので当てにはならないと思います。ラノベとして読んだらかなり良いはずです。私はどちらも読むみほうなのでこの評価が妥当だと思います。

ただ、視点変換が多くてそこは下手くそ。切り替えが読みずらいのがマイナスです。
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No.38:
(2pt)

浅い軽いくどい

「ビブリア古書堂の事件手帖」の焼き直し劣化版という気がします。
作者がこの作品を書く前に「ビブリア」を読んだかどうか知りませんが。

中身が軽薄な割に 文体に気合入れすぎてコケてます。
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No.37:
(3pt)

廻りくどいかな

それなりに出来たミステリーだとは思いますが
どこかの古書店の筋書きにも似ているなぁ・・・・
主人公の女性バリスタと男子大学生の言葉遊びの
廻りくどさは、如何ともしがたいですねしかも
女性バリスタの千里眼的思考回路には突っ込みどころ満載かな
ただ最後はやられたって感じがして、楽しめた小説でした。
デビュー作としては上出来では無いかなぁ・・・
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No.36:
(2pt)

「んぐぁ」が気持ち悪い!!

タイトルと表紙に釣られて購入。
とにかく「んぐぁ」という表現が気持ち悪い!!
作者が好きな表現のようで何度も出てきます。
あと、登場人物のバリスタのおじさん?のキャラがウザすぎました。
ずっとイライラしっぱなしでした。
頑張って全部読みましたが…。結局何がしたかったのかさっぱり分かりませんでした。
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No.35:
(3pt)

これはライトノベル・・・

「このミス大賞シリーズ」という冠が内容に対して重すぎる感じがします。

表紙の絵柄は別にしても、「このミス」のイメージからもう少し本格ミステリ傾向なのかと思いましたが、各場面をつなぐ描写が唐突でじっくり読めるものでない感じがしました。
日常のミステリ、誰も死なないミステリは好きですが、ヒロインの観察眼が鋭すぎる感じがし、推理するよりは読まされている感が強く、今一つ消化不良のような中途半端な印象が残ってしまいました。
正直なところ「もう一度読み返したい」という感覚にはならなかったのが残念です。

個人的にはキャラクターにはそれなりに魅力を感じましたし、物語後半の展開は目まぐるしく(多少強引な気もしますが。)一気に読める内容でしたので、このキャラクターの後日談としての第二弾があれば読んでみたいと思いました。ただし、その際はライトノベルなのか、ミステリなのかの方向性がもう少し明確化していることを望みます。

むしろミステリというよりは恋愛メインの人間模様を描いたライトノベルと謳った方がしっくりくるような感じでした。(筆者の実力というより出版社の意向なのでしょうか…?)
ビブリアの二番煎じ的な感も否めませんし、残念ながら、皆さんの評価が今一つなのが分かりますね。
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No.34:
(4pt)

無性にコーヒーが飲みたくなる上品で丁寧なラノベ

近ごろ巷で流行っているらしい「〜の事件簿」というタイトルと、目を引く表紙に惹かれて購入。
芳醇で読み心地のいい文体にくわえて、非常にテンポよい話運びであるため、
気がつけば、一気に読まされてしまってました。

総じておもしろかったです。
コーヒーの薀蓄は、くどすぎず浅すぎない、絶妙な加減だったなという印象。
後味の悪くないオチも好印象だし、なにより『バリスタが可愛い』。
さらに、特筆すべきは、なんと言っても『バリスタが可愛かった』ことでしょう!(大事なことなので以下略)

難を挙げるとすれば、
1.謎が弱い。そこはかとなく弱い
2.京都に土地勘のない人にとっては、状況把握がやや苦痛になりうる
3.決めゼリフがちょっと狙いすぎで、なんというか、うーんんんん
といったところでしょうか。

決して「ミステリー」ではありません。
いわゆる日常系なんちゃらというヤツなのでしょうが、「このミス」の隠し玉という肩書きから、
あっと驚くトリックなんぞを期待して読み始めてしまうと、腹が立って投擲することになりかねないでしょう。
(私はすこし投げかけた)
ミステリーとして売りだされてなければ、星5つでした。

Qやらビブリアやらの●番煎じだ、という指摘も少なからずあるようですが、
それを考慮しても、エンタメとしては素晴らしい出来だと思います。
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No.33:
(4pt)

作者に会いたくなる一冊。

ライトノベルのような可愛らしい表紙ではありますが、
端正な文章と、その豊富な語彙に、若い世代だけでなく中高年にも人気があるというのも頷ける一冊です。
人によっては、やや冗長な文章と感じさせるかも知れませんが。

人気ドラマ「相棒」の右京と薫のコンビは「シャーロック・ホームズ」のホームズとワトソンの関係をなぞったものでしょうが、
この作品の男女、理想のコーヒーに出会ってしまった青年と、その味を堪能させてくれる女性バリスタとの関係も、それを感じさせるコンビです。
賢く美しい女性・美星と、ちょっと気弱で穏やかな好青年・「僕」の、京都の街を舞台にしたやわらかなミステリー。

碁盤の目のような街の作りを活かした謎解きや、日常の京都での暮らしを感じさせる描写は、京都大学卒業という経歴の作者ならではで、
従来の観光ガイドのような旅情ミステリーと違う京都の時間が作中に流れています。
このあたりは好みが分かれるところでしょうが、私には興味深いものでした。

ことさら殺人のような事件がなくても、人の日常には数々の「謎」が存在し、
その謎解きをすることは、時に人の心の琴線に触れてしまいかねない。
しかし、誰かが玄関の扉を開いてくれたからといって、土足で座敷まで踏み込んではならない。
そんなことをわきまえた女性・美星は、実は京都出身ではないのですが、
彼女のその佇まいこそが、大人文化の京都の街であると、作者は伝えたかったのではないか。

そして、そんな美星と、「僕」との、もどかしくなるほど節度をわきまえた恋の行方は、
謎解きとともに同時進行していき、切ないひとつの結末が出た時ー。
正直言って、私はここでラストにした方がよかったのではないかと思いました。
私の個人的な好みなのでしょうが、人生の苦さや己の愚かしさを知ることは「暗い」ことでも何でもありません。
そこから始まるのだー、と思ってますので。
しかし、作者はそこで終わらせませんでした。

作品全体に言えることですが、ミステリーの王道である、
「ひねって、ひねって、最後にまたもうひとひねり」という術を多用しているこの作品には、
覇道でなく王道を行く、という志があるのか、ラストに更なる「エピローグ」が用意されています。
たとえ傷つき、また傷つけることがあったとしても、人生は後悔の連続だとしても、
それでも人生は生きるに値する。
だから臆病なままでいないでほしいー。
そう思わせてくれるラストです。

26歳という作者は、きっとこの「僕」のように、繊細で誠実で控えめな青年でしょうか。
しかし、このラストは「最後にもうひとひねり」することで、ミズテリーの王道と、エンタメの大団円を完成させており、
人間を、人生を信じようという意思を感じさせます。
デビュー作には、その作家の全てが詰め込まれている、といわれます。
優しさと清潔さを漂わせる、この作品を読み終わった時、この作者に会ってみたいと思う読者は私だけではないのではないでしょうか。
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No.32:
(5pt)

珈琲が飲みたくなってきた・・・・。

いい話です。
僕は、コーヒーが好きなので一気に読んでしまいました。
でも、これはミステリーなのか?このミス大賞なのか?とも、思いました。
隠し玉ということですが、話的には普通にイイです!
他の隠し玉も読んでみたいです!
この作家さんに今期待しています!!
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No.31:
(4pt)

かなりのコーヒー好きじゃないと楽しめない作品

実際のコーヒー好きでないと文中にあるコーヒー知識に飽きてしまうとおもいます。
自分はコーヒーが好きで、且つコーヒーに関してそれなりに知識があったからこそ読み切れたのだと思いますが、あまりコーヒーに興味ない人からしてみれば無理やり雑学を聞かされているように感じてしまうかもしれません。
キャラクターの魅力の感じ方も、結局のところ読者がコーヒー好きかどうかで変わってくると思います。コーヒー好きであれば、この作中で登場するバリスタは魅力的な女性ではありますが、そうでない人からしてみればただの「コーヒー薀蓄を話してくる推理好きな女性」として捉えてしまうところでしょう。
これから読もうとしている方は、自分がコーヒー好きかどうか考えてからのほうがいいかもしれません。
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No.30:
(2pt)

小手先の仕掛けを盛りすぎ。今一歩。

いろんなアイデアや叙述上のテクをもりこみすぎて
こなれていないな〜、生かしきれてないな〜、という印象。
キャラはなかなか魅力的なのに、仕掛けに集中しすぎて
キャラが動き出そうとする勢いをいかしきれておらず
もったいない、そんな印象。
結果、美星の「キズ」の深さや悲壮感など、肝になっている
部分自体が非常に薄っぺらにさえおもえてくる。
まだ、習作段階といったかんじがする。
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No.29:
(3pt)

ギリギリセーフかな

・探偵がバリスタである意味は?

・京都が舞台なのになぜ標準語?

・言葉遣いがバラバラな主人公

・Qから影響受けすぎ

などなど、ツッコミ所満載で、中途半端な感じは否めませんが、決してつまらなくはないと感じました。
少なくとも、謎解きはディナーのあとでみたいな、
虫酸が走るクソ駄作ではないと思います。
謎解きは〜のようなここ数年乱発されているアテにならない賞を取った新人作家の中にあっては、
結構ましな文才じゃないかと感じました。
というか、人の感情の機微を文字に書き起こすスキルに関しては、
なかなかのレベルかと思いますがねぇ。
思うに、この人は“要らない文章をカットする判断能力”が、
まだまだ未発達なんじゃないでしょうか。
良い文章は書くんだけど、
反面、「五十音の先頭」等の気色悪い文章が目立つのは、
その判断能力の低さによるものかと。
この文才でもって、その判断能力をもっと磨いてくれたら、
良い作家になるだろうなと思います。
キャラクターの魅力に関しては、
人によって感じ方が様々なんで何とも言えません。
魅力を感じる人は感じるし、
感じない人は感じない。
私は感じる人。
それだけです。
なので、ありきたりな言い方ですが、今後に期待。
他の作品を読みたいとは思いませんが、
この話の続編が出るなら読んでみようと思います。

最後に。
作中にロフトが出てきますが、
作者がこの作品の構想を閃いたと語っていた2010年当初。
ロフトは蛸薬師通りから既にミーナに移転していたか、
移転の為の工事真っ最中の頃合いです。
その程度のリサーチぐらいしっかりしてから書いた方が良いですね。
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No.28:
(3pt)

ライトノベルにちょいミステリー

ミステリー好きには物足りなさがあり、一方で重たいミステリーが苦手な方にはちょうどいいほのぼの感。この日常的な小粒な感じのミステリーは個人的には好きです。

京都のこと知らなきゃ分からないくだりがあって…『地図なんで入れないの?』という意見、私も賛成です。

途中読みづらい感じを受けたりしつこい表現もありましたが、終わりよければなんとやら。後味のいいコーヒーを飲んだように、読み終わりが清々しくなれるのも特徴の一つかもしれません。

ただ、厳しいですが、内容的には可もなく不可もなく。旅のお供かカフェでの時間つぶしに読むぐらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。
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No.27:
(4pt)

ほのぼのミステリー

インスタントじゃなく、ちゃんとしたコーヒーが飲みたくなる本です。話としては、ほのぼのミステリーなので、複雑な謎解きはありません。そこが評価の別れるところでしょうね。なんちゃってビブリアって感じですけど、私は楽しめたので☆4つ。
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No.26:
(4pt)

今流行りのミステリ風ラノベ

先きにレビューされている方のご指摘の通り、一部に地元の人しか分からないような京都の地名が推理のキーになっていて、読んでいてもイメージしづらいのは残念でした。
作中の回りくどい言い回しは、作家の個性だと思いますし、好みは分かれるとは思いますが読みづらいわけではありませんでした。
細かいところに突っ込まなければキャラが立っていて、感情移入しやすく、読後の清涼感もあるので休日の午後にカフェでサラッと読むのに適した一冊です。
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No.25:
(1pt)

読んでいる途中…

半分まできましたがなんかもう読むのやめようかなと思ってます。。
古喫茶、バリスタの探偵という設定に惹かれてジャケ買いしましたが全体的に表現が回りくどく疲れます。

一番は主人公が生理的に受け付けられません。こんな気取った大学生今時いるのか?友人や家族との交流もなく不自然に感じました。
「んぐぁ」という音と「五十音順の最初のあ 」という表現が繰り返し出てきて気持ち悪い…
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No.24:
(4pt)

面白かった。

他の方がいろいろ書いていますが、私は面白く読むことが出来ました。
ライトノベル的ミステリ作品の日常の謎って感じです。

突っ込みどころもありますが、それでも私はいいと思いました。
デビュー作なのでいろいろ詰め込みすぎた感じはしますが、好感の持てる仕上がりです。
続編もありそうな…、個人的には続きを読んでみたいです。

とにかく、気になった方はまずは読んでみて下さい。
今後の期待も込めて☆4つ。
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