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(短編集)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を



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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの評価: 2.75/5点 レビュー 223件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全223件 61~80 4/12ページ
No.163:
(4pt)

あと一歩足りてない感じ

期待以上の作品ではありません。まぁ、期待通りかそれ以下ですミステリーとしてのレベルは低いですが登場人物が個性的で結構気に入っています小説というよりラノベに近い印象です。珈琲にせよミステリーにせよ興味を持つきっかけには言いと思います。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.162:
(2pt)

すごく考えて頑張っている

ふと入った珈琲店の20歳そこそこのバリスタと、珈琲のとりこになる主人公
んで、始めは主人公が傘を間違えられたことを、そのバリスタが解決!し、まあ事件簿?になるのですが

頻繁に伏線がはってあったり、1人称を隠して想像させたり、息つくヒマなく、仕掛けがいっぱいなんだけど、
あとから「あー」とわかっても、これっぽっちもすっきりしない仕掛け。
ストーリーはひょっとしたら良いのかもしれない。↑がつらくてナナメ読みしかしてないから何ともいえないけど。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.161:
(5pt)

読み手のアンテナ

この作品を酷評している人は、おそらく普段はラノベなどの低俗な読み物にしか手を伸ばさない人物であろう。
キャラクターと舞台設定からして、殺人事件が起こるのは似合わない。
どういう作品が「新人賞」を狙えるか?この作品はそれを考え抜いて書かれたに違いない。
私立探偵が殺人事件を華麗に解決するといったプロットは、はっきり言って飽和状態だし、
そういう伝統的作品の場合には、空前絶後の大トリックを用立てしなければ、プロにも素人にも評価されないのである。
ましてやこの人はこの作品を書いたときまだアマチュアだったのだ。
トリック重視の作品を書いたときに要請されるトリックの奇抜さは、プロのそれよりも遥かに高い。

加えて、物語の内容がシリアスであればあるほど、キャラクターもそれに見合う重い人物でなければならない(コミカルな描き方が映えない)。
おそらくこの作者は、自分の得意とするジャンルと、新人賞の上位を狙える要素を計算しすりあわせてこの作品を書き上げたのだろう。
実際この作品はプロに評価され出版するに至っているし、売れている。
私含め、レビューを書いている人間よりも多くの金を稼いでいることは間違いない。

世の中金を多く稼いだ人間こそ正しいのだから、ここで悪評を連ねている人間こそ間違っていることは明らかである。
シリーズものになるほど売れる=多くの人間の共感を呼んでいるということであり、多くの共感を呼んでいるということは、
すなわちその感性が社会の風潮や流行に合致しているということである。
作品そのものの出来は、たしかに新人レベルといった感じだが、それでも本に読みなれている人であれば、
そこに光るものを見出せる内容になっている。だからこそ出版され、売れているのだ。

また、この作品を「ラノベ」と評している人物が大勢いるが、それも誤りである(ラノベしか読んだことがないのでは?)。
哲学書や文学作品を普段読まないから仕方はないのであろうが、この人の文章は実に上手で、
言葉の選び方にもセンスが光っているし、かなりの長文であっても几帳面なほどに語句が整理され、配列されている。
純文学作家には劣るとはいえ、これはライトノベルを書いている作家とは比べ物にならないほど高度な文章技術といえよう。

さすが京大出身と言えば話は早いが、この作者は天才的にそういう力を生まれ持ったのではないかと私は考えている。
ちょっと褒めすぎだろうか。それにしても、アマゾンには普段本を読まない人々の勝手な解釈、ひがみっぽい揚げ足取りが
多く書き込まれていて、作品の真の魅力、価値が損なわれてしまっているように感じてならない。
このレビュー欄を見て読むのを諦めるのはもったいない。タレーランは面白い。
そしてこの作者は将来もっと良い作品を生み出していくだろう。期待している。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.160:
(1pt)

うーん

勧められて購入しました。
初めの方は知識あり語彙力あり、若い筆者のデビュー作なのに凄い!と思いつつ読み進めていました。
が、徐々に文章全体が鼻につくようになり、ペースダウンしてしまいました。
一々面倒くさい言い回し、また一文に詰め込みすぎた感もあり、正直少し読むだけで疲れます。
こなれてピュアな部分を失うのも残念ですが、あまりに洗練されていないような気がします。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.159:
(2pt)

そんなに悪くはないです。

読み進めていくと、だんだんまとまりが悪くなってきていたのが、最後にきれいに締まって、ほっとしました。
ですが、今一の出来の作品を、たくさんの人のアドバイスを総合してなおしていったようで、作品の持つ雰囲気のようなものが、統一感がなくて、最後にちゃんと解決しない小説などよりは、はるかにマシなのですが、面白いか?魅力的か?と聞かれると、そうではないです。悪くはないけど良くもないです。
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No.158:
(5pt)

親子で

小学6年生の娘と廻し読み。
人が死な無い推理小説なので、親子で読めます。
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No.157:
(4pt)

批判も多いようですが佳作だと思いますよ

このミステリーがすごい! 『大賞最終候補作』「隠し玉」と あったので「バカミスっぽい」のを想像していましたが、大変な佳作だと思います。結構早い時点で「信用できない語り部」であることが感じられてしまうのは「狙い」なのか?測りかねましたが・・・
。Amazonレビューは辛辣なトーンが多いですが、「日常の謎」系を読んでいる方にはお勧めだと思いますよ。
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No.156:
(1pt)

売れているらしいのですが

正直それほどおもしろくは感じなかったです。
「その謎〜」という決めぜりふがわざとらしいというかいまひとつですし、
文章もうまいとは言い難く。

シリーズとしてまだまだ続くのでしょうが、正直もういいかなと思います。
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No.155:
(1pt)

人物に惹かれない

「僕」がブレすぎ。いや、作者がブレてるのか、登場人物の誰一人として共感も感情移入もできない文章力にがっかり。元カノの扱いが一番かわいそう。作者の女性嗜好がわかる作品。
珈琲のうんちくも香りさえ漂ってこない。珈琲を飲む描写で一番好きなのは赤川次郎氏かな。
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No.154:
(1pt)

ミスリード

読者にミスリードさせる文章や、はったりが必要以上に多いです。
結末に何もありません。
どのあたりがミステリー小説なのか、まったく見つけ出せませんでした。

読んでここまで後悔した作品はありません。
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No.153:
(1pt)

☆もつけたくない駄作

この本が何十万部も売れている理由が分からない。なんといっても面白くない、名作は導入からわくわくする。こんな駄作はひさしぶりです。買って損したと思うのは久しぶりです。「村上海賊の娘」でもよく読んで、気合をいれて本を書いてください。
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No.152:
(4pt)

ライノベミステリーとして読めば上質

本格ミステリーとしては不満足なところもあるかもしれないけれど、ライノベと考えれば良くできたほうだと思う。キャラも主人公 切間美星の穏やかで理知的な部分が時々崩れる(筆者はこれを「かわいい」と思ってもらいと思っているのかもしれない)が、許容範囲だと思う。おそらくビブリアの栞子と比較されている方も多いと思うが、それは別物として楽しめば?
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No.151:
(3pt)

面白いけど、ちょっとこねくり回しすぎかも…

ベースは面白かったです。
喫茶店、コーヒーの話、ちょっとした日常の謎解き、恋愛話などが混ざった、全体的に軽くて明るいお話です。
キリマンジャロ、ブルーマウンテン、トラジャ、モカ、コスタリカ、コナ、クリスタルマウンテン…色々な香り(笑)がとてもにぎやかに出てきて、作者のこのコーヒーに対するイメージがこうなんだろうな…というのを考えるとなかなか笑えました。
話のあらすじはシンプルなのですが、話が見えちゃわないように一生懸命ひねって細工をしている箇所がたくさんあって、その細かい工夫が面白いといえば面白いのですが、不自然さが目についてしまって気になった部分もありました。
あそこまでこねくり回さなくても、普通に作者の爽やかな書きぶりで通しても良かったのでは?という気がしますが、読み終わってもう一度振り返って「だからこういう表現だったのかぁ」と不自然でひっかかった部分が確認できるという意味では、2度楽しめるから、まぁそれなりに良いのかもしれませんが。
ただ、正直なところ、作者の持ち味は軽さと爽やかさじゃないかと思うので、あまり高尚なテイストを求めないほうが二兎を追わなくて良いんじゃないのかなぁと思いました。。。
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No.150:
(1pt)

文章力がない・・・

文章が回りくどく、話す会話もしっくりこない
むりやり話をとぎるなど、呼んでいる間中違和感があり
気持ちが入り込めない
なぜ無理に謎解きしているのかよくわからず・・・
中学生くらいの子供が書いた話のよう
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No.149:
(4pt)

日本一の珈琲のような珠玉の作品です!!

今のところ 『珈琲店タレーランの事件簿1』と『珈琲店タレーランの事件簿2』まで読破しました。

1 巻の4章迄は 文章的に問題があって、読み進めるこが 少し困難でしたが、1巻の5章以降 と 2巻全て メチャクチャ面白く楽しく興味深く読ませていただきました!!
否定的なレビューに惑わせられるずに 騙されたと思って ぜひ読んで欲しいです。

素晴らしい特長
'@ ヒロインの美星が魅力的で美しく描写されている。
'A ヒロインの推理が まるでシャーロック・ホームズのような切れ味がある。
'B 著者の 珈琲に対する愛情が 読者に伝わって来る。
'C 表紙のヒロインの描写が魅力的。

本作の欠点
'@ 前述の通り、1巻の4章迄は 文章に難点がある。
(デビュー作なので 許してあげて(笑))
'A 登場人物の名前が変です (汗)
(有名な珈琲豆にちなんだ姓名の登場人物ばかり登場するのだが、絶対に有り得ないような姓名
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No.148:
(4pt)

おもしろかったですよー

この本を読もうと思ったきっかけは友達が勧めてくれたからです。僕的には登場人物も読むにあたって差し支えない人数でコーヒーに関する知識や謎解きに興味を持って読むことができました。
他の人のようにあまり本を読まないということもあり展開の先読みができませんでしたが、読書を始めようとする人には読みやすい本だと思います。
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No.147:
(1pt)

なにこれ。

僕は二十歳ですが、色々な本を読んでいます。
この作品は他人に薦められて読んでみてますが、
半分も読めないくらいつまらない。
中学生が捻り出したかのような文章力。
意味不な内容。
まるで作家の真似事。下らないとしか言いようがない。
人生で読める本は決まっています。
とても無駄な時間を過ごしました。

皆さんには無駄な時間を過ごしてほしくないので、
この作品を手に取らないことをお薦めいたします。
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No.146:
(4pt)

小説で良かったなぁというお話

キャラクターの設定や会話など、多分にわざとらしい所もありましたが
この雰囲気で、キャラクターを壊さずにいられる設定にはなっていると思いました。
現実で、この設定なら、もっともっと酷い事にはなるだろうし。。。
ちゃんと小説っていう感じがします

私自身、コーヒーは良く飲むけれど、別段銘柄や淹れ方に拘りが無かったもので。
うんちくの部分には、へーそんな謂れがあるんだぁ!と素直に楽しめました。

会話の小難しいところや、変な擬音も
そんなキャラもいるわなぁぐらいに受け止めていれば
怒るようなところでも無い気がしますが。。
まあ、好き嫌いは分かれるのでしょうね。

晩酌のシーンは、正直羨ましかったです。
あんな女性と、差し向かいで飲んでみたいものですね。

まだ一巻しか読んでいませんが、差し当たり二巻を読んでみようかなぁと思います。
最初から完全な作家さんの本が読みたいとは思わないので、
これからの作家さんの変化を楽しんでいきたいなぁという一冊でした。
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No.145:
(4pt)

良作だが欠点もある

このミス大賞出身なだけに、文章は巧みで、ミステリの基本もおさえています。
ちまたに溢れる「ライトミステリー」という名の「なんちゃってミステリー」とは少々違うと感じました。

ただ、終盤の構成が、ビ○リアそのものだったのはさすがにどうかと思います。
ショップ系ミステリーという時点で彷彿とさせているのに、そこまで類似させることは無かった。
とはいえ、単独の作品として見れば、やはり「面白い」といえる出来だと思いました。
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No.144:
(2pt)

ミステリーではない

これをミステリーとして評価するのとライトノベルで評価するのでは、大きく心象が違う。
 
ライトノベルとして読めば★★★
一方で、ミステリとして読めば★
といったところであろう。

ミステリの形式としては、
短編の連作が伏線となって最後に繋がるパターンである。
ジャンルは日常の謎。人の死なないミステリ。

ただ、ミステリとしては少々アンフェアが過ぎている。
ミステリにおいて、解かせないことを前提にすることは一向にかまわないと思うが、
それでも、この小説には最終的な謎に対して、ミステリとして読んでいた読者に与えられる
納得間が全く感じられない。寧ろ、それを逆撫でしているような節さえ見受けられる。

と、厳しいことを書いたが、あくまでこれはミステリとして読んだ場合の話。
ライトノベルとして読めば、まあ嫌味のない主人公と可愛らしいヒロインが
日常でほっこりする話として楽しめることだろう。

決してミステリとして読むことなかれ。
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