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(短編集)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を



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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの評価: 2.75/5点 レビュー 223件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全223件 1~20 1/12ページ
No.223:
(4pt)

日常ミステリ、叙述トリック、読みやすい

氷菓が好きな人はこの本も好きだと思います。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.222:
(1pt)

読みにくい

とにかく読みにくい文章で最後まで読めなかった。回りくどい表現に引っかかって内容が全く頭に入らなかった。美しい文章とは程遠い。ここまでがっかりした作品は初めてでした。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.221:
(5pt)

粘り強く読むと事件に出会えます

正直、推理小説を想像していましたが、簡単な謎解きがメインでした。
陳腐な言い方をすれば、推理小説の探偵の観察眼、頭の回転などを読者にしらせるため、物語の冒頭で数行で済ます話を、メインとしています。

次にロケーションの感じや人物像を会話を通して読者に浸透させるような感じで話は進んでいきます。
平穏無事な日常を綴った日記を読まされている感じがします。

そのため、私は読むスピードが落ち、数日開けて読むのを再開するほどでした。
しかし、状況が一転します。はい、事件が本物語中で起こります。そこからは今までのホノボノ、だらだらした感じから一気に緊迫していきます。そこからは一気読みしてしまいました。

で振り返ってみると、うまく著者さんに騙されたなと思いました。
京都のほのぼのとした日常生活に、突然起きた事件(過去の出来事の再来)、これを際立たせるための布石が本書のメインだったんでしょう。

続きを読ませてもらっています。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.220:
(3pt)

日常ミステリ、アメリカン

のんびり展開、京都、コーヒーに興味があれば評価は高いかも。はじめ読みやすかったのが、中盤から比喩と感情説明が目につきました。京都市内の土地勘が必要とされるトリックもあり、脳内で映像再現するには苦労します。
 いっそ地図を付けて欲しかったです。

 後半、どんでん返しとは言わずとも二転三転するところは想定内のものでしたが、読む速度を上げました。(単に、主人公の読み間違えが多い、とも言えますが)キャラの魅力、共感ポイントが薄く、全体のストーリーを追うつもりで、読み切りました。
 執念に満ちた元カノがあっさり身を引くくらいの主人公だったので、元カノは賢い選択をしたな、が最後の感想です。ヒロインも論理的思考力がある割には行動は浅はかで、ある事件からのトラウマや回復も安易に見えてしまいます。

 喩えるなら、アメリカンコーヒーみたいなアッサリ感のある中に酸っぱさが混じった感じでした。
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No.219:
(3pt)

喫茶店に行きたくなる

読書録「珈琲店タレーランの事件簿 また会
えたなら、あなたの淹れた珈琲を」3

著者 岡崎琢磨
出版 宝島社文庫

p64より引用
“エスプレッソの本場イタリアでは、デミタ
スカップを満たした少量のエスプレッソにたっ
ぷり砂糖を溶かしたうえで、数口でさっと飲
んでしまうのが一般的だ。カプチーノにする
などといったアレンジならともかく、ストレー
トで飲まれることはほとんどない。”

目次より抜粋引用
“事件は二度目の来店で
 ビタースウィート・ブラック
 乳白色にハートを秘める
 盤上チェイス
 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を”

 京都の喫茶店を舞台とし、店のバリスタと
常連客を主人公とした長編小説。
第十回『このミステリーがすごい!』大賞最終
候補作品『また会えたなら、あなたの淹れた
珈琲を』改題・加筆修正版。
 嫉妬深い彼女に、飲食店の床に投げられた
主人公。体を起こし、彼女を追いかける中、
一軒の喫茶店に心惹かれた…。

 上記の引用は、エスプレッソの飲み方につ
いて書かれた一節。
珈琲は家でインスタントくらいの私としては、
初めて聞く話でした。何でもそのままがいい
というわけでもないのですね。
 カフェ文化自体が田舎ではあまり馴染みが
ないので、正直読んでいてもピンと来ないと
ころがありました。街中で暮らしているか、
暮らしたことがある人なら、感情移入しやす
く評価も高くなる作品ではないでしょうか。
もちろん、コーヒー好きであれば、より一層
楽しめるでしょう。

ーーーーー
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.218:
(1pt)

びっくりするぐらいつまらない

びっくりしました。
稚拙な文章と、幼稚な推理謎解き、読むにたえない。
久しぶりに読むのを途中でやめました。
おすすめしません。
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No.217:
(2pt)

私には合いませんでした

こういうストーリーの流れに持っていきたいんだろうなというのは伝わるのですが、その為のトリックがお粗末で分かった所でうーん???となります。
キャラクターの言動や行動にもなぜそうなる?とモヤモヤすることが多いです。
なにより文章がすごく読み辛い。1/3くらい読んだところでもうお腹いっぱい。一応最後まで読んだけど続きはもういいかな。
気になって一気に3巻まで買ったのですが、どうしよう…
珈琲や謎解き等興味を惹かれるテーマでキャラクターも個性があるので、ハマればとても楽しめる作品ではないでしょうか。
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No.216:
(1pt)

キツイ…

文章が回りくどい感じで軽快さは全然ない。わざわざ文字数を多くしてる感じで読んでいて疲れる。内容も緊迫感もなく荒唐無稽な上に子供じみた内容でつまらない。なんでこんなに高評価なのか謎。最後まで読むと意外性があるとレビューにはありますが、第2章でやめます。他にも面白い小説はいっぱいあるので。
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No.215:
(4pt)

謎解き

謎解き面白い
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No.214:
(5pt)

もっと評価されるべき

途中で挫折しそうになりましたが、最後まで読んで良かったです。主人公の正体にびっくりしました。ケイゾク、SPEC、TRICKに似ているような気がしました。珈琲が映すのは、人のブラックのような黒い心の闇か、はたまたミルクのような心の光か。
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No.213:
(2pt)

ちょっと苦手な文体

キャラクターが好きになれなかった
トリックが平坦すぎた
どんでん返しのどんでん返しに驚きがなかった
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No.212:
(1pt)

つまらない男女の会話

読み始めたばかりです

それが義務かの様に
何でもかんでも
さまざまな表現をするのですが、
統一感がなく文体が美しくなく
味わいもないので
結果として回りくどいだけの文章
もう少し平易な表現にしたほうがいいですね。
読みづらくてしょーがないです汗
文法間違ってるレベルのもある笑

主人公の彼女との会話、
喫茶店の女の子との会話
がなんとも気持ち悪いです。

著者は女性と付き合ったことあるのか?
というくらいにつまらない会話。

とりあえず、事件が起きるまで頑張って読んでみよう
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No.211:
(1pt)

絶対にオススメできない史上最低のミソジニー小説※ネタバレ有

最初の謎解きの時点でつまらない予感はしていたが、最後まで読んでみると想像を遥かに超えるミソジニー全開胸糞小説だった。

物語はコーヒー好きの主人公が「喫茶タレーラン」という喫茶店のコーヒーを飲み、バリスタである切間美星という若い女性に興味を持つところから始まる。

バリスタの女性が4年前に不細工な男性に優しくする→優しくされた男が勘違いして告白する→振られた腹いせにバリスタの女性を襲う→主人公とバリスタが仲良くなる→4年間ストーカーを続けていた不細工がバリスタを再び襲う(しかも、ナックルダスターで!!)

という一連の流れがある。
一生モノのトラウマになってしかるべき出来事である。
これに対し、主人公の男はいったいどうしたか。
なんとストーカーの男を呼び出し、取引をしようとしたのである。

「勘違いするな。僕はお前を警察に突き出そうと考えているわけじゃない」
いやつきだせよ!!!!!ゴリゴリの犯罪者だぞ!!!!!
「つまり客である僕が、きっぱりと美星さんを拒絶しさえすれば、彼女がつらい思いをすることは二度とないんだな」
そんなわけないだろ!!!4年間ストーカーし続けた男がそれで納得すると思うか???男と仲良くなったらそのたびに襲われる可能性があることをわかってるのか?????

最後に一度だけバリスタの女性と会い、別れを告げようとする主人公は、バリスタの女性に「お前の淹れるコーヒーが不味くなったからもう会わないぞ!!」と言う。コーヒーを生業にしてる女性になんてこと言うんだ!!!!くそ野郎!!!!!!余計な事言わずに黙って去れ!!!!

しかもこの作者、根暗な不細工男に優しくしたせいで4年もストーカーされ3回も襲われたバリスタの女性に「反省が充分じゃなかった。人の痛みを想像できていなかったから、このようなことになってしまった」と言わせている。セカンドレイプここに極まれり。
そのうえ、付き合えないのに優しくしたことを反省しているバリスタの女性を主人公は大声で叱りつけたのである。
正気か????
つい数日前まで暴漢に襲われて入院していたストーカー被害者の女性に、「大声で」「叱りつけた」のである。
そのたいへんありがたい説教の内容はこうである。

「たとえ相手にとっての自分が、自分にとっての相手と同等の存在にはなれないとしても、あなたはその門に近づいてみればいい」

不細工な男の心の門を開けようとした結果、入院してたの理解してる????

ちなみに、最終的にバリスタの女性に成りすました柔道部の元カノがストーカー男を叩きのめし、今後彼女に近づくならお前のあられもない写真をばらまくぞと脅すことで事件は収束するのだが、あまりにも雑すぎないか???
4年間ストーカーを続けた男がそれで納得すると本気で思ってるのか???

そもそも「コーヒーの知識もないくせにコーヒーの話で若い美人バリスタをナンパするマンスプ男」にナンパされて疲弊しているバリスタに向かって「あなたも隅に置けませんね」という言葉をかける根性がキモオタそのものである。
まず止めに入れ!!!!

主人公の遠縁の親戚の女性が、バリスタの女性をしつこく口説き続けるマンスプ男にビンタを食らわせるのだが、このビンタに対し「こんなに自分に向き合ってくれる人はいない!!!バリスタの女なんてどうでもいい!好きだ!!」と言い出す。
それに対し、これまで散々ナンパを迷惑がっていたバリスタの女性が「紹介できる相手、見つかりそうですね」と言う事で短編が終わるのだが、このセリフにも作者の気持ち悪さが透けて見える。「迷惑で清潔感のない中年男」が20歳かそこらの女に告白した時、くっつけようとする女がどこにいる?
まして、不細工な男に優しくしたせいでストーカーされた過去がある女性が、そんな軽薄なことを言うわけがない。

珈琲の香り漂う上質なミステリーを期待していたら、とんでもない認知の歪んだミソジニー小説を読んでしまった。
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No.210:
(4pt)

状態が綺麗で喜んでいます

綺麗な状態でした。
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No.209:
(4pt)

文体に特徴

文体に好みがある作品
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800200725
No.208:
(2pt)

勿体無いのはどっち?

時間を割いて読む無駄をとるか、
最後まで読まないで捨ててしまう無駄をとるか、
時間とお金、どっちの無駄の勿体無いをとるか
選ばされるだけの買い物でした。
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No.207:
(4pt)

珈琲が飲みたくなる。

"目を細めて挽きたての豆の香りを嗅ぐ。うっとりしたその表情にドキドキしていると、彼女は僕にふわりと微笑んだ。『その謎、たいへんよく挽けました』"2012年発刊の本書は第10回"このミス"隠し玉(編集部推薦)にして、第1回京都本大賞受賞の珈琲店を舞台にした日常謎ミステリ人気作。

個人的には人気シリーズとして気になっていた事から、今回ようやく手にとりました。

そんな本書は京都に住む珈琲好きの主人公の"アオヤマ"が恋人と喧嘩別れした後、迷い込むように訪れた珈琲店タラーレン。そこで出会った理想の珈琲、魅力的な女性バリスタの切間美星(きりまみほし)と共に、店に持ち込まれる謎を軽妙に解き明かしていくわけですが。

まず、各章ごとに連続ドラマの様に繰り広げられる【主人公と美星の珈琲うんちく話】が良いですね。私自身はそんなに珈琲に詳しいわけではないですが、読んでいくうちに【喫茶店に珈琲でもいこうかな】と自然に思わされる魅力があります。

また本書はミステリといってもバダバタと【殺人事件が起きることはなく】傘を間違って持って帰られたり、彼氏のうわき調査をしたりといった『日常の謎』を解き明かしていくわけで。京都の風景を頭に浮かべながら気楽に楽しめるのも良かったです。シリーズ化されているみたいですが。一冊目の本書もきれいにまとまった終わり方をしているのも好印象。

珈琲好きな方、日常ミステリ、京都好きな方にもオススメ。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.206:
(5pt)

とても良い状態でした。

とても良い状態の者が早く届いてよかったです。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.205:
(4pt)

説明通り

説明通りのものが届いたのと早急に届きました
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No.204:
(2pt)

ああ、もうイライラする!

レビューなんてものをわざわざ書くのは、個人的にはだいたい次の2つの理由からでして。
ひとつは「こんな面白い作品があることをもっと他の皆さんに紹介したい!」で、もうひとつは「なんだこれ!? 金と時間返せ! うっぷん晴らしや!」という後ろ向きなもので。
残念ながらこの作品は後者に当たってしまいます。読み進めれば進めるほどイライラして苦痛になる小説でした。

その割りに★2にしてるのは、好きな方がいてもおかしくはない、と思うからです。個人的には★1でした。面白くないのならともかく、イライラしちゃうのはなかなかないですよ(汗)

で、理由を考えてみたんですが

1、キャラを好きになれない。

軽妙なキャラがウリみたいですが、単純に魅力がないです。ヒロインは絵に騙されなければw、好きでも嫌いでもないって程度なんですが……。
主人公とヒロインの会話がスカしてて、気持ち悪いです。最初はこういう味かと思って楽しんでたんですが、ずっと続くと気取った感じがめっちゃ鼻につきます。ああ、もうムズムズする!
好きなひとは好きかもしれませんが(作者はいいと思ってるわけですしね)、回りくどい表現が多くてカッコつけんな! と言いたくなります。
あとお互い敬語で喋っているので、主人公とヒロインの会話が続くとわかりにくいのも難点でした。

2、トリックがショボい。

日常的な謎を扱う、のはいいんですけどそのトリックがね……。さすがにショボいネタが続くと、読む気力が失せてきます。
叙述トリックを多用したり、頭使って考えているのはわかるんですけど、ミステリの面白さって「そうだったのか!」という爽快感だと思うんですよね~。それがない。皆無。
無理矢理読者を騙してる感がアリアリで、「実はこうでした!」とネタ明かしされても「はあ、そうですか」としか言いようがないトリックばかり……。こじつけっぽかったり、どうでもいい場所で叙述トリックが使われていたり。
本来の推理と関係ないところで読者だましても、「はあ?」じゃないですかね。作者は気持ちいいかもしれませんが、読んでる方は楽しくないんですよ。
まあ、普段ミステリを読んでない方は、新鮮に感じられるものがあったかもしれませんが(それで★2です)

3、文章の表現がウザイ。

基本的に長いっす。このレビューも長くて恐縮ですけど(汗)、これ書く必要あるか? という文章が多くてホントに読みにくい。
これがデビュー作らしいので、素人らしさが抜けてないってことなんでしょうかね。
ただ長いだけならまだしも、比喩表現がどうも的確でない部分があるんですよ。後半特に多くて。「え、何言ってるの?」と、まあイライラさせられましたわ。
しかも長々と説明した割りには、内容が薄っぺらい……。
というか内容が薄っぺらいから、なんとか説得しようとして言葉が多くなるのかもしれませんが。
本来なら物語全体の背骨となるヒロインの秘密がまず薄っぺらいんですよね……。犯人(といっていいのか)に対してもですけど、どうにも共感できないんですよ。全然人間を描けてない。
ミステリに分類されるとしたら、そこまで求めるのは酷かもしれませんけど、それならあっさり扱ってくれればいいんですよ。それを意気揚々と説明されるので(そう感じちゃうんですってば)、「そんな薄い内容をカッコつけて語るなよ……」とちょっとニヤけてくるほどでした。

ラノベのような薄い内容なのに、文章は軽快じゃないので、なんか勿体ない感もありました。
トリックの発想自体は面白いものもあったと思うんですけど、使い方が悪いというか……。ナルシス臭がありますよね、いろいろとw 全体的にw
多分そこがイライラした原因だと思いますが、気にならない方はボクよりは楽しく読めると思います。
ボクは二度と読みません。
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