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Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件



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Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件の評価: 3.14/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

いまいちでした

ユニークなのは「覗き見探偵」という設定だけですね。
なんたってこの探偵、法律を破る破る、警察手帳を偽造して聞き込みをするとかあり得ない探偵でした。
それ以外には特に見るべきものは無く、主人公が○○であるという設定なんかはミステリでは飽きるほどあって、もう禁じ手にしてもいいほどです。
ストーリーもトリックも見るべきものは無く読むのが苦痛でした。
Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800200741
No.1:
(1pt)

一方的で置いてきぼり,『のぞき見探偵』も名前負け

一人称視点で進む物語は,はじめこそ語り部の頼りなさげな様子に,妙な親近感すら抱くものの,
たびたび挟まれる,「自分は人とはズレている」的なアピールが,少しずつ煩わしさとなっていき,
物腰の弱さを表現したであろう語りも,続けば続くほど冗長で,ウジウジして気分がよくありません.
三十代後半の設定ながら,下の名前を『君付け』で呼ばれ,それが著者と同じ名前というのもあまり….

話の動き出しもかなり遅く,全体の三分の一を使って移動,説明というのはさすがに退屈してしまい,
その間にバラ撒かれた前フリの数々も,それまでの長さもあり,さすがに狙いすぎに感じてしまいます.

窃視症(のぞき見癖)の探偵にしても,盗聴器やカメラは登場すれど,その場面が描かれることはなく,
「覗いていたらこんなことが」とすでに『事後』で,あとはそれを基に話すだけと,完全に名前負けです.
また,ミステリというよりサスペンスに近く,事件の謎や真相も言葉はよくないのですがほとんどが後付け.
「実はあの人は」「実はあのとき」ばかりで,しかもそれらの大半は,作中から見つけ出すことは不可能です.

あれこれ詰め込み,一方的に盛り上がり,一方的に収束.こちらは置いていかれ,ただ疲れるばかりでした.
Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800200741

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