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Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件
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Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ユニークなのは「覗き見探偵」という設定だけですね。 なんたってこの探偵、法律を破る破る、警察手帳を偽造して聞き込みをするとかあり得ない探偵でした。 それ以外には特に見るべきものは無く、主人公が○○であるという設定なんかはミステリでは飽きるほどあって、もう禁じ手にしてもいいほどです。 ストーリーもトリックも見るべきものは無く読むのが苦痛でした。 | ||||
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一人称視点で進む物語は,はじめこそ語り部の頼りなさげな様子に,妙な親近感すら抱くものの, たびたび挟まれる,「自分は人とはズレている」的なアピールが,少しずつ煩わしさとなっていき, 物腰の弱さを表現したであろう語りも,続けば続くほど冗長で,ウジウジして気分がよくありません. 三十代後半の設定ながら,下の名前を『君付け』で呼ばれ,それが著者と同じ名前というのもあまり…. 話の動き出しもかなり遅く,全体の三分の一を使って移動,説明というのはさすがに退屈してしまい, その間にバラ撒かれた前フリの数々も,それまでの長さもあり,さすがに狙いすぎに感じてしまいます. 窃視症(のぞき見癖)の探偵にしても,盗聴器やカメラは登場すれど,その場面が描かれることはなく, 「覗いていたらこんなことが」とすでに『事後』で,あとはそれを基に話すだけと,完全に名前負けです. また,ミステリというよりサスペンスに近く,事件の謎や真相も言葉はよくないのですがほとんどが後付け. 「実はあの人は」「実はあのとき」ばかりで,しかもそれらの大半は,作中から見つけ出すことは不可能です. あれこれ詰め込み,一方的に盛り上がり,一方的に収束.こちらは置いていかれ,ただ疲れるばかりでした. | ||||
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