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(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆
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ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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心待ちにしていた3巻ということで、早速手に取り読ませていただきました。 率直な感想としては、1巻、2巻より薄味になったな・・・と想います。 正直な所、前作、前前作とは読み終わった後の心境が全く違うのです。 一つに、前作等を読み終わった直後は とても本を大切にしたくなる本だな と、とても晴れやかな気持ちになり、 こんな結末だったんだな・・・憑き物が落ちたような気分になりました。 今回の作品ではどうでしょうか、 読み進めれば読み進める程に、心のなかでは 今までのシリーズと悪い意味で何かが違う といった想いが芽を出してくるのです。 良心的な解釈をすれば この3巻に汚れ物としての役割をさせているのではないのか とも考えることができます。 これは今後4巻以降の仕上がりを見ればわかるのでしょうが、 とにかく、全体的に結末を知った後ももやもやが晴れない そんな想いで一杯です。 また、一つに これは本当に失礼この上無い感想だとは思うのですが もはや古書の扱いがおまけ程度にしか感じられなくなってきたなぁ というのもまた私の正直な気持ちではあります。 本当に1,2巻を読み終わった後に感じた 本を大切にしたくなる本 という感情が、面白いほどに沸き上がってこないのです。 とは言え、第二話の本探しの話しは 最初のヒントを軽くネットで辿ってみたところで コレと言った回答に辿りつけなかった所はさすがだと思いました。 あくまで嗜好の方向性の差なのでしょうが 個人的にはいまいちと言ったところでした。 稚拙なレビューですが最後まで読んでくださりましてありがとうございました。 | ||||
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前2作は「古書を巡るミステリー」という色合いが濃い作品でしたが、本作は若干毛色が異なります。 ストーリーの主軸は、主人公である栞子とその母親にあります。今後はしばらくこの路線になりそうです。本格ミステリーでもなく、「古書」にもそれほどの重点が置かれていない、いかにもライトノベルといった感じのキャラクターもの。 賛否が分かれるでしょう。 | ||||
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意味深なプロローグではじまる本作は,『物語はようやく本編』という前巻の『あとがき』どおり, ヒロインの抱える『問題』について,驚きの事実と併せ,少しずつながらも踏み込まれていくようで, その進み具合はやや遅めかもしれませんが,『将来』へと繋がるであろうあれこれが綴られていきます. また,別の家族の問題を織り交ぜながら,彼女の内面を掘り下げていくあたりは自然と引き込まれ, 『絆』を求める妹の存在,新たな人物の登場など,今後への広がりを期待させるものとなっています. ただ,その流れから生まれた彼女の『変化』を,一言と数行だけで片付けられてしまったのは残念で, その様子はもちろん,表情であったりそこへたどり着くまでのやり取りはぜひ描いてほしかったところ. かと思えば,エピローグで長々と『説明』が入るのには興ざめで,しかもあまりに予想通りでガッカリ…. 謎解きにしても,悪くはないのですが,各話,小ネタも含めて,これまでより薄味で物足りなさが残ります. | ||||
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